ミニベロをカスタムして楽しもう!
軽くて、見た目以上にスイスイ進むミニベロ。かわいらしいデザインで、とても人気がありますよね。
そんなミニベロを、もっとおしゃれに、あるいは便利にカスタムしませんか?愛車でのお出かけが、さらに楽しくなりますよ。
どうカスタムする?
ミニベロには、カスタムできる箇所がたくさんあります!より快適に走れる仕様にしたり、見た目をガラッと変えることもできます。
初めての方は、どこか一つをカスタムして、慣れてきたら、様々な場所をチャレンジしてみましょう。
イメチェンするなら、これ!おすすめのカスタムパーツ
ミニベロの雰囲気を変えるのに、おすすめのパーツを紹介します。簡単にカスタムできるパーツからまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
素材やカラーが豊富!「グリップ」
多くのカスタム用の製品が発売されている、グリップ。レザー調なら、クラシカルなミニベロにぴったり。長時間走るなら、クッション性があるタイプも重宝しますよ。
六角レンチ(アーレンキー)があれば簡単に交換できる製品も多く、初心者にもおすすめです。
さりげないおしゃれは「キャップ」で楽しもう
ハンドルとステムを繋ぐ「ステムキャップ」、タイヤのリムについている「バルブキャップ」、ブレーキワイヤーの先を保護する「ワイヤーキャップ」なども、カスタムできます。それぞれ小さいパーツですが、質感を変えたり、アクセントになるカラーを選んだりしても印象が変わりますよ。
ステムキャップも、六角レンチがあれば、すぐ交換できます。
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形で印象が変わる!おしりの痛み対策にもなる「サドル」
簡単に交換できて、雰囲気がガラッと変わるサドル。シートの形状、素材、色など、サドルも様々な製品が発売されています。
細身で薄いサドルは、スポーティーなミニベロにお似合い。クッションが良いと、おしりの痛みを緩和してくれるので、機能面で優秀ですね。女性は幅のあるサドルを選ぶと、長時間でも快適にサイクリングできるでしょう。
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おしゃれは足元から?!「ペダル」
ペダルも比較的交換しやすく、初心者におすすめ。色や素材はもちろん、形状も種類があるので、それぞれ紹介します。
●フラットペダル
シティサイクル(ママチャリ)にもついている、フラットペダル。黒地に黄色い反射板が定番ですが、カラフルなペダル、個性的な形など、様々です。ミニベロの色に合わせて交換するのもいいですね。
●折りたたみペダル
ミニベロを車などに載せて出かけるなら、折りたたみペダルが便利。持ち運ぶときにペダルをたためば、移動中に引っ掛ける心配も少ないでしょう。
フラットペダルに比べてやや重く、強度が劣るものの、旅先でちょっと走るにはうってつけのギアですよ。
●ビンディングペダル
走行性能を上げるなら、ビンディングペダルでしょう。靴とペダルを固定できるので、踏み外すことなく、滑らかにペダルを回せます。
ビンディングペダルは、専用シューズを準備する必要や、乗車時の脱着にコツがいるなど、どちらかと言うと中〜上級者向け。ただ、片面がフラットペダルの製品もあるので、初心者は参考にしてみてくださいね。
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色を変えてみよう!乗り心地も左右する「タイヤ」
乗り心地に大きく影響するタイヤ。太いタイヤほど、ゆったり走るのに向いています。
定番の黒のほか、側面がベージュやブラウンのカラーリングもあり、レトロなミニベロに似合うでしょう。
タイヤのサイズには3つの規格があるので、愛車に合うか要チェック。こちらの表も参考にしてみてくださいね。
規格の名称 | 例 | 見方 |
WO(Wired On) | ①27×1 3/8 ②700×25C | ①27→タイヤ外径(インチ) 1 3/8→タイヤ幅(太さ/インチ) ②700→タイヤ外径(ミリメートル) 25→タイヤ幅(太さ/ミリメートル) C→リムの大きさ |
HE(Hooked Edge) | 26×1.50 | 26→タイヤ外径(インチ) 1.50タイヤ幅(太さ/インチ) |
ETRTO | 28-622 | 28→タイヤの幅(太さ/ミリメートル) 622→タイヤのビードワイヤーの直径 |
タイヤをカスタムするなら、お持ちのタイヤ側面の表記と同じタイヤを選ぶか、ショップで聞いてみましょう。
使い勝手が良くなる!便利なカスタムパーツ
ここからは、便利なスタンド、服を汚さないフェンダーなど、一度使うと手放せない便利なパーツを紹介します。
立て掛ける場所がなくても大丈夫!「スタンド」
自転車を自立させるスタンドも、ミニベロの利便性を左右しますよ。
車体の中心に取り付ける「センタースタンド」と、後輪付近につける「サイドスタンド」の2種類がありますが、ミニベロには倒れにくいセンタースタンドがおすすめ。さらに2本足のタイプなら、駐輪中もがっちりミニベロを支えてくれるでしょう。
車体や取り付け位置の形によっては、取り付けできないこともあるので、互換性が不明な場合はショップで聞いてみてもいいですね。
荷物を載せる「キャリア」
「もっとたくさん荷物を載せたい!」と思ったことはありませんか?買い物や通勤通学には、かごを取り付けるためにも「キャリア」がおすすめです。大きな荷物を載せるなら「リアキャリア」がおすすめ。
それぞれ車体によってはつけられないこともあるので、サイズや取り付け方法を見ておいてくださいね。
服の裾汚れを防ぐ「フェンダー」
路面が濡れているときは、フェンダー(泥よけ)があると安心。
フェンダーも車体によって取り付けできない場合があるので、仕様を確認してみてくださいね。
ナビや時間をすぐ確認できる!「スマホホルダー」
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サイクリング中の水分補給に「ボトルケージ」
サイクリングの時などは、こまめな水分補給が大切です。フレームにボトルケージをつけておくと、サッとボトルを出せますよ。
ボトルと同じサイズのケースを用意すれば、上着や工具を入れておくことも。長距離や旅行で活躍するでしょう。
背負うより、快適?!「バッグ類」
荷物はリュックなどにも入れられますが、背中が汗ばんでしまうことも。そんなときには、サドルバッグなど、車体に取り付けるバッグが活躍します。
「ダボ穴」があればフレームにもつけられるので、ちょっとした荷物入れとしても重宝しますよ。
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【おまけ】速く走るなら、ここをカスタムしよう
走行性能をアップさせるなら、ちょっと難しいカスタムにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?参考までに3パーツ紹介します。
見た目もスポーティーにできる「ホイール」
ホイールは、走行性能を大きく左右するパーツ。平地には、空気抵抗を抑える「ディープリムホイール」がおすすめ。スポーティーなミニベロにぴったりです。
ただしホイールを交換する際は、タイヤとの互換性を確かめる必要も。H/E規格が主流ですが、W/O規格のホイールもあるので、愛車に合うか、ショップで聞いてみるのもいいでしょう。
推進力に違いを生む「ギア」
変速する「ギア」も、カスタムできます。フロントギア(チェーンリング)を大きくするか、リアギア(スプロケット)を小さくすると、ギア比が上がり、速く走れるようになりますよ。
どちらのパーツも互換性があるか、確かめてから選ぶようにしましょう。
ロードバイクのような「ドロップハンドル」
ロードバイクのような「ドロップハンドル」に交換すると、スポーティーな印象になります。カーブしたところなど握る場所が増えるので、長時間のサイクリングにも向いています。
ただし、ブレーキや変速機も変える必要も出てくるので、初めての人は最寄りのショップに相談するなどしましょう。
自分好みに、愛車をグレードアップさせよう
小さくてかわいらしいミニベロですが、カスタム次第で雰囲気を変えることができます。買い物や通勤通学で乗るなら、スタンドなど便利なパーツを取り付けるのもいいでしょう。選び方や取り付けが難しいときは、ショップで聞いてみてくださいね。
カスタムにチャレンジして、愛車とのお出かけの幅をさらに広げましょう。