ロードバイク用おすすめのヘルメット15選【性能で選ぶ?デザインで選ぶ?】

ロードバイク用おすすめのヘルメット15選【性能で選ぶ?デザインで選ぶ?】

ロードバイク用、おすすめのヘルメットを紹介します!通勤通学、休日サイクリングなど、シーンに合わせて選びたいヘルメット。こちらでは、流線形のレーシーなモデルから、カジュアルな服で街乗りにも合うおしゃれなモデルまで、定番ブランドを中心にまとめています。女性用モデルや、日本人が合わせやすいアジアンフィットのモデルもありますよ!

目次

アイキャッチ画像撮影:編集部

ロードバイクに乗るなら、大切なヘルメット

ロードバイク用ヘルメット

撮影:編集部

ロードバイクは、時速20~30km以上出ることもあります。走行中に転倒すれば、大きなケガになりかねません。

楽しく安全にサイクリングできるよう、頭を守るヘルメットは必ず用意しましょう。

ヘルメットを選ぶ時の、4つのポイント

それでは、ヘルメットを購入する時におさえておきたいポイントを4つにまとめました。順番に確認していきましょう。

①スポーティなタイプか、カジュアルなタイプか

レース用ロードバイクヘルメット

出典:Amazon

性能に特化したヘルメットは、穴がたくさんあります。穴が多いほど、走行中に空気が通りやすく、ムレにくいでしょう。

空気抵抗を減らす流線型のフォルムも、性能重視のヘルメットの特徴。重量が軽く、長距離サイクリングやイベント、レースにもおすすめです。

カジュアルなヘルメット通勤通学、買い物など、街中メインで走るなら、普段のファッションに合わせやすい、カジュアルなヘルメットがいいですね。

帽子感覚でかぶれるヘルメットもあるので、おしゃれのひとつとして楽しんでみましょう。

②自分の頭に合う「サイズ」や「フィット感」

ヘルメットの内側

出典:Amazon

とくに気をつけたいのが、かぶったときのフィット感。多くのモデルはS・M・Lなど、複数のサイズ展開があるので、実際にショップで試着してフィット感を確かめられると、安心ですね。

またヘルメットの形状は、前後に長い「欧米型」、横に広がった「アジア型(アジアンフィット)」などがあります。日本人の頭の形状には、「アジアンフィット」のヘルメットが、合わせやすいでしょう。

後方から見たヘルメット

出典:Amazon

内側に、頭にフィットさせるためのフレーム(ライナー)がついたモデルも多く、後頭部などにあるダイヤルで、ライナーを調節できます。

③軽さや快適性

ヘルメットの内側

撮影:筆者

ヘルメットの重量は、200~300gが主流。200g以下は軽量とされます。頭への負担が少ない、なるべく軽いモデルを選びましょう。

また、内側にあるインナーパッドの機能もチェック。ムレやすい部分なので、通気性の良いタイプを選ぶと、夏場や長距離サイクリングも快適ですよ。

④安全性能

JCFマーク

撮影:筆者

安全性を確かめるなら、「JCFマーク」や「MIPSマーク」も参考にしましょう。

JCFマークは、日本自転車競技連盟が定めた基準をクリアしたヘルメットに、つけられるマーク。このマークがついたヘルメットしか使用できないレースもあります。

MIPSマーク

出典:GIRO

MIPS(ミップス)とは、「Multi-directional Impact Protection System」の略で、頭部に受ける衝撃を少なくするデザインのこと。見た目は他のヘルメットと変わりませんが、内側に、黄色やMIPSのロゴが入ったライナーがついてます。

より安全性を重視するなら、JCFやMIPSマークのあるモデルを選びましょう。

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迷ったら、定番メーカーから

ヘルメットのメーカーはたくさんありますが、とくに有名な3メーカーを紹介しましょう!性能・品質ともに間違いなしですよ。

LAZER(レイザー)

LAZER(レイザー)

出典:Facebook/LAZER

100年以上の歴史がある、ベルギーのLAZER。多くのプロが愛用する、老舗ヘルメットメーカーです。

レースに挑戦したい人向けのモデルから、おしゃれなデザインまで、ラインナップも豊富。しかも、日本で展開するモデルの多くが、アジアンフィット仕様。筆者も使用していますが、頭をすっぽり覆ってくれるような、安定感がありますよ。

▼▼LAZERのおすすめのヘルメット、紹介します▼▼


GIRO(ジロ)

GIRO(ジロ)

出典:GIRO

スキー、スノボ、サイクリングなどの、ヘルメットやゴーグルを取り扱う、アメリカのメーカー。

多くのGIROのヘルメットは、MIPSと共同開発した「スフェリカルテクノロジー」により、さまざまな衝撃を吸収する構造になっています。アジアンフィットモデルのラインナップも、豊富ですよ。

▼▼GIROのおすすめのヘルメット、紹介します▼▼


OGK Kabuto(オージーケーカブト)

OGK Kabuto(オージーケーカブト)

出典:OGK Kabuto

大阪に本社を置く、OGK Kabuto。自転車ショップでは必ず取り扱っていると言ってもいい、定番のヘルメットメーカーです。

日本のメーカーだからこそ、日本人の頭によくフィットしますよ。レディース向けのヘルメットも展開しています。

▼▼OGK Kabutoのおすすめのヘルメット、紹介します▼▼

ほかにも、60年以上の歴史をもつアメリカの老舗メーカー「BELL」や、スタイリッシュなヘルメットが多いイタリアの「MET」、スウェーデンの新鋭メーカー「POC」など、多くのメーカーがあります。一部の自転車メーカーもヘルメットを作っているので、愛車とメーカーを揃えてもいいですね。

最新!おすすめのロードバイク用ヘルメット15選

ここからは、ロードバイクにぴったりなヘルメットをピックアップして紹介します。

LAZER Genesis AF

Sサイズで195gという、ブランド最軽量クラスのヘルメット。頭頂部のダイヤルで、頭部全体のフィット感を調整できる、「アドバンスドロールシス」を採用しています。

カラー7色
サイズS(52-56cm)、M(55-59cm)、L(58-61cm)
重量190g(Sサイズ)
規格CE、JCF

LAZER Century AF

空気の取り込み量を変える可変エアインテークで、オールシーズンに対応したモデル。LEDテールランプつきで、後方の車に視認されやすいでしょう。通勤通学などで夜間に走るときも、安心ですね。

カラー5色
サイズS(52-56cm)、M(55-59cm)、L(58-61cm)
重量277g(Mサイズ)
規格CE、JCF

GIRO AGILIS MIPS

マットな質感がおしゃれなヘルメット。MIPS搭載モデルとしては、比較的お手頃価格です。デザイン・価格・安全性の3拍子が揃ったモデル、と言ってもいいでしょう。

カラー5色
サイズM(55-59cm)、L(59-63cm)
重量290g
仕様Mips搭載

GIRO ASPECT

内部に空気が行き渡る設計「Roc Loc Airフィットシステム」で、蒸し暑い季節も通気性がいいヘルメット。直射日光や雨をさける、布製バイザーがついていて、街中をカジュアルな服装で走るときにも似合うデザインです。

カラー4色
サイズM(55-59cm)、L(59-63cm)
重量257g(Mサイズ)
規格CPSC安全規格取得

GIRO SUTTON MIPS

ベンチレーションが少ないデザイン、シックなカラーラインナップで、アーバンスタイルに合った定番モデル。MIPS搭載なので、安全性も期待できるでしょう。

カラー3色
サイズM(55-59cm)、L(59-63cm)
重量370g(Mサイズ)
仕様Mips搭載
規格CPSC安全規格取得

OGK Kabuto IZANAGI

ブランド最高峰とされる冷感性能をもつ、フラグシップモデル。Boa®️フィットシステムで、サイズの微調整も簡単におこなえます。サイズのほか、カラーラインナップも豊富で、お気に入りのカラーが見つかるでしょう。

カラー12色
サイズXS/S(54-56cm)、S/M(55-58cm)、L(59-60cm)、XL/XXL(61-64cm)
重量225g(S/Mサイズ)
規格JCF

OGK Kabuto REZZA-2

流線形のフォルムがスポーティーなモデル。オプションのアタッチメントをつけると、日除けになるシールドを取り付けできます。虫が侵入しにくい仕様なので、夏場や山道も安心。取り外しできるバイザーがついています。

カラー9色
サイズM/L(57-60cm)、XL/XXL(61-64cm)
重量215g(M/Lサイズ)
規格JCF

OGK Kabuto STEAIR LADIES

頭周り55~58cmの女性用モデル。ヘルメットをかぶっても、顔周りがすっきり見える「美細シルエット」なのが嬉しいですね。

カラー2色
サイズS/M SLIM(55-58cm)
重量225g
規格JCF

BELL AVENUE

自転車のほか、オートバイやレーシングカーなどのヘルメットを作るブランド。お手頃価格ならがも、上位グレードと同様の安全システムを持った、オールラウンドで使用できるスポーツモデルです。カジュアルな服装にも合わせやすいデザイン。

カラー3色
サイズUA(54-61cm)
重量300g
規格CE

BELL TRAVERSE AF

BELLのヘルメットでも、こちらはレーシーすぎず、カジュアルにも使えるモデル。ダイヤルは回しやすい「エルゴフィットダイヤル」で、サイズ調整がしやすいでしょう。

カラー3色
サイズUA(54-61cm)
重量287g
規格CE

MET TRENTA 3K Carbon

イタリアのヘルメット専門ブランド。業界でも、とくに軽いヘルメットを開発しています。こちらは、カーボン素材を使ったハイエンドモデル。空力性能にも優れていて、レースを目指す人にもおすすめです。

カラー6色
サイズS(52-56cm)、M(56-58cm)、L(58-61cm)
重量215g(Mサイズ)

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POC Omne Air SPIN

2005年生まれの、スウェーデンのブランド。北欧のセンスあるデザインでも知られます。Omne Air SPINは、カジュアルなスタイルに似合うシルエット。独自開発の衝撃緩和システム搭載で、頭部への衝撃を最小限に抑えてくれます。

カラー8色
サイズS(50-56cm)、M(54-59cm)、L(56-61cm)
重量305g
規格JCF

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SMITH Persist

スキーや自転車用のゴーグル、ヘルメットを扱うアメリカのブランド。Persistは、MIPS搭載で安全性に期待できるヘルメットです。SMITHらしいスタイリッシュなデザインで、街乗りにもピッタリ。

カラー3色
サイズS(51-55cm)、M(55-59cm)、L(59-62cm)
重量300g(Mサイズ)
仕様Mips搭載

BBB グリッド エコ

BBBは、オランダの自転車パーツブランド。グローブなどのアパレルも取り扱っています。グリッド エコは、全体の40%にリサイクル素材、自然素材を使った、まさにサステナブルなヘルメット。テールライト付きなので、夜間走るときも安心です。

カラー1色
サイズM(54-58cm)、L(58-62cm)
仕様LEDライト、反射デカール付き

GIANT(ジャイアント)/REV ASIA MIPS

GIANT(ジャイアント)/REV ASIA MIPS

出典:GIANT

世界最大級のスポーツバイクブランド、GIANTのMIPS搭載ヘルメット。

流線形のスポーティーなデザインで、GIANTのバイクとの相性もいいでしょう。カラーも多いので、フレームの色に合わせて選びたくなりますね。

 カラー 6色
 サイズ M(55-61cm)/L(59-65cm)
 重量 275g(Mサイズ)
 仕様 Mips搭載
 規格 JCF

製品公式情報はこちら

よりカジュアルなヘルメット「カスク」

街中メインで走るなら、よりカジュアルな簡易ヘルメット「カスク」もチェックしてみましょう。

通常のヘルメットと比べると、衝撃吸収性は低くなります。そのため、速く走るときには向いていませんが、コンパクトになって持ち運びしやすいメリットもありますよ。レザー製もあり、おしゃれなデザインも少なくありません。

ただし、レースやイベントでは、使用できない場合があるので、規約を確認してみてください。

rin project カスク レザー

カラー10色
サイズM(59cm)、L(61cm)
重量M(110g)、L(111g)

ヘルメットを購入したら!チェックしたいこと

ヘルメットを購入したら、お手入れ方法を確認しましょう。そのほかにも知っておきたいことを、まとめました。

定期的にクリーニングを

ヘルメットと自転車

多くのヘルメットには、インナーパッドが付いています。インナーパッドが外せる場合は、定期的に外し、薄めた中性洗剤などで洗いましょう。

ストラップは、中性洗剤を入れたぬるま湯につけて、もみ洗いをして汚れを落とせますよ。

交換は2〜3年を目安に

ヘルメットの素材は、スチロールが主流ですが、スチロールは経年劣化をします。そのため、2〜3年したら交換することをおすすめします。

また、落とすなどしてヘルメットに強い衝撃を与えたときも、本体が割れている可能性があるので、交換しましょう。

寒い時期は、防寒対策しよう

冬場のサイクリングは、顔周りが冷えますよね。そんなときは、ヘルメットの下から防寒対策をするといいですよ。

PEARL IZUMI イアーウォーマ 82

ヘルメットをかぶる前に取り付ける、耳当て。そのままヘルメットをかぶるとキツいこともあるので、ヘルメットのアジャスターでサイズを調整しましょう。

対応頭周り54-61cm

CRAFT ACTIVE EXTREME X WIND HAT

ヘルメットの下にかぶることで、耳と頭全体の防寒対策になります。ヘルメットの空気穴から入る冷たい風も、防げますね。

カラー2色
サイズS/M(54-56cm)、L/XL(58-60cm)
想定気温0℃~10℃

それぞれのシーンに合うヘルメットを

ロードバイクを手に入れたら、一緒に準備したいヘルメット。通勤通学、休日サイクリングなど、乗るシーンに合わせたヘルメットを選ぶと、もっと快適に走れるかもしれませんよ。

自分に合ったヘルメットでロードバイクを楽しみましょう。

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