サイクリングに必要な持ち物を教えて!
ロードバイクやクロスバイクでサイクリングするときは、スマホや財布以外にもいくつか準備をしておくと安心ですよ。今回はサイクリングをもっと快適にしてくれる服装や、便利な持ち物を紹介します。
コレだけは用意しよう!必ず用意したい持ち物
走る距離や時間に関係なく、サイクリングに最低限用意しておきたい持ち物をまとめました。次の3つさえ抑えれば、安心して走れますよ!
自転車の前後につけるライト
夕方や夜でなくても、自転車にはフロントライト、リアライト(テールライト)をつけておきましょう。前後にライトをつけておけば、暗い場所や、突然のトンネルでも安心です。
フロントライトは白か淡黄色を。10m先にあるものが確認できるくらいの明るさを目安にしましょう。
CAT EYE(キャットアイ) アーバン HL-EL140
明るさ | 約800カンデラ |
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電源 | 単3電池×2本 |
使用時間 | 点灯/約30時間、点滅/約250時間 |
リアライトは赤色で、100m後ろにいる人がわかるくらいの明るさが目安。
CAT EYE(キャットアイ) テールライト OMNI3
電源 | 乾電池式(単四形乾電池2本) |
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使用時間 | 点灯/約100時間 |
▼▼自転車のライトの詳しい記事はこちら▼▼
ベル
ベルは法律上つける義務があります。自動車のクラクションと同じで、危険を防止するときに使いましょう。
スポーツバイク向けのコンパクトなベルなら、ハンドル周りをすっきりさせられますよ。
Knog(ノグ) リング型自転車ベル Oi
対応径 | 22.2mm(スモール)、31.8mm(ラージ) |
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取り付け | 工具必要 |
重量 | 18g(スモール)、25g(ラージ) |
▼▼自転車のベルの詳しい記事はこちら▼▼
鍵
大切な自転車を盗まれないための「鍵」もマストですね。簡単に切られにくく、小さくして持ち運べる太いチェーンロックがおすすめです。
▼▼自転車の鍵の詳しい記事はこちら▼▼
長距離サイクリングを楽しむなら
半日かけて走る時や、長距離のサイクリングの時など、用意したい持ち物です。
ヘルメット
ロードバイクやクロスバイクは時速30km以上ものスピードが出るため、安全のためにもヘルメットをかぶりましょう。頭を日差しからも守ってくれますよ。
BELL(ベル) フォーミュラ LED MIPS
重量 | M351g |
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サイズ | M(55-59cm)・L(58-62cm) |
規格 | JCF(財)日本自転車競技連盟公認・CE EN1078 |
▼▼自転車のヘルメットの詳しい記事はこちら▼▼
サングラス
紫外線から目を守るサングラス。乾燥や飛び込んでくるホコリなどから目をガードしてくれるため、通年持っておくのがおすすめ。
▼▼自転車のサングラスの詳しい記事はこちら▼▼
グローブ
自転車用のグローブはハンドルが滑りにくくなり、もしも転倒したときにはケガから守ってくれます。寒い時期には防寒にもなりますが、春夏向けの涼しい製品もありますよ。
▼▼自転車のグローブの詳しい記事はこちら▼▼
飲み物・ボトルケージ
長距離を走るなら、暑い時期以外でも、飲み物を持っていきましょう。ボトルをすぐ手に取れて便利な「ボトルケージ」をつけておけば、水分補給もチャチャッとできますね。
ちなみにボトルケージには市販の500mlペットボトル対応のものもありますが、専用のボトルならフタがなくて飲みやすいですよ。
TOPEAK(トピーク) モジュラー ケージ 2
素材 | エンジニアリングプラスチック、アルミ合金 |
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対応ボトル | 63〜74mmボトル |
▼▼自転車のボトルケージの詳しい記事はこちら▼▼
補給食
サイクリングは意外とカロリーを消費するため、最後まで楽しく走れるよう補給食を持っておくことをおすすめします。特に慣れない道を走るなら、途中でコンビニなどに寄れないこともあります。
ウェストポーチなどにも入るバータイプのお菓子やようかんは、コンパクトで手を汚さずに食べられますね。
▼▼補給食の詳しい記事はこちら▼▼
雨具・ウィンドブレーカー
山間部は天気が変わりやすいため、雨具があると困りませんよ。移動する時期や時間によっては気温差の対策にウィンドブレーカーも用意しておきましょう。いずれも小さくたためる製品が便利です。
パンク修理グッズ
もしものときに備えて、コンパクトになるパンク修理キットも用意しておきましょう。あわせてサイクリング前に使い方をシミュレーションしておくとばっちりですね!
【基本的なパンク修理キットの中身】
●CO2ボンベ
●パンク修理パッチ
●タイヤレバー
●携帯ポンプ
TOPEAK(トピーク) ニンジャ P 携帯ポンプ
重量 | 90g |
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シリンダー材質 | アルミ合金 |
サイズ | 178×21×21mm |
▼▼パンク修理の詳しい記事はこちら▼▼
荷物を入れるバッグはどうする?
時間や距離が長くなるほど、あると便利な持ち物が増えます。そこで、必要な荷物が入って軽い自転車用バッグもまとめてみました。
サドルバッグ
サドルの後方部につけるバッグです。画像は小さめですが、日帰りの荷物が十分入る大きなサドルバッグもありますよ。
▼▼自転車のサドルバッグの詳しい記事はこちら▼▼
トップチューブバッグ
ハンドル近くのトップチューブの上につけるバッグ。すぐに開けられるため、スマホや補給食を入れるのに便利ですよ。
▼▼自転車のトップチューブバッグの詳しい記事はこちら▼▼
サイクリングに着ていく服装は?
服装も意識すると、気持ちよくサイクリングできます。通年で共通のポイントも見ていきましょう。
動きやすいカジュアルな服装でOK
動きやすい服装なら基本は問題ありません。露出が少ないと、もしも転倒したときもケガの対策になりますね。また通気性のいいスポーツウェアなら蒸れにくく、快適ですよ。
サイクルウェアなら小物も収納できる
サイクリングに行く機会が多い人は、専用のウェアがおすすめです。サイクリング用のウェアは通気性、速乾性もばっちり。通気口が調整できると長いシーズン着れます。
また背中などにポケットがあると、補給食を入れておけますよ。
▼▼サイクルウェアの詳しい記事はこちら▼▼
はじめてのサイクリングはここに注意
サイクリングは万が一に備えておくと、いつでも心に余裕をもっていられます。お出かけ前に、次の2つもチェックしておきましょう。
交通ルールを守ろう
道路交通法では、自転車は自動車と同じ車両扱いのため、いくつかルールがあります。特に走る場所は、車道の左側であることをお忘れなく。ほかにも次のルールをおさえておきましょう。
●むやみに歩行者に対してベルを鳴らさない
●暗い時間、トンネルなどでは前後のライトを点灯させる
●道路標識を守る
●イヤホン・ヘッドホンをつけて走らない
なるべく身軽に出かけよう
長距離・長時間になると増えがちですが、持ち物はなるべく少なめに。必要な持ち物は、より小さくて軽いものを選んでおくと、最後まで快適に走れるでしょう。
アイテムを揃えたら、サイクリングがもっと楽しい!
サイクリング向けのアイテムは、より安全に、より持ち運びやすいようにつくられていることも多いため、持っていない場合は自転車屋さんやスポーツ用品店に行ってみましょう。
まずは最低限、ライト、ベル、鍵があれば、はじめられるので、あとは少しずつアイテムを揃えていってもいいかもしれませんね。