カジュアルに履ける!「Stamp Street Fabio」
カジュアルに履ける自転車用シューズ、欲しくないですか?
自転車用のシューズって、レーシーで”ガチ感”漂うデザインのものが多いので、街中やちょっとしたポタリングにはちょっと履き辛いですよね。
ご安心ください。実は、あるんです。カジュアルに履けるサイクリングシューズが!
それが今回紹介する、「Stamp Street Fabio(スタンプストリートファビオ)」でございます!!
「Stamp Street Fabio」とは?
Stamp Street Fabioは、YouTube登録者数740万人を誇る若手MTBマルチライダー”ファビオ・ヴィブマー”と”クランクブラザーズ”が共同開発したシューズ。サイクリングやポタリングを楽しむ、カジュアル系ライダーの選択肢として誕生しました。
価格 | ¥20,350(税込) |
サイズ | 25.0cm–28.0cm 0.5cm刻み ※ピンク/パープル、ホワイト/ホワイトは24.0cm~ |
カラー | ・ホワイト/ゴールド ・ブラック/ゴールド ・セージ/グレー ・パープル/ピンク |
イケてる外観をチェック!
それでは、外観をチェックしていきましょう。カラーはセージ/グレー、サイズは27.5cmです。
ミリタリーライクなカラーとガムソールが絶妙にマッチ。文句無しでカッコいいですね。
靴ヒモがペダルやチェーンに絡まらないように、ゴムバンドに収納できます。
側面を見ていきましょう。通気性をよくするために、小さな穴がいくつか空いています。
内側には、やや硬めの素材を採用。これは、クランクに擦れてシューズが傷つかないようにするためです。サイクリストには嬉しい工夫ですね!
シュータンには、ストレッチする素材が採用されています。
カカトにも、脱ぎ履きしやすいようにタブ(持ち手)が付いていますよ。
ソールは、フラットペダルをガッチリとホールドする絶妙な溝間隔。素材感も相まって、グリップ力は抜群です。
インソールには、開発に関わった「ファビオ・ヴィブマー」のサインが。
「Stamp Street Fabio」の特徴・魅力
それでは、「Stamp Street Fabio」が特徴・魅力を見ていきましょう!
「ソールのグリップ感」がフラットペダルに最適
「カジュアルなフラットペダル向けシューズ」という謳い文句の通り、フラットペダルを想定して、ソールのグリップが最適化されています。そのため、一般的なスニーカーに比べると滑りにくく、力を込めてペダリングができます。
ペダリング効率が良い「ソールの硬さ」
一般的なスニーカーはソールが柔らかいので、ペダリングの際に「グニャ」と靴が曲がり、力が逃げてしまいます。それに対して「Stamp Street Fabio」は、芯が硬いソールを採用しているため、ペダリングの力をダイレクトに伝えることができます。
硬くて頑丈な「クツ表面の素材」
クランクやピン付きペダルに擦れても大丈夫なように、一般的なスニーカーよりも硬くて頑丈な素材が使われています。オフロードを走っている時に、飛び石や木の枝にぶつかっても安心です。とはいえ、本格的な自転車シューズほどの硬さやゴツさはありませんよ。
また、素材自体には撥水性があるのですが、雨などでビショ濡れになると通気穴から水が侵入するので、完全防水ではありません。
脱ぎ履きしやすく、砂利が入り込まない「シュータン」
シュータンにはストレッチする素材が採用されているので、脱ぎ履きが楽チン。キャンプのような、靴の脱ぎ履きが多いシーンにピッタリでしょう。さらに、徒歩や走行時には足にピタッと密着しているため、砂利の侵入を防いでくれます。
そもそも、「クランクブラザーズ」ってどんなブランド?
1997年にカルフォルニアで誕生したクランクブラザーズは、美しいカラー、シンプルでスマートなデザイン、ユーザビリティーを備えているブランドで、ペダルやポンプを中心に人気があります。
「機能の刷新だけでなく美しいプロダクトを創り、バイクデザインを美しくしたい」という、自転車とデザインに対する情熱が、これまでの常識を覆すプロダクトを生み出してきました。
クランクブラザーズというブランド名は、共同創業者のカール氏とフランク氏が親友であったことから、2人の名前「Carl」と「Frank」を合わせて「Crank(クランク)」になったそうですよ。
実際に履いてみた感想
ということで、Stamp Street Fabioを履いて「自転車キャンプ」と「MTBでトレイルライド」に行ってきました!
実際に履いて感じた、良かったところ・気になったところを紹介していきます。
良かったところ
まずは、良かったところを見ていきましょう!
ピン付きペダルとの相性が抜群
実際に履いて改めて感じたのが、ピン付きペダルとの相性の良さ。今まで履いてきたシューズの中で、個人的にはNo.1のグリップ力です。ピン付きのフラットペダルに合わせたところ、ピンの一つ一つにソールの溝ががっちりとハマっている感覚でした。
さらに、ピン付きペダルで力を込めて漕いだのですが、ソールに「傷」や「削れ」が無かったんです。このソールの頑丈さも好印象ですね。
アウトドアフィールドもへっちゃら
「耐久性のある素材」「グリップ力のあるソール」のおかげで、アウトドアフィールドもへっちゃら。ハードな使い方をしても耐えてくれそうな素材なので、安心感抜群です。
写真のような、「岩場がゴツゴツとした川辺」という普通のスニーカーであれば躊躇してしまう場所も、Stamp Street Fabioであればまったく問題なし。
また、砂や泥で汚れてしまっても、ガシガシ洗えるところも嬉しいポイントです。
歩きやすい
これまで、自転車と合わせた時のメリットばかり伝えてきましたが、歩きやすさも申し分なしです。「カジュアルな街乗り用シューズ」なので、徒歩シーンも重視して開発されたのでしょう。
自転車から降りて街を散策したり、輪行で遠出をするときにも、この「歩きやすさ」は武器になってくれるはず!
気になったところ
続いて、気になったところを見ていきましょう。
最初は、履き心地が硬い
一般的なスニーカーよりも”やや硬め”の素材を採用しているため、履いてすぐの頃は「硬いな」と思いました。「あれ、もしかして歩きづらい?」と。
ただ、1日中履いて街を歩き回ったところ、2日目にはしっかり足に馴染んでいました。なので、履いて最初の1〜2日間くらいは「履き心地が硬い」と想定しておいた方がいいかもしれません。
こんなシーンにおすすめです
基本的には、フラットペダルの自転車であればどんなシーンにもおすすめですが、ここでは”特に”おすすめのシーンを紹介します。
グラベル・マウンテンバイク
「Stamp Street Fabio」は、グラベルやマウンテンバイクのような悪路を走る自転車にはピッタリでしょう。
なぜなら、以下の機能を備えているからです。
・頑丈なので飛び石や枝にぶつけても安心
・飛び石の侵入を防ぐ「シュータン」
・汚れてもガシガシ洗える
デザインも、アウトドアフィールドにばっちりハマるので、映えること間違いなしですよ!
BMX
グリップが強く、ソールが硬いのでBMXとも相性バッチリ。足の裏で車体をコントロールするBMXライダーにとって、ソールのグリップと強度はとても重要ですからね。
以下は、「Stamp Street Fabio」のプロモーションビデオです。開発に携わった”ファビオ・ヴィブマー”が、フランスの街をBMXでライドしています。ファビオ氏はもちろん、シューズの魅力も存分に伝わってくるので、ぜひご覧ください!
自転車キャンプ
テントに入ったりシャワーを浴びたり、なにかとクツを脱ぎ履きする機会が多い自転車キャンプ。そこで、「Stamp Street Fabio」のストレッチ性のあるシュータンが一役買ってくれるでしょう。
それに加え、砂利や川辺などのアウトドアフィールでも歩きやすい「Stamp Street Fabio」は、キャンプでも大活躍まちがいなしです!
サイズ感・フィット感は?
筆者は普段どおりのサイズ(27.5cm)で「Stamp Street Fabio」もジャストでした。ただし、横幅と高さは若干タイトです。いつも履いているスニーカーに比べると、ピッタリ目で「余白はほとんど無い」という感じ。
個人的には、自転車を漕ぐときにはピッタリフィットの方が、力が逃げずに漕ぎやすいのでジャストサイズを選びました。ただ、普段使いがメインであれば、普段より0.5cmサイズアップした方が楽かもしれませんね。
「Stamp Street Fabio」はどこで買える?
「Stamp Street Fabio」は、楽天やYahoo!等のECサイトのほか、クランクブラザーズ取り扱い店舗にて購入可能。ただし先ほども書いたとおり、若干タイト目のサイズ感なので、店舗でのフィッティングをおすすめしますよ。
クランクブラザーズ Stamp Street Fabio
参考価格 | 20,350円(税込) |
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サイズ | 25.0cm–28.0cm 0.5cm刻み ※ピンク/パープル、ホワイト/ホワイトは24.0cm~ |
カラー | ・ホワイト/ゴールド ・ブラック/ゴールド ・セージ/グレー ・パープル/ピンク |
まとめ
日常使いからポタリング、さらにはトレイルやキャンプライドまで。「Stamp Street Fabio(スタンプストリートファビオ)」は、あなたの自転車ライフを支えてくれる、頼もしい相棒になってくれるでしょう。
気になる方は、クランクブラザーズの公式サイトをチェックしてくださいね!