サイクリングの楽しみ方は十人十色!
これから「サイクリング」を楽しもうと考えている人には、どのように楽しんで良いか分からないこともあるでしょう。まずは、基本的な楽しみ方をご紹介!
目的地を決めて行って帰ってくるだけでも、立派なサイクリング
「サイクリング」の定義は広く、単純に目的地を決めて行って帰ってくるだけでも立派なサイクリングです。サイクリングロードを軽快に走るのはもちろん、景色が良い場所やグルメスポットなど、自転車を使って楽しむことができれば、サイクリングと言えるでしょう。
みんなで走る楽しさが味わえるイベント
サイクリング初心者の場合、イベントに参加してみるのもおすすめです。ファンライドのような大きなイベントからショップが開催する小さなイベントまで様々あります。
例えば、ツールド東北のような、参加人数が1,000人を超える大規模なイベントの場合、数あるコースの中から自分の好きなコースを選んでチャレンジする楽しみがあります。グルメも楽しめるエイドステーションは、ボランティアスタッフも多く参加しているので楽しく長距離ライドを楽しめます。
また、サイクルショップが開催する、初心者向けのサイクリングイベントもおすすめです。小規模で開催され、ショップの人がガイドとして一緒に参加したりします。その際、わからないことなども、聞いたりできるので初心者も安心でしょう。近隣のショップなどで、イベントがないか確認してみましょう。
ツーリングや輪行で日帰り旅行
スポーツバイクなら長距離を走るツーリングや、日帰り旅行もおすすめです。初心者の場合は、自分の走行距離と、かかる時間を把握してから、長い距離に挑戦しましょう。また、電車を使った「輪行」という手段もあります。輪行を活用すれば短時間で長距離を移動できるので、目的地の選択肢が広がりますよ。
▼▼輪行についての詳しい記事はこちら▼▼
どんな自転車がおすすめ?
サイクリング初心者の方で、軽快に自転車で走ってみたいという方は、クロスバイクや走行性能が高いミニベロなどがおすすめです。より速いスピードで走りたいならロードバイクですね。もちろんシティサイクルでも充分に楽しめるので、まずはお持ちの自転車で楽しんで見るのも良いと思いますよ。
▼▼自転車の種類についての詳しい記事はこちら▼▼
最低限の交通ルールは守ろう
サイクリングを行うときは交通ルールを守らないといけません。安全に楽しむ為にも、ルールを理解しましょう。
自転車は「車道を左側通行」するのが基本
自転車は基本的に歩道を走行してはいけません。また自転車は自動車と同様に車道を左側通行で走りましょう。幹線道路など大型のトラックが走るような道路では、車の死角に入らないように走るなど、車に気づいてもらう走り方も大切です。
ライトやベルも必ず装備
クロスバイクやロードバイクなどの場合、シティサイクルなどの標準装備アイテムがないことも多いです。道交法的にも、ライトやベル(警音器)は装着義務があるので、サイクリング前には準備しましょう。
▼▼ライトやベルの詳しい記事はこちら▼▼
初めてのサイクリングに向けて
サイクリングの服装はどうする?
基本的にサイクリングの服装は自由です!サイクルウェアは必須ではありませんが、風によってなびきやすいパーカーやスカートなどはおすすめできないので、運動しやすい、すっきりとした服装がおすすめです。パンツはジーンズなどでも問題ないですよ。安全のためにヘルメット、快適に走行するためにグローブはできる限り用意したいところです。
▼▼ヘルメットやグローブの詳しい記事はこちら▼▼
どんな道を走ればいいの?
サイクリングを楽しみたいときは、できる限り車の往来が激しい道路(幹線道路)などは使わないのが無難です。初心者の場合は、河川敷や湖畔、自転車用道路が整備されたサイクリングロードがおすすめです。
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どれくらいの距離から始めればいい?
初心者の方はロードバイクやクロスバイクでも、短い距離から始めるのがおすすめです。10kmから20kmくらいであれば、1時間から2時間程度で走れるでしょう。走りやすい道路から始めて、問題がなければ少しずつ距離を増やしていきましょう。慣れてくれば最初は信じられないぐらいの距離も、1日で走れるようになりますよ。
サイクリングに必要な持ち物や装備は?
サイクリングには、スマートフォン・財布などの貴重品のほかに自転車の鍵やドリンク、距離が長い場合は補給食などを用意すると良いでしょう。自転車に専用のスマホホルダーを付けて、地図アプリを使えば、ナビとして使えるのでおすすめです。
▼▼スマホホルダーの詳しい記事はこちら▼▼
知ってお得なサイクリングの3つの予備知識
サイクリングに行く前にチェックしておきたい予備知識を紹介します。
水分補給は大切&コンビニを有効活用
サイクリング時に気をつけたい事の1つは、予想以上に汗をかいて、体の水分を消耗してしまう事です。どんな季節でも脱水症状になる危険はあるので、水分補給はこまめに行いましょう。自転車にボトルケージを装備していると水分補給がしやすくなるので、おすすめです。また、長距離を移動するときは、コンビニを休憩と補給などで有効活用しましょう。
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なるべく荷物を身に着けない
前述したように、自転車は汗もかきやすく、なるべく軽装なスタイルがおすすめです。リュックは背負うと背中の蒸れや疲れにもつながるので、できれば使わないほうがベター。サドルバッグなど、自転車に装着するバッグを用意すると、便利で身軽にサイクリングが楽しめます。
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一定のペースで走ると疲れにくい
長距離を走るときのコツは、一定のペースで走ることです。また、初心者はできるだけ平坦な道を選びましょう。重いギアで力を使ってペダルを回すと 、思ったより疲れやすいので、無理のない力でペダルを漕ぐことを意識しましょう。
一人でも楽しめる、健康的な「サイクリング」
サイクリングは1人でも大人数でも、楽しめる趣味です。また膝などにかかる負担が少ないサイクリングは、怪我の心配が少なく、運動不足の解消やダイエット効果も期待できます。良いことづくめのサイクリングを、安全に楽しみましょう!