自転車の定番メーカーをまとめました
自転車ショップに行くと、ほんとに多くのメーカーの自転車がありますよね。今回は、ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなど、スポーツバイクを中心に、世界的に人気がある定番メーカーを集めました。
定番メーカーなら、性能も安心
今回ご紹介する各メーカーは、自転車の各ジャンルのレース実績が豊富なメーカーも数多くあります。競技での実績が高いと、自転車の性能も安心できますよね。
ヨーロッパの自転車メーカー6選
まずは、サイクルスポーツの本場、ヨーロッパの自転車メーカー6社をご紹介します。
Bianchi(ビアンキ)/イタリア
鮮やかな緑色(チェレステカラー)が有名なイタリアの自転車メーカー「ビアンキ」は、世界最古のメーカーでもあります。ロードレース界では、現在は機材供給をメインに行っています。チェレステのかわいい色使いのロードバイクやクロスバイクなどは、女性にも大人気です。
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GIOS(ジオス)/イタリア
オリンピアンでもあるプロレーサー、トルミーノ・ジオスが創業したイタリアの自転車メーカーです。「ジオスブルー」と呼ばれる鮮やかな青色の自転車が人気です。クロモリの細いフレームのスポーツバイクは、カジュアルに街で乗りたい人におすすめです。
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FELT(フェルト)/ドイツ
フェルトはモータースポーツのメカニックだったジム・フェルトが、自身のためのトライアスロンバイクを作ったのが始まりです。その後、ドイツ・アメリカを中心にロードバイク・マウンテンバイク・BMX・シティサイクルなどを展開し、総合的な自転車メーカーとなっています。
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CANYON(キャニオン)/ドイツ
ドイツのメーカー「キャニオン」。プロチームへの機材供給などでも有名です。小売店を通さず、インターネットで直接販売していて、コストを抑えたパフォーマンスが高いバイクは、とても人気があります。
Cinelli(チネリ)/イタリア
プロレーサーだったチーノ・チネリが1948年に創業したメーカー。フレームメーカーのコロンバスとの縁が深く、精度の高いフレームの車体は、デザインも特徴的でスタイリッシュです。車体以外にも、サイクルキャップやバーテープなどのパーツ類も、お洒落で人気があります。
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RALEIGH(ラレー)/イギリス
ツールドフランスを制したこともある、100年の歴史を持つ英国の自転車メーカー「ラレー」。クロモリなどを採用したスタイリッシュなヴィンテージ風バイクを得意としています。ラレーの自転車は、大人な雰囲気がありますよ。
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アメリカ・カナダの自転車メーカー4選
革新的な技術を持つアメリカ・カナダの自転車メーカー4社をご紹介します。
TREK(トレック)/アメリカ
競技から街乗りまで、サイクルスポーツをリードし続けるアメリカの総合自転車メーカー。ロードバイク・マウンテンバイクではレースでもトップチームであり、傘下にはマウンテンバイクを開発した「ゲイリーフィッシャー」、コンポーネントメーカーの「ボントレガー」などがあります。
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Cannondale(キャノンデール)/アメリカ
高性能・高品質なアルミフレーム作りが得意なキャノンデール。近年はカーボンフレームにも注力し、プロレースでも結果を残しています。片側のみのフロントフォークの「レフティーフォーク」のスポーツバイクなど、他のメーカーでは見られない個性的な自転車も作っています。
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SPECIALIZED(スペシャライズド)/アメリカ
レースではトップクラスの実力を誇るアメリカのメーカー、スペシャライズド。略して「スペシャ」と呼ぶ人もいます。高いクオリティを持つスポーツバイクはハイエンドユーザーからも大人気です。また、シンプルなデザインのアパレルなども、人気のメーカーです。
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FUJI(フジ)/アメリカ
日本で創業され、100年以上の歴史を持つ自転車メーカーです。国内では実用車・スポーツ車ともにパイオニアですが、現在は資本がアメリカのメーカーです。現在はスポーツサイクルを主軸に、チームへの機材供給や、ストリートで人気のシングルスピードバイクを製造しています。
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ROUIS GARNEAU(ルイガノ)/カナダ
ロサンゼルス五輪にも出場した選手ルイ・ガノーが創業したカナダのスポーツ用品メーカーの「ルイガノ」。自転車用品やアパレルと得意とし、日本では街乗りからキッズサイクル、スポーツサイクルまで幅広く展開ししています。
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台湾の自転車メーカー2選
新しい技術で、自転車の開発・生産を一手に担う台湾の自転車メーカー2社をご紹介します。
GIANT(ジャイアント)
台湾のGIANT(ジャイアント)は、世界的な自転車総合メーカーです。開発から生産までを自社で行い、傘下であるパーツメーカーとの連携で、高品質ながら価格を抑えた自転車を作っています。ロードバイク・マウンテンバイクレースでもトップメーカーですが、性能の高い街乗り用のクロスバイクも人気があります。
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MERIDA(メリダ)
ジャイアントと双璧となる台湾の総合自転車メーカー「メリダ」。日本国内ではブリヂストン、ミヤタと縁が深くOEMの車体が多い事でも有名です。レースでの評価も高く、ロードレースではトップチームへの供給、マウンテンバイクでは世界選手権も制覇しています。
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日本の自転車メーカー5選
続いては、我らが日本の自転車メーカー5社をご紹介!
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
タイヤメーカーとして有名なブリヂストン。通勤や通学に人気のシティサイクルは品質・シェアともに国内トップクラスの、誰もが知るメーカーです。
ANCHOR(アンカー)
ゴルフやモータースポーツなど、スポーツ部門も幅広く展開するブリヂストンのサイクルスポーツ部門が「ブリヂストンアンカー」です。ブリヂストンが運営し、アンカーを採用する国内の自転車チーム「チームブリヂストンサイクリング」は、国内を代表する自転車チームです。
Panasonic(パナソニック)
国内有数の電機メーカーパナソニックのグループ企業です。創業の松下氏が自転車店で就労したことから、強い自転車への思い入れがあり、自転車をはじめ自転車用タイヤ「パナレーサー」や、フルオーダーシステムの高いクオリティのスポーツバイク、電動アシスト自転車も人気が高いです。
MIYATA(ミヤタ)
国内のサイクルスポーツを牽引してきたメーカーのひとつの「ミヤタ」。現在はメリダ傘下のメーカーとして、往年のクロモリや電動自転車を主軸に展開しています。
KhodaaBloom(コーダーブルーム)
ホダカ自転車のスポーツサイクル部ブランドとして展開している「コーダーブルーム」。同社にはシティサイクルの「マルキン」、スポーツサイクルの「ネスト」もあり、コーダーブルームはシティユースから本格的なロードバイクまでを展開しています。
自分に合った自転車、どうやって見つける?
気になるメーカーやモデルが見つかっても、他にも種類がありすぎて決められないなんてこともありますよね。そんな方に、ちょっとした自転車の選び方のコツをご紹介します。
好きな見た目やデザイン
スペックも大事ですが、やはり気に入った見た目のモデルを選ぶのは、とっても大事です。好きな見た目、カラーの自転車なら長く楽しめますし、モチベーションもあがりますよ!
エントリーモデルもおすすめ
初めてスポーツサイクルを購入するなら、価格の抑えられたエントリーモデルもおすすめです。通勤・通学や街乗りにも使いやすいですし、カスタムベースとしてもおすすめです!
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自転車ショップで実車に触れてみよう
自転車を購入するときはスペックで吟味するのも大切ですが、実際に実物をチェックしたり、可能であれば試乗してみるのもおすすめします。各メーカーのWebサイトには、正規取扱店が紹介されていますので、気になるメーカーがあったら近所のショップをチェックしてみましょう!