馬蹄錠を交換しよう!おすすめの製品と交換手順をまとめました

馬蹄錠を交換しよう!おすすめの製品と交換手順をまとめました

シティサイクルの鍵の定番「馬蹄錠(リングロック)」を紹介します。馬蹄錠は、長年使っていると、サビたり、鍵が動かしにくくなったりしします。今回、馬蹄錠の選び方と、新品への交換方法もまとめました。馬蹄錠が使えなくなる前に、ぜひ参考にしてみてくださいね

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目次

馬蹄錠(リング錠)を交換しよう

馬蹄錠(リング錠)を交換しよう
出典:楽天市場

馬蹄錠(ばていじょう)は、馬のひづめのような形をした鍵のこと。「リング錠」とも呼ばれ、多くのシティサイクル(ママチャリ)の後輪部分に標準装備されています。

最初はスムーズに開閉できますが、経年劣化で動きが悪くなることも。施錠しにくくなったら、交換してみましょう。

交換は、元の鍵を取り外して、新しい鍵をネジで留めるだけ。誰でも簡単にできますよ。

【選び方】馬蹄錠はボタン式と鍵式の2種類

馬蹄錠は、ボタン式と鍵式の2種類。それぞれ紹介します。

鍵タイプ

鍵タイプ
出典:楽天市場

鍵を差し込んで開閉するタイプ。施錠後、鍵を持ち運ぶ必要があります。スペアキーつきの製品が多いので、カバンに分けて入れてもいいでしょう。


暗証番号付きのボタンタイプ

暗証番号付きのボタンタイプ
出典:楽天市場

ダイヤルやプッシュボタンがあり、暗証番号を入れて開閉します。鍵を持ち運ぶ必要がありません。ただ、誰でも暗証番号を入力できるので、セキュリティー面では鍵式に劣ると言えるかもしれません。

必ずバックフォークの直径を測っておこう

必ずバックフォークの直径を測っておこう
出典:flickr/Dennis Hill

バックフォークとは、後輪の中心(ハブ軸)からサドルの下まで伸びているフレームのこと。

馬蹄錠は、バックフォークにバンドを取り付けて装着します。適正サイズの製品を購入する必要があるので、バックフォークの長さを測っておきましょう。

【鍵式】おすすめの馬蹄錠3選

ここからは、おすすめの馬蹄錠を紹介します。まずは鍵式から。

    GORIN 鍵式リング錠 GR-750

    バッグフォーク直径 13mm、16mm、19mm
    素材スチール
    カラーブラック、シルバー

    GORINは、馬蹄錠をはじめ、ワイヤー錠など、自転車用鍵を専門に扱うブランド。

    「GR-750」は、シティサイクルからCTBまで幅広く対応した鍵式のリング錠です。取り付けバンドの種類は、13、16、19mmの3つ。バックフォークのサイズに合わせて選んで使いましょう。

      BRIDGESTONE サークルロック錠 CL-MR

      バッグフォーク直径13mm、16mm、19mm
      材質スチール・樹皮
      カラーブラック

      通学自転車でお馴染みのブリヂストンですが、自転車周辺アイテムも豊富なラインナップがあります。

      「CL-MR」は、不正開錠されにくいディンプルキーと、極太で高強度のカンヌキを使ったロック錠。走行中に勝手にロックがかからないよう、セーフティ機能がついています。こちらも、13、16、19mmの3種類の取り付けバンドつき。

        NIKKO リング錠 NC-100

        バッグフォーク直径13mm、16mm
        材質アルミニウム
        カラーブラック、シルバー

        自転車以外にも、自動車、オートバイ用の盗難防止機器や、ブザーなどを専門に取り扱うニッコー。

        「NC-100」は、頑丈なディンプルキーで開閉するリング錠です。対応している自転車(タイヤ)のサイズは、20〜28インチ。小径車にも取り付けられます。カラーは黒とシルバーの2色。

        【ボタン式】おすすめの馬蹄錠3選

        鍵を持ち運ばなくて良いボタン式。定番ブランドを中心に3つ紹介します。

          GORIN ボタン式リング錠 GR-500

          バッグフォーク直径13mm
          材質スチール
          カラーブラック、シルバー、クロームメッキ、ホワイト
          暗証番号の変更不可

          プッシュ式で、4桁の暗証番号を入力して開閉できます。「セーフティツマミ」や開錠ボタンがついているので、走行中にロックがかかってしまう誤操作も防げますよ。

            PANASONIC 大型プッシュボタン式リング錠

            バッグフォーク直径13mm、16mm、19mm
            材質スチール
            カラーブラック、シルバー
            暗証番号の変更不可

            電動アシスト自転車が人気のパナソニック。不正開錠されにくい、頑丈な鍵も製造しています。

            こちらは、押しやすい大型のプッシュ式リング錠。反射シールつきなので、夜間の防犯対策にもなるでしょう。セーフティ機構つきで、走行中の誤操作の心配もありません。

              BRIDGESTONE リング錠プッシュロック

              バッグフォーク直径13mm、14mm
              素材スチール
              カラーブラック
              暗証番号の変更不可

              取り付けが簡単な、サビにくいリング錠。走行中の誤って施錠されないよう、ロックがついています。重さはわずか230g。

              馬蹄錠の交換手順

              工具がひとつあれば、交換は簡単。製品についている説明書とあわせてチェックしてみてください。

              必要な物:プラスドライバー

              マイナスドライバーでも代用できますが、ネジ山がつぶれないように気をつけましょう。

              ①古い馬蹄錠を外す

              古い馬蹄錠を取り外します。製品によりますが、両サイドのネジをドライバーで外すだけで、簡単に取れますよ。

              ②新しい馬蹄錠の下準備をする

              新しい馬蹄錠の裏にある取付金具にバンドを差し込み、バンドの両サイドをフォークに合わせて手前に曲げます。後からでも曲げられますが、荷台つきの自転車だと、曲げにくくなってしまいます。

              ③自転車につけて固定する

              バックフォークに、馬蹄錠を取り付けます。タイヤや、スポーク(ホイールに張られている棒)にあたらないようにしましょう。プラスドライバーと付属のネジで、バンドをバックフォークに固定します。

              ④施錠、開錠を試して完成

              取り付けできたら、念のため、数回鍵を開閉してみましょう。問題がなければ完成です。

              スポーツバイクに馬蹄錠はあり?なし?

              スポーツバイクには、馬蹄錠がついていないことがほとんど。ロードバイクやクロスバイクには、馬蹄錠をおすすめできない理由があります。

              おすすめできない理由①防犯性が低い
              出典:Unsplash/Markus Spiske

              シティサイクルより軽くて高価なスポーツバイク。シティサイクルなどより、盗難対策を万全にする必要があります。馬蹄錠は取り付けが簡単な分、外したり、壊したりする手間もあまりかかりません。

              また、施錠していても、車重が軽いスポーツバイクは、車体を持ち上げて運ばれて盗難されるリスクもあります。

              筆者もスポーツバイクに乗っていますが、駐輪するときは、チェーンロックなど、より壊されにくい鍵を2個つけます。柱や柵にチェーンを通せば、安心ですね。

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              馬蹄錠が劣化したら、早めに交換しよう

              馬蹄錠の寿命は、3〜5年くらいとされます。施錠するときにガタつきがあったり、ツマミが破損したりしたら、交換の目安。使えなくなる前に、取り替えることをおすすめします。

              ぴったりの馬蹄錠を選んで、愛車の盗難対策をしましょう。