フロントバッグは「何を入れるか」で選ぼう
フロントバッグは、ロードバイクだけでなく、大きなバッグを付けられないミニベロなどにも使えますよ。具体的に、次のようなアイテムを入れるのに適しています。
- ・貴重品(財布、スマホなど)
- ・ガジェット(カメラ、充電器など)
他にも、補給食や予備のライト、工具を入れている人も。天気が悪い時は、雨具も入れられます。共通するのは、「すぐに取り出したいもの」ということですね。
スマホなど小物メインなら、小さめがおすすめ
スマホや財布など、小物や貴重品を入れるなら、小さめのフロントバッグがおすすめ。
小さい方が、小物も見つけやすく、取り出しやすいですよね。街乗りでも活躍するでしょう。
荷物が多いときも安心!大容量フロントバッグ
キャンプや長距離サイクリングは、荷物がどうしても多くなります。また体温調節や急な雨に備えて、防寒着や合羽など、かさばる荷物も収納できる大容量のフロントバッグがあると、安心でしょう。
カメラ好きなら、防水&ハードタイプがおすすめ
一眼レフなどのカメラを持ち運ぶなら、防水のハードタイプがおすすめです。中にケースを入れられるタイプもあるので、大切なカメラが傷つく心配もありません。
写真を撮りながら走るのにも、うってつけでしょう。
取り付け方も、種類があります
ハンドルに取り付けるフロントバッグ。取り付け方は、アタッチメント式とベルト式の2種類あります。
もっともおすすめ!取り外し簡単なアタッチメント式
アタッチメント式は、フロントバッグをワンタッチで脱着できます。専用アタッチメントを取り付けるのに、六角レンチなどの工具が必要なので、事前に確認しておきましょう。
取り外しも、取り付けも簡単なのに、安定感があるのでおすすめです。
簡単に取り付けられるベルト式
ベルト式には、マジックテープと長さ調節できるベルトタイプがあります。工具が不要で、取り付けも簡単ですが、アタッチメント式に比べると安定感が劣るでしょう。
外してショルダーバッグとして使えるタイプも!
ショルダーストラップを収納できる、フロントバッグもあります。愛車から離れる時にも貴重品を持ち運びできるので、安心ですね。
フロントバッグを買う前に確認したいこと
ハンドル部分に取り付けるフロントバッグ。ロードバイク、クロスバイク、ミニベロなど、自転車の種類により形状や長さなども異なるため、注意が必要です。
購入する前に、以下をチェックしましょう。
バッグの幅を確認しよう
ハンドルの長さ、ハンドルレバーの位置は、自転車により変わります。購入する前に、必ず「フロントバッグの幅」を見て、ハンドルの幅に収まるか、指に当たらないかなどを確かめましょう。
ワイヤーに当たらないか
ミニベロやクロスバイクなど、フラットハンドルの場合は、ワイヤーがハンドルより前に出ているため、フロントバッグに当たり、バッグが上向きになってしまいます。
また、ライトやベルなどがあるなら、バッグと干渉しないかチェックしましょう。
ハンドル径に合う取り付け方法か
フロントバッグの取り付けは、ベルトとアタッチメントタイプの2種類があります。ハンドル径に対応しているか確認しましょう。
自転車旅やキャンプにおすすめ!大容量のフロントバッグ5選
ではここで、荷物がたくさんあるときに便利な、大容量のフロントバッグを紹介します。
ORTLIEB ハンドルバーパック
長さ調節できるベルト式。ハンドル径に合わせやすく、取り付けが簡単でしょう。容量は9Lと15Lの2種類。ドロップハンドルには9L、フラットハンドルには大容量の15Lがおすすめです。
カラー | ブラックマット |
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容量 | 15L |
重量 | 420g |
耐荷重 | 5kg |
防水性能 | IP64 |
サイズ | H20xW58xD20cm |
取り付け方法 | ベルト式 |
APIDURA(アピデュラ)/エクスペディション・ハンドルバーパック
たっぷり入る14Lのバッグで、長距離ツーリングやバックパック旅行にちょうどいいサイズ。軽量な防水ラミネートと、縫い目を溶接したシームレス加工により、防水性もばっちりです。
カラー | ブラック |
容量 | 14L |
重量 | 275g |
サイズ | H16×L33cm(MAX46cm) |
取り付けタイプ | ベルト式 |
Blackburn アウトポストハンドルバーロール&ドライバッグ
11.5Lの大容量フロントバッグ。専用のストラップつきで、衝撃による脱落防止もできますよ。自転車キャンプを楽しみたい人におすすめ。
カラー | ブラック |
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容量 | 11.5L |
重量 | 604g |
サイズ | H6.5×W22.5×L28cm |
取り付け方法 | アタッチメント式 |
BROOKS スペース ハンドルバー ロール
大容量かつおしゃれなバッグといえば、「BROOKS」でしょう。ドロップハンドル、フラットハンドル、どちらにも取り付けできるベルト式で、防水仕様。容量は10L前後と、日帰りサイクリングにもちょうどいいサイズですね。
カラー | マッドグリーン |
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容量 | 10L~12L |
重量 | 670g |
耐荷重 | 5kg |
防水性能 | IPX4 |
サイズ | H28xW74cm |
取り付け方法 | ベルト式 |
OSTRICH フロントバッグ F-516
8.9Lのハードタイプ。日帰りや小旅行に、ピッタリのサイズかもしれません。上部の透明ポケットにスマホを入れれば、ナビが使えます。しっかり固定したい人は、別売りのアタッチメントと併用して使うのがおすすめ。
カラー | ブラッグ、グレー |
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容量 | 8.9L |
重量 | 360g |
サイズ | H21×W24×D17cm |
取り付け方法 | ベルト式、アタッチメント式どちらにも対応 |
通勤や街乗りにおすすめ!コンパクトなフロントバッグ5選
次は、通勤や休日サイクリングなど、ちょっとした荷物を入れるのに便利な、コンパクトサイズをご紹介します。ハンドルから取り外して、普段使いのバッグとしても活用できますよ。
ORTLIEB アルティメイト6 クラシック
着脱が簡単なアタッチメント式。鍵付きなので、アタッチメントの盗難対策もバッチリです。自転車から外して、ショルダーバッグとしても使えます。容量は、使い方によって選べる5L、7L、8.5Lの3種類。
カラー | レッド、ブラック、ペトロール、サンイエロー |
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容量 | 5L |
重量 | 524g |
耐荷重 | 5kg |
防水性能 | IP54 |
サイズ | H13.5xW24xD13cm |
取り付け方法 | アタッチメント式 |
RIXENKAUL アレグラ ファッション KT818
スーツでもカジュアルな服装でも合わせやすい、ショルダーバッグ形のフロントバッグ。レインカバーがついているので、雨からバッグの中身を守れるでしょう。通勤用にもぴったりです。
カラー | ブラック、グレー |
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容量 | 4L |
重量 | 650g |
耐荷重 | 2kg |
サイズ | H23xW25xD10cm |
取り付け方法 | アタッチメント式 |
mont-bell フロントバッグ
ストラップで簡単に取り付けできるタイプ。メインの収納にはレインウェア、サイドポケットには予備チューブが入るサイズに作られています。長距離のサイクリングでも活躍しそうですね。
カラー | ブラック、ライトグレー、リーフグリーン |
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容量 | 4.5L |
重量 | 211g |
サイズ | H15×W25cm |
取り付け方法 | ベルト式 |
ROCKBROS フロントバッグ
わずか105gと超軽量なのに、容量は2L!完全防水で、ショルダーベルト付き。変形しにくいパッドもついていて、多機能なコンパクトモデルです。
カラー | ブラック |
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容量 | 2L |
重量 | 105g |
サイズ | H10xW24.5cm |
取り付け方法 | ベルト式 |
GORIX 自転車用ハンドルバッグ B16
超軽量でコンパクトなモデル。500mlのペットボトルが入るくらいのサイズ感なので、貴重品を小さくまとめたい人におすすめです。
カラー | ブラック、レッド、グレー |
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重量 | 90g |
サイズ | H16xW10xL9cm |
取り付け方法 | ベルト式 |
ORUCASE スマグラー ハンドルバーバッグ(小)
容量1.15Lのフロントバッグ。サイクルコンピュータをハンドル前に取り付けても開閉しやすい位置に、ジッパーがついています。
カラー | ブラック、ブラックマルチカモ |
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容量 | 1.15L |
サイズサイズ | H19×直径9cm |
取り付け方法 | ベルト式 |
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R250 防水ドラム型フロントバッグ
直径10cmのコンパクトなバッグ。ロードバイクだけでなく、ミニベロなどにも取り付けやすいでしょう。容量は1Lですが、メインポケットに仕切りがない分、薄いウィンドブレーカーなどもすっぽり入ります。
カラー | グレー |
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重量 | 95g |
サイズ | 横25cm×高さ10cm |
取り付け方法 | ベルト式 |
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ライトの位置も、再確認しよう
フロントバッグを取り付けると、ハンドルにライトがつかなくなる場合があります。その場合、ライトをフロントフォークに取り付けるなど、工夫が必要です。
形によっては、ライトに干渉しないバッグもあるので、ライトをハンドルにつけたままにしたい場合、チェックしましょう。
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自転車で遠くへ行きたくなる!フロントバッグ
サイクリング中も、スマホや財布をすぐに取り出せるフロントバッグ。サイズによっては、カメラや雨具、キャンプグッズなども収納できて便利ですよ。
フロントバッグを活用して、サイクリングの幅を広げてみませんか?
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