【スペシャライズド】グラベル界を広げる一台！アルミ製グラベルバイク『Crux DSW』登場

記事内画像提供：スペシャライズド・ジャパン

特許取得の溶接技術によりハイパフォーマンスバイクをより身近に！

スペシャライズドは、アルミ合金製のグラベルバイク『Crux DSW（クラックスDSW）』を発売。スペシャライズドの特許取得溶接技術である「D’Aluisio Smartweld（ダルージオ・スマートウェルド）製法」により、フレーム重量わずか1,399gという圧倒的な軽さに加え、走破性に優れ、機敏でレスポンスが良く、バランスの取れたハイパフォーマンスグラベルバイクが誕生しました。

今回は完成車のCrux DSW Compと、フレームセットのCrux DSW Framesetがラインアップに加わります。

製品特徴

最軽量

フレーム重量わずか1,399g*のCrux DSWは、超軽量のアルミ合金製グラベルバイク。フォークにFact12r Cruxカーボンを採用し、パフォーマンスを重視してコンポーネントを選び、完成車重量9.37kgを実現。ここまで軽いアルミ合金製グラベルバイクは他にありません（スペシャライズド調べ）。

*サイズ56cm、最軽量カラーの場合。生産により重量誤差があることがあります。

抜群の走破性

タイヤクリアランスが広がると、走破性を高められます。そこでCrux DSWにはカーボンモデルと同じ47mmのタイヤクリアランスを与え、最大で650b x 2.1インチタイヤを履けるようにしました。このクリアランスを持つタフで軽いアルミ合金製フレームがあれば、どこでも全開で駆け抜けられるでしょう。

異次元の応答性

ペダルを踏み込んだ瞬間、スッと前に進み、サドルで感じる衝撃はマイルド。D’Aluisio Smartweld製法でアルミ合金の特性を最適化し、カーボン以外では不可能だった乗り味を実現。

カーボンモデルと同じグラベル重視のジオメトリーや、レースバイク譲りのフィットを採用しています。ゆとりあるリーチで前後の荷重配分に優れ、操作感は軽快そのもの。

低めのスタックにより、上半身をより前傾させた攻めのポジションで走れます。BBドロップは72mmと、機敏さと安定性を両立させる仕様です。

D’Aluisio Smartweld

スペシャライズドはいかにして、世界最軽量のアルミ合金製グラベルバイクに47mm幅のタイヤを履けるクリアランスを持たせ、アルミ合金では不可能とされていたしなやかで応答性に優れた走りを与えたのでしょうか？

答えはシンプル、まったく新しいアルミ合金の接合方法を編み出したのです。スペシャライズド・サイエンスクラブの賢いエンジニアたちは、この製法をD’Aluisio Smartweldと命名し、特許を取得。これがCrux DSWがただの世界一軽量なアルミ合金製グラベルバイクに留まらない理由です。

D’Aluisio Smartweld略してDSWは、ハイドロフォーミングで作られた複雑な形状のチューブ同士を寸分違わぬ精度で合わせ、高強度の接合部を実現。

この製法はより軽量に仕上がるだけでなく、従来のアルミフレームより2倍の耐久性を誇ります。このテクノロジーによって一体構造のダウンチューブとボトムブラケットを作ることができ、重量を削ぎ落としただけでなく、応答性を高められました。

シートチューブとチェーンステーもスマートウェルド製法を用いて、ハイドロフォーミング加工が施された一体型ダウンチューブ・ボトムブラケットと接合されます。

これらのチューブは、これまでのノッチングや曲げ加工を使わず、設計通りに接合させられるよう加工されており、両端の接合部に溶接部材が追加されています。大きな応力がかかる接合部に求められる材料にだけ焦点を当てればよく、必要な部位に必要な材料を正確に配置できるため、私たちが望む乗り味をチューブで自在に生み出せるのです。このメリットは計り知れず、ライドクオリティーを犠牲にしてまで従来の溶接の悪影響に耐えるだけの強度を持たせたチューブとは異なります。

要するにD’Aluisio Smartweld製法は、最軽量アルミ合金製グラベルフレームをただ作り上げただけでなく、最高のライドクオリティー、ハンドリング性能、応答性をCrux DSWに与えたのです。万能だからこそ、グラベルライドを始める後押しができるでしょう。軽さ、剛性、応答性のすべてをもちあわせた、多様なライドを包容するバイクです。

製品概要