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【2022】通学におすすめのロードバイク8選!選び方&注意点も解説!

ロードバイクで通学って心ひかれませんか?ロードバイクはスポーツバイクの中でも高価な印象がありますが、軽快にかけ抜けるその姿は、かっこよく、乗ってみたくなりますよね。

この記事では、学生さんの”ロードバイク通学”の注意点と、メリット・デメリット。最新の通学に向いたおすすめのロードバイク(男性向け・女性向け)をお伝えしていきます。

目次

自転車で通学する時のロードバイク通学のメリット

街の一角にあるロードバイク出典:Flickr/Takeyuki Suzuki

学校への通学時、ロードバイクを選ぶとどんな良いことがあるか。まずはメリットを、おさらいしましょう。

メリット
●シティサイクル(ママチャリ)より速く走れる
●車体が軽い(8〜9kg)
●長距離(片道15km以上)も、快適に走行
●ロードバイク自体が、趣味になるかも
●なにより、カッコイイ!

 

毎日の通学をロードバイクにすると、通学自体が楽しくなりそうですね。

ロードバイク通学のデメリット

ドロップハンドルの画像出典:Flickr/Kim Love

逆に、ロードバイクで通学するデメリットも、気になりますよね。

デメリット
●スタンド、カゴなど、通学に便利な装備が基本ない
●ロードバイクが初めてだと、最初は乗り心地が悪いと感じるかも
●専用の空気入れが必要(一般の自転車と規格が異なる)
●服装に気を使う(スカートNG、ズボンのすそ巻き込み対策が必要)
●車体価格が高い
●盗難の心配がある(軽量のため、持ち去られやすい)

 

高価な自転車ですので、盗難対策は万全にする必要があります。

またロードバイクは、「速く走る」ことを目的とした自転車です。荷物を運ぶことなど、「生活の中の自転車」としては、使いづらい点もある自転車なので、事前に理解しておきましょう。

ロードバイクとクロスバイク、どちらにするか悩む方へ

GIANT アンカー

同じスポーツバイクでよく比較されるのが、クロスバイク。似ているように見えますが、ハンドルなどに違いがあります。

 ロードバイク クロスバイク
 ハンドル形状 ドロップハンドル フラットハンドル
 乗車姿勢 前傾 ゆったりとした姿勢(ロードバイクと比べて)
 タイヤ 細め 太め(ロードバイクと比べて)

ロードバイクがドロップハンドルなのに対し、クロスバイクはフラットハンドル。走ることに特化したロードバイクに比べ、乗り降りしやすく、ゆったりとした姿勢で走れるクロスバイクは、より街中の走行に向いているでしょう。

タイヤの太さも、ロードバイクの方がより細いタイヤをつけていることが多く、スピード重視なのが「ロードバイク」。乗り心地重視なのが「クロスバイク」と言えるでしょう。

クロスバイクとロードバイクの違いについて、詳しくはこちら。

ロードバイクで通学するなら、ここを確認せよ!

男性 ロードバイク

安心してロードバイク通学を始めるためポイントを2つまとめました。これらを事前に確認して、納得してからロードバイクを購入しましょう。

そもそもあなたの学校、ロードバイク通学が許可されてる?

ミーティング中自分が通う学校が、自転車通学や、ロードバイクでの通学が許可されているか、しっかり確認しましょう。

「知らなかった」で怒られたり、「通学用に買ったロードバイクが使えなかった」と言うようなコトに、なりたくないですよね。

”盗難にあいやすい、高価な自転車は通学にそぐわない”という考えの学校もあり、そういった場合もありますので、気をつけましょう。

盗難対策、確実にできる?

ロードバイク チェーンロック校内でのロードバイクの保管場所にも、注意しましょう。駐輪場に長時間駐輪していると、盗難のリスクが高くなります。簡易なチェーンロックですと、2〜3分あれば窃盗犯が持ち去ってしまうことも。

ですので、学校の駐輪場の防犯性が高いかも要チェックです。最近では防犯カメラがついている学校も多いので、その監視範囲に入っていれば、なお安心ですね。

自転車の盗難防止方法についてはこちら。

【男性向け】通学におすすめのロードバイク6選

ここからは、ロードバイク通学しようとしている男性学生さん向けに、おすすめのモデルをお伝えしていきます。

THIRDBIKES フェスロード

28Cの幅広タイヤの初心者向けエントリーモデル

「KhodaaBloom (コーダーブルーム)」や「NESTO」を展開する、”ホダカ”に2020年仲間入りしたTHIRDBIKES。


先の2ブランドより、スポーツバイク初心者向けの位置付けとなっているだけあり、エントリーモデルに力を入れています。


こちらのモデル「FES ROAD」もまさに初心者向けで、長く乗っていてもお尻が痛くない!気軽にロードバイクが乗れるよう、タイヤの太さはちょっぴり太めの28C採用となっています。

重量11.8kg
フレーム素材アルミ
タイヤ幅28C
ブレーキダブルピボットキャリパー
カラーレッド・マットブラック
参考価格(税込)77,000円

TREK/Domane AL 2

TREK「Domane AL 2」

出典:TREK

アメリカ三大スポーツバイクメーカーのひとつ、TREKのエントリーモデル。

トップチューブが長く、前傾姿勢が苦手なエントリーユーザーでも、ゆったりとしたポジションで乗ることができるでしょう。

コンポはシマノのクラリス。ホイールには走行データが取得できる「DuoTrap S Digital Sensor」が搭載されており、走行データがBluetooth経由でスマホで確認できます。通学だけでなく、サイクリングも楽しみたい人には、魅力的な装備と言えます。

 重量 9.6kg
 フレーム素材 アルミ
 コンポ シマノ/クラリス
 タイヤ幅 28c
 ブレーキ ピボットブレーキ
 カラー Gloss Mulsanne Blue/Matte Trek Black・Trek Black/Carbon Smoke
 参考価格(税込) 109,890円

Domane AL 2の公式サイトはこちら

KhodaaBloom FARNA CLARIS

わずか9.5kgと超軽量!制服でも安心のクランクガード付きモデル

またまた“ホダカ“の展開するメーカー、KhodaaBloomから、おすすめの1台を紹介します。


先にご紹介した「THIRDBIKES」「NESTO」のモデルと比較すると、高価格帯とはなりますが、車体重量はもっとも軽く9.5kg!コンポはクラリスで、初めてのロードバイクには十分なグレードと言えます。


補助ブレーキ付きなので、ドロップハンドルに慣れる前も安心。チェーンがむき出しにならない、クランクガードも付いているので、スカートやズボン裾に、チェーンの汚れがつきにくいでしょう。制服やお気に入りの服でも、気軽に乗れますよ!

重量9.5kg
フレーム素材アルミ
コンポシマノ/クラリス
タイヤ幅25C
ブレーキリムブレーキ/機械式
カラーブラック・ブルー
参考価格(税込)129,800円

GIOS FENICE

クラシカルで美しいクロモリフレーム!

ロングライドやツーリングによく使われる、強度が高い”クロモリ(鉄にクロムとモリブデンを合わせた合金素材)”フレームの「FENICE」。


今回ご紹介したロードバイクの中で唯一、クロモリバイクとなります。


アルミフレームにはない、細身のシルエットで、クラシカルな雰囲気!


そのためデザインの流行りに左右されず、ずっと乗り続けたい方にもおすすめ。GIOSのブランドカラー「ジオスブルー」は定番すぎるくらい定番なので、あえて他のカラーを選ぶのも、粋ですよ。

重量10.2kg
フレーム素材クロモリ
コンポクラリス
タイヤ幅25C
ブレーキリムブレーキ/機械式
カラーGIOS BLUE ・BLACK ・ DARK GREEN
参考価格(税込)132,000円

GIANT/CONTEND 2

GIANT 「CONTEND2」

出典:GIANT

台湾の自転車の世界的メーカー、GIANTの「CONTEND 2」。「CONTEND」のラインナップの中では最もエントリー向けモデル。高剛性ながらも軽い車体、前傾姿勢にならなくても操作できるサブブレーキ付きで、初めてのドロップハンドルでも安心です。

フレームは軽量なアルミで、フォークはカーボン製。カーボンフォークは、地面からの衝撃をより吸収してくれるので、快適な乗り心地でしょう。

 重量 9.8kg
 フレーム素材 アルミ
 コンポ シマノ/クラリス
 タイヤ幅 28c
 ブレーキ リムブレーキ/機械式
 カラー コールドアイアン・グレナデン・ブラック
 参考価格(税込) 129,800円

CONTEND 2 の公式サイトはこちら

NESTO ALTERNA

重さ9.0kgを実現!軽量&高性能ロードバイク

フレームリア部に快適性を向上させる振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」を採用。


シートステーとチェーンステーを横扁平に加工することで、リア部が縦方向にしなりフレーム自体が柔軟に路面に対応!


エントリーユーザーにとってお手頃な価格でありながら9.0㎏を実現。コンポもSORAを使うなど、パーツに妥協が一切ありません。


ホイールはチューブレス化にも対応、将来のカスタマイズもはかどる1台。

重量9.0kg(500mm)
フレーム素材アルミ
コンポシマノ/ソラ
タイヤ幅25C
ブレーキリムブレーキ/機械式
カラーダークブルー/ダークグレーグラーデーション・ワインレッド/チャコールブラックグラデーション・マットグレー/マットスレートグレーグラデーション
参考価格(税込)151,800円

【女性向け】通学におすすめのロードバイク2選

ロードバイクは同じフレームサイズでも、女性と男性では体格や体力が異なります。

ここでは、幅の狭いハンドルや専用のサドルなど、女性専用パーツをアッセンブルしている2モデルをご紹介

女性がより気軽に乗りやすく、楽しく通学できるように工夫されてるので要チェックです。

FELT/FR60W

FELT/FR60W

出典:FELT

FR60Wは、フレームパイプを細く、薄く、接合部分を少なく設計され、結果的に軽量に仕上がっています。

オリンピック金メダリストなど、自転車競技で世界的に有名なメンバーが所属する、チームTEAM TWENTY16との共同開発によって、女性の理想的な剛性・柔軟性に仕上がっています。

税込10万円以下(2022年12月現在)ですが、走行性能も申し分なし!もちろんカジュアルにも乗れるので、通学にもおすすめですよ。

 重量 9.6kg
 フレーム素材 アルミ
 コンポ シマノ/クラリス
 タイヤ幅 25c
 ブレーキ リムブレーキ/機械式
 カラー ナイアガラブルー
 参考価格(税込) 98,780円

FR60W の公式サイトはこちら

Liv /AVAIL2

GIANT Liv

出典:GIANT

GIANTの女性向けラインといえば、Liv。豊富なサイズ展開はもちろん、おしゃれなカラーリングのモデルも見つかるでしょう。

「AVAIL2」はケーブルは内装化されていて、スッキリした見た目。ドロップハンドル初心者も安心な補助ブレーキ付きで、重量もわずか9.8kg。

また、GIANT独自の、衝撃吸収に優れたD型断面形状アルミシートポスト・フルカーボンフォークもしっかり採用されており、乗り心地も抜群。

サイズはXXS(身長145cm〜)から展開されているので、小柄な方にもうれしい仕様ですね!

 重量 9.8kg
 フレーム素材 アルミ
 コンポ シマノ/クラリス
 タイヤ幅 28c
 ブレーキ リムブレーキ
 カラー ルナロック
 参考価格(税込) 129,800円

AVAIL2 の公式サイトはこちら

ロードバイクはどこで購入するの良い?

ロードバイクを買うには、実店舗・ネットの2種類があります。

「ロードバイク通学したい!」などと、乗りはじめたい日がもし決まっているなら、余裕を持ったスケジュールで購入計画を組みたいところ。

実店舗にて購入の場合

ロードバイクは、実店舗購入の場合、購入当日に持ち帰りできることはまれ。試乗・サイズ合わせ&納車と、最低でも店舗に2度訪問することになります

さらには高額な自転車ですので、購入決定時に手付金などを支払い、納車日までは少し待つことになることも。

納車日に乗って帰る場合は、ライトや反射板、ベルなどの道路交通法で決まっている必携装備の取付もショップに事前に相談しておくと良いでしょう。

ネットにて購入の場合

ネットで購入する場合は、在庫があれば、購入から納品までは、だいたい1週間位のショップが多いです。

しかし在庫がない場合、取り寄せになり、長くて半年ほどかかる場合も!

さらには、送料がかかることがほとんどなので、事前に確認しておきましょう。ただ、実店舗受け取りにすれば無料になるケースも。ご近所の自転車ショップが提携しているかをチェックしてみてもいいですね。

通学時、ロードバイクで荷物を運ぶ方法とおすすめアイテム

ロードバイクにはカゴがなく、荷物をどう運ぶか悩むかもしれません。ハンドルに荷物をかけると走りにくいですし、安全な方法とは言えません。

そこでリュックやサコッシュのように自分の身に着けられるアイテムや、ロードバイク自体につけられるアイテムをチェックしてみてははいかがでしょう?以下、ご紹介します。

①“バッグ“を背負って、荷物を運ぶ

まずは、手軽に自分の身に着けられる”バッグ”のご紹介。リュックやサコッシュをご紹介しましょう。

<リュック>

ロードバイク通学する人

もちろん、いつも通学に使っているリュックを使用するのもアリですが、おすすめは自転車に特化しているリュック。

アウトドアメーカーや自転車パーツメーカーがサイクリスト向けのリュックを販売しています。

防水機能があったり、背中が蒸れにくく、疲れにくい快適な背面パッドがついているものもあり、そういったブランドをチェックしてみても◎ですよ!

自転車に乗るときのリュックについてはこちら。

<サコッシュ>

サコッシュ出典:Flickr/つくる暮らし

もともとは自転車のロードレースでドリンクや補給食などを入れるために使われていた肩掛バック「サコッシュ」。

最近では一般的なファッションアイテムとしてアパレルショップで見かけることも多くなりましたが…強度・通気性もしっかりある、しっかりしたアウトドアブランドのものもたくさん売られているんです。

軽く、荷物の取り出しに優れているのが特徴!しかし、容量が少ないのがちょっぴり残念。

サコッシュについてはこちら。

②ロードバイクに“バッグ“を取り付けて、荷物を運ぶ

ここからは、”車体に取り付けるタイプ”のバッグを以下、2種類の方法をご紹介します。

●サドルバッグ【少ない荷物の場合】
●キャリア(荷台)+バッグ【大きい荷物の場合】

両方ともスッキリと荷物をまとめることができ、バッグを背負わないので、体への負担も少なくなりますよ!

<サドルバッグ>

サドルバッグ

出典:Amazon

サドルバッグは、部活などで使う衣類やタオル、軽いけれどボリュームがあるアイテムなどを入れるのに向いています。バックルさえ外せば、そのまま教室や部室に持参できるため、携行性は◎。

この後ご紹介する”キャリア”よりも、工具がいらない分、手軽に取り付けられるのも長所のひとつで、キャリア分の重量がない分、ロードバイクの軽快さを生かしたままにできるのもポイントなんですよ。

ロードバイクのサドルバッグについてはこちら。

<キャリア(荷台)+バッグ>

ロードバイクのキャリアに荷物が載っている画像出典:Flickr/Phil Gradwell

次に”キャリア(荷台)”に荷物を取り付ける方法についてご説明します。

キャリアを取付けるにはフロント(前)・リア(後ろ)側の2種類がありますが、ロードバイクに付けるなら、”リアキャリア(後輪に付ける荷台)”がおすすめ。

前輪に付けるフロントキャリアもありますが、重心が高くアンバランスになりがち。取り付けスペース&積載容量も限られてくるためです(多くて20L程度)。

荷物は、小さければロープでくくりつけるだけなので、バッグの種類は基本なんでも良いですしかし、荷物が大きい場合はパニアバッグを検討してもよいでしょう

ロードバイクのリアキャリアについてはこちら。

ロードバイクの購入時に、あわせて用意したいアイテム

ロードバイク購入後、納車日までに以下のアイテムを最低限そろえておきましょう。

<必ずそろえておきたいアイテム(ないと道路交通法違反になる)>

  • ●ヘッドライト
  • ●テールライト
  • ●ベル

<安全上そろえておきたいアイテム>

  • ●ヘルメット

<防犯上そろえておきたいアイテム>

  • ●鍵

ロードバイクのライトについてはこちら。

ロードバイクのベルについてはこちら。

テールライトについてはこちら。

ロードバイクのヘルメットについてはこちら。

ロードバイクの鍵についてはこちら。

ロードバイクの保管場所もしっかり考えよう

ロードバイク メンテナンス 男性

ロードバイクを購入したら、自宅での保管場所も決めておかないといけません。高価であるということを踏まえると、室内での保管がおすすめです。

どうしても室内に保管できないという場合は、なるべく頑丈なタイプの鍵を使うなど、盗難防止に細心の注意をはらいましょう。

ロードバイクの保管方法についてはこちら。

ロードバイクで毎日の通学を楽しく!

ロードバイク 夕方

ロードバイク通学は購入ハードルこそ多いけれど、それさえクリアできれば、とっても楽しい時間になるでしょう。

毎日15kmを1時間、気分爽快に走れると思えば…今まで何も感じなかった通学時間も心おどるものに!

15kmというと都会で5駅、地方でも3〜4駅分くらいはありますから、電車代も浮いて一石二鳥となるかもしれません。

ロードバイクには一度手にすると手放したくなくなる魅力があります。通学だけとは言わず、ふだんの生活にもきっと溶け込んでくれることまちがいなし。悩んでいるのであれば、ぜひお店で試乗してみてはいかがでしょうか。