小物などを入れるのに便利な、トップチューブバッグ
トップチューブバッグは、名前の通り「トップチューブ(サドルとハンドルを繋ぐフレーム)」に装着するバッグです。ハンドル操作の邪魔にならず、入れた物を取り出しやすい位置にあるため便利に利用できます。
このトップチューブバッグにはスマートフォンや財布、カメラなど頻繁に使うものから、メンテナンスで使う工具を入れるときに便利です。特にスマートフォンを触る頻度が高い人(メールをチェックしないといけない、など)や、写真を撮りながら自転車に乗りたい人におすすめですよ。
サドルバッグやフレームバッグとの使い勝手の違い
フレームに装着するバッグを選ぶ際に、トップチューブバッグ以外にも、「フレームバッグ」や、「サドルバッグ」などもあり、悩む人もいるのではないでしょうか。
トップチューブバッグはトップチューブの前方、ハンドルに近い場所に装着するタイプがほとんどです。他のバッグ類に比べ、ハンドルに近いことから中身を取り出しやすく、サイズはコンパクト。
一方、フレームバッグはトップチューブの下側に装着するタイプで、サイズも大きいです。まあ、サドルバッグはハンドル操作の影響が少ないですが、取り出しにくい欠点があります。
トップチューブバッグの選び方
トップチューブバッグには、さまざまなタイプがあるので、どのように選べば良いか見ていきましょう。
走行の邪魔にならないサイズ
横幅が広くフレームからはみ出るサイズだと、走っている時に膝や太ももが擦れてしまいます。もちろんスリムなバッグにたくさんものを詰め込めば、バッグが膨らんでしまい邪魔になってしまいます。
コンパクトで走行の邪魔にならないサイズで、荷物を入れてもバッグの形状が変わらない、しっかりとした構造のバッグを選ぶのがおすすめです。
しっかり固定できるもの
トップチューブバッグの位置はハンドルに近いので、揺れるとハンドル操作に影響が出る可能性があります。ベルクロベルトなどでしっかり固定でき、固定できる場所の数も確認すると良いでしょう。3点以上で固定すると安定感が増し、ハンドル操作にも影響が少ないでしょう。
スマホを入れられるようなタイプも
最近では、専用のスマホケースが一体になっているものが増えており、透明ケースはタッチパネルに対応しているため、ケースに入れたまま操作もできます。ほかにも反射板が使われている、トップチューブバッグなら、夜でも安全性が増します。
トップチューブバッグおすすめ10選
それでは、おすすめのトップチューブバッグをご紹介していきます!
TOPEAK(トピーク) Fuel Tank
トップチューブに簡単に取り付けられるバッグ。ペダリングやハンドリングの邪魔になりにくく、貴重品を収納するのに最適です。側面にはケーブル用の穴があるため、モバイルバッテリーを持っていればサイクルアイテムの充電が可能です。
サイズ | 11cm×7.5cm×17.5cm |
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重量 | 120g |
TOPEAK(トピーク) トライバッグ オールウェザー
トピークの中でも防水機能を求めている方であれば、レインカバーつきタイプがおすすめです。
サイズ | 10cm×4cm×18cm |
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重量 | 80g |
deuter(ドイター) エナジーバック
シンプルなトップチューブバッグであり、幅広いデザインの自転車に対応できます。側面にもファスナーがあり、鍵やICカードなどを入れるのに便利です。必要最低限のアイテムを収納したい人におすすめです。
サイズ | 7cmx5cmx14cm |
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重量 | 60g |
Blackburn(ブラックバーン) アウトポスト トップチューブバッグ
容量は1Lとスマホや財布以外のものを入れるのに適した大きさです。バッグの上部にはスマホを収納できるポケットがあるので、スマートフォンを簡単に取り出せます。
サイズ | 12cm×24cm×7.5cm |
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重量 | 240g |
ORTLIEB(オルトリーブ) コックピットパック
トップチューブに簡単に取り付けられ、片手でファスナーを開閉できる構造であるため、スマートフォンや補給食などを素早く取り出せます。
サイズ | 8cm×18cm×8cm |
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重量 | 82g |
GORIX(ゴリックス) エアロドライトップチューブ
このトップチューブバッグは防水性が高く、雨が降ったとしても水に弱いスマートフォンや財布などを守ります。安全板が入っているので型崩れを防いで長く使えます。
サイズ | 6.5cm×10.5cm×23.5cm |
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重量 | 276g |
ROCKBROS(ロックブロス) トップチューブバッグ
スマートフォンの画面を見ながら走行できるタイプのトップチューブバッグです。容量も大きく、モバイルバッテリー、チューブ、パンク修理用品などを収納できます。
サイズ | 10.5cm×9cm×20cm |
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Rhinowalk(ライノワーク) トップチューブバッグ
4点固定のデザインなので、トップチューブにしっかり固定できます。ケーブル用の穴が開いているので、USBで充電するタイプのアイテムを使用している人におすすめです。
サイズ | 10cm×6cm×20cm |
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重量 | 118g |
R250(アールニーゴーマル) トップチューブバッグ
スマホや補給食を入れるのに便利な、コンパクトタイプ。中の仕切りをあえて付けず、使い勝手を優先した設計になっています。両サイドのR250ロゴはリフレクター素材。
サイズ | 11cm×6cm×22cm |
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重量 | 90g |
R250(アールニーゴーマル) 防水トップチューブケース
シンプルなデザインを求めている方におすすめです。走行中に中身を簡単に取り出せるので、便利なポケットとして使えます。
サイズ | 11cm×4.5cm×21cm |
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重量 | 105g |
トップチューブバッグに入れるもの
サドルバッグやフレームバッグなどを併用するかどうかによって変わりますが、基本的にスマートフォンや財布、鍵など、さっと取りだすのに便利なものを入れると良いでしょう。
●スマートフォン
●財布(お金)
●カメラ
●鍵
●補給食
●メンテナンス道具
●ライトのバッテリー(乾電池)
●モバイルバッテリーとUSBケーブル
●パンクしたときの修理道具(スペースに余裕があれば)
サドルバッグが無い場合、トラブル対応のアイテムなどを入れるのも良いでしょう。
さらに多くの荷物を載せたいなら
トップチューブバッグは自転車に装着するバッグの中ではコンパクトな部類です。長時間自転車で走行する場合、リュックを背負うと負担になるので自転車用バッグを利用するのがおすすめですが、トップチューブバッグだけでは物足りなく感じることもあるかもしれません。
このような場合は、フレームバッグ・サイドバッグ・サドルバッグなど、他の場所に取り付けられるバッグを利用し容量を増やすのがおすすめです。特にサドルバッグであればリュックとして使えるような大容量に対応したモデルもあるので、多くの荷物を載せるのに適しています。
▼▼サドルバッグの詳しい記事はこちら▼▼
トップチューブバッグを使って快適にサイクリングしよう!
トップチューブバッグは自転車に装着するコンパクトなバッグであり、スマートフォンや財布などを収納して簡単に取り出せます。特にスマートフォンの地図を利用したり、カメラで風景を撮影しながらサイクリングを楽しみたい方は、ぜひ使ってみてください。
ただし、ハンドルに近い位置にあるため、大きなものだとハンドル操作に影響が出たり、膝や太ももが擦れたりするので気をつけましょう。目的や荷物の量に合わせて最適なトップチューブバッグを選んで、快適にサイクリングを楽しんでくださいね。