フラットペダルおすすめ16選!ロードバイクやMTB向けモデルを紹介。最強は?

フラットペダルおすすめ16選!ロードバイクやMTB向けモデルを紹介。最強は?

フラットペダル、種類が多くてどれを選べばいいのか迷いますよね。そこでこの記事では、メリット・デメリットや選び方のポイント、おすすめモデルを紹介しています。フラットペダル選びの参考に、ぜひご覧ください!

目次

気軽に走るなら、フラットペダル!

  メリット デメリット
フラットペダル【フラットペダル】・どんなシューズでも乗れる
・乗り降りが簡単
・カジュアルなデザインが多い
・リーズナブルなモデルが多い
・スピードを出すのに不向き
・足が滑り落ちるリスクがある

スポーツ自転車用のペダルには、大きく分けて「フラットペダル」と「ビンディングペダル」の2種類があります。フラットペダルは、ふだん履いているシューズでも気軽に漕げるため、カジュアルにスポーツ自転車を楽しみたい方におすすめです。

まずはそんなフラットペダルの、メリット・デメリット、ビンディングペダルとの違いを見ていきましょう。

メリット

フラットペダルのメリットは以下の通りです。

フラットペダルのメリット
・どんなシューズでも乗れる
・乗り降りが簡単

【メリット】どんなシューズでも乗れる

フラットペダルはどんなシューズでも漕げる

フラットペダルは専用のシューズを必要としません。そのため、ふだん履いているスニーカー等で、気軽に自転車を楽しめるんです。好きな靴を選べるので、コーディネートしやすいのも嬉しいポイントですね。

ただし、「ピン付きのフラットペダル」の場合は、ソール(靴底)が硬めのシューズを選びましょう。ソールが柔らかいと、ピンで傷が付いてしまうからです。

【メリット】乗り降りが簡単

フラットペダルは乗り降りが簡単

フラットペダルはシューズと固定されないため、乗り降りが簡単です。ストップ&ゴーが多い街中では、大きなメリットと言えるでしょう。

また、マウンテンバイクのような予期せぬ状況やクラッシュが起こりやすいシーンにおいては、とっさに足が降ろせるので安全です。

デメリット

続いて、フラットペダルのデメリットを見ていきましょう。

フラットペダルのデメリット
・スピードを出すのに不向き
・足が滑り落ちるリスクがある

【デメリット】スピードを出すのに不向き

フラットペダルはスピードを出すのに不向き

「引く力」を利用できるビンディングペダルに比べると、ペダリング効率は劣ります。そのため、スピードを出したり、長距離を走ったりするシーンにおいては、ビンディングペダルに軍配が上がるでしょう。

しかし、「スポーツ自転車を気軽に楽しみたい方」にとっては、フラットペダルでも十分なスピードが出ますし、長距離だって走れます。ご自身の利用シーンをじっくり考えて、比較検討されてくださいね。

【デメリット】足が滑り落ちるリスクがある

フラットペダルは足が滑り落ちるリスクがある

フラットペダルはシューズが固定されないため、足が滑り落ちるリスクがあります。とくに雨の日はペダルの表面が滑りやすいので、気を付けるようにしましょう。ピン付きのペダルであればグリップ力が強いので、安心ですよ。

ビンディングペダルとの違い

  メリット デメリット
フラットペダル【フラット】・どんなシューズでも乗れる
・乗り降りが簡単
・カジュアルなデザインが多い
・リーズナブルなモデルが多い
・スピードを出すのに不向き
・足が滑り落ちるリスクがある
ビンディングペダル【ビンディング】・ペダリング効率がいい
・足が滑り落ちない
・とっさの時に足を降ろせない
・慣れるまでは時間がかかる
・比較的高価

ビンディングペダルは、シューズを固定することで「引く力」も効率的に伝える、レース志向のペダルです。フラットペダルとビンディングペダルは、それぞれ以下のような方におすすめですよ。

フラットペダルはこんな人におすすめ
・レース志向ではない
・カジュアルにスポーツ自転車を楽しみたい
・街乗りや通勤にも利用する
ビンディングペダルはこんな人におすすめ
・レース志向
・速く、長距離を走りたい
・街乗りや通勤には使わない

フラットペダルの選び方

フラットペダルには、大きく分けると「ロードバイク用」と「マウンテンバイク用」の2つの種類があります。

それぞれの選び方のポイントは、以下のとおり。

ロードバイク向け フラットペダル【ロードバイク向け】
おすすめモデルはこちら!
マウンテンバイク向け フラットペダル【マウンテンバイク向け】
おすすめモデルはこちら!
選び方のポイント・ピン付き
・軽量だと軽快に走れる
・薄いと空気抵抗が少ない
・踏面積はコンパクト
・ピンは多めかつ高め
・踏面積は広め

ロードバイク向けの選び方

ロードバイク用のフラットペダルは、軽快に走るために「軽量」で「薄型」のモデルがおすすめ。靴底をしっかりグリップするために、ピンは付いていた方がいいでしょう。

また、踏面積がコンパクトだと、車体を倒してコーナリングする際、ペダルが地面に当たるリスクが低くなりますよ。軽量化にもつながりますね。

マウンテンバイク向けの選び方

マウンテンバイクで走るフィールドは凸凹した道が多く、足の裏に衝撃がかかりやすいため、ガッチリとグリップできる「ピンが多めかつ高め」のフラットペダルを選びましょう。それに加え、滑りにくいように、踏面積の広いモデルが好ましいですね。

また、マウンテンバイク用はカジュアルなデザインが多いので、街乗りにもおすすめです。その際は、ふだん履いているシューズの底が傷つかないよう、なるべくピンの低いペダルがいいですよ。

おすすめのフラットペダル16選

それでは、おすすめのフラットペダルを紹介していきます。

「ロードバイク向け」のおすすめモデルはこちら!
「マウンテンバイク向け」のおすすめモデルはこちら!

ロードバイクにおすすめのフラットペダル8選

まずは、ロードバイクにおすすめのフラットペダルから見ていきましょう。なるべく軽量で、スタイリッシュなモデルを厳選しました。

TIOGA Sure Foot 7

オールラウンドに使える両踏みペダル

コストパフォーマンスに優れたアルミ製の薄型ペダル。シンプルなデザインに、ブラックとシルバーの組み合わせがどんな自転車にもマッチしそうです。

重量267g
ピンなし
素材アルミ
反射板あり
カラーブラック
参考価格(税込)4,730円

Wellgo アルミペダル(M194)

薄型・軽量でロードバイクにばっちりハマる

一見ビンディングペダルかと思わせる、縦長でコンパクトなデザインはロードバイクとの相性バッチリ。片面に8本のピンが付いているので、グリップ力も申し分なしです。

重量243g
ピンあり
素材アルミ
反射板なし
カラーブラック、シルバー、アップルグリーン、ブルー、レッド
参考価格(税込)11,814円

KCNC アクティベート CNCロードペダル

軽量&お洒落な、フラットペダル!

厚さ16mmと非常に薄型でオシャレなデザインでありながら、片面に7本のピンが付いているのでグリップ力は抜群です。カラーラインナップが豊富なところも、嬉しいポイント。

重量276g
ピンあり
素材クロモリ
反射板なし
カラーブラック、ゴールド、レッド、シルバー、グラファイト、オイルスリック
参考価格(税込)6,600〜8,800円
※カラーにより異なる

Wellgo アルミペダル(LU-C16)

スタイリッシュな薄型アルミペダル

こちらもアルミ製の薄型ペダルです。スタイリッシュなデザインなので、ロードバイクにもバッチリハマるでしょう。

重量280g
ピンなし
素材アルミ
反射板あり
カラーブラック、シルバー、ブルー、ブロンズ、ゴールド、グレー、レッド
参考価格(税込)7,887〜9,141円
※カラーにより異なる

MKS(三ヶ島製作所) Compact Ezy

Ezyシステムを採用した軽量・薄型モデル

MKSオリジナルの簡単脱着機構Ezyシステムにより、工具なしで素早く簡単にペダルの脱着ができます。輪行の際に、ペダルを外す時間と手間が省けますよ。MKSのペダルはすべて、MADE IN JAPANなので、品質は折り紙付きです。

重量302g
ピンなし
素材アルミ
反射板取付可
カラーブラック、グレー
参考価格(税込)14,300円

MKS(三ヶ島製作所) SYLVAN STREAM NEXT

次世代ハイエンドコンパクト&フラットペダル

コンパクトな踏み面と、なめらかで回転抵抗の少ないベアリングは、疲労を軽減しペダリング効率を高め、ツーリングや街乗りに最適。クオリティを求めるこだわりのアーバンバイクにもおすすめです。

重量318g
ピンなし
素材アルミ
反射板取付可
カラーブラック、シルバー
参考価格(税込)9,130円

MKS(三ヶ島製作所) SYLVAN ROAD

クラシカルなスタイルが人気のロングセラーモデル

クラシカルなスタイルが、長年にわたり高い人気を誇るロングセラー製品。クロモリフレームとの相性は間違いなさそうです。トゥクリップの取り付けを想定した片踏みペダルなので、その点だけご注意くださいね。

重量360g
ピンなし
素材アルミ
反射板取付可
カラーブラック、シルバー
参考価格(税込)4,851円

MKS(三ヶ島製作所) LAMBDA

吸盤状のグリップを備えた、個性派のペダル

カリフォルニア州ウォルナットクリークの自転車ブランド"Rivendell Bicycle Works"とMKSが共同開発をした個性派ペダル。吸盤状のグリップは鋭利なグリップとは異なり、シューズのソールにやさしい仕様です。

重量420g
ピンあり
素材アルミ
反射板あり
カラーブラック、シルバー
参考価格(税込)6,006円

マウンテンバイクにおすすめのフラットペダル8選

続いて、マウンテンバイクにおすすめのフラットペダルを見ていきましょう。踏み面積が広くてピンが多い、グリップ力が抜群のペダルを集めましたよ。

クランクブラザーズ STAMP1 SMALL

安定のグリップ力!コスパに優れる超定番ペダル

MTBはもちろん、クロスバイクやグラベルロードなど幅広く使えるペダル。高さのある9本のピンはソールへの食いつきがよく、安定のグリップ力です。カラバリが豊富なので、差し色に派手な色をチョイスするのも、面白いかもしれません。

重量299g
ピンあり
素材樹脂
反射板なし
カラーブラック、レッド、オレンジ、パープル、シトロン、ターコイズ、ブルー
参考価格(税込)7,800円

MKS(三ヶ島製作所) G-6000

リーズナブルな万能フラットペダル

1,000円台という圧倒的なコスパが魅力のペダル。大きな踏み面がもたらす快適性は、オフロードはもちろん街乗りにもおすすめです。

重量386g
ピンなし
素材樹脂
反射板あり
カラーブラック
参考価格(税込)1,617円

MKS(三ヶ島製作所) ALLWAYS

いつでも使えるスタイリッシュなマルチペダル

商品名の通り、「いつでも」「どこでも」使える、マルチペダル。シューズへのダメージが少ないピンを採用しているので、スニーカーはもちろん、通勤用のビジネスシューズでも気軽に使えますよ。

重量381g
ピンあり
素材アルミ
反射板なし
カラーブラック、シルバー
参考価格(税込)8,316円

ROCKBROS フラットペダル mtb

カラバリとコスパが魅力のフラットペダル

お洒落なカラーとコスパの良さが魅力的なフラットペダルです。踏み面積が広く、片側に10本のピンが付いているので、漕ぎやすさも申し分ないでしょう。

重量365g
ピンあり
素材ナイロン樹脂
カラーブラック、レッド、グリーン、オレンジ、ブルー
反射板なし
参考価格(税込)3,049円

クランクブラザーズ STAMP2 SMALL

グリップ力抜群で無骨なデザイン

ボディのマテリアルには、軽量性と剛性に優れるアルミニウム合金を採用。高さのある10本のピンのおかげで、グリップ力は抜群です。

重量439g
ピンあり
素材アルミ
反射板なし
カラーブラック、ロウシルバー
参考価格(税込)15,300円

クランクブラザーズ STAMP7 SMALL

STAMPシリーズの上位モデル!

クランクブラザーズの定番「STAMPシリーズ」の上位モデル。10本のピンと、絶妙にくぼんだ面のおかげで、安定したシューズコンタクトを実現しています。

重量345g
ピンあり
素材アルミ
反射板なし
カラーブラック、レッド、オイルスリックエディション、オレンジ、パープル、グリーン
参考価格(税込)19,096円〜27,800円
※カラーにより異なる

SHIMANO PD-GR500

カジュアルなオフロード用ペダル

優れたグリップ力、長時間ライドでの快適性を実現。トレイル・パークの入門用におすすめの、コスパに優れたフラットペダルです。

重量533g
ピンなし
素材アルミ
反射板取付可
カラーブラック、シルバー
参考価格(税込)11,606円

LOOK TRAIL ROC

大胆な肉抜き加工で、軽量化を実現

広い踏み面積を確保しながら、ペダル内側を大胆に肉抜きすることで、かなりの軽量化を実現。片側12本のピンのおかげで、グリップ力も抜群です。

重量215g
ピンあり
素材アルミ
反射板なし
カラーブラック
参考価格(税込)11,550円

フラットペダルと相性がいいシューズの特徴は?

フラットペダル シューズ

撮影:筆者

「どんなシューズでも漕げる」のがフラットペダルの魅力。しかしながら、「相性のよさ」があるのも事実です。そこで、フラットペダルと相性のいいシューズの特徴をみていきましょう。

フラットペダルと相性がいいシューズ
・ソールが硬い
・ソールが平ら
・ソールに溝がある
・ソールがグリップ力のある素材

なぜ、ソールは硬い方がいいのでしょうか?それはソールが硬いと、漕いだ時の力が逃げずにそのままペダルに伝わるから。つまり、ペダリング効率がいいんです。ソールが柔らかいと、靴全体が「グニャ」と曲がるので、力が分散されてしまうんですね。

また、ピン付きのペダルと合わせても、傷が付きにくいというメリットもありますよ。

さらに、ソールは「平ら」で「グリップ力のある素材」がおすすめ。なぜなら、ゴム等の滑れにくい素材だとグリップが安定し、平らなソールはペダルとの接地面積を最大化できるためです。

溝があれば、ピンががっちりハマるので、抜群のグリップ力を発揮しますよ。

フラットペダルと相性がいいシューズのレビュー記事はこちら

フラットペダルでよくある質問・疑問

続いて、フラットペダルに関するよくある質問や疑問を紹介していきます。

【質問】フラットペダルをロードバイクにつけるのはダサい?

ロードバイク フラットペダル

「ダサい」の感じ方は人それぞれなので、一概にどちらと言い切るのは難しいです。もしかしたら、普段ビンディングシューズを履いているレース志向の方にはダサく見えてしまうのかもしれません。

しかし一番重要なのは、本人が快適・安全に自転車を楽しめるかどうかです。他人の意見に囚われず、自分の考え方を優先しましょう。機能的には、フラットペダルでもまったく問題ありませんよ。

【質問】フラットペダルとビンディングペダル、どっちがおすすめ?

ビンディングペダル

フラットかビンディング、どちらのペダルがおすすめかどうかは、本人の利用シーン次第です。レース志向ではなく、街乗りや通勤がメインならフラットペダルがいいでしょう。反対にレース志向の方には、ビンディングペダルがおすすめですよ。

【質問】ママチャリにおすすめのフラットペダルは?

MKS(三ヶ島製作所) G-6000

参考価格(税込)1,617円
カラーブラック
反射板あり
素材樹脂

ソールが傷つかないよう、ピンは低めもしくは無しで、安全のためにリフレクター(反射板)付きのペダルを選びましょう。また、軽さや薄さを求めないのであれば、リーズナブルな樹脂製がおすすめです。

フラットペダルで気軽に自転車を楽しもう!

クロスバイク サイクリング

どんなシューズにも合わせやすいフラットペダル。カジュアルに自転車を楽しみたい方には、ピッタリのアイテムです。ぜひ、フラットペダルを装着して、気軽な自転車ライフをエンジョイしてくださいね!

フラットペダルの人気売れ筋ランキング

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