クロスバイクで、気持ちよく通勤通学!
自転車での通勤通学は、景色が楽しめたり、風が心地良かったり。いいこともありますよね。特にクロスバイクは、速さと快適さを兼ねたスポーツバイクで、毎日乗るのにぴったりです。
筆者も、2年以上クロスバイクで通勤しています。渋滞の心配もなく、軽い運動にもなるので一石二鳥。朝から気持ちよく仕事を始めて、帰るときにはプチ・サイクリング気分。通勤時間が、大事なリフレッシュタイムになっていました。
シティサイクルよりも、通勤通学向きです
クロスバイクは、シティサイクル(ママチャリ)より速く走れます。一方、本格的なロードバイクと比べると、ラクな姿勢で乗れて、小回りしやすく、街中を快適に走れる面も。デザインもスタイリッシュですよね。
どのくらいの距離なら、クロスバイクがおすすめ?
体力と脚力があれば、どこまででも走れます。ちなみに私は、片道10分の距離を通っています。以前は片道1時間の職場にも通っていましたが、それでも快適でしたよ。
片道5~15分くらいの距離なら、ミニベロやシティサイクルでも十分でしょう。もっと長く走るなら、クロスバイクがおすすめです。
通勤通学用のクロスバイク、どう選ぶ?
クロスバイクは、たくさん流通しています。迷ったら、フレームの素材やブランドから絞ってみましょう。
フレーム素材は「アルミ」か「クロモリ」がおすすめ
フレーム素材によって、性能も価格も変わります。もっともおすすめは、「アルミ」!サビにくく、軽くてお手ごろ価格なモデルが多いですよ。
デザイン重視なら、合金素材の「クロモリ」もいいでしょう。細身で、クラシカルなモデルが多く、スーツや制服にも合わせやすいです。
また「カーボン」のフレームもありますが、高性能で価格も高くなりがち。一部パーツに使われることも多い素材です。
泥よけ、スタンドがつけられると便利
スポーツバイクは、ライトやカゴ、ベルなど、シティサイクルなら当たり前のパーツがないことがほとんど。一方で普段使い向けクロスバイクなら、必要なパーツがついていることもあります。泥よけやスタンドは、オプションでつけられることが多いので、チェックしてみてくださいね。
定番メーカーなら、アフターケアも安心
人気のあるメーカーから探すのも、ひとつの方法です。
海外メーカーでは、「Bianchi(ビアンキ)」、「GIANT(ジャイアント)」、「TREK(トレック)、「RALEIGH(ラレー)」などが有名です。
国内なら、「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」、「NEST(ネスト)」などが知られていますね。
定番メーカーは、走行性能の良さはもちろん、より厳しい安全基準を設けていることが多く、アフターサービスも手厚く受けられますよ。
最後は、やっぱり見た目!
「結局、どれが良いんだろう」と、悩むこともありますよね。候補を絞ったら、最後は見た目で選んでみましょう。
スーツや制服なら、スポーティーなビビッドカラーのバイクも似合うでしょう。休日にも走るなら、カジュアルな服がなじむ、シックな色も良いですよね。
これから紹介するおすすめのバイクも、ぜひ参考にしてみてください。
通勤通学にぴったり!定番のクロスバイク
定番ブランドのなかでも、通勤通学におすすめのクロスバイクを紹介します。走行性能にハズレなし!安心できるモデルを集めてみました。
GIANT(ジャイアント)/ESCAPE R3
世界最大級のスポーツバイクメーカー「ジャイアント」は、性能に対し、お手ごろ価格なバイクが多いことでも知られています。こちらのエスケープシリーズは、クロスバイク界のベストセラー。
丈夫なアルミフレームで、握りやすい「エルゴ形状」のハンドルや、クッションの利いたサドルなど、スポーツバイク初心者にもやさしい設計。小柄な女性向けのサイズもあります。
フレーム | アルミ |
カラーラインナップ | 5色 |
変速段数 | 24段 |
タイヤサイズ | 700×30C |
車体重量 | 10.7kg |
参考価格 | 61,600円(税込み) |
ビアンキ ROMA2
「ビアンキ」は、爽やかなブランドカラー「チェレステ」でも有名な、イタリアの老舗自転車メーカー。ROMAシリーズは、コンポなどがロードバイクと同等の仕様で、もっと速く、颯爽と通勤したい人にもおすすめです。
なかでもROMA2は最上位モデル。路面が濡れていてもしっかり利く、ディスクブレーキもついていて、雨の日も安心ですね。
フレーム | アルミ |
---|---|
カラー | 2色 |
変速段数 | 18段 |
タイヤサイズ | 700×28C |
参考価格 | 132,000円(税込み) |
TREK(トレック)/FX 1 Disc
アメリカのメーカー「トレック」は、レースでの実績も豊富な実力派。クロスバイクでは、スポーツバイク初心者向けのFXシリーズが定番です。
特にFX1 Discは丈夫なアルミフレーム、濡れた路面でも利きのいいディスクブレーキなど、通勤にもぴったりのスペックでおすすめですよ。
フレーム | アルミ |
カラーラインナップ | 2色 |
変速段数 | 16段 |
タイヤサイズ | 700×35C |
車体重量 | 12.68kg |
参考価格 | 68,200円(税込み) |
ネスト LIMIT2
街で乗るカジュアルな自転車づくりが得意な、日本のスポーツバイクメーカー「ネスト」。LIMITシリーズは重さわずか9.9kgほどで、軽量なクロスバイクです。
抜群の走行性能を実現したクロスバイクの決定版で、ベル、スタンド、ライトなどが標準装備なのも嬉しいポイント。
フレーム | アルミ |
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カラー | 5色 |
変速段数 | 24段 |
タイヤサイズ | 700×28C |
重量 | 9.9kg |
参考価格 | 55,000円(税込み) |
ブリヂストン CYLVA F24
シティサイクルでもお馴染みのブリヂストンは、街で乗るのに便利なスポーツバイクを開発しています。コンポなど、シマノ製のパーツが組まれたシルヴァは、ラインナップでも走りの性能が高いシリーズ。
F24は、軽量フレームに32Cのタイヤを装備。舗装の荒れた道でも安定して走れるので、日常使いにぴったりの1台です。
フレーム | アルミ |
---|---|
カラー | 5色 |
変速段数 | 24段 |
タイヤサイズ | 700×32C |
重量 | 11.8kg |
参考価格 | 58,080円(税込み) |
オフにもぴったり!クラシカルなクロスバイク
通勤通学はもちろん、休日も走るなら、クラシカルな細身のクロスバイクもおすすめ。スポーティーなデザインよりもいろんな服装に合うので、お出かけ、ショッピングにも気軽に乗って行けそうですね。
ラレー RFC Radford Classic
1888年にイギリスで誕生した「ラレー」は、細身の美しいスポーツバイクづくりが得意。
通勤通学におすすめしたいのは、RFC。クロモリフレームらしい、しなかやか乗り心地で、長時間乗っても快適でしょう。落ち着いた色合いのフレームカラーは、高級感がありますね。
フレーム | クロモリ |
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カラー | 5色 |
変速段数 | 16段 |
タイヤサイズ | 700×25C |
重量 | 11.5kg |
参考価格 | 95,700円(税込み) |
フジ STROLL
1928年に生まれた「フジ」は、ストリート向けのシングルスピード(変速のないスポーツバイク)などで、人気のメーカーです。
フジといえば、スポーティーなデザインですが、STROLLは細身のシングルスピード。ペダルの力がダイレクトに伝わる感覚が、やみつきになるかもしれませんよ。
フレーム | クロモリ |
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カラー | 3色 |
変速段数 | シングル |
タイヤサイズ | 700×28C |
重量 | 9.7kg |
参考価格 | 64,900円(税込み) |
tokyobike(トーキョーバイク)/TOKYOBIKE SPORT 9s
東京の街並みに似合うようなバイクをつくる「トーキョーバイク」は、マットなやさしいカラーリングが印象的。
こちらのSPORT9sも、落ち着いた5色展開です。650Cの小さめのタイヤで、小回りがしやすいでしょう。コンポはロードバイク仕様なので、遠くの勤務先でもスイスイ通えそうですね。
フレーム | クロモリ |
カラーラインナップ | 5色 |
変速段数 | 9段 |
タイヤサイズ | 650×25C |
車体重量 | 10.5kg |
参考価格 | 93,500円(税込み) |
なにを着て行く?クロスバイクの服装
クロスバイクに乗るなら、服装にも気を付けましょう。シティサイクルと同じ感覚で服を選ぶと、動きにくいこともありますよ。
動きやすく、ヒラヒラしない服装がベスト
おすすめは動きやすく、体にフィットする服装。汗がすぐ乾く生地なら、なお良いですね。アウターを羽織るなら、ジャストサイズを選びましょう。ダボダボしていると、風でバタつき、走りにくくなります。
ワイドパンツや裾が広がったパンツ、ロングスカートなど、風でなびくボトムスは、ギアやチェーンを巻き込むことがあるので、避けましょう。
スーツで乗っても大丈夫?
通勤でスーツを着る人も多いでしょう。問題はありませんが、夏場は着替え、ボディシートなどを用意して、汗の対策をするといいですよ。
スーツのボトムスは、裾にゆとりがあり、チェーンに当たることもあります。ロールアップか、足首で縛っておくと、汚れないですね。
雨の日は、こんなことに気をつけて!
シティサイクルよりタイヤが細いので、濡れた路面は、滑りやすいでしょう。雨の日にも走るなら、利きのいい「ディスクブレーキ」のバイクを選ぶと安心です。
また、泥除けをつけておくと、背中からお尻にかけて、泥で服が汚れる心配も減ります。取り外しが簡単なタイプもあるので、普段は外したいならチェックしてみてくださいね。
ショップで試乗してみよう
クロスバイクはネットでも買えますが、サイズ感を知るには、やっぱり実店舗。ギアの変速方法や、メンテナンス方法なども聞けるので、初めてなら、ショップを活用してみてくださいね。
一緒に揃えておきたい、アイテム
シティサイクルと異なり、ライトなどのアクセサリがないこともあるので、必要なアイテムも揃えておきましょう。
鍵・ベル・ライトは必須です
ライトは前後に1つずつ必要です。日中だけ走る場合も、雨などで見通しが悪いときのために、つけておきましょう。
また盗難対策のため、鍵もマスト。頑丈なチェーンタイプ、持ち運びやすいワイヤータイプなど、種類から選んでみてください。
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通勤通学には、カゴ・スタンドも!
そのほか、ボトルホルダー、後ろキャリアなど、いろんなアイテムがあるので、カスタムしてみてください。
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安全のためにも、ヘルメットを被ろう
クロスバイクはシティサイクルよりスピードが出るので、ヘルメットを被りましょう。スーツや制服にも似合う、カジュアルなデザインもあるので、ぜひ毎日の通勤通学に取り入れてみてくださいね。
▼▼クロスバイク向けヘルメットの記事はこちら▼▼
速くて快適なクロスバイクで、通勤通学しませんか?
日常のお出かけが、もっと楽しくなるクロスバイク。メーカーやパーツをチェックして、お気に入りのモデルを見つけてみましょう。気分転換、エクササイズにもなるクロスバイク通勤、チャレンジしてみてはいかがですか?