【2023年】おすすめの自転車用チェーンクリーナー20選。使い方も解説!

【2023年】おすすめの自転車用チェーンクリーナー20選。使い方も解説!

自転車用のチェーンクリーナー、スプレータイプや洗浄機タイプなど、種類が多くてどれを選ぶべきか悩みますよね。この記事では、自転車用チェーンクリーナーの選び方やおすすめ製品を紹介します。

また、チェーンクリーナーの正しい使い方や頻度、他のアイテムでも代用できるのか?などについても解説しますよ!

目次

チェーンクリーナーで、自転車チェーンを掃除しよう

チェーンを掃除している様子

自転車のチェーンは、定期的にチェーンクリーナーで掃除をする必要があります。なぜなら、汚れやゴミがチェーンに付着したままだと、錆びたり摩擦で傷んでしまうから。また、変速やチェーンの動きが鈍くなり、パフォーマンスも低下します。

チェーンクリーナーの選び方

それでは、チェーンクリーナーの選び方を見ていきましょう。重要なポイントは、以下の3つです。

チェーンクリーナーの選び方

  1. メンテ頻度や汚れの具合に合わせて選ぶ
  2. 水洗いが難しい場合は「水洗い不要」がおすすめ
  3. チェーンクリーナーとパーツクリーナは別物

メンテ頻度や汚れの具合に合わせて選ぶ

まずは、「どれくらいの頻度で掃除をするのか」「どれぐらいチェーンが汚れているのか」で、スプレーか液体、洗浄器タイプのどれにするのかを考えましょう。

手軽に掃除できる「スプレー」タイプ

スプレータイプのチェーンクリーナー
出典:Amazon

頻繁にチェーン掃除をするなら、スプレータイプのクリーナーがおすすめ。スプレーを噴射してブラシで擦るだけなので、手軽にチェーンを掃除できます。また、ブラシが付属しているかもチェックしましょう。付属していれば、別途購入する必要がなくなりますからね。

コスパに優れる「液体」タイプ

液体タイプのチェーンクリーナー
出典:Amazon

液体タイプは、スプレータイプよりも比較的リーズナブル。ウエスに染み込ませてチェーンを拭いたり、先端にノズルが付いているモデルであれば、液体を噴射してブラシで擦ります。

また、この後紹介する「洗浄器」タイプは、この液体タイプのチェーンクリーナーが必要ですよ。

しっかり汚れを落とす「洗浄機」タイプ

洗浄器タイプのチェーンクリーナー
出典:Amazon

洗浄機タイプは、容器の中に液体のチェーンクリーナーを入れ、チェーンをセットしてクランクを回します。ブラシがチェーンを挟み込んで汚れをかき出すため、しっかりと掃除できますよ。ただし、他のタイプよりも高価というデメリットがあります。

水洗いが難しい場合は「水洗い不要」がおすすめ

チェーンの水洗い

マンションやアパート住みで水洗いが難しい方は、「水洗い不要」タイプのチェーンクリーナーを選びましょう。水洗い不要タイプであれば、最後に水で洗い流す必要がありませんよ。

チェーンクリーナーとパーツクリーナーは別物!

バツマーク

名称や効果は似ていますが、チェーンクリーナーとパーツクリーナーは別物。

パーツクリーナーは速乾性の「脱脂剤」で、チェーンクリーナーは乾きにくい「洗浄剤」です。チェーンクリーナーはすぐに揮発せずその場に留まるので、汚れを浮かせてくれます。そのためチェーンクリーナーの方が汚れを落としやすいですよ。

チェーンを綺麗にするなら、チェーンクリーナーを使いましょう。

おすすめのチェーンクリーナー20選

それでは、おすすめのチェーンクリーナーを「スプレー」「液体」「洗浄器」タイプに分けて紹介していきますよ!

スプレータイプ 6選

まずは、手軽に洗浄ができるスプレータイプを見ていきましょう。

AZ(エーゼット) MCC-002 パワーゾル チェーンクリーナー

遅乾性で油汚れをじっくり落とす

水洗い不要のバイク用チェーンクリーナー。自転車チェーンにも最適です。遅乾タイプなので、チェーンの汚れをじっくり分解します。また、浸透性が高く、チェーンの隙間にも入り込んで、汚れを溶かして落としますよ。

容量650ml
ブラシの付属
水洗い不要

KURE(呉工業) 自転車専用チェーンクリーナージェット

ジェット噴射で頑固な汚れを速効洗浄

強い噴射力と洗浄力で、チェーンの汚れを落とします。また、防錆剤を含んでいるため、使用後に放置しても錆びにくく、パーツを傷めにくいです。乾燥スピードは中乾性なので、すぐに乾かず洗浄成分がチェーンの奥まで届き、汚れを落としますよ。

容量520ml
ブラシの付属×
水洗い必要

シュアラスター チェーンクリーナー

プロと共同開発!

プロロードレースチームと共同開発したチェーンクリーナー。一般のサイクリストはもちろん、プロのレーサーでも満足できる品質に仕上がっています。粘度の高い油汚れから、水分を含んだ泥砂汚れまでしっかり落としますよ。

容量480ml
ブラシの付属
水洗い必要

Muc-Off(マックオフ) BIO CHAIN CLEANER

高性能バイオチェーンクリーナー

Muc-Offの高性能バイオチェーンクリーナー。高度な溶媒を使用して頑固な汚れを迅速かつ安全に除去するよう特別に配合。オイルとグリースを分解してチェーン全体をクリーンにします。

容量400ml
ブラシの付属×
水洗い必要

Wako's(ワコーズ) CHA-C チェーンクリーナー

少ない量で洗浄できる!

非乾燥性なので、少ない量で洗浄できるチェーンクリーナー。頑固な油・グリース汚れを落としてくれますよ。また、防錆剤を配合しているので、洗浄後の錆の発生を抑えます。

容量330ml
ブラシの付属
水洗い必要

EVERS Plus(エバーズプラス) チェーンクリーナー

洗浄性が強く、環境にやさしい!

洗浄性が強く、環境にやさしいタイプの化学洗浄剤です。チェーンに付着したオイル、グリスなどの油汚れや金属粉、ホコリを簡単に除去することができます。スプレーすると徐々に乾燥するので、汚れを残しませんよ。

容量300ml
ブラシの付属×
水洗い必要

液体タイプ 9選

続いて、液体タイプを紹介します。スプレータイプよりも、比較的リーズナブルですよ。

MORGAN BLUE(モーガンブルー) チェーンクリーナー

1000mlの大容量でコスパ◎

自転車競技の本場ヨーロッパ、その中でも自転車が国技となっているベルギーで開発・生産されているMorgan Blueの製品。多くのプロチームに使用されている、高品質でコスパに優れるクリーナーですよ。

容量1000ml
ブラシの付属×
水洗い必要

AZ(エーゼット) BIcc-002 自転車用 チェーンクリーナー

水洗い不要で、潤滑剤・防錆剤も配合

速乾性に優れているため、洗浄後のふき取り・水洗いが不要。手軽に使用できます。また、潤滑剤と防錆剤を配合しているので、別途オイルをさす必要がありません。洗浄後、すぐに走行できますよ。

容量1000ml
ブラシの付属×
水洗い不要

FINISH LINE(フィニッシュライン) エコテック バイク チェーン ディグリーザー

強力かつ安全な洗浄力

大豆から抽出した溶剤を含む100%活性成分で作られた万能チェーンクリーナーです。金属部品の頑固な汚れ除去に十分な洗浄力を持ちながら、表面素材への安全性も兼ね揃えていますよ。

容量600ml
ブラシの付属×
水洗い必要

Muc-Off(マックオフ) ドライブチェーンクリーナー

ドライブトレインを短時間でクリーニング

チェーンオイルやワックスの残存した不要物や汚染物質を除去。わずかな時間でドライブチェーン機構の深層までクリーンアップできます。チェーンに付着した頑固な汚れを落としますよ。

容量500ml
ブラシの付属×
水洗い必要

AZ(エーゼット) 自転車用チェーンディグリーザー

チェーンの奥まで浸透する!

植物系洗剤を使用。チェーンの奥深くまで浸透するタイプなので、チェーンすき間の汚れを隅々まで落とします。また、防錆剤を配合しているので、洗浄後のチェーンのサビを防いでくれますよ。

容量500ml
ブラシの付属×
水洗い必要

AZ(エーゼット) チェーンディグリーザー ムースタイプ

ムースタイプのチェーンクリーナー

たれ落ちにくいムースタイプで、チェーンの隙間に入り込み、油汚れをみるみる落とします。防錆剤も配合しているので、チェーンのサビを防いでくれますよ。

容量500ml
ブラシの付属×
水洗い必要

GORIX(ゴリックス) 自転車 チェーンクリーナー

浸透性にすぐれたチェーンクリーナー

チェーンの奥深くまで浸透し、チェーンのすき間の汚れを落とします。金属・プラスチック・ゴムパーツなどを傷めにくく、また無臭タイプなので、クリーナー特有の香りが苦手な方でも安心して使用できますよ。

容量500ml
ブラシの付属×
水洗い必要

PEDRO'S(ペドロス)   ディグリーザー 13

強力な洗浄力を持つ新世代ディグリーザー

強力な洗浄力を持ちながら、完全に生分解性、無溶剤、植物由来、ゼロVOC(有機溶剤)なので、どのような素材にも安全に使えます。「単に汚れが落ちればいい」という訳ではなく環境への配慮も重要な現代において、正にうってつけのクリーナーと言えるでしょう。

容量473ml
ブラシの付属×
水洗い必要

SENSHA ドライブクリン for Bicycle

洗浄後、チェーンを触っても手が汚れないほど綺麗に!

自転車に使われている様々な素材(パーツ)を傷める危険性も少なく、チェーンや変速機の油汚れを強力に洗い流せるクリーナーです。油汚れが蓄積したチェーンなども、洗浄後はチェーンを直接手で触っても黒く汚れないほど綺麗に洗浄できますよ。

容量250ml
ブラシの付属×
水洗い必要

洗浄器タイプ 5選

最後に、しっかりと汚れを落とす洗浄器タイプです。

FINISH LINE(フィニッシュライン) チェーンクリーナー

3つのブラシとマグネットが汚れをかき取る

3つの回転製ブラシがチェーンの汚れを隅々までかき出し、マグネットが金属摩耗粒子を吸着します。比較的高価ですが、洗浄力は強力ですよ。

AZ(エーゼット) 自転車チェーン洗浄器

リーズナブルな洗浄器

リーズナブルでコンパクトな洗浄器です。2つのブラシが汚れをかき出してくれます。ハンドルの形状が、掴みやすいところも嬉しいポイント。

BBB(ビービービー) ブライト&フレッシュ BTL-21

4つのローラーで、隅々まで綺麗に!

自転車用品メーカー、「BBB」のチェーン洗浄器。4つのローラーが、チェーンを隅々までクリーニングしますよ。

PEDRO'S(ペドロス) チェーンピッグ2

キュートなブタの形をした洗浄機

キュートなブタの形をしていますが、プロメカニックも使えるような機能を持っています。1回のクリーニングに使用する洗浄液は30mlと、経済的な製品ですよ。

Muc-Off(マックオフ) X-3 DIRTY CHAIN MACHINE

洗浄液が付属!

MUC-OFFが人間工学に基づいて設計・製造したチェーン洗浄器です。120の接触点が、チェーンの深層部までクリーンアップ。75mlの洗浄液が付属しますよ。

チェーンクリーナーの正しい使い方

ここからは、チェーンクリーナーを使って、実際に汚れを落とす手順を解説します。チェーンクリーナーを使ったことがない人は、ぜひ参考にして下さいね。

用意するもの

チェーンの汚れを落とすには、クリーナー以外にも必要なアイテムがあります。それぞれ見ていきましょう。

自転車にスタンドがついてない場合は、別途メンテナンス用のスタンドを用意しましょう。スタンドがあれば車体が安定するので、快適にチェーン掃除ができますよ。

チェーン掃除は、油で手が真っ黒に汚れやすいので、軍手をつけて作業した方がいいですよ。

自転車メーカー等から専用ブラシが販売されていますが、ナイロンであれば100円ショップやホームセンターでも見つけられます。鉄や真鍮製は、チェーン表面を傷つけてしまうので避けた方がいいですよ。

汚れや水分を拭き取るために、ウエスも準備しましょう。使い古したタオルやシャツなど、吸水性の高い布地でも代用できますよ。

クリーナーでチェーンを綺麗にしたら、オイルをさしてチェーンの動きを滑らかにしましょう。クリーナーとオイルを合わせて使うことで、自転車本来の走りを取りもどせますよ。

【スプレータイプ】チェーン掃除の手順

スプレータイプのチェーンクリーナー
出典:編集部

それでは、まずはスプレータイプの手順を解説します。

クリーナーをチェーンに吹き付ける

クリーナーをチェーンに吹き付ける
出典:編集部

作業しやすいように自転車をスタンドにセットしたら、チェーン下側にウエスをあてて、上からクリーナーを噴きつけます。間隔はウエスにおさまるくらいで、10cm~15cmずつ噴きかけましょう。

ブラシで汚れをこすり、ウエスで拭きとる

ブラシで汚れをこすり、ウエスで拭きとる
出典:編集部

チェーンを1周回しながら、ブラシで汚れをこすります。1周回しても汚れが落ちていない場合は、再度こすってください。

シマノ製チェーン
出典:編集部

シマノ製チェーンの場合、一箇所だけ黒いピンがあるので、それを目印に1周回すと分かりやすいですよ。

最後に、チェーンオイルを注す

最後に、チェーンオイルを注す
出典:編集部

ウエスで汚れを拭きとった後はチェーンオイルを注油し、ペダルを数回まわします。オイルをチェーン内部まで行き渡らせましょう。


▼ おすすめのチェーンオイルと、正しい注油方法について解説している記事はこちら!

【洗浄器タイプ】チェーン掃除の手順

洗浄機タイプのチェーンクリーナー
出典:編集部

続いて、洗浄器タイプの手順を解説します。

チェーン洗浄器の準備

チェーン洗浄器の準備
出典:編集部

まずは、液体タイプのチェーンクリーナーを規定ラインまで入れます

クランクを回してチェーンを動かす

クランクを回してチェーンを動かす
出典:編集部

洗浄機にチェーンをセットしたら、メーカー指定の回転方向へクランクをゆっくりと回します。早く回しすぎるとブラシが立たず汚れが落ちないので、ゆっくりと回すようにしましょう。

使用後の洗浄液
出典:編集部

チェーンの汚れがひどい場合は、洗浄液を入れなおして繰り返しますが、やりすぎるとオイルが落ちすぎるので注意してください。使用後の洗浄液は、古新聞などに吸わせて燃えるゴミとして処理しましょう。

最後に、チェーンオイルを注す

最後に、チェーンオイルを注す
出典:編集部

スプレータイプと同様に、チェーンが綺麗になったらチェーンオイルを注油しましょう。

チェーンクリーナーに関するよくある質問・疑問

最後に、チェーンクリーナーに関するよくある質問と、それに対する回答を見ていきましょう。

どのくらいの頻度でチェーン掃除すればいいの?

チェーンの掃除

1ヶ月に1回を目安に掃除してください。ただし、走行距離や天候によっては多少異なります。回転の音が気になる、ペダルが重い、見た目が黒く汚れている、このようなケースに該当する場合は、早めにチェーン洗浄・注油をしましょう。

チェーンクリーナーとディグリーザーの違いは?

クエッションマーク

チェーンクリーナーとディグリーザーは、呼び方が違うだけで、「同じもの」です。ただし、液体タイプのチェーンクリーナーを、ディグリーザーと呼ぶ傾向がありますよ。

チェーンクリーナーは日用品等で代用できる?

食器用洗剤

灯油や食器用洗剤での代用ですが、結論はおすすめしません。洗浄力が強すぎてチェーンを痛めてしまう、もしくは洗浄力が弱すぎて汚れが落ちない可能性があるからです。チェーンの汚れを落とすなら、やはり専用のクリーナーがおすすめですよ。

チェーンを綺麗にして、快適に自転車に乗ろう!

チェーンの掃除

快適に自転車に乗り続けるには、定期的にチェーンを綺麗にする必要があります。これを機に、ぜひチェーンをピカピカに掃除してくださいね!

チェーンクリーナーの売れ筋ランキング

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