サドルを変えて、クロスバイクをカッコよくしよう
クロスバイクで使えるサドルは各メーカーから、多くのモデルが発売されています。見た目をカッコ良く、デザインにこだわってクロスバイクをカスタムしたい方は、サドルを変えみてはどうでしょうか
交換する理由は、
●カッコよいサドルに変更
●クロスバイクに乗ると、お尻が痛むから
が、ありますよね。
お尻の痛みから、解放されたい!
長い時間、クロスバイクに乗っていると、お尻が痛くなることがあります。クロスバイクに慣れることで、お尻の痛みが解消することもありますが、痛みが続く時は、サドルの変更を考えても良いかもしれません。
クロスバイクのサドルを選ぶ時のポイント
クロスバイクのサドル、さまざまな種類や特徴があるので、サドルを選ぶ時のポイントをおさえておきましょう。
サドル形状はおもに3種類
クロスバイクに適した、スポーツバイク用のサドルは、大きくわけて3種類の形状があります。
●オーソドックスな「溝なし」タイプ
最もオーソドックスなのが、溝なしタイプのサドル。走行中に自由に座るポジションを決めやすいのが特徴です。お尻の位置が固定されないので、長時間でもお尻の一箇所に圧力がかからなくなります。
●圧迫感を軽減する「溝あり」タイプ
特に、股間の痛みが軽減できるのが、溝があるタイプのサドルです。溝があることで、股間の圧迫感を抑えてくれます。
●軽量な「穴あき」タイプ
中央に穴が空いているタイプは、溝ありタイプの強化版のようなイメージで、圧迫感をより減らせるだけでなくサドル自体が軽くなります。クロスバイクに速さ・軽さを求める人におすすめです。
快適さ重視なら、クッション性が高いサドルを
クロスバイクのサドルに快適性を求めるのであれば、シートが厚くクッション性が高いサドルがおすすめです。クッション性が高ければ、股間・お尻にかかる圧力が分散されるので、長時間走っても痛みが出にくいでしょう。
サドルはサイズ選びも大切!
快適なサドルを選ぶためには、サドルのサイズも大切です。サドルのサイズは、長さのほかに、サドルの厚さ(高さ)と幅もあります。
特にサドル幅は狭くなると、お尻にかかる圧力が高くなるので、痛みが気になる人は、幅が広いものを選んだ方が良いかもしれません。
クロスバイクのサドル、おもなメーカーは?
クロスバイクのサドル選びに迷ったときは、「定番のメーカーを選ぶ」というのも一つの方法。主なメーカーには以下のようなものがあります。
●fi’zi:k(フィジーク)
●セラサンマルコ
●セライタリア
●セラSMP
●ブルックス
●ボントレガー
●WTB
それでは、おすすめのサドルをご紹介していきます!
サドルをカッコよくしたい!人向けのおすすめ4選
スタイリッシュなデザインのサドルにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
CINELLI(チネリ) C WINGサドル
イタリアの老舗自転車メーカーの「CINELLI(チネリ)」。Cマークが特徴的なロゴが大きくあしらわれています。チネリが好きな人は、このロゴがあるだけで買ってしまうかも!?
タイプ | 溝あり |
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重量 | 308g |
WTB Pure ProGel
WTBはアメリカのMTB向けのメーカーで、頑丈なパーツを扱っているのが特徴です。スタイリッシュなデザインの溝ありタイプのサドルは、ワイルドかつシャープな形がお洒落ですね。
タイプ | 溝あり |
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BROOKS(ブルックス) カンビウムオールウェザー
革製のサドルで有名なイギリスのブランドの「BROOKS」。グラスファイバー強化防水ナイロンのサドルは、クッション性は少ないですが、薄くてシャープなフォルムが◎
タイプ | 穴あき |
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重量 | 432g |
SPECIALIZED(スペシャライズド)/S-WORKS ROMIN EVO CARBON SADDLE
カーボンを使用したスペシャライズドの超軽量モデルです。穴あきタイプで体への圧力を分散して快適に走れます。本格的なサドルや、レーシングモデル求めている人におすすめです。
サドル重量 | 134g |
参考価格 | 28,600円(税込み) |
お尻が痛い!と悩む方へのおすすめ5選
では、お尻の負担を軽減できるサドルのおすすめを紹介していきます。
Fizik(フィジーク) ARIONE R3
Fizikはイタリアの代表的なサドルメーカーです。サドルの後方部の幅が広く、ポジションを変えることで、お尻にかかる圧力を調整できます。クッション性が高いためロングライドに向いています。
タイプ | 溝なし |
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重量 | 200g |
セラSMP TRKMED-NE
セラSMPは立体的・曲線の形状が特徴的な老舗サドルブランド。穴あきタイプ+クッション性が高いサドルです。サドルに触れる部位への圧力を少なくする、特徴的な形をしているので、効果とデザインにこだわる人にもおすすめです。
タイプ | 穴あき |
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重量 | 395g |
SPECIALIZED(スペシャライズド)/DOLCE GEL SADDLE
本格的なレーサーも愛用することが多いスペシャライズドのサドルです。血流を最適化できるような特殊な構造をしていて、スペシャライズドのサドルの中でもクッション性が高いモデルです。
サドル重量 | 462g |
参考価格 | 4,290円(税込み) |
TREK(トレック)/Bontrager Sport Bike Saddle
ボントレガーはロードバイクを製造する米国メーカー「TREK」のブランドで、ビギナーからエキスパートまで幅広く人気があります。クッション性が高く、コスパが良いモデルです。
サドル重量 | 350g |
参考価格 | 3,740円(税込み) |
GIANT(ジャイアント)/CONTACT COMFORT UPRIGHT SADDLE
台湾の大手自転車ブランドの「GIANT」。上位モデルの技術を使いながら、購入しやすい価格に抑えたコスパが良いモデルで、厚みがあるサドルです。
サドル重量 | 367g |
参考価格 | 5,500円(税込み) |
サドルを試したい方は「テストサドル」を
テストサドルとは、名前の通りテストできるサドルのこと。このテストサドルの準備があるショップもあるので、最適なサドルを選びたいのであれば、テストサドルを試してみましょう。
お尻の痛みに悩むなら、サドル交換以外で試したいコト
「クロスバイクに乗ってお尻が痛い」。この悩みは、サドル自体が原因でない可能性もあります。サドルを交換する前に各ポイントを確認しましょう。
始めは痛くなる人は多いです。
初めてスポーツバイクに乗る人は、クロスバイクでもロードバイクでもお尻が痛くなりがちです。クロスバイクに乗り慣れてくると、痛くなくなる人も多くいます。初めて乗った後に痛くなったからと言って、すぐ「サドルを交換だ!」とならずに、しばらく乗ってみるのもひとつです。
サドルの高さも意外と重要。
サドルの高さを適切に合わせることで、痛みがなくなることもあります。一般的に適したサドルの高さは、ペダルを一番低い位置にして、またがってペダルにかかとがつく高さ。サドルの高さも確認してみましょう。
サイクルパンツという選択肢も
また、お尻の痛みの解消は、サイクルパンツを履くことも選択肢の1つです。サイクルパンツは股間・お尻部分にパッドが入っていて、クッション性が高くなっています。初心者の方であれば、インナータイプのサイクルパンツがおすすめです。
▼▼サイクルパンツの詳しい記事はこちら▼▼
サドルを新調して、クロスバイクをもっと快適に!
サドルはクロスバイクの乗り心地にも、見た目の印象にも大きく関わるパーツです。こだわりをもって、クロスバイクに乗りたい人は、新しいサドルをみつけてみませんか。