おすすめの自転車用チェーンクリーナーまとめ!洗浄器・スプレーの使い方もご紹介

おすすめの自転車用チェーンクリーナーまとめ!洗浄器・スプレーの使い方もご紹介

自転車のパーツの中でも、とくに汚れやすいチェーン。快適にサイクリングを楽しむためにも、定期的にチェーン洗浄を行うといいですよ。

そんなチェーン洗浄作業を、かんたんに手軽に行うには、チェーンクリーナーがおすすめです。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

チェーンクリーナーは、洗浄器タイプとスプレータイプの2種類

自転車のチェーンクリーナー

撮影:筆者

「チェーンクリーナー」と呼ばれる製品は、大きく分けて洗浄器タイプとスプレータイプの2種類あります。それぞれどんな特徴があるか、みていきましょう。

①しっかり汚れを落とすなら「チェーン洗浄器」

自転車のチェーン洗浄器
出典:Amazon

洗浄液を入れて使う、チェーンクリーニング専用の器具です。手を汚さず、スプレーと比べて時間も手間もかからないでしょう。

洗浄器タイプの洗浄方法

洗浄器タイプの使い方

撮影:筆者

本体をチェーンにセットし、本体を固定したままクランクをゆっくり回します。手や自転車が汚れにくく、手軽にクリーニングができますよ。

洗浄器はディグリーザーも必要

洗浄器とディグリーザー

撮影:筆者

洗浄器には専用の洗浄液も必要です。基本的にはどのメーカーの洗浄液も使用できますが、洗浄機本体への影響もあるので、メーカー指定の洗浄液の使用をおすすめします。

②汎用性の高い「スプレー」タイプ

スプレータイプのチェーンクリーナー

撮影:筆者

チェーンクリーナーとして販売されているスプレータイプの製品は、パーツクリーナー・ディグリーザーとしても使用ができます。チェーンだけでなく、スプロケットやクランクのしつこい汚れも落とせるでしょう。

スプレータイプの洗浄方法

スプレータイプの使い方

撮影:筆者

スプレータイプでのクリーニングは、チェーンに直接、スプレーを噴射して拭きとる作業を繰り返します。スプレーのみで作業ができるので、ランニングコストも抑えられるでしょう。

▼▼チェーンの洗浄方法をまとめた記事はこちら▼▼

あわせて準備しておきたいアイテム

自転車とチェーン洗浄アイテム一式

撮影:筆者

チェーンクリーナー以外に、次のアイテムも準備すると、すぐ作業できますよ。

  • ●手袋(軍手、メンテナンスグローブ、ビニール手袋など)
  • ●ウエス
  • ●ブラシ
  • ●チェーンオイル
  • ●メンテナンススタンド

作業は、汚れてもいい服装でおこないましょう。作業場所が屋内なら、床や壁に汚れが飛び散らないように注意してください。ブルーシートや、段ボールがあると便利ですね。

ふき取るだけで綺麗にならない時は、ブラシを使うのもいいでしょう。あまりに汚れがひどい場合は、中性洗剤や専用クリーナーもおすすめです。

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【洗浄器タイプ】おすすめのチェーンクリーナー6選

それでは、洗浄器タイプ・スプレータイプそれぞれのおすすめ製品をご紹介します!

AZ 自転車用チェーン洗浄器 DX

ローラー2個で、チェーンの縦横に接するブラシが内部まで入り込み、汚れをくまなくかき出します。コストパフォーマンスに優れた製品です。

素材ポリカーボネート
注意事項容器が劣化する恐れがありますので、AZ自転車用チェーンクリーナー「シトラスゾル」「シトラスゾルブ」を入れてのご使用は避けてください。

BARBIERI チェーンクリーナーキット BCH2

3つのローラーブラシと平型スクレーパーが、隅々までチェーンの汚れを落とします。リアディレーラーのプーリーにセットするので、本体を押さえなくてもクリーニングが行えます。

付属品バイオ・ディグリーザー50ml、チェーンルーブ60ml
重量160g

BBB ブライト&フレッシュ

自転車用品メーカー、BBBのチェーン洗浄器。4つのローラーが付いていて、チェーンを隅々までクリーニングします。

重量280g
サイズ186×175×36mm

PEDROS チェーンピッグ2

キュートなブタの形をしていますが、プロメカニックも使えるような機能を持っています。1回のクリーニングに使用する洗浄液は30mlと、経済的な製品。

FINISH LINE プロチェーンクリーナーキット

チェーンオイルや、チェーンクリーニングアイテムが豊富なメーカー、FINISH LINEの洗浄器です。3つのロータリーブラシと、スクレーパーでチェーンを隅々まで洗浄します。取替え用ブラシもあるので、何回でも使えるでしょう。

付属品エコテックバイクチェーンディグリーザー(120ml)1本、ドライバイクルブリカント(60m)1本

PARK TOOL CG-2.4 チェーンギャング

自転車用工具では名門のPARK TOOLが作る、小型のチェーン洗浄器。グリップが握りやすい形になっています。付属のギアクリーンブラシは、スプレータイプで洗浄するときに活躍するでしょう。

原産国アメリカ

【スプレータイプ】おすすめのチェーンクリーナー6選

おすすめのスプレータイプのチェーンクリーナーをご紹介します。

AZ チェーンクリーナー パワーゾル スプレー650ml

水洗い不要のチェーンクリーナー。逆さ噴射可能。

スプレーで汚れを吹き飛ばし、遅乾性なのでチェーンの奥まで浸透し汚れをとります。コストパフォーマンスに優れたAZ製品は、頻繁にメンテナンスしたい人の強い味方ですね。

付属品ブラシ

EVERS Puls チェーンクリーナー

頑固な汚れやサビも、そぎ落とします。フレームやゴム製品への影響もなく、安心してメンテナンスに使えるでしょう。

内容量300ml

WAKO’S チェーンクリーナー

非乾燥タイプなので、噴きつけてからも残り、ブラシやウエスで頑固な汚れを拭きとれます。強力なので、使用後は水洗いなどで落としてから、チェーンオイルをつけましょう。

内容量330ml
付属品ブラシ

KURE チェーンクリーナージェット

洗浄剤の大手KUREのクリーナー。長年のノウハウをもって作られたチェーンクリーナーは、浸透・洗浄・ジェット噴射でしつこいチェーンの汚れを溶かします。

容量520ml
成分石油系混合溶剤、アルコール類、防錆剤

MUC-OFF ドライブトレイン クリーナー

プロのロードレース、マウンテンバイクのチームにも使われるクリーナーを作るメーカー。溶液タイプなので、チェーン洗浄器に入れて洗浄液としても使えます。

内容量500ml

FINISH LINE エコテック バイク チェーン ディグリーザー

環境にやさしい成分配合。樹脂、ゴムへの攻撃性が低く、安全に使えるでしょう。チェーンをはじめ、汚れた金属部品の洗浄に適しています。

内容量600ml

チェーンクリーナーで、チェーンをピッカピカに!

きれいな自転車のチェーン

撮影:筆者

チェーンは汚れやすいパーツ。気が付くと油や埃でドロドロになっていることもあります。

ギアが重く感じたり、変速しにくく感じたりしたら、チェーンを綺麗にクリーニングして、ベストなコンディションでサイクリングに出かけましょう!

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