安いマウンテンバイクには、どんな特徴がある?

マウンテンバイクは街乗りでも楽しめる安いモデルから、本格的なオフロードやレース向けのハイエンドモデルまでさまざまですが、初めて購入するなら、安さは一番の魅力ですよね。しかし、安いマウンテンバイクにはメリット・デメリットの両面があるので、ご自身の目的に合うか事前に確認することが大切です。
メリット
安いマウンテンバイクは、ファッションを楽しむ街乗りの一台として、またMTBを始めたいけれど本格的なモデルを購入する前の入門用としておすすめです。
街乗り自転車としても、おすすめ

マウンテンバイクは街乗りにもぴったりです。まず、頑丈なフレームと太いタイヤが特徴で、悪路や段差の多い道でも安定して走れます。サスペンションが衝撃を吸収するので、乗り心地も快適ですよ。
さらに、マウンテンバイク特有のデザインも魅力です。太いタイヤとアウトドアな雰囲気があり、ファッション性と実用性を兼ね備えています。街乗り用の自転車としてとても優れた選択肢と言えるでしょう。
MTBの入門用に最適

安価なマウンテンバイクは、マウンテンバイクを始める人にとってとても役立ちます。まず、コストが抑えられるので、初めての一台として手軽に購入できますね。
また、頑丈なフレームと太いタイヤで、初心者でもいろんな場所を走れるでしょう。基本的なメンテナンスも学びやすく、本格的なモデルにステップアップする前に、いろいろな経験が積めますよ。
デメリット
高価なモデルと比べると、安いマウンテンバイクは走行性能などのスペックが劣ることが多く、以下のようなデメリットがあります
本格的なオフロード走行には向いていないことも

安いマウンテンバイクは、アップダウンが激しい本格的なトレイルやダウンヒルには向いていません。安いモデルはサスペンションやブレーキなどのパーツでコストを削減していることが多く、オフロードを安全に走れるスペックではないこともあります。安すぎるマウンテンバイクで本格的なオフロードを走るのは避けたほうがいいでしょう。
車重が重い

本格的なモデルと比べると、安いマウンテンバイクは車重が重いというデメリットもあります。車重が重いと、漕ぎ始めや上り坂で疲れやすく取り回しも大変です。
パーツを交換して軽量化することはできますが、結局高くなってしまうことも。軽さを求めるなら、最初からそれなりの金額のモデルを選ぶのも一つの方法です。
【おさらい】マウンテンバイクの基礎知識
実際に安いマウンテンバイクを探す前に、基本的な特徴やほかのスポーツサイクルとの違いをチェックしておきましょう。マウンテンバイクに乗ったことがある方や、事前に調べている方は飛ばしても大丈夫です。
主な車体の特徴

元々ダートやトレイルなどの悪路を走ることを前提に設計されているマウンテンバイクには、次のような特徴があります。
マウンテンバイクの特徴
- タイヤが太く悪路でのグリップや走破性が高い
- フレームが頑丈につくられている
- サスペンション搭載モデルは、路面の凹凸を吸収し乗り心地が良い
- 幅が広めのフラットバーで操作性が高い
太いタイヤ、頑丈なフレーム、サスペンション、操作しやすい幅広のフラットバーハンドルなど、他の自転車にはない特徴があります。下り斜面でもスピードをコントロールできる優れたブレーキを搭載していることも多く、オフロードはもちろん、市街地でも快適に走れますよ。
クロスバイクやロードバイクとの違い

1台目のスポーツバイクとして選ばれることが多いクロスバイクやロードバイクは、舗装路を走ることを前提に設計されています。一方、オフロード走行を前提とするマウンテンバイクとは、さまざまな違いがあります。
マウンテンバイク | クロスバイク | ロードバイク | |
特徴 | 悪路走破性が高く、オフロード走行に向いている。 | ロードバイクとマウンテンバイクの中間的な性能で、街乗りや中距離走行に向いている。 | スピードを出しやすく、長距離走行に向いている。 |
重量 | 12~15kg前後 | 10~12kg前後 | 8~10kg前後 |
ハンドルの形状 | フラットバー | フラットバー | ドロップハンドル |
ハンドルの幅 | 広い | 中間 | 狭い |
タイヤの太さ | 50mm~ | 32~38mm | 20~30mm |
サスペンション | 前輪・または前後輪 | 付いていないことが多い | なし |
ロードバイクは舗装路を速く効率的に走るために設計されているモデルが多く、軽量で長距離サイクリングやレースに向いています。ただし、近年は少し太めタイヤを装備できる「グラベルロード」と呼ばれるジャンルもあり、フラットダートなどは走れるモデルも。ただし、凹凸のある路面は苦手なので、本格的なダートやトレイルを走るならマウンテンバイクの方が良いでしょう。
クロスバイクはマウンテンバイクとロードバイクの中間的な特徴で、扱いやすさと走行性能のバランスが良く、街乗りや中距離ツーリングが得意です。タイヤが太めでフロントサスペンションが付いているクロスバイクもあり、ある程度のダートを前提に設計されたモデルもあります。オフロードから舗装路までいろいろなフィールドを走りたいなら選択肢の1つになりますが、悪路走破性を重視するならマウンテンバイクの方が向いているでしょう。
安いマウンテンバイクは、どう選べばよい?

一口に安いマウンテンバイクと言っても価格帯や性能はさまざまなので、選ぶ時のポイントを紹介していきましょう。
安いマウンテンバイクの選び方
価格や装備など、安いマウンテンバイクを選ぶときに押さえておくべきポイント5つをチェックしていきましょう。
価格:6万円〜10万ぐらいが狙い目

安いマウンテンバイクは数万円からでもラインナップされていますが、最低でも6万円以上の価格帯で検討するのがおすすめです。5万円以下のマウンテンバイクはパーツのグレードや耐久性が著しく劣るモデルもあり、使い方によっては不具合が出るケースもあります。
狙い目は、高性能なマウンテンバイクもラインナップしている、信頼できるメーカーの最安モデルです。6~10万円の予算があれば、信頼できるメーカーのモデルも十分検討できるでしょう。安いマウンテンバイクのおすすめメーカーは次の章で紹介します。
▼先に安いマウンテンバイクのおすすめメーカーを知りたい方はこちら!
サスペンション:前のみの「ハードテイル」がおすすめ

路面の凹凸や衝撃を吸収するサスペンションはマウンテンバイクの大きな魅力の1つですが、安いモデルを選ぶなら前輪のみサスペンションが付いているハードテイルタイプがおすすめです。前輪だけでもサスペンションがあると路面のショックを吸収してくれるので、マウンテンバイクらしい乗り心地を楽しむことができます。
サスペンションなしの「フルリジット」も

前後輪ともにサスペンションが付いていないフルリジッドと呼ばれるマウンテンバイクもあり、装備が少ない分安いモデルもあるので検討しやすいでしょう。山やダートに行く予定がなく、マウンテンバイクを街乗りでおしゃれに使いたいならフルリジッドもおすすめです。サスペンションのメンテナンスが必要ないので、将来の維持費用も安く抑えられますよ。
「安いフルサス」は、検討しないほうがベター

マウンテンバイクには前後にサスペンションが付いたフルサス(フルサスペンション)モデルもあります。しかし、安い価格帯のフルサスマウンテンバイクは、車重が重かったり性能が低かったりすることが多いのであまりおすすめできません。サスペンションは複雑な構造なので、安いパーツだと故障のリスクも高くなります。
フレーム素材:コスパが良いのは「アルミ」

安いマウンテンバイクのフレーム素材は、コストパフォーマンスに優れるアルミがおすすめです。マウンテンバイクのフレーム素材はいくつか種類がありますが、アルミは軽さと価格のバランスが良く、扱いやすいので最初の1台にも向いています。
「スチール」は安いが、重さやサビなどに注意
見た目だけマウンテンバイクのようなデザインの「ルック車」に使われることが多いスチール素材のフレームは、なるべく避けたほうが良いでしょう。
スチールフレームは重く、雨でサビるリスクも高くなります。スチール製フレームのマウンテンバイクはかなり安いモデルも多いですが、なるべくアルミを選んだ方が無難です。
ギア&ブレーキ:シマノ製がおすすめ

「コンポーネント」と呼ばれるギアやブレーキなどのパーツは、日本メーカーのシマノ製が付いているモデルがおすすめです。マウンテンバイクは振動や泥汚れなどハードな状況で使うこともあるので、コンポーネントの信頼性が重要です。さまざまなコンポーネントメーカーがありますが、世界シェアでトップとも言えるシマノ製なら信頼できるパーツと言って良いでしょう。
\MTBのコンポについてもっと知りたい方は、こちらの記事もチェック!/
ホイールサイズ:27.5インチと29インチ、好みの大きさを
現在流通しているマウンテンバイクのホイールサイズは、27.5インチ、29インチの2種類が主流です。それぞれ一長一短があるので、走るフィールドや求める性能に合わせて選びましょう。
29インチ:安定性や速度の維持が◎

大きめの29インチホイールのマウンテンバイクは、安定性や悪路走破性が高く、コントロールしやすいのが特徴です。段差を乗り越えやすいので、オフロードをしっかり走りたい方に向いているでしょう。一度スピードに乗ると維持しやすいので、ロングライドにも使いやすいです。一方、ホイールが大きいと重量が増え、漕ぎだしが重くなるなどのデメリットもあります。ストップ&ゴーや曲がり角が多い街乗りだと、少し不便かもしれません。
27.5インチ:取り回しが良く軽量

29インチに比べ、少し小さなホイールサイズの27.5インチのマウンテンバイク。車体重量が軽く、取り回ししやすいのが特徴です。漕ぎだしが軽く小回りも効くので、街乗りがメインの方に向いているでしょう。ただし、オフロードでの安定性や悪路走破性は29インチに劣ります。
安いマウンテンバイクのおすすめメーカー
マウンテンバイクの実績があり、安い価格帯のラインナップもあるおすすめのメーカーをピックアップしました。各メーカーに特徴があるので、マウンテンバイク選びの参考にしてください。
メーカー名 | ロゴ | 特徴 |
GT(ジーティー) | ![]() | BMXづくりからスタートしたアメリカカリフォルニア州のメーカー。マウンテンバイクレースでの実績が多く、リーズナブルな入門モデルまで幅広くラインナップ。 |
KONA(コナ) | ![]() | カナダノースショアのマウンテンバイクメーカーで、レース向けのハイエンドモデルをはじめ、街乗りや入門向けのモデルも。 |
GIANT(ジャイアント) | ![]() | 台湾で創業した自転車総合メーカーで、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクまで幅広くカバーしている。コストパフォーマンスに優れる街乗りモデルや入門モデルも多い。 |
MERIDA(メリダ) | ![]() | ドイツで創業した自転車メーカー。レースで培った技術を活かし、リーズナブルでもしっかり走れる入門マウンテンバイクもラインナップしている。 |
CANYON(キャニオン) | ![]() | ドイツの総合自転車メーカーで、公式通販によるダイレクト販売が特徴。中間マージンを省くことで、高スペックかつリーズナブルなマウンテンバイクを販売している。 |
安いマウンテンバイクのベストバイ
たくさんのマウンテンバイクから選ぶ自信がない方のために、最初の一台にピッタリなベストバイモデルをピックアップしました。
GT(ジーティー) PALOMAR ALLOY
参考価格(税込み) | 60,500円 |
---|---|
サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | Vブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 15.15㎏(M) |
街乗りからオフロードサイクリングまで幅広く対応
幅広い価格帯のマウンテンバイクをラインナップするGTの入門モデルです。

GT伝統のトリプルトライアングルを受け継いだアルミフレームは、性能だけでなく見た目のインパクトも魅力です。手に入れやすい価格帯ながら、シマノの変速機を装備してるのもうれしいポイント。
おすすめポイント
- 上位モデルにも採用されるトリプルトライアングルフレーム
- 街乗りからオフロードまで走りやすい27.5インチホイール
- 3×7段変速で幅広いフィールドに対応
安いマウンテンバイクのおすすめ16選
10万円以下で手に入る、おすすめのマウンテンバイクを編集部がピックアップしました。価格順に16台ご紹介しますので、予算に合わせて選んでみてください。
おすすめ16選
THIRD BIKES(サードバイクス) FESMTB
参考価格(税込み) | 59,400円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 7段 |
ブレーキ | Vブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 14.5kg |
街乗りにピッタリなデザインと価格
コストパフォーマンスが高い自転車をラインナップするTHIRD BIKESの、街乗りにピッタリなマウンテンバイクです。

インパクトのある太いタイヤや頑丈なフレーム、フロントサスペンションなど、マウンテンバイクならではの装備はしっかり押さえつつ、税込み定価6万円以下の価格が魅力。ライトやキックスタンドなど街乗りに必要なアイテムも標準装備。
おすすめポイント
- リーズナブルながら軽量なアルミフレームを採用
- メンテナンスしやすいVブレーキ
- 街乗り用の装備が充実
GT(ジーティー) PALOMAR ALLOY
参考価格(税込み) | 60,500円 |
---|---|
サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | Vブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 15.15㎏(Mサイズ) |
街乗りからオフロードサイクリングまで幅広く対応
幅広い価格帯のマウンテンバイクをラインナップするGTの入門モデルです。

GT伝統のトリプルトライアングルを受け継いだアルミフレームは、性能だけでなく見た目のインパクトも魅力です。手に入れやすい価格帯ながら、シマノの変速機を装備してるのもうれしいポイント。
おすすめポイント
- 上位モデルにも採用されるトリプルトライアングルフレーム
- 街乗りからオフロードまで走りやすい27.5インチホイール
- 3×7段変速で幅広いフィールドに対応
LOUIS GARNEAU(ルイガノ) GRIND8.0
参考価格(税込み) | 64,900円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | Vブレーキ |
ホイールサイズ | 26インチ |
重量 | 14.3kg(370mm) |
おしゃれなデザイン&カラーが魅力
カナダの自転車メーカールイガノの、小ぶりで乗りやすい26インチホイールのマウンテンバイクです。

ホイールが小さめで取り回しやすいので、街乗りしやすく、女性や成長期のお子さんにもピッタリ。おしゃれな4色のカラーラインナップも良いですね。
おすすめポイント
- 扱いやすい26インチホイールで街乗りに向いている
- 4つのフレームサイズで幅広い身長に対応
- ベル・サイドスタンド・リフレクター標準装備
BRIDGESTONE(ブリジストン) クロスファイヤー
参考価格(税込み) | 66,000円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | Vブレーキ |
ホイールサイズ | 26インチ |
重量 | 14.8kg |
ジュニアマウンテンからの乗り換えにピッタリ
シティサイクルからスポーツサイクルまで幅広くラインナップするブリヂストンの、お手頃価格の入門マウンテンバイクです。

小回りが効く26インチホイールに、サイドスタンド・カギ・ライトなどが標準装備で街乗りにピッタリです。3つのフレームサイズで幅広い身長をカバーしているので、大人はもちろん、ジュニアマウンテンからの乗り換えにも向いています。
おすすめポイント
- リヤキャリアや泥除けなど街乗り向けのオプションも充実
- フレームサイズとパーツセレクトで幅広い身長に対応
- セミスリックタイヤで舗装路も快適に走りやすい
GIANT(ジャイアント) ATX
参考価格(税込み) | 69,300円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 26インチ(XS)、27.5インチ(S・M) |
重量 | 14.5kg (S) |
ダートから舗装路まで対応するオールラウンダー
コストパフォーマンスに定評のあるGIANTの入門用ハードテイル。10万円以下の価格帯ながら、本格的な機械式ディスクブレーキを装備しているのが魅力です。セミブロックタイヤを装備しているので、舗装路からダートまで幅広いフィールドで楽しめるモデルですね。
おすすめポイント
- 内装式ケーブルでスポーティーな見た目
- 街乗りに便利なキックスタンド標準装備
- 効率とオフロードの安定性も考えられたフレーム設計
MARIN(マリン) BOLINAS RIDGE-1
参考価格(税込み) | 58,300円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5(S)、29(M) |
重量 | 13.3kg(S) |
トレイル走行の入門モデル
アメリカの自転車メーカーMARINの、ストリートからトレイルまで幅広く楽しめる一台です。

メカニカルディスクブレーキや幅広のタイヤ、山道走行も考えられたフロントフォークなど、オフロードにもしっかり対応。信頼のシマノコンポでまとめられているのも好印象です。
おすすめポイント
- トレイル対応の 100mm トラベルのサスペンションフォーク
- 2.25インチの幅広タイヤで街乗りのインパクトも○
- Sサイズ13kg台と比較的軽量
GT(ジーティー) AGGRESSOR SPORT RIGID
参考価格(税込み) | 70,400円 |
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サスペンション | フルリジッド |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 13.42Kg(M) |
リジッドフォークの本格マウンテンバイク
サスペンションではなくリジッドフォークを採用し、トレイルライドにも対応できるようにつくられた頑丈さが魅力の一台です。

フルリジッドながら、独自のトリプルトライアングルフレームで衝撃をしっかり吸収するように設計されています。サスペンションが無い分車体が軽くなり、メンテナンスの手間が少なくなるのもフルリジッドマウンテンバイクのメリットです。
おすすめポイント
- 雨や泥の影響を受けにくい機械式ディスクブレーキ採用
- 上級マウンテンバイクに採用されるセミインテグラルヘッドで剛性アップ
- 軽さと丈夫さを両立したアルミフレーム
MERIDA(メリダ) BIG.SEVEN 20-MD
参考価格(税込み) | 72,600円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×8段 |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 14.9kg(M) |
マウンテンバイクでいろいろな場所を走りたい方に!
街乗りからオフロードまで、さまざまなフィールドを快適に走りやすい装備が充実した入門モデルです。

フロントサスペンションとメカニカルディスクブレーキ、3×8段のギヤなど、さまざまなシーンに対応できる装備です。ディレーラーやクランクなど、信頼性が求められるパーツにシマノ製を採用しているのもうれしいポイント。
おすすめポイント
- 3×8段の幅広いギヤで上りや下りも走りやすい
- 2.2インチの幅広タイヤでオフロードにも挑戦しやすい
- 形状やデザインにもこだわった高品質なアルミフレーム
MERIDA(メリダ) BIG.NINE 50-D
参考価格(税込み) | 75,900円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×8段 |
ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 29インチ |
重量 | - |
油圧ディスクブレーキ&大径ホイール
レースで培った技術や性能の高いパーツが採用された、本格的にオフロードを楽しみたい方におすすめのマウンテンバイクです。

走破性が高い29インチホイールとコントロール性に優れる油圧式ディスクブレーキで、さまざまな路面状況でも安定した走りが期待できます。24段のワイドなギヤ構成も、オフロード走行をサポートしてくれるでしょう。
おすすめポイント
- 29インチホイールは街乗りでのインパクトも○
- コントロール性に優れる油圧式ディスクブレーキ
- レースで培った技術を活かしたアルミフレーム
NEST(ネスト) X-VALLEY
参考価格(税込み) | 75,900円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 14.9kg (18inch) |
日本メーカーの入門オールラウンドモデル
日本メーカーのNESTがラインナップする、入門モデルながら幅広いシーンに対応できるオールラウンドマウンテンバイクです。

平地ではサスペンションの動きを固定できるロックアウト機構、工具無しでホイールを脱着できるクイックリリースなど、街乗りやサイクリングにうれしい機能も搭載。ギヤやブレーキなどのコンポがシマノで構成されているのも注目ポイントです。
おすすめポイント
- サスペンションロックアウト機構で平地も効率よく走れる
- シマノ製の機械式ディスクブレーキ搭載
- クイックリリース機構でパンクに対応しやすい
Bianchi(ビアンキ) MAGMA 7.2
参考価格(税込み) | 79,200円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 2×9段 |
ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | - |
人気のチェレステカラーをマウンテンバイクでも!
ロードバイクやクロスバイクでも人気が高いBianchiの入門モデルで、おしゃれなチェレステカラーを選べるのが魅力。シマノ製の油圧式ディスクブレーキ、ロックアウト機構付きのフロントサスペンションなど、性能にもしっかりこだわっています。街乗りからオフロードまで1台で幅広くこなし、長く乗りたい方におすすめの1台。
おすすめポイント
- ビアンキならではのさわやかなカラー&デザイン
- 2×9段のちょうど良いギア構成
- セミブロックタイヤでオフロードも平地も走りやすい
GIOS(ジオス) 24 DELTA
参考価格(税込み) | 80,300円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 2×8段 |
ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 13.5Kg |
マウンテンバイクの基本を抑えたスペック&パーツ構成
信頼のシマノ製コンポ、コントロールしやすい油圧式ディスクブレーキ、100mmトラべルのフロントサスペンションなど、マウンテンバイクに欲しいパーツや性能をしっかり押さえた1台です。13.5kgと比較的軽量なため、上りや平地を走りやすいのもうれしいポイント。
おすすめポイント
- クランクやホイールハブなど重要なパーツもシマノ製を採用
- 軽い力でコントロールしやすい油圧式ディスクブレーキ
- ケーブル内蔵式フレームで見た目がスッキリ
ARAYA(アラヤ) MFD(Muddy Fox Dirt)
参考価格(税込み) | 80,300円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×8段 |
ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 13.8kg(380mm) |
現代マウンテンバイクのトレンドをカバー
現代のマウンテンバイクトレンドを抑えたパーツ構成、幅広い調整機能などが魅力的なオールラウンドモデルです。

サスペンションやギヤ構成など基本構成にしっかりこだわりつつ、街乗りからオフロードまで対応できる柔軟性も。例えば、リバースタイプのハンドルステムを採用し、ハンドル位置を細かく調整でき、ライディングスタイルに合わせることができます。
おすすめポイント
- 2本ボルト固定で細かくサドル調整可能
- シフトワイヤーをフレーム内蔵で清掃性アップ
- 天候に制動力が左右されにくい油圧式ディスクブレーキ採用
FUJI(フジ) NEVADA27.5 1.9
参考価格(税込み) | 80,300円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 3×7段 |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 14.4kg |
アルミフレーム特有の乗り味を楽しめるMTB
日本発祥の自転車メーカーFUJIの、アルミフレームの特徴を活かしたマウンテンバイクです。

アルミハードテイルならではのダイレクトな乗り味を活かした設計で、ディスクブレーキやシマノ製コンポでトレイルライドにもしっかり対応。バランスの良い27.5インチホイールで、街乗りにも使いやすいオールラウンドモデルです。
おすすめポイント
- 3×7段の幅広いギヤ構成
- インナーケーブル仕様でデザインもスッキリ
- オフロードに定評のあるWTB製のタイヤを標準装備
KONA(コナ) LANA'I
参考価格(税込み) | 86,900円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 2×8段 |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 26インチ(XS)、27.5インチ(S・M)、29インチ(L・XL) |
重量 | - |
本格的なオフロード走行も楽しめる一台
しっかり補強されたアルミフレームやパーツ構成で、本格的なオフロード走行にも対応できるマウンテンバイクです。

フレームサイズに合わせて26・27.5・29インチとホイールが変わるのが特徴。身長に合わせて走りやすいホイールサイズが設定されているので、幅広いライダーにおすすめです。
おすすめポイント
- 各部がしっかり補強されたフレームでトレイル走行も安心
- 身長に合わせて3つのホイールサイズを設定
- 3×7段のギヤで幅広い走行シーンをカバー
ARAYA(アラヤ) MFD-N(Muddy Fox Dirt Next)
参考価格(税込み) | 91,300円 |
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サスペンション | 前のみ |
フレーム素材 | アルミ |
ギア | 2×9段 |
ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 27.5インチ |
重量 | 14.4㎏(380mm) |
入門モデル+αのパーツ構成
コストパフォーマンスに優れるMuddy Fox Dirtをベースに、より本格的なパーツ構成に変更されたモデルです。

フロント2段、リヤ9段の現代的なギヤ構成に変更され、よりスムーズな変速とライディングが可能に。ブレーキやハブがシマノ製に変更されるなど、耐久性や信頼性も考えられています。
おすすめポイント
- 一部パーツをシマノ製に変更してグレードアップ
- 3×8段⇒2×9段に変更しスムーズなギアチェンジを実現
- センターロック式ハブ採用で安定したブレーキングをサポート
安いマウンテンバイクのよくある質問
初めてマウンテンバイクを購入するときは、実際の使い方やメンテナンスなど気になることも多いですよね。安いマウンテンバイクの購入を検討するときに、よくある質問にまとめてお答えします。
街乗りでの注意点はある?
マウンテンバイクを街乗り用に使う場合は、装備について注意しましょう。
ヘルメットやライトなど、安全走行に基本的なアイテムをそろえよう

マウンテンバイクで街乗りをするときは、道路交通法で定められた装備をしっかりそろえましょう。
マウンテンバイクの道路走行に必要なアイテム
- ライト
- ベル
- ヘルメット
マウンテンバイクはライトやベルが標準装備ではないモデルが多いので、道路を走るために必要となります。ライトやベルを付けずに公道を走行すると違反になるので要注意。また、2023年4月から着用が努力義務化されたヘルメットも、マウンテンバイクの街乗りでそろえたいアイテムの1つです。
▼自転車用のライトはこちら!
▼街乗りにピッタリな自転車用ヘルメットはこちら!
雨天時も乗るなら「泥除け」も

街乗りや通勤通学など、雨の日もマウンテンバイクに乗る可能性があるなら、泥除けを検討しましょう。マウンテンバイクは標準で泥除けが付いているモデルが少なく、タイヤが太いため雨水や泥を巻き上げて服などが汚れることが多いです。マウンテンバイクに後付けできる泥除けも販売されているので、雨の日も乗る方は検討してみてください。
▼マウンテンバイク用の泥除けについてはこちら!
意外と知られていない「ハンドル幅」もチェック

マウンテンバイクは幅広のハンドルが付いていることも多く、歩道走行が制限されることもあるので要注意です。道路交通法では歩道を走れる自転車のサイズを規定していて、ハンドル幅が60cmを超えると走行できません。街乗りメインならハンドル幅60cm以下のマウンテンバイクを選ぶか、幅の狭いハンドルへの交換を検討しましょう。
メンテナンスはどうしたらよい?
多くのギヤやサスペンションなどのパーツが付いているマウンテンバイクは、メンテナンスについても気になるところです。
基本的なメンテナンスは、自分でできる!

マウンテンバイクも、基本的な構造は一般的な自転車と変わらないため、タイヤの空気入れやチェーン洗浄・注油といった基本的なメンテナンス内容は同じです。基本メンテナンスはそれほど難易度が高くないので、自分でできるようにしましょう。
サスペンションなどはショップに相談を

サスペンションやギア回りなど、自分でメンテナンスするのが難しいと感じる部分は迷わずプロショップに相談しましょう。パーツによってはメンテナンスに専用工具が必要になることもあり、間違ったメンテナンスをすると破損やケガの原因になります。初心者のうちはショップにメンテナンスをお願いして、余裕が出てきたら自分で挑戦してみるのも良いですね。
中古のMTBは購入してもOK?

安さを求めるなら中古のマウンテンバイクも魅力的ですが、初めての一台としては避けたほうが良いでしょう。マウンテンバイクはサスペンションやディスクブレーキなど複雑なパーツがあるため、どのように整備され乗られていたのか分からない中古にはリスクがあります。
廃版モデルなどどうしても欲しいマウンテンバイクが中古しかない場合は、信頼できる自転車ショップなどに良く相談しましょう。
おすすめのカスタムはある?
マウンテンバイクはさまざまな交換パーツがあり、自分好みにカスタムしていくのも楽しみの1つ。初心者の方でも手軽にカスタムしやすく、見た目や乗り心地が変わるおすすめポイントを2つ紹介します。
ペダル

マウンテンバイク用のペダルはさまざまな色や形状のものがあり、手軽に交換できるので最初のカスタムにピッタリです。安いペダルでも、フレームやパーツと色をそろえることで、マウンテンバイクをおしゃれにカスタムできますよ。マウンテンバイクに最初から付いているペダルは回転効率が悪いものも多いので、交換することで走行性能アップも期待できます。
ビンディングペダルと呼ばれる、シューズとペダルを固定する、競技用のペダルもありますが、初心者の方には、一般的なフラットペダルがよいでしょう。
\フラットペダルに関する詳しい記事はこちら/
タイヤ

路面とマウンテンバイクをつなぐタイヤは、見た目や乗り心地が大きく変わるカスタムポイントです。舗装路を走りやすいスリックタイヤ、オフロードで滑りにくいブロックタイヤなど、得意とする場所が変わります。デザインも違うので、タイヤを変えるだけでマウンテンバイクの雰囲気もガラッと変わりますよ。
まずは購入時に付いているタイヤでいろいろな場所を走ってみて、マウンテンバイクの楽しみ方が分かってきたら、違うタイプのタイヤに挑戦してみるのがおすすめです。
\マウンテンバイクのタイヤに関する詳しい記事はこちら/
マウンテンバイクでいろいろなフィールドを走ってみよう!

舗装路からオフロードまでさまざまなフィールドを走れるマウンテンバイクは、自転車の楽しみ方を広げてくれる可能性があります。まずは安くて手に入れやすいマウンテンバイクを購入して、新たな自転車ライフに挑戦してみてはいかがでしょうか。安いマウンテンバイクで初期費用を抑えて、パーツ交換などカスタムを楽しむのもおすすめです。
安いマウンテンバイクに関するおすすめ記事はこちら
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCYCLE HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCYCLE HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。 掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。