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グラベルロードは、悪路も走れる万能バイク!

グラベルロードは、舗装路からフラットダートまで幅広い地形を走行できるロードバイクの一種です。 「グラベル」は砂利道を指し、通常のロードバイクが苦手とする砂利道などの未舗装路もスムーズに走破できます。
グラベルロードの特徴
まずは、グラベルロードがどんな自転車なのか、特徴を1つずつチェックしていきましょう。
様々な路面に対応できるタイヤの太さ

通常のロードバイクは、舗装路を軽快に走るために25~28mmの細めのタイヤが一般的ですが、グラベルロードは悪路にも対応するために32~45mmと太いタイヤが主流です。さらに、一部のモデルには悪路走破性を向上させるためにサスペンションが搭載されているものもあります。
長距離ライド向けの設計

グラベルロードは、長距離ライドやキャンプツーリングでも疲れにくいように、アップライトな姿勢で乗車できるよう設計されています。さらに、オフロードを走行するための太めのタイヤは衝撃吸収性にも優れるため、疲労を軽減する役割も果たしてくれます。
オフロードでも操作しやすい広めのハンドル

ハンドルの幅が広いと上からの押さえこみが効き、オフロードを走行する際の操作性と安定性が向上します。そのため、オフロード走行を想定しているグラベルロードには、幅広のハンドルが基本的には採用されています。さらには、ハンドルにバッグを付けやすいというメリットもありますよ。
荷物の積載能力が高い

グラベルロードのフォークやシートステー、そしてトップチューブやダウンチューブには、通常のロードバイクよりも多めのダボ穴が設置されています。これらのダボ穴のおかげでキャリアやラック、バッグ類を取り付けられるため、たくさんの荷物を積載できるのです。
グラベルロードの相場
価格帯 | パーツグレード | 重量 | |
---|---|---|---|
エントリー | ~20万円 | 低い | 重い |
ミドル | ~60万円 | 中間 | 中間 |
ハイエンド | ~180万円 | 高い | 軽量 |
グラベルロードはフレーム素材やコンポーネント等の選択肢が豊富で、価格帯も幅があります。エントリーモデルであれば、10万円台からラインナップされていますが、ハイエンドになると、100万円は超えてくるでしょう。
一般的にはグレードが上がるにつれ、フレーム素材や各パーツのグレードも高くなり、重量は軽くなる傾向にありますよ。
他のスポーツ自転車との違い
汎用性の高いグラベルロードは、他のスポーツ自転車と用途が被ることもあります。グラベルロードと比較されることの多い、ロードバイク・シクロクロス・マウンテンバイクとの違いをチェックしてみましょう。
ロードバイクとの違い

ロードバイクは、舗装路を速く走ることに特化したスポーツ自転車。細いタイヤや軽量なフレームでつくられていて、オフロード走行にはあまり向いていません。また、ロードバイクは荷物積載性もそれほど高くない傾向にあります。
一方、グラベルロードは舗装路の走行性能に加え、悪路走破性・荷物積載性を両立しているのが大きな違いです。
シクロクロスとの違い

フランス発祥のシクロクロスは、競技用の自転車である点がグラベルロードと異なります。シクロクロスも、舗装路とオフロードどちらも走る点はグラベルロードと同じ。しかし競技用の自転車であるため、重量やサイズなどの規格が決められています。
一方、グラベルロードは競技用ではないため、規格に縛られず自由に設計できるのです。
マウンテンバイクとの違い

マウンテンバイクは、オフロードでの走行に特化したスポーツ自転車です。グラベルロードよりも太いタイヤと、衝撃を吸収するサスペンションを搭載しています。そのため、悪路走破性はマウンテンバイクに軍配が上がるでしょう。
ただし、マウンテンバイクは車体重量が重く、太いタイヤは路面抵抗が大きいため、舗装路での走行性能はグラベルロードの方が優れています。
グラベルロードの選び方
自分に合うグラベルロードを選ぶために、次の6つのポイントをチェックしましょう。
グラベルロードの選び方
- フレーム素材|重量・乗り心地を左右する
- タイヤの太さ|悪路走破性・軽快さを決める
- ブレーキタイプ|油圧式or機械式
- コンポーネント|グラベル専用がおすすめ
- 変速数|フロントシングルorダブル
- サイズ|適応身長をもとに選ぼう
フレーム素材|重量・乗り心地を左右する

メリット | デメリット | |
---|---|---|
アルミ | ・比較的軽量で価格も安い ・転倒時の破損リスクが低い ・剛性が高くペダリング効率が良い ・ラインナップが豊富 ・サビに強い | ・振動吸収性が低く疲れやすい |
クロモリ | ・振動吸収性が高く乗り心地が良い ・耐久性が高い ・細身のフレームでおしゃれ | ・サビやすい ・重い |
カーボン | ・振動吸収性に優れる ・形状の自由度が高くかっこいい ・軽量 ・サビない | ・価格が高い ・衝撃に弱く割れるリスクがある |
グラベルロードの主なフレーム素材は、「カーボン」、「アルミ」、「クロモリ」の3種類です。
アルミ
アルミは丈夫で軽量なので扱いやすく、エントリーモデルに多く使われる素材です。振動吸収性は高くないので、長距離を走ると、カーボンやクロモリより疲労を感じやすいかもしれません。比較的買いやすい価格帯のモデルが多いので、初心者やガシガシ乗りたい方におすすめです。
クロモリ
クロモリは、鉄にクロムとモリブデンという金属を加えた合金です。昔からロードバイクなどによく使われる素材で、細身のシルエットがスタイリッシュです。振動吸収性があり乗り心地は良いですが、重量は重め。また鉄なので、サビやすいという欠点も。
カーボン
カーボンフレームは振動吸収性が高く軽量なため、グラベルロードにぴったりのフレーム素材といえるでしょう。反面、1点の衝撃に弱く、階段の段差等にぶつけると割れてしまうリスクがあります。価格もほかの素材より高めなので、最初の1台としては手を出しにくいかもしれません。
タイヤの太さ|悪路走破性・軽快さを決める

タイヤの太さは、グラベルロードの走り心地と悪路走破性を大きく左右します。グラベルロードのタイヤ幅は35~45mmが一般的。太いほど悪路走破性が高まり、細いほど軽快に走れます。
例えば、オフロードを多く走る場合や悪路走破性を重視するなら、40mm以上のタイヤを装備したモデルがおすすめです。反対に、舗装路での軽快な走りも求めるなら、38mm以下のタイヤを選ぶと良いでしょう。
また、タイヤの大きさ(外径)は700Cと650Bの2種類が主流。700Cは外径が大きいためスピードを維持しやすく、さらにオフロードの凹凸をスムーズに乗り越えられます。外径がやや小さめの650Bは、小柄なライダーや、トレイル・林道をキビキビと走りたい方に最適です。
編集部
後々、太めのタイヤに交換したいなら、最大何mmのタイヤを装着できるのか「タイヤクリアランス」も確認しておきましょう!
ブレーキタイプ|油圧式or機械式

メリット | デメリット | |
---|---|---|
油圧式 | ・レバーが軽く疲れにくい ・コントロール性に優れる ・パッドのすき間を自動調整する | ・エア噛みやオイル漏れリスクがある ・価格が高い ・メンテナンス難易度が高い |
機械式 | ・価格が安い ・トラブルリスクが少ない ・輪行しやすい | ・レバーが重く疲れやすい ・パッドのすき間調整が必要 |
グラベルロードはディスクブレーキが主流で、油圧式・機械式の2種類があります。それぞれメリット・デメリットがあり、予算や使い方に合わせて選ぶ必要があります。
油圧式ディスクブレーキ
オイルの力で駆動する油圧式は、軽い力での操作が可能であり、コントロール性に優れています。とくに長い下り坂などで手が疲れにくいのは大きな利点です。また、ブレーキパッドの摩耗時には自動的にすき間を調整してくれるのも、便利なポイントでしょう。
一方、機械式に比べると高価で、オイルやパッドの交換などメンテナンスの難易度は高め。また、オイル漏れやエア噛みなど、ブレーキが効かなくなるトラブルのリスクも存在します。メンテナンスはお店に依頼する予定の方や、長距離を走る方には、油圧式が適しているでしょう。
機械式ディスクブレーキ
ワイヤー駆動の機械式ブレーキは、手頃な価格とトラブルの少なさがメリット。オイル漏れの心配がなく、取り扱いも簡単なため、油圧式に比べて輪行がしやすいです。ただし、ワイヤーの摩擦があるため、油圧式よりもレバーが重く感じられ、指の疲労が起こりやすいかもしれません。
また、ブレーキパッドが摩耗し、隙間が広がると効きが悪くなるため、調整が必要になります。安価なモデルを求める方や、旅先でのトラブルリスクを最小限に抑えたい方は、機械式ブレーキがいいでしょう。
コンポーネント|グラベル専用がおすすめ

アドベンチャー走行を本格的に楽しむなら、グラベルロード専用のコンポーネントを搭載したモデルがおすすめです。グラベル専用コンポーネントは、オフロードでの走行に特化したギア比やブレーキ性能などが考慮されており、高い快適性と操作性を期待できます。
メーカ別のグラベル専用コンポ
- シマノ:GRX
- スラム:XPLR
- カンパニョーロ:Ekar
変速数|フロントシングルorダブル

グラベルロードの変速数は大きく分けるとフロントシングル・ダブルの2種類です。走り方に合わせて選ぶようにしましょう。
編集部
このあと紹介するおすすめモデルのスペック欄に、「1×○」と記載があればフロントシングルで、「2×○」はフロントダブルです!
フロントシングル
オフロードメインで楽しみたいなら、フロントシングルがおすすめです。その理由は、ガタガタした道でもチェーン落ちが起こりにくいこと。さらに、変速操作がシンプルなため、オフロードで急な変速が必要な場面でも、すばやく直感的に操作できるからです。
また、フロントシングルはフロントに変速機がないため、変速機のトラブルが起こりにくいという利点もあります。ただし、ギアの数が少ないため、路面状況に合わせて最適なギアを選択できる柔軟性においては、フロントダブルが優れていると言えるでしょう。
フロントダブル
舗装路も含めて軽快に走りたいなら、フロントダブルが最適です。変速数が多く幅広いギヤ比をカバーできるので、走行シーンに合わせて効率的なペダリングができます。ただし、フロントシングルよりもパーツが増えるため、車体重量も重くなりますよ。
サイズ|適応身長をもとに選ぼう

グラベルロードはモデルごとに複数のフレームサイズが用意されているので、適応身長に合わせて選ぶようにしましょう。適応身長に合ったフレームを選ぶと、正しい姿勢を取りやすくなり、より効率的に快適な走行が可能となります。
この後に紹介する、おすすめのグラベルロードにも適応身長が表記されていますので、ぜひ注目してみてください。
グラベルロードの人気メーカー
グラベルロードの代表的なメーカーをご紹介します。長距離のワインディングロードを走るために誕生したグラベルロードは、マウンテンバイクをオリジンに持つアメリカンブランドが強い傾向にあります。
メーカー名 | ロゴ | 特徴 |
---|---|---|
TREK | ![]() | アメリカで大きなスポーツバイクのシェアを持つメーカーで、入門向けからハイエンドまで幅広いグラベルロードをラインナップ。 |
Specialized | ![]() | ロードバイク、マウンテンバイク両方で培った技術力を活かした、性能の高いグラベルバイクが魅力。 |
Cannondale | ![]() | 片持ちフォークや電動アシスト付きなど、ユニークなグラベルロードもラインナップ。価格帯も幅広く、エントリーユーザーからこだわり派まで選びやすい。 |
GIANT | ![]() | 台湾発祥の自転車メーカーで、コストパフォーマンスに優れるグラベルロードをラインナップ。サスペンション搭載モデルも。 |
Canyon | ![]() | ドイツ創業、通販専門の自転車メーカー。幅広いラインナップから通販で選べるため、近くにお店がなくてもグラベルロードを購入できるのが魅力。 |
Kona | ![]() | MTBやシクロクロスもラインナップするカナダのメーカー。比較的リーズナブルな価格のグラベルロードもあり、初心者にもおすすめ。 |
GT | ![]() | マウンテンバイクやBMXなどオフロードバイクを得意とするメーカーで、オリジナルのトリプルトライアングル構造が特徴。 |
Marin | ![]() | アメリカカリフォルニア州発祥のMARINは、バイクパッキングやキャンプツーリング向けのグラベルロードを多数ラインナップ。 |
FUJI | ![]() | 日本発、アメリカで成長した自転車メーカーFUJI。日本のオフロードを走りやすいグラベルロードを開発しています。 |
グラベルロードのおすすめ16選
ここからは、編集部がピックアップしたおすすめのグラベルロードをご紹介します。2023年11月時点の実売価格順に紹介しているので、予算や性能のバランスに注目してみてください。
KhodaaBloom KESIKI Touring
サイズ(適応身長) | 420(155-170cm) 460(165-180cm) 500(170-190cm) |
---|---|
重量 | 11.5kg(500) |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 45 |
タイヤの大きさ | 27.5インチ |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO |
変速数 | 16段(2×8) |
サスペンション | × |
カラー | マットスカイブルー ピスタチオグリーン |
おすすめポイント
- リーズナブルで最初の一台にピッタリ!
- 日本のメーカーが日本人のためにつくったグラベルロード
- 10万円以下のリーズナブルな価格
MARIN NICASIO+
サイズ(適応身長) | 50cm(152-160cm) 52cm(160-168cm) 54cm(168-175cm) 56cm(175-183cm) |
---|---|
重量 | 13.4kg(52cm) |
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの太さ(mm) | 47 |
タイヤの大きさ | 650B |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | MicroSHIFT Advent |
変速数 | 9段(1×9) |
サスペンション | × |
カラー | SATIN.TAN GREEN |
おすすめポイント
- 細身のクロモリフレームによるおしゃれなデザイン性
- クロモリフレームは振動吸収性にも優れオフロード走行も○
KONA ROVE AL 650
サイズ(適応身長) | 48(158-170cm) 50(163-175cm) 52(174-181cm) 54(177-185cm) 56(180-189cm) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 47 |
タイヤの大きさ | 650B |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO CLARIS |
変速数 | 16段(2×8) |
サスペンション | × |
カラー | Matte Faux Raw |
おすすめポイント
- 通勤からオフロード走行まで使いやすい一台
- アルミフレームの厚みを変えて軽さと耐久性を両立
- ロングライドにも使いやすい2×8段変速
MARIN FOUR CORNERS
サイズ(適応身長) | S(157-168cm) M(168-178cm) |
---|---|
重量 | 13.5kg(Sサイズ) |
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの太さ(mm) | 40 |
タイヤの大きさ | Sサイズ:650B Mサイズ:700C |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO SORA |
変速数 | 18段(2×9) |
サスペンション | × |
カラー | MAT BLACK / CROME GLOSS TURQ / PURPLE / CROME |
おすすめポイント
- 舗装路の走行性能も考えられた40mmのタイヤ幅
- 身長に合わせて選べる2つのホイールサイズ
FUJI JARI
サイズ(適応身長) | 46cm(160-168cm) 48cm(165-173cm) 52cm(170-178cm) 54cm(175-183cm) 55.5cm(180-188cm) |
---|---|
重量 | 11.9kg |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 38 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO SORA |
変速数 | 18段(2×9) |
サスペンション | × |
カラー | シルクブラック サビ |
おすすめポイント
- MTBの悪路走破性と快適性をフィードバック
- 積載性を重視した頑丈なフレーム設計
- 未舗装路でコントロールしやすいハンドル形状
MASI Catalina Apex
サイズ(適応身長) | 430(153-160cm) 470(158-165cm) 490(163-170cm) 510(168-175cm) 535(173-180cm) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの太さ(mm) | 35 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SRAM RD APEX 1 |
変速数 | 11速(1×11) |
サスペンション | × |
カラー | Navy Matt Titan Matt Mossgreen Soft Grey Erba Sunset Orange |
おすすめポイント
- 細身のクロモリフレームとシンプルなパーツ構成で長く愛せるデザイン
- トラブルの少ないフロントシングルで11段変速を確保
KONA ROVE ST
サイズ(適応身長) | 48(158-170cm) 50(163-175cm) 52(174-181cm) 54(177-185cm) 56(180-189cm) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの太さ(mm) | 47 |
タイヤの大きさ | 650B |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO SORA |
変速数 | 18段(2×9) |
サスペンション | × |
カラー | Matte Bloodstone Gloss Ultraviolet Gloss Earth Green |
おすすめポイント
- 幅広い使い方にマッチする万能選手
- チューブレス化可能なコンバーチブルホイールを採用
- 取り回しやすい650Bのホイールサイズ
JAMIS RENEGADE S4
サイズ(適応身長) | 48(158-168cm) 51(164-173cm) 54(172-180cm) 56(177-186cm) 58(184-192cm) 61(188-198cm |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの太さ(mm) | 40 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO SORA |
変速数 | 18段(2×9) |
サスペンション | × |
カラー | DeepPurple RareEarth Rip Tide |
口コミ・レビュー
とても乗りやすくデザインも格好良いと思います。荒れたアスファルトも気にならず、砂利道もそこそこの速度で楽しく走れます。下ハンを握れば振動吸収性も高く、手が痺れません。進みも良いため、28cのタイヤを履いたクロスバイクよりも平均速度は高く維持できますので、距離を走る時も非常に楽です。
出典: 楽天市場
おすすめポイント
- 軽量&振動吸収性に優れるカーボンフォーク採用
- サイズごとにフレーム設計を変えて乗り心地を最適化
GIANT REVOLT 2
サイズ(適応身長) | 430(160-175cm) 450(170-180cm) 470(175-185cm) |
---|---|
重量 | 10.4kg |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 38 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO SORA |
変速数 | 18段(2×9) |
サスペンション | × |
カラー | メタリックブラック |
おすすめポイント
- 路面や走り方に合わせてリアセンター長を変えられる、フリップチップシステム採用
- 振動吸収機能のあるシートポストに対応
CANYON Grizl 7
サイズ(適応身長) | 3XS(158cm-) 2XS(158-166cm) XS(166-172cm) S(172-178cm) M(178-184cm) L(184-189cm) XL(189-194cm) 2XL(194cm-) |
---|---|
重量 | 10.66kg |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 45 |
タイヤの大きさ | XSサイズ:650B Sサイズ以上:700C |
ブレーキタイプ | 油圧ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO GRX RX600 (グラベル専用) |
変速数 | 22段(2×11) |
サスペンション | × |
カラー | Matcha |
おすすめポイント
- どんな遊び方にも応えてくれる拡張性と性能
- 軽い力でコントロールしやすい油圧ディスクブレーキ採用
- 軽量なアルミフレームながら幅広い積載方法に対応
KONA ROVE ST DL
サイズ(適応身長) | 48(158-170cm) 50(163-175cm) 52(174-181cm) 54(177-185cm) 56(180-189cm) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | クロモリ |
タイヤの太さ(mm) | 47 |
タイヤの大きさ | 650B |
ブレーキタイプ | 機械式ディスクブレーキ |
コンポーネント | SRAM RIVAL1 |
変速数 | 11段(1×11) |
サスペンション | × |
カラー | Gloss Earth Gray Gloss Kiwi |
おすすめポイント
- あらゆる走りとカスタムに応える一台
- 上位グレードのパーツにカスタムしやすい設計
- 47mmの太いタイヤで悪路走行の快適性が高い
GT GRADE ALLOY COMP
サイズ(適応身長) | S(165-175cm) M(173-183cm) L(180-190cm) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 37 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 油圧ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO GRX 400 (グラベル専用) |
変速数 | 20段(2×10) |
サスペンション | × |
カラー | インディゴ タン |
おすすめポイント
- GT伝統のトリプルトライアングルでグラベルの乗り心地も重視
- グラベルロード用のサスペンションフォークへの交換も可能
SPECIALIZED DIVERGE E5 ELITE
サイズ(適応身長) | 44(142-152m) 49(152-162cm) 52(163-170cm) 54(170-178cm) 56(175-183m) 58(180-188cm) 61(適応身長記載なし) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 38 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 油圧ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO GRX RX400 (グラベル専用) |
変速数 | 20段(2×10) |
サスペンション | × |
カラー | サテンレッドウッド/グロスホワイト/クローム/クリーン グロススレート/クールグレー/クローム/ワイルド |
おすすめポイント
- フルカーボンフォークとアルミフレームによる軽快な走り心地
- グラベル専用コンポの20段変速でどんなフィールドにもマッチ
cannondale Topstone 2
サイズ(適応身長) | XS(147-165cm) SM(160-175cm) MD(170-185cm) LG(177-193cm) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 37 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 油圧ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO GRX 400 (グラベル専用) |
変速数 | 20段(2×10) |
サスペンション | × |
カラー | Olive Green Midnight Blue |
おすすめポイント
- アルミフレームに定評のあるキャノンデールのグラベルロード
- 扱いやすさと信頼性を考えられたフレーム設計
- ワンタッチでサドル高を変えられるドロッパーシートポスト
TREK Checkpoint ALR 5
サイズ(適応身長) | 49(156-165cm) 52(166-172cm) 54(172-177cm) 56(177-182cm) 58(182-188cm) |
---|---|
重量 | 9.75 kg(56) |
フレーム素材 | アルミ |
タイヤの太さ(mm) | 40 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 油圧ディスクブレーキ |
コンポーネント | SHIMANO GRX RX810 (グラベル専用) |
変速数 | 22段(2×11) |
サスペンション | × |
カラー | Era White/Trek Black |
おすすめポイント
- 通勤からグラベル走行までこなせる万能モデル
- 舗装路ではクイックなハンドリングだが、ダートでは安定性のある操作に
- 最大45mmのタイヤまで履けるクリアランスを確保
GT GRADE CARBON X
サイズ(適応身長) | S(165-175cm) M(173-183cm) L(180-190cm) |
---|---|
重量 | - |
フレーム素材 | カーボン |
タイヤの太さ(mm) | 42 |
タイヤの大きさ | 700C |
ブレーキタイプ | 油圧ディスクブレーキ |
コンポーネント | SRAM Apex1 |
変速数 | 11段(1×11) |
サスペンション | ○ |
カラー | グレー |
おすすめポイント
- フロントサスペンション装備で走るフィールドがさらに広がる
- ドロッパーシートポスト標準装備なので、長い下りも走りやすい
グラベルロードと一緒に揃えたいアイテム
初めてスポーツバイクを購入する方は、グラベルロードと一緒に次のアイテムをそろえましょう。
グラベルロードは走行シーンが舗装路からオフロードまで多岐にわたり、転倒のリスクが高いため、ヘルメットの着用は必須です。また、2023年4月からは自転車のヘルメット着用が努力義務化されており、ヘルメットの重要性はますます高まっています。
▼ おすすめのヘルメットを紹介している記事はこちら!
ライト
グラベルロードにはライトが標準装備されていないので、別途購入する必要があります。日没後も走ることがあるなら、なるべく明るくバッテリー持ちが良いライトを選ぶのがおすすめ。電池式・充電式など使い勝手もチェックしてみましょう。
グラベルロードにはライトが標準装備されていないので、別途購入する必要があります。日没後も走ることがあるなら、なるべく明るくバッテリー持ちが良いライトを選ぶのがおすすめ。電池式・充電式など使い勝手もチェックしてみましょう。
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グラベルロードのタイヤは仏式バルブに対応した空気入れが必要です。一般的なシティサイクルの空気入れは使えないので、車体と一緒に用意しましょう。適正な空気圧を保つことで、グラベルロードの走行性能を発揮することができます。
▼ おすすめの空気入れを紹介している記事はこちら!
キャリアを取り付けることで積載性が大幅に向上し、キャンプツーリングに必要なテントやシュラフなども、難なくパッキングできるようになります。ただし、タイヤサイズやフレーム形状によって対応するキャリアが異なるため、グラベルロードに合わせて選びましょう。
▼ おすすめのキャリアを紹介している記事はこちら!
グラベルロードで快適に荷物を運ぶためには、専用のバッグも揃えましょう。自転車用のバッグは取り付け位置によってさまざまな種類があり、運ぶ物の形状や量に合わせて選ぶことができます。自身のライドスタイルに合わせてチョイスしてみてください。
▼ おすすめの自転車用バッグを紹介している記事はこちら!
グラベルロードに関するよくある質問・疑問
それでは最後に、グラベルロードに関するよくある質問と、それに対する回答を見ていきましょう。
ロードバイクがあれば、グラベルロードは必要ない?

結論としては、荷物を積みたい方、オフロード走行を楽しみたい方、ロードバイクほどのスピード・競技性を求めない方などは、グラベルロードを購入すると良いでしょう。ロードバイクでもオフロード向けのタイヤを装着すれば、フラットダートを走ることは不可能ではありません。
しかし、ロードバイクはあくまで舗装路向けの自転車であり、振動吸収性やダートでの操作性はグラベルロードに劣ります。本格的な林道ツーリングやキャンプを楽しみたいのであれば、グラベルロードを検討してみてください。
グラベルロードはどこで買えるの?
グラベルロードの購入先
- 大型自転車量販店
- メーカー直営店
- メーカー公式オンラインストア
- 楽天などのECサイト
好みのメーカーやモデルがまだ決まっていない場合は、複数のグラベルロードを比較検討できる大型自転車量販店がおすすめです。一方で、購入したいモデルやメーカーがはっきりしている場合は、詳細なアドバイスを期待できるメーカー直営店がいいでしょう。
もし近くにグラベルロードを扱う店舗がないか、または店舗に訪れるのが難しい場合は、楽天などのECサイトが最適です。ECサイトでは多くのメーカーとモデルを比較検討できるため、自分の好みに合ったグラベルロードを見つけやすいですよ。
グラベルロードは通勤・通学にも使える?

グラベルロードは通勤や通学にも使いやすい自転車ですよ。太めのタイヤを履いているので、街中のちょっとした段差を乗り越えやすく、パンクする可能性も低いです。荷物をたくさん積めて、安定した走りができるのも通勤や通学に向いているポイントと言えるでしょう。
オフロードでの操作性を考えてゆったりしたポジションで設計されているので、街乗りでの快適性も申し分なしです。
中古のグラベルロードってどうなの?

新車より価格を抑えられるのが中古グラベルロードの魅力ですが、リスクもあるので要注意。メーカー直営店や公式オンラインストアなど、信頼できるショップなら中古グラベルロード購入もアリかもしれません。
しかし、フリマサイトやネットオークションなどの個人売買は、整備が行き届いておらず故障のリスクがあるのでおすすめできません。仮に新車より安くグラベルロードを購入できても、すぐ壊れたりしては本末転倒です。
グラベルロードで、冒険に出よう!

ロードバイクよりも走行できるフィールドが広く、マウンテンバイクよりスピーディーに走れるグラベルロードは、未知なる場所への冒険にピッタリな自転車です。ぜひ自分に合うグラベルロードを見つけて、楽しく快適な自転車ライフを送ってください。
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCYCLE HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCYCLE HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。
掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。