ロードバイクのおすすめヘルメット20選!おしゃれなモデルや着用の必要性も解説します

ロードバイクのおすすめヘルメット20選!おしゃれなモデルや着用の必要性も解説します

ロードバイクに乗るなら、ヘルメットも欠かせません。ですが、種類が多くてどれを選べばいいか迷うこともあるでしょう。 こちらでは、基本的なヘルメットの選び方や、シーンに合ったおすすめのヘルメットを紹介しています。 自転車に乗るときの、ヘルメットの必要性のおさらいもしましょう!

目次

アイキャッチ画像撮影:編集部

ロードバイクのヘルメットとは

LAZERのヘルメット

出典:Flickr/Glory Cycles

ロードバイクに乗るなら、ヘルメットも欠かせませんよね。どれも同じように見えるかもしれませんが、ロードバイクのヘルメットは、シティサイクル用とは性能やデザインなど違いがあります。まずはロードバイクのヘルメットの特徴や、必要性からご説明しましょう

ロードバイクのヘルメットの特徴

ロードバイクは、シティサイクルと比べてスピードが出ます。そのためロードバイクのヘルメットは高速でも快適に、そして安全に走れるよう設計されています

高い空力性能と優れた通気性

ロードバイクに乗る男性

ロードバイクのヘルメットは、空気抵抗を最小限に抑えるためにデザインされています。空気の流れをコントロールする、スリムで滑らかな形状が多いです。

またもう一つの特徴として、たくさんの通気孔やエアチャネル(空気が流れる溝)が備わっています。そのため、頭部の熱が放出されやすく、通気性が良いので快適に走れるでしょう。

安全かつ軽量な造り

高い空力性能と優れた通気性

出典:Amazon

スピードが出るロードバイクは、万が一落車した時には、頭に強い衝撃を受けるかもしれません。ヘルメットは衝撃吸収材などを使っているので、もしも頭を地面にぶつけても、負担を軽減できるようになっています

また長時間走っていても頭や首の負担にならないよう、シティサイクルのヘルメットより軽量に設計されていることが多いです。

ロードバイクはヘルメットをかぶるべき?

ロードバイクに乗る際、ヘルメットはかぶらなくてもいいか、気になる人もいるでしょう。ここからは、ヘルメット着用のルールなども紹介します。

高速で走るロードバイクはヘルメットが必須

高速で走るロードバイクは、ヘルメットを着用しようロードバイクはスピードが出るので、ヘルメットをかぶることを強くおすすめします。どんなに注意して走っていても、予測不可能なこと、他の車両や路面の状態、突然の障害物により、衝突や転倒するリスクはゼロではありません。ヘルメットは、予期せぬ事故に備えて頭部を保護する、大切なアイテムです。

筆者も何度か大きな落車をしていますが、ヘルメットをかぶっていたおかげで、運よく軽い脳震盪で済んだ経験があります。ヘルメットがなかったらと思うと、恐ろしいですね。

自転車のヘルメットの着用努力義務が制定

ヘルメットを被って自転車に乗る女性と子ども

2023年4月の改正道路交通法の施行により、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。努力義務なので、かぶらなくても罰金などはありません。

ただし、万が一交通事故が発生した場合に、大怪我をする可能性が高まることはもちろん、過失割合で不利益になることもあるかもしれません。

ロードバイクのヘルメットの選び方

それではロードバイクのヘルメットを選ぶ時に、おさえておきたいポイントを4つにまとめました。順番に確認していきましょう。

ロードバイクのヘルメットの選び方
①デザイン:用途にあったデザイン
②重さ:200〜250gを目安に
③安全性能:規格や衝撃吸収システムもチェック
④頭にフィットするヘルメットは、どう選ぶ?

①デザイン:用途にあったデザイン

まずはロードバイクに乗るシーンに合うデザインを選ぶところから始めましょう。主にサイクリング目的で走る時と、通勤などお出かけで走る時の、どちらが多いかで考えてみてください。

【サイクリング】スポーティな流線型のデザイン

ヘルメットを持つ男性ロングライド、ツーリングやレースなどがメインなら、スポーティな流線型デザインのヘルメットがおすすめ

価格を抑えたモデルから、プロも使うハイエンドモデルまで多くの種類があります。高価格のモデルほど、通気性と軽量性、空力性能が考えられており、穴が多く開いている傾向にあります。

サイクリング向けのおすすめヘルメットはこちらから

【街乗り】普段のファッションに合うデザイン

【街乗り】普段のファッションに合うデザイン通勤通学、買い物など、街乗りメインで走るなら、普段のファッションに合わせやすい、カジュアルなヘルメットがいいですね。帽子感覚でかぶれるヘルメットもあるので、おしゃれのひとつとしても楽しんでみましょう。

街乗り向けのおすすめヘルメットはこちらから

②重さ:200〜250gを目安に

ロードバイクに乗る男性

ヘルメットの重量は、200~300gが主流。ロードバイクは前傾姿勢が強めなので、ヘルメットの重さが頭や首にかかりやすいことも。250g以下の軽めのモデルなら、長時間でも疲れにくいでしょう。

200g以下なら超軽量モデルと言えますが、軽量化のために衝撃吸収の機能が若干劣る場合もあります。

③安全性能:規格や衝撃吸収システムもチェック

ヘルメットを販売するメーカーは、安全のための独自の基準を設けていることが多いですが、その基準は様々。そこで、よく知られる安全規格や、衝撃吸収の構造を採用したモデルを選ぶことをおすすめします。詳しく紹介しましょう。

JCFマークなどの規格をチェック

JCFのシール

撮影:編集部

ロードバイクのヘルメットには、安全性に関する規格をクリアしたモデルもあります。判断に迷ったら、次の代表的な4つの規格をチェックしましょう。

代表的な安全規格4つ
SGマーク:一般財団法人製品安全協会による基準
JCF公認/承認:日本自転車競技連盟による安全基準(スポーツバイク向け)
CPSC:アメリカ合衆国消費者製品安全委員会による基準
CEマーク:EU加盟国へ輸出する際の安全基準

 

レースやイベントでは、これら規格のヘルメットをかぶることが義務付けられている場合もあります。日本のレースでは「JCF公認」が必要とされることが多いので、レースに出る予定があるなら、このシールがあるモデルを選んでおけばよいでしょう。

より安全なMIPS機能

MIPS付きヘルメット

出典:楽天市場

MIPS(ミップス)とは、「Multi-directional Impact Protection System」の略で、多方向衝撃保護システムのこと。3層構造の複雑なシステムなので、若干重さがありますが、ぶつかるような直線的な衝撃と、ねじれるような回転衝撃の両方に対応しているので、より安全性が高いです

相場も高めですが、安全性を重視するならぜひチェックしてみてください。

④頭にフィットするヘルメットはどう選ぶ?

アジア人と欧米人の頭の形のイラスト

画像制作:編集部

まずは頭の外周(頭囲)を計測して、自分にあったサイズを選ぶようにしましょう。またヘルメットの形状は、前後に長い「欧米型」、横に広がった「アジア型(アジアンフィット)」などがあります。日本人の頭の形状には、「アジアンフィット」のヘルメットが、合わせやすいでしょう

ヘルメットは、ピッタリと頭にフィットしてこそ、頭を守る効果が最大になります。またサイズが合っていないと、シルエットが「キノコ」のようになり、見た目も気になるかもしれません。

調整アジャスターの有無を確認

ヘルメットのアジャスター

出典:Amazon

サイズが合うヘルメットを選んでも、ぴったりフィットしないこともあります。そんな時は、後頭部にアジャスターがあるタイプがおすすめ。髪型を変えたり、内側に帽子をかぶったりしても、微調整できます。

スポーツバイク用のヘルメットには、基本アジャスターがついていることが多いですが、ついていない場合もあるのでチェックしておきましょう。

可能なら試着をしよう

ヘルメットを試着する男性

可能であれば、実際にショップで試着してフィット感を確かめられると安心です。重さや見た目、調整のしやすさや、あごひもの当たり具合などが確かめられますよ。

ネット購入時は入念なサイズ確認を

頭囲を測る人

撮影:編集部

ネット購入の場合は試着ができないので、頭囲を必ず測り、サイズを入念に確認しましょう

もしすでにヘルメットをお持ちで買い換える場合は、同じメーカーから選ぶのも手。違うモデルでも、似たようなフィット感が得られることが多いでしょう。

ロードバイクのヘルメットのおすすめメーカー

ロードバイク向けヘルメットのおすすめメーカーをご紹介しましょう!メーカーで迷ったらぜひ参考にしてみてください

メーカー名ロゴメーカー説明
OGK kabutoOGK kabuto全ヘルメット製品がアジア人に合う仕様。初めてのヘルメットにもおすすめ。公式サイトはこちら>>
LAZERLAZERベルギーのメーカーで、スタイリッシュなデザインが多い。一方でアジアンフィットモデルも多く展開する。公式サイトはこちら>>
METMET洗練されたイタリアンデザインながら、日本人にもフィットしやすいモデルが多い。公式サイトはこちら>>
BELLBELLバイク用ヘルメットも製造するメーカーで、安全面はお墨付き。公式サイトはこちら>>
GIROGIRO洗練されたデザインのモデルを多く展開。街乗りからレース向けまで幅広いラインナップ。公式サイトはこちら>>

OGK kabuto

OGK KABUTO

出典:Amazon

OGK KABUTO(オージーケーカブト)は、日本の自転車用ヘルメットメーカー。安全性の高さと、スタイリッシュなデザインが特徴で、日本人の頭の形にフィットするヘルメットを展開しています。取扱店が多いのも魅力ですね。

LAZER

LAZER

出典:Amazon

1987年創業の、ベルギーの自転車用ヘルメットメーカー。シャープなデザインで人気のLAZERですが、日本人の頭の形に合わせたアジアンフィットモデルや、独自の保護技術KinetiCore(キネティコア)で、使用感や安全性も抜群。

MET

MET

出典:Amazon

1987年創業、イタリアを代表するスポーツバイク用ヘルメットメーカー。洗練されたイタリアンデザインながら、日本人の頭にもフィットしやすい独自の形状となっており、日本国内でも人気の高いヘルメットメーカーの一つです。

BELL

BELL

出典:Amazon

自転車用ヘルメットメーカーのパイオニアである、アメリカのメーカーBELL。本社内に品質管理施設『DOME』を持ち、あらゆる局面を想定した実験設備で、何よりも安全性を第一にヘルメットの開発を行っています。ロードバイク、MTB、シティサイクルから子ども用まで、幅広いラインナップがあります。

GIRO

GIRO

出典:Amazon

プロのサイクリストにも愛用されているGIROのヘルメットは、創業者ジム・ジェンテスが世に出したアメリカのメーカー。洗練されたデザインと多様なスタイルが特徴で、オンロード、オフロード、街乗りなど、さまざまな用途に合わせたモデルを提供しています。

おすすめのロードバイクのヘルメット20選

それでは、ロードバイクのおすすめヘルメットを、目的別にご紹介しましょう。まずは長距離も快適なサイクリング向けから紹介します!街乗り向けのおすすめのヘルメットをお探しの方は、以下のリンクからジャンプしてご覧ください。

街乗り向けのおすすめヘルメットはこちらから

【サイクリング向け】おすすめヘルメット12選

通気性が良く、長時間走っていてもムレにくいモデルを中心に紹介します!空気抵抗に強く、レース用にもおすすめのモデルも選んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。

OGK KABUTO IZANAGI

高温多湿な日本の夏でも、涼しく快適

空気の冷却効率が高く、レースにもおすすめのヘルメット。年々厳しくなる高温多湿な日本の夏を考慮した、エアインレット&アウトレットの研究とエアルートを確保したことで、メーカーの中でも高い冷却効果を実現できるモデルです。手のひらで包み込むような“至極”のフィット感も特徴。

サイズ(cm)XS/S:54〜56、S/M:55〜58、 L:59〜60、 XL/XXL:61〜64
重量(g)XS/S:210、S/M:225、L:240、XL/XXL:260
規格JCF公認
MIPS-
アジャスター○(BOA®フィットシステムを使用した「KBF-2」アジャスター)
アジアンフィット
カラーホワイトブラック、マットレッドブラック、アッシュブルーピンク
、マットグレーイエロー、マットオリーブオレンジ、パールホワイトレッド、レッドブルー、ホワイトブルー、マットホワイトイエロー、ガンメタ、ホワイト、マットブラック

OGK KABUTO AERO-R2

風を制するエアロロードヘルメット

CFD解析と風洞実験をもとに、空力性能を備えたエアロロードヘルメット。極限まで絞り込んだシェルデザインが印象的です。 空気の流れを整える「エアトンネル構造(PAT.P)」、特許空力デバイス「ウェイクスタビライザー(PAT.)」により、空力性能を最大限に活かした仕様です。 Boa®フィットシステムを使用した「KBF-2」アジャスターで、きめ細かく調整でき、均一に締め付けできます。 

サイズ(cm)XS/S:54〜56、S/M:55〜58、L/XL:59〜61
重量(g)S:235、S/M:245、L/XL:270
規格JCF公認
MIPS-
アジャスター○(Boa®フィットシステムを使用した「KBF-2」アジャスター)
アジアンフィット
カラーマットブラックゴールド、マットネイビー、マットレッド、マットブランド、マットアッシュミント、マットホワイト、マットブラック、クルムゾンレッド、ネイビーブルー、オリーブイエロー、マットトランスグリーン

LAZER GENESIS AF

メーカー史上最軽量クラス

Lazer史上最軽量のヘルメットで、頭の上に乗っていることを忘れてしまうほどの軽さ!Advanced Rollsys System®とアジャスタブルヘッドバスケットを採用し、常に完璧なフィット感を体感できるでしょう。通気性を十分に確保し、冷却性を最大限に高めています。

サイズ(cm)S:52〜56、M:55〜59、L:58〜61
重量(g)S:190、M:210、L:230
規格CE、JCF公認
MIPS-
アジアンフィット
アジャスター○(Lazer Advanced Rollsys® System)
カラーマットブラック、ホワイト、マットチタニウム、レッドブラック、マットブルーグレー、フラッシュイエロー、コズミックベリー、グロスチタニウム、アイスグレー

LAZER SPHERE

前傾姿勢で通気性が最大限に活かせる

スマートなフォルムに、効率の高いベンチレーションを備えるロードバイク用ヘルメットSPHERE(スフィア)。前傾姿勢を取ると、ヘルメット内部に最も効率的に風が通るベンチレーション設計になっています。高強度かつ高級感のあるスマートな流線形のフォルムはもちろん、ヨーロッパの厳しい安全規格「CE規格」もクリアし、安全性も高めています。アジアンフィットではありませんが、日本人の頭の形でもフィット感が高いと評判です。

サイズ(cm)S:52〜56、M:55〜59、L:58〜61
重量(g)S:250、M:260、L:280
規格CE、JCF公認
MIPS-
アジャスター○(Lazer Advanced Rollsys® System)
アジアンフィット-
カラーコズミックベリー、グロスチタニウム、ライトブルーサンセット、レッド、ホワイト、マットブラック、ブルー

GIRO HELIOS SPHERICAL AF

軽さ、涼しさ、快適さのバランスに優れたモデル

軽さ、涼しさ、快適さを備えたエアロロードヘルメット。安全性の高いSPHERICAL TECHNOLOGYや、プログレッシブ・レイヤリングによるEPSフォームライナーで、衝撃に強くなっています。Roc Loc 5フィットシステムで、快適なフィット感を得られます。15のウィンドトンネルベンチレーションホールと、横方向の溝で優れた通気性も特徴。アジアンフィットにも対応し、日本人の頭部形状にも合わせやすいです。

サイズ(cm)S:51〜55、M:55〜59、L:59〜63
重量(g)S:257、M:277、L:308
規格CE、JCF
MIPS○(Spherical Technology™ / Powered by MIPS®)
アジャスター○(Roc Loc 5 フィットシステム)
アジアンフィット
カラーMatte White / Silver Fade、Matte Black Fade、Matte Black / Red、Matte Black Fade / Highlight Yellow、Matte Black Crossing

GIRO ECLIPSE SPHERICAL AF

レース向け性能を備えた安全なヘルメット

GIROがこれまでに手掛けてきたヘルメットの中でも、スタイリッシュなエアロロードヘルメットのひとつ。軽量でありながら涼しさと快適さを備え、さらにロードレースにおける速さを追求しています。このヘルメットには、SPHERICAL TECHNOLOGY POWERED BY MIPS®による衝撃保護機能が組み込まれ、安全性が確保されています。GIROの最高技術が集結したヘルメットと言えます。

サイズ(cm)S:51〜55、M:55〜59、L:59〜63
重量(g)S:252、M:278、L:310
規格CE、JCF公認
MIPS○(Spherical Technology™ / Powered by MIPS®)
アジャスター○(Roc Loc 5 フィットシステム)
アジアンフィット
カラーMatte Black / White / Bright Red、Matte Black / Gloss Black、Matte White / Silver、Matte Ano Blue、Matte Charcoal Mica

BELL FORMULA MIPS

快適さや安全性を有する中間モデル

BELLの中間グレードながら、レースで必要な快適さと安全性が備わったモデル。上位グレードが持つMIPSやフロートフィットシステム、スウェットガイドライナーはもちろんのこと、エレガントなデザイン、流体的なエアロダイナミクス、広々としたベンチレーションで、夏場もムレにくいでしょう。

サイズ(cm)M:55〜59、L:58〜62
重量(g)M:265、L:310
規格CE EN1078
MIPS
アジャスター
アジアンフィット×
カラーブラック/グレー、グレー

MET RIVALE MIPS

セミエアロデザインが存在感を放つハイパフォーマンスモデル

アグレッシブな存在感を持つハイパフォーマンスモデル。Safe-T Upsilon Fit Systemにより、卓越したフィット感を体感できるでしょう。ヘルメット前面には広く長い通気孔が配置され、通気性を向上させると同時にアイウェアをしっかりと固定できます。特徴的なテール形状は、NACAベンチレーションを備え、エアロダイナミクス性能を保ちつつ、冷却性能も確保しています

サイズ(cm)ASIA-M:56〜58、M:56〜58、L:58〜61
重量(g)M:250
規格JCF公認
MIPS
アジャスター○(Safe-T Upsilonフィッティングシステム)
アジアンフィット○(ASIA-M)
カラーFrosty Green / Matt、Solar Gray / Matt、Blue Metallic / Grossy、Black Red Metallic / Glossy、White Holographic / Glossy、Black / Matt Glossy、Red Metallic / Glossy、Teal Blue Metallic / Glossy

LIMAR AIR MASTER -IRIDESCENT - Asian Fit

プロチームとの開発で生まれたエアロヘルメット

1986年に設立したヘルメットメーカー LIMAR(リマール)。こちらのモデルは、効率的な換気能力を持ち、シェル内の空気循環と放熱効果を感じられます。柔らかく滑らかな空気の流れを実現し、乱流を防ぎながら空気抵抗を減少させています。さらに、新しいAIR FIT EVO調整システムにより、フィット感も快適。これらの要素は、風洞施設でアスタナプロチームとの共同開発によって生まれました。

サイズ(cm)M:53〜57、L:57〜61
重量(g)M:240、L:260
規格JCF公認
MIPS×
アジャスター○(AIR FIT EVO調整システム)
アジアンフィット
カラーIRIDESCENT MATT BLACK、IRIDESCENT WHITE

BIANCHI SHOT2

BIANCHI×SH+のコラボレート商品

BIANCHI×SH+(エスエイチプラス)のコラボレート商品。コストパフォーマンスに優れながら、上位モデル『SHABLI』と同様、頭全体で包み込むレーザーカットパッドが採用されています。 前後左右+上方向にも多数の大きなエアインテークを設けて、全速度域での冷却性能を確保し、夏場の快適性を保つ設計となっています。チェレステとブラックを用いたイタリアンデザインで、ビアンキバイクとの相性も抜群です。


 

サイズ(cm)ワンサイズ:55〜60
重量(g)230
規格-
MIPS×
アジャスター○(Twin System IV (36ノッチ))
アジアンフィット×
カラーCeleste、Black

OGK KABUTO STEAIR LADIES

美細シルエットの女性用モデル

ユニセックスモデルのSTEAIRと比較して、幅の狭い美細シルエットが特徴の女性向けモデル。 密着感があり、レースでも活躍するでしょう。ヘルメット内への虫の飛び込みを防ぐA.I.ネットや、細やかな微調整ができる新型アジャスターシステム”XF-3アジャスター”も装備しています。

サイズ(cm)S/M SLIM:55〜58
重量(g)225
規格JCF公認
MIPS×
アジャスター○(XF-3アジャスター)
アジアンフィット
カラーマットブラックパープル、パールホワイトブルー

Liv REV LIV ASIA MIPS

MIPSテクノロジーを搭載したハイエンドロードヘルメット

GIANTが展開する女性向けメーカーLiv。REV LIV ASIA MIPSは、MIPSテクノロジーを搭載したハイエンドヘルメット。20個の通気孔で、頭頂部の通気性を最適化しています。軽量かつ高強度のポリカーボネートアウターシェルに、EPSを熱圧着した構造や、GIANT CINCH PRO™フィットシステムで、自然なフィット感を得られます。TransTextura Plus™抗菌・吸汗速乾パッドテクノロジーも搭載。

サイズ(cm)S:51〜57、M:55〜61
重量(g)S:240、M:275
規格CE、JCF公認
MIPS
アジャスター○(GIANT CINCH PRO™フィットシステム)
アジアンフィット
カラーマットブラック・グロスフクシャ、マットグレイ、マットブラック

【街乗り向け】おすすめヘルメット8選

ここからは、買い物や通勤など、街中を走る時におすすめのロードバイク向けヘルメットをご紹介。サイクリング向けと同じく、微調整しやすいアジャスター付きで、定番のヘルメットメーカーや、有名スポーツバイクメーカーのヘルメットを中心に集めました

OGK KABUTO REZZA-2

シールドも取り付けOK!気軽にかぶれるデザイン

日本人もフィットしやすい、OGK kabutoのヘルメット。流線型のフォルムながら、落ち着いたデザインで街中にも気軽に使えるでしょう。別売の専用シールドアタッチメントを取り付けることで、日除けになるシールド(別売)の装着もできます。用途やお好みに合わせて簡単に着脱可能なフロントバイザーを同梱しています。※別売シールドとの併用はできません。

サイズ(cm)M/L:57〜60、XL/XXL:61〜64
重量(g)M/L:215、XL/XXL:230
規格JCF
MIPS×
アジャスター○(XF-8アジャスター)
アジアンフィット
カラーマットライトグレー、マットミント、ブラックレッド、ブラックネイビー、パールホワイト、マットブラック、マットシルバー、マットブルー、マットレッド、マットターコイズ、ブラック

GIRO SYNTAX MIPS AF

街に溶け込む、スタイリッシュなフォルム

やや深めのフィット感と、スタイリッシュな丸みを帯びたシルエットにより、頭にしっくり馴染みやすいモデル。個々の頭部形状に合わせ快適にフィットする、高さや幅など上下左右への調整可動域の広い"23Roc Loc 5 Air"システムと、衝撃保護システムである"MIPS"を融合させた新しいフィットシステムRoc Loc® 5 Air MIPSを搭載しています。シックでカジュアルなスタイルにも合う、5つのカラーラインナップです。

サイズ(cm)S:51〜55、M:55〜59、L:59〜63
重量(g)M:290
規格CE、JCF公認
MIPS○(Roc Loc® 5 Air MIPS)
アジャスター○(Roc Loc 5 Air システム)
アジアンフィット
カラーMatte Black、Matte White / Silver、Matte Black / Bright Red、Matte Black Underground、Matte Harbor Blue

BELL DRAFT AF

大きなベンチレーションながらスッキリした形状

高機能なワイドサイズのアジアンフィットモデル。大きなベンチレーションとコンパクトな形状を備えています。新型エルゴフィットにより、快適性とフィット感も抜群。インモールド・ポリカーボネート製シェルは、広範囲に及ぶプロテクション機能を持ちます。

サイズ(cm)UA:54〜61、M/L:53〜60
重量(g)271
規格CE EN1078
MIPS×
アジャスター○(エルゴダイアルフィットシステム)
アジアンフィット
カラーマットインフラレッド/ブラック、マットハイヴィズ/ブラック、マットホワイト/シルバー、マットブラック

Oakly ARO3 ENDURANCE - MIPS - Asia Fit

MIPS搭載の長距離向けヘルメット

長距離サイクリング向けヘルメットで、MIPSを搭載し安全性を高めています。アジアンフィットモデルでフィット感に優れているほか、スタイリッシュなデザインと軽量素材を組み合わせています。通勤はもちろん、休日のサイクリングにも気軽に行けるスペックです。

サイズ(cm)S:52〜56、M:54〜58、L:56〜60
重量(g)-
規格CPSC1203、CE EN1078、ANZ2063
MIPS
アジャスター
アジアンフィット
カラーPolished/Matte White Reflective、Matte Light Grey、Matte Poseidon/Navy、Matte Redline、Matte Black Reflective、Curry/Red/Bronze

KASK RAPIDO

24個のエアベントを施した通気性の良いモデル

24個のエアベントを施したKASKのエントリーモデル。内部のポリスチレン層を外部のポリカーボネートと連結し、衝撃吸収性を高めたiN-MOULDING TECHNOLOGYを採用。万が一転倒しても、内部シェルを維持して、衝撃を吸収することでヘルメット本体の粉砕を防ぎます。カラーは6色。シックな色味や、視認性が高くエネルギッシュなカラーなどを展開しています。

サイズ(cm)M:52〜58、L:59〜62
重量(g)M:220
規格CE EN 1078、JCF
MIPS×
アジャスター
アジアンフィット×
カラーBLK/BLK、BLK/YEL FLUO、L.BLU、ORG、RED、ANT、WHT

GIANT REV COMP ASIA

フィット感のある快適な着け心地

世界最大級のスポーツバイクメーカーGIANTのヘルメット。16個の通気孔と、大型のベンチレーションで頭部を涼しく保ちます。ポリカーボネートアウターシェルに、EPSを熱圧着した構造で強度も高まっています。LiteForm™ストラップは薄くて快適。GIANT CINCH PRO™フィットシステムで、自然なフィット感を得られるでしょう。ツヤ感のあるモノトーン調のカラーリング。

サイズ(cm)S/M、YOUTH:51〜59、M/L:55〜63
重量(g)S/M:290、M/L:310
規格JCF公認、CF
MIPS×
アジャスター○(GIANT CINCH PRO™フィットシステム)
アジアンフィット
カラーマットブラック・グロスブラック、グロスホワイト・マットブラック

TREK Bontrager Solstice Asia Fit

さっとフィット感を調整できる

Asia Fitデザインは大規模な研究に基づいて開発され、日本人の頭部形状にフィットしやすいです。Micro-Manager IIフィットシステムは片手で調整可能で、スマートに着脱できるでしょう。またLockDownディバイダーで、ストラップの管理と調整は簡単。内側のチャンネルは、頭を涼しくドライに保ちます。ヘルメットパッドは柔らかく快適で、吸湿性があり洗濯もOK。

サイズ(cm)S/M:51〜58、M/L:55〜61
重量(g)S/M:285、M/L:310
MIPS×
規格-
アジャスター○(Micro-Manager II フィットシステム)
アジアンフィット
カラーGrey/Visibility Yellow、Black、White/Sprintmint、Viper Red、Trek White、Light Blue

SPECIALIZED CHAMONIX MIPS 2

ストラップの調整がしやすいモデル

アメリカ3大スポーツバイクメーカーの開発したヘルメット。ワンサイズシステムで広範囲の頭囲にフィットし、Headset SXフィットシステムで微調整できます。効率よく空気を流すベンチレーション、4th Dimension Cooling Systemを搭載。インモールド成形のシェルは、強度が高く軽量です。Tri-Fixウェブスプリッターで、ストラップの調整もスムーズ。特許取得のクリップオン式バイザーも付属しています。

サイズ(cm)ASIA S/M :55〜59、ASIA L/XL :58〜64
重量(g)-
規格-
MIPS
アジャスター○(Headset SXフィットシステム)
アジアンフィット
カラーライムストーン、サテンクレイ/ブラックリフレクティブ、マットブラック、グロスホワイト、グロストロピカルティール、グロスマルーン、ハイパーグリーン

ヘルメットを購入できる場所

ロードバイク向けのヘルメットは、オンラインはもちろん、スポーツバイク専門ショップやホームセンターなどでも購入できます。それぞれ一長一短あるので、詳しく解説します。

  メリット デメリット
 

オンライン

①好きな時間に購入できる
②多くのモデルを比較してじっくり選べる
①実物が見られないため質感やカラーなど違うこともある

②フィット感を確かめられない

 

自転車ショップ

①実物を見たり試着したりして購入できる
②レース向けなど性能の高いモデルが見つけやすい
①営業時間内に行く必要がある
②近くにお店がない場合行くまでが大変
ホームセンターなど①比較的安価なヘルメットを取り扱っている
②他の買い物ついでに寄れる
①ロードバイク向けモデルは取り扱いが少ない可能性が高い

オンライン

オンラインショッピング

24時間、好きな時に購入できるのが魅力。楽天市場などのポイントアップ期間を利用すれば、よりお得に購入できることもあるでしょう

しかし試着ができないため、サイズの確認は確実に。アジアンフィットモデルや、今まで着用したことがあるメーカーの別モデルなどを選ぶのも手です。

自転車ショップ

自転車屋

街中の個人経営ショップや、「サイクルベースあさひ」など大型のショップなどにもあります。特にスポーツバイクの取り扱いが多いショップだと、ロードバイク向けヘルメットの品揃えも多いかもしれません

試着できる場合もあり、初めてヘルメットを買う人も安心ですね。

ホームセンターなど

ホームセンターの自転車コーナー

ホームセンターやショッピングモール、家電量販店の一角でも、自転車やヘルメットを扱っている場合があります。買い物ついでに立ち寄れるので、気軽に見に行きやすいでしょう。

ただし、ロードバイク向けのヘルメットの取り扱いは少ない、もしくは全くない可能性もあります。街乗り向けなど、カジュアルなヘルメットを探す場合は、行く価値があるかもしれません。

ロードバイクのヘルメットのよくある質問

ロードバイクのヘルメットに関する、よくある質問にお答えしましょう!

ヘルメットの寿命はどれくらい?

ヘルメットの寿命はどれくらい?ロードバイクのヘルメットの寿命は、おおよそ3年程度とされます。外見が変わらなくても、少しずつ劣化が進み、衝撃吸収性が落ちる可能性があるからです。また、落車などでヘルメットに大きな衝撃がかかった場合は、3年以内でもすぐ交換した方が良いでしょう。

そのほか、下記のような状態になっていたら、交換タイミングです。

  • ●ヘルメット内部の発泡スチロールがすり減って丸くなった
  • ●インナーパッドがヘタって、ボリュームがない
  • ●あご紐が伸びてしまったり、ストラップが閉めにくい


性能が落ちると、万が一落車したり、事故に巻き込まれたりした際、思わぬ怪我をすることもあります
。交換の目安を守って安全に走りましょう。

ヘルメットを落としてしまった!どこを確認する?

机から落ちたヘルメット

撮影:編集部

ヘルメットを落としてしまった!こんな時はどこを確認すればいいのでしょうか。

  • ●ヘルメットの外側に、目に見える損傷やへこみがあるか確認
    ●ヘルメット内部の発泡スチロールが割れたりヒビが入ったりしていないか確認

机の上からなど、高さがある場所から落としてしまった場合、大きな衝撃がヘルメットにかかっています。異変があったら、交換をおすすめします。

ヘルメットのお手入れ方法は?

ヘルメットのお手入れ

撮影:編集部

定期的にヘルメットのお手入れをすると、清潔さと耐久性を保つことができますよ。

基本は、汚れたら水拭きして日陰で乾かすこと。丸ごとの水洗いは素材によってはNGな場合が多いので、取扱説明書をよく読んで確認しておきましょう。インナーパッドがあり取り外せるなら、洗うと衛生的です。また、直射日光や高温の場所から遠ざけ、通気性の良い場所に保管しましょう

MTB用のヘルメットと違いはある?

MTB用のヘルメットと違いはある?

出典:Amazon

ロードバイク用とMTB用のヘルメットには、いくつかの違いがあります。

MTB用ヘルメットは、より広い保護範囲を持ち、後頭部や側面をカバーする範囲がロードバイク用よりやや広くなっています。また頭部を直射日光や落下物から保護するバイザーがついているモデルも多いですね

この違いは、舗装路を走るロードバイク用に対し、路面が荒れていて、走行中に枝などの障害物にぶつかる可能性があるMTB用ならではの特性。乗るバイクによって使い分けることをおすすめします。

一緒に揃えると便利なアイテム

ヘルメットを購入するときに一緒に揃えると便利なアイテムをご紹介しましょう。

盗難対策用ロック

盗難対策用ロック

出典:Amazon

外出中、ちょっとロードバイクから離れるとき、ヘルメットだけ持っていくのも面倒ですよね。ヘルメットをロードバイクと一緒に施錠できる鍵を使えば、盗難対策になります。チェーンロックワイヤーロック など、ヘルメットも施錠できる長さの鍵を選びましょう。

ロードバイクにおすすめの鍵、大集合!

シールド

ヘルメットのシールド

撮影:編集部

シールドが取り付けられるモデルもあります。シールドがあると、飛び込んでくる虫やホコリから目を守ることができます。色付きシールドなら、眩しさも抑えられてサングラスも不要ですね。

サイクルキャップ

サイクルキャップ

出典:Amazon

サイクルキャップ も便利なアイテム。汗を吸収することはもちろん、かぶったほうが空気の層が入り、涼しくなる効果もあります。特に暑い時期は、ヘルメットの下にかぶるとよいでしょう。つばがあるので、直射日光をさえぎることで眩しさを軽減してくれますよ。

おしゃれなサイクルキャップを集めてみました。

ボタン式ライト

ボタン式ライト

出典:楽天市場

夜間走ることが多いなら、ヘルメットの後頭部につけるボタン式ライト(赤色)がおすすめ。テールライトより高い位置になるので、視認性が高まります。

元々、ライトが埋め込まれたヘルメットもありますよ!

ライト付きヘルメット「LUMOS Ultra」をレビューします!

ヘルメットを着用してロードバイクに乗ろう!

ヘルメットを着用してロードバイクに乗ろう!

ロードバイクと一緒に、必ず準備しておきたいヘルメット。街乗りやイベント、レースなど、よく乗るシーンに合わせたヘルメットを選ぶと、もっと快適に走れるかもしれませんよ

自分に合ったヘルメットで、ロードバイクを楽しみましょう。

ロードバイクヘルメットの人気売れ筋ランキング

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