通勤にはどんな自転車を選べばいい?

自転車には、ママチャリとも呼ばれるシティサイクルから、ロードバイクなどのスポーツバイク、電動アシスト自転車までいろいろとあります。
どんな自転車を選べばよいか迷った時は、通勤距離などを確認すれば、最適な1台が見つけやすくなりますよ。
通勤する距離は15kmが目安
自転車通勤の距離は、長くても片道15kmぐらいを目安にしましょう。あまり距離が長いと、通勤するだけでぐったりと疲れてしまうことも。15kmぐらいまでなら、時速10〜15kmぐらいで走って、40分〜1時間の通勤時間。自分は、どれぐらいの時間をかけられるのか確認しましょう。
自転車通勤OKか、確認しておこう
会社によっては、自転車通勤がNGという事もあるようです。まずは自転車通勤ができるか、会社に確認してみましょう。
通勤用の自転車、7種類を比較してみました

以下、通勤におすすめの7つの自転車です。
●シティサイクル(ママチャリ)
●折りたたみ自転車
●クロスバイク
●ロードバイク
●マウンテンバイク
●ミニベロ
●電動自転車
それぞれ特徴がありますが、距離に応じて、おすすめの自転車をまとめてみました。
3km圏内ならシティサイクル(ママチャリ)で十分

手頃な値段からあるシティサイクルは、1番身近な自転車です。通勤距離が3km以内なら、シティサイクルがおすすめ。スピードが出せるスポーツバイクと比べても、3kmぐらいなら、通勤時間にあまり差は出ないでしょう。シティサイクルは、カゴなどもあり、帰りの買い物などにも便利ですね。
▼▼シティサイクルの詳しい記事はこちら▼▼
折りたたみ自転車も便利

折りたたんでコンパクトになる折りたたみ自転車は、保管時でも場所を取らない人気の自転車です。駐輪場がない場合も、オフィス内にたたんだ置くこともできたりしますよ。
▼▼折りたたみ自転車の詳しい記事はこちら▼▼
3km以上ならスポーツバイクが快適
通勤距離が3km以上なら、スピーディで快適に走れる、スポーツバイクがおすすめです。スポーツバイクは、スピードも出ますし、長距離でも快適に走れる自転車。スポーツバイクは、下記の4つの種類がありますので、1つ1つ特徴を見ていきましょう。
クロスバイク

クロスバイクは、ロードバイクのスピード性とマウンテンバイクの快適さの、2つの良い部分を持つ自転車。スピードも出せますし、ロードバイクよりもタイヤが太いので、クッション性なども良いです。カゴ付きなどのクロスバイクもあるので、いろいろな使い方をしたい人におすすめ。
▼▼クロスバイクの詳しい記事はこちら▼▼
ミニベロ

16〜20インチの、小さめのタイヤをはいたミニベロ。コンパクトでおしゃれな外見が人気の自転車です。軽量なタイプも多いので、小柄な人でも乗りやすく、通勤・買い物と活躍してくれるでしょう。
▼▼ミニベロの詳しい記事はこちら▼▼
ロードバイク

速く走るための自転車、ロードバイク。車体は軽く、タイヤも細めで、走行性の高さはピカイチです。通勤だけでなく、スポーツとして楽しみたいという人にもおすすめ。だだ、軽量で高価なので、盗難には気をつけましょう。
▼▼ロードバイクの詳しい記事はこちら▼▼
マウンテンバイク

太いタイヤや、地面の衝撃を吸収するサスペンションなど、オフロードを楽しむ自転車のマウンテンバイク。ロードバイクに比べると、スピードは落ちるものの、道の段差なども、問題なく走れる走破性が魅力です。パンクしにくく、通勤に未舗装路が多いなら、マウンテンバイクがおすすめです。
▼▼マウンテンバイクの詳しい記事はこちら▼▼
体力を消耗しない電動自転車もおすすめ

なるべく体力を使わずに走りたいなら、電動アシスト機能つきの電動自転車がおすすめ。きつい坂道があっても、アシスト機能で楽に走れますよ。仕事で疲れきった1日でも、ラクラク帰ることができるでしょう。
▼▼電動アシスト自転車の詳しい記事はこちら▼▼
スポーティーなe-bikeも人気

スポーツバイクの電動アシスト機能つきモデルの「e-bike」。しっかりと走る楽しみもあり、坂道などでは助けてくれます。マウンテンバイクや、ロードバイクなどのタイプがあり、最近はバッテリー内蔵型なども増えてきているので、一見、電動アシストタイプと、わからないモデルも多くなってきていますよ。
自転車通勤は人生を豊かにしてくれる!

自転車は、ただの移動手段というだけではありません。自転車で走ることで、さまざまなメリットや楽しみ方があります。
満員電車のストレスから解放
毎日の満員電車は、ただ乗るだけでもストレスがたまってしまいますよね。自転車での通勤なら、電車の時刻を気にする必要もありませんし、人混みのストレスからも解放されますよ。
毎日のエクササイズにも効果的
自転車はウォーキングと同じように有酸素運動ですので、運動不足の解消にもぴったりです。家と会社の行き帰りを自転車にすることで、ジムに行かずとも、体を絞れちゃいますよ!
四季の変化を肌で感じられる

自転車で通勤すると、電車では気づけなかった、桜や紅葉、美しい夕日などの風景を楽しむことができるでしょう。また、たまに違う道を走ると、新しい発見などもあり、通勤自体が楽しくなってきますよ。
自転車通勤にはデメリットも。。
そんな、自転車通勤も良いことばかりではなく、マイナス面もありますので、理解しておきましょう。
仕事帰りにお酒を飲めない
お酒を飲んだ状態での自転車の運転は、道路交通法で禁止されています。そのため、「仕事帰りの1杯」ができなくなります。お酒を飲む場合は、自転車通勤ができないので、お酒が好きな人にはデメリットと言えるかもしれません。
駐輪する場所の確保と、駐輪場代

会社に駐輪場がないと、駐輪する場所も困りますし、駐輪場があっても駐輪場代がかかるでしょう。駐輪場がない場合、路上の長時間の駐車や、周りの迷惑になる駐車は、絶対にやめましょう。
交通量が多い通勤時間。ルールを守って走ろう
自転車で通勤する時は、車の通行も多い時間帯。事故を起こさないためにも、走行ルールを守って走りましょう。
●自転車は左側通行。原則車道を走る
●道路交通法に従う
●交差点では一時停止、安全確認
●傘さし運転、運転中のスマホやイヤホンの使用禁止
特に左側通行、車道を走るというのは、とても重要です。右側を走ると、大変危険です。通勤を決めたら、一度は試しに会社まで走ってみるといいですね。
自転車の通勤で日々を楽しく!
自宅から会社までの距離を調べる時は、Googleマップなど、Webサービスを利用して調べると便利です。通勤距離にあった自転車を選んで、快適に通勤しましょう!