カーボンクロスバイク

超走れる!極上のカーボンクロスバイク、おすすめ5台を厳選しました

ロードバイクでよく使われる高級素材、カーボンを使用したクロスバイクは、「軽い・速い・快適」の3拍子が揃った、クロスバイクの中でも最強バイク。今よりワンランク上の走りを体感したいなら、カーボンクロスバイクで間違いなしです!今回は、そんなカーボン製のクロスバイクバイクの特徴や、おすすめモデルをピックアップしてご紹介します。

目次

憧れのカーボンクロスバイクを手に入れよう

カーボン クロスバイク

出典:GIANT

カーボン素材のスポーツバイクと言えば、「高級なロードバイク!」というイメージがあります。しかし、実はクロスバイクにもカーボン素材を使用したモデルがある、というのをご存じでしょうか?

街乗りでよく使われているクロスバイク。そのフレームは、アルミやスチール(クロモリなど)が一般的です。手頃な価格で購入しやすく、メンテナンスもしやすいため、はじめてのスポーツバイクとして購入する人が多いです。

しかし使いやすい一方で、「アルミは乗り心地が硬い」「スチールは車体重量が重い」といったデメリットもあります。

アルミよりも乗り心地が良く、スチールよりも軽い!その2つを持ち合わせているのが、カーボン素材を使用したクロスバイクです!カーボンクロスバイクは、アルミとスチールの弱点をカバーした、最強のクロスバイクです。

カーボンクロスバイクは、なんと言っても軽い!速い!

カーボン クロスバイク

出典:flickr/8bar bikes

カーボンバイクは「軽い!速い!」というイメージがありますが、まさにその通り。アルミやクロモリに比べ、重量がとても軽いのが特徴です。

カーボンだから速く走れるかというと、そこは乗る人の脚力次第の部分もありますが、車体が軽くなる分、前に進みやすくなります。ひと漕ぎが軽くなり、少ないパワーでも速度をあげられて、坂道も登りやすくなるでしょう。その結果、「カーボンバイクは、アルミやクロモリより速い!」と感じる人が多いのです。

またカーボン素材は、振動吸収性が高く、路面からの衝撃が体に伝わりにくいのも特徴のひとつです。長時間乗っても疲れにくいので、通勤通学や街乗りだけでなく、ロングライドにももってこいです。

フォークだけ、カーボンのクロスバイクもあります

カーボン クロスバイク SOMA

出典:flickr/American Cyclery Official

カーボンクロスバイクには、大きく2種類あります。

  • ・フレームもフロントフォークも、カーボン
  • ・フレームはアルミ or クロモリ、フロントフォークがカーボン

フレーム全体がカーボン素材のバイクは、走行性能の高いモデルが多く、価格は10万円~30万円ほどです。一方、フォークだけカーボン素材のバイクは、街乗りでも使いやすいスペックで、10万円前後と購入しやすい価格帯のモデルが多いです。

カーボンフレームのおすすめクロスバイク2台

フレームとフォーク全てが、カーボン素材のバイクをご紹介します。軽さと快適性を求めたい人におすすめのモデルを、2台ピックアップしました。

TREK(トレック)/FX Sport Carbon 4

TREK(トレック)/FX Sport Carbon 4

出典:TREK

TREKは、アメリカ三大スポーツバイクメーカーのひとつで、アメリカ国内でのシェア率はNo.1のメーカーです。

カーボンならではの軽さと、路面の振動を吸収するトレック独自の技術「IsoSpeed テクノロジー」を搭載したフレームは、長時間乗っても疲れにくく、ロングライドに挑戦したい人にぴったり。1×11速のシンプルな操作性は、走行中の変速トラブルやストレスを軽減。より走りに集中できる、本格派モデルです。

 カラー ダークアクアティックのみ
 サイズ S/M/L/XL
 タイヤ 700×32c
 変速段数 11段
 車体重量 9.55kg
 参考価格 246,400円(税込み)

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▼▼TREKのクロスバイク記事はこちら▼▼


SPECIALIZED(スペシャライズド)/SIRRUS X 5.0

SPECIALIZED(スペシャライズド)/SIRRUS X 5.0

出典:SPECIALIZED

TREKと並ぶ、アメリカ三大スポーツバイクメーカー。レースで数多くの実績を残す、高い技術力が自慢のメーカーです。

38Cの太いタイヤを装備していながら、カーボンフレーム&フォークのおかげで、車体重量は10kg未満と超軽量モデルです。舗装路だけでなく、段差が続くデコボコ道や砂利の上でも、快適な走りを楽しめます。舗装路以外にも走ってみたい方や、乗り心地をの良さを重視したい人におすすめです。

 カラー グロスレッドウッド、グロスブルーティントの2色
 サイズ XS/S/M/L/XL
 タイヤ 700×38c
 変速段数 12段
 車体重量 9.89kg
 参考価格 198,000円(税込み)

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▼▼SPECIALIZEDのクロスバイク記事はこちら▼▼

カーボンフォークのおすすめクロスバイク3台

フレームはアルミ素材ですが、フォークがカーボン素材のバイクをご紹介しましょう。

ロードバイクのような軽快な走りを目指したい人は、ぜひチェックしてみてください。

GIANT(ジャイアント)/ESCAPE RX 2 DISC

GIANT(ジャイアント)/ESCAPE RX 2 DISC

出典:GIANT

GIANTとは、台湾に本社と工場を構える、世界最大級の自転車メーカーです。

GIANTの定番クロスバイク「ESCAPE」の上位モデルがこの「ESCAPE RX 2 DISC」です。軽量アルミフレームに、カーボンフォークと油圧ディスク、ロードバイクと同じ28Cの細身タイヤを装備しています。キレのある乗り心地で、ESCAPEよりさらに速く、遠くまで走りに行けることでしょう。

 カラー カメレオンギャラクシー他、全4色
 サイズ XS/S/M/L
 タイヤ 700×28c
 変速段数 18段
 車体重量 10.7kg
 参考価格 94,600円(税込み)
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MERIDA(メリダ)/GRAN SPEED 100-D

GRAN SPEED 100-D

出典:MERIDA

MERIDAは、台湾ブランドで、日本国内でも取扱いが多く、人気の高いメーカーです。

「GRAN SPEED 100-D」は、ロードバイク譲りの性能をもつアルミフレームと、コラムまでカーボン素材を使用したフルカーボンフォークが特長です。フロント3枚の24段変速とギア比も大きく、登り坂でも小さなパワーで楽に走れます。速さと快適性のバランスを追求した1台なので、スポーツバイクに慣れていない方も、サイクリングを思い切り楽しめるでしょう。

 カラーダークブルーのみ
 サイズXXS/XS/S/SM
 タイヤ 700×32c
 変速段数 24段
 車体重量 10.4kg
 参考価格113,300円(税込み)

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Khodaa Bloom RAIL 700SL

日本人の体型や、日本の道にあわせて設計する、日本のスポーツバイクメーカー。


コーダーブルームの人気クロスバイク「RAIL 700SL」は、今回ご紹介したバイクの中で最も軽量な8.7kgです。アルミフレームでありながら、ロードバイクと変わらない軽さを誇ります。フロントフォークだけでなく、シートポストにもカーボン素材を使用し、軽さと乗り心地の良さを両立しています。スピード感のある走りを体感したい人におすすめ。

カラーオーロラパープルのみ
サイズS/M/L
タイヤ700x28c
変速段数18段
車体重量8.7kg
参考価格109,890円(税込み)

カーボン製のクロスバイクで、注意したい点

軽くて快適なカーボンバイクですが、万能というわけではありません。購入される際には以下の2点を知っておくといいでしょう。

カーボンは衝撃で割れることも

カーボン クロスバイク 割れる

出典:flickr/Michael Mandiberg

カーボンフレームは、「強い力が1点に集中してかかると、割れやすい」というデメリットがあります。

自転車を倒してしまった際に強くぶつけるなど、大きな衝撃が加わるとカーボンフレームにヒビが入ってしまうことも。

とはいえ、普段乗っていて、「フレームが割れる」「フロントフォークが折れる」ことはめったにないので、深く心配する必要はありません。

カーボンフレームに乗るなら、丁寧に扱うよう心がけましょう。

アルミやクロモリよりも高価

カーボン素材自体が、他の素材よりも高価なため、クロスバイクでも10万円以上が相場になります。初めての1台として購入するには、少々ハードルが高いことが難点です。

また高額なスポーツバイクは、盗難被害にあう確率が高いことも事実。外に長時間駐輪する機会が多いなら、鍵を厳重にかけるか、防犯カメラ付きの駐輪場を選ぶなど、駐輪には神経を使う場面も増えます。

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カーボンクロスバイクで、ぶっちぎりの走りを!

カーボン製のクロスバイクに乗ったからといって、「ロードバイクのような高速巡行ができるようになる!」というわけではありません。しかし、アルミやクロモリより、軽やかで快適な走りを体感できるのは間違いありません。

脚力がアップすれば、スピードも出しやすくなるので、今よりさらに速く・遠くへ行くことも可能ですよ。カーボンクロスバイクで、理想の走りを手に入れましょう!

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