【2023】クロスバイクのサドルのおすすめ20選。選び方からお尻の痛みの解決方法も解説

【2025】クロスバイクのサドルのおすすめ20選。選び方からお尻の痛みの解決方法も解説

クロスバイクに乗っているとお尻の痛みがでてくることありませんか? そんな時はサドルの交換で解決するかもしれません。クロスバイクに向いたサドルは、様々な特徴を持ったモデルが販売されているので、選び方やおすすめ製品を知りたい方は、本記事をぜひ参考にしてください。

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目次

アイキャッチ画像撮影:編集部

クロスバイクのおしりの痛みはサドルで解決!

スポーツ自転車のサドル

クロスバイクに乗りはじめると、お尻の痛みに悩む方が多いです。その問題、サドル交換で解決するかもしれません。

なぜお尻が痛くなるのか

自転車に乗ろうとしている男性

そもそも、なぜクロスバイクに乗るとおしりが痛くなるのでしょうか。第一に、サドルの形状に理由があります。シティサイクルと比べて、クロスバイクのサドルはクッション性が低く、また幅も狭いのです。その方が漕いだ力を効率よく推進力に変換でき、ペダリングもしやすいから。

次に、自転車に乗る姿勢による影響もあるでしょう。ママチャリのように、サドルに全体重を乗せるのではなく、ハンドルを握る両手、ペダルに乗せた両足にも荷重を分散させます。そのようなスポーツタイプの自転車の乗り方に慣れていないと、おしりに荷重が集中してしまうので、痛みを感じやすいです。

クロスバイクのサドルの選び方

快適に走ることできるがサドルを選ぶために、サドル形状による特性や、痛みを軽減させるためのポイントを知っておきましょう。

選び方のポイント

  1. クッション性:快適さを左右する厚み
  2. 座面:「フラット」な形状がおすすめ
  3. サイズ:「長さ」と「横幅」をチェック
  4. 重量:軽さを求めるなら「カーボン製レール」
  5. テストサドルがあるショップも

クッション性:快適さを左右する厚み

クッション性の高い自転車サドル
出典:楽天市場

基本的には厚みがあるサドルが痛みは解決しやすいです。ただ、しっかりこぎたいときに力が逃げやすいので、こぎやすさも重視するなら、厚すぎるとクロスバイクらしい軽快な走りに合わないこともあります。

スプリング付きサドルという選択肢も

ブルックスのスプリング付きサドル
出典:Amazon

サドル下部にスプリングがついているモデルもあります。サドル自体のクッション性が低くても、スプリングが路面からの衝撃を吸収してくれますよ。

座面:基本は「フラット」な形状がおすすめ 

クロスバイクのサドル

座面が前後・左右に反っていたり、丸みがあるモデルは、ポジションが安定しますが、特定箇所に圧力がかかる可能性があります。フラットな方が、座るポジションの変更がしやすいので、座る場所をずらすことで痛みを回避しやすいでしょう。

股間が痛いなら「溝あり」や「穴開き」を

クロスバイクの穴あきサドル
撮影:筆者

特に股間付近が痛い場合は、座面に溝や穴があるモデルを選択することで解決することも。溝の形状や穴の大きさでフィット感が異なるため、試乗用サドルがあるお店で試乗してみるのも良いでしょう。

サイズ:「長さ」と「横幅」をチェック

サドルの長さと幅を計る
出典:Amazon

サドルの長さや横幅も重要なチェックポイントです。

長さ:25cm以上がおすすめ

サドルの前後の長さが短いと力を入れて漕ぎやすくなりますが、特定の箇所に痛みが出る可能性があります。長い方が、おしりをずらしたりと移動がしやすく、快適さが上がりやすいです。25cm程度の長さがあるモデルを目安に選びましょう。

横幅:体格に合う「ワイド幅」がおすすめ

基本的には体格に合う範囲でワイドな幅が良いでしょう。体重分散の効果が生まれます。ただ、大きすぎると、ペダリングの際に腿の内側が擦れる可能性があるので注意が必要です。

重量:軽さを求めるなら「カーボン製レール」

全カーボンのサドルの裏面
出典:Amazon

クロスバイクなどのスポーツバイクで重要な軽さは、軽快な走りに直結します。サドルの場合、軽さを左右する大きな要素はレール素材。スチール、クロモリ、アルミなどの金属製のレール素材より、カーボン製が軽いです。ただし、値段が高くなるでしょう。

テストサドルがあるショップも

フィジークのテストサドル
出典:Filckr/Glory Cycles

スポーツバイクを扱う自転車ショップだと、テストサドルを導入している場合があります。一週間程度借りることができるので、テストサドルで自分にあった形状を見つけるのも方法の一つですよ。

クロスバイクのサドルの人気メーカー

サドルメーカーのうち、クロスバイクにも利用され、人気の高い5つのブランドをご紹介します。フィジーク、セラ・イタリア、セラ・エスエムピー、BROOKS、野口商会です。

メーカーロゴ特徴
フィジークフィジークのロゴイタリア「Selle Royal社」が1996年に設立したハイエンドサドル・ブランド。快適性、耐久性、スタイリッシュなデザインが特徴です。高品質の素材を使用し、長時間のライドでも快適な乗り心地を提供
セラ
イタリア
セライタリアロゴイタリア120年以上の歴史を持つ代表的なサドルメーカー。革新的なアイデア・技術を持つ。GEL入りサドル、穴あきサドル、カーボンサドルなど、世界に先駆けて発売。
セッレ
エスエムピー
セラSMPロゴイタリア1947年創業、100%イタリアンメイドの老舗サドルメーカー。これまでのサドルの概念であった坐骨をパッドに据えて座るという考え方を根底から覆した、立体的かつ曲線的で、大胆な形状が人気。
ブルックスブルックスロゴイギリス1866年イングランド で誕生したサドルバッグブランド。革製のサドルは当初固いが、乗るほどにライダーのお尻の形にフィットし、自分だけのオーダーメイドサドルとなる。
野口商会野口商会ロゴ日本日本の自転車部品用品卸のパイオニアメーカー。シティ車からスポーツバイクまで、幅広いサドルを展開しています。

クロスバイクのサドルおすすめ20選

それでは、痛みを改善できそうな乗り心地の良さを持ったおすすめサドルを「穴や溝のないスタンダードタイプ」、「穴・溝ありタイプ」、 「スプリング付きタイプ」この、3つの形状別にご紹介して行きましょう。

スタンダードタイプ(穴、溝なし)8選

サドル面に溝や穴がないスタンダードタイプ。座面の形状フラットな形がベースのモデルを中心にピックアップしました。

VENO(ヴェノ) シェルサドル

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 170
座面の長さ(mm) 260
重量(g) 390
レールの素材 クロモリ

口コミ・レビュー

ブルックスのB17からの入れ替えです。随分とストレスから解放されました。私の場合は、自転車を日常の足として使っていますので、急な雨などから防ぎようがなく、ブルックスサドルの専用のカバーも間に合わなかったり、その点で、このサドルは、B17と似た座り心地でありながら天気も気にせずに使えますし、大変気に入っております。唯一の違いとして、所有する満足感の違いと、B17のような経年変化を楽しめない!これ、私にとって、とても大切な事ではありますが、繰り返しになりますが毎日の通勤や仕事の足と考えるとB17より、こちらに替えて良かったと思っています。これからも作り続けて頂きたいサドルです!

出典: 楽天市場

おすすめポイント

●貝が包み込むようなサドル後部形状で、驚くほどのフィット感
●裏ベースにもラバーホールド配置、クッション性も確保
●耐久性のあるバキューム製法

野口商会 テリーサドル

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 210
座面の長さ(mm) 250
重量(g) -
レールの素材 -

おすすめポイント

●クッション性が高く、お尻が痛くなりにくい
●サイドの鋲がオシャレ感を演出
●ベーシックなカラー5色展開

FIZIK(フィジーク) GRAVITA ALPACA X5(グラヴィータ アルパカ X5)

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 130
座面の長さ(mm) 251
重量(g) 216
レールの素材 アルミ

おすすめポイント

●丸みを帯びた輪郭で、坂を下る際にもスムーズなペダリング
●フラットな表面で、前後のスムーズなポジションチェンジが可能
●太ももの内側を傷つけない柔軟なエッジ

BROOKS(ブルックス) Cambium C19(カンビウム C19)

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 184
座面の長さ(mm) 275
重量(g) 490
レールの素材 -

おすすめポイント

●硬化天然ゴムベースのハンモック効果による優れた乗り心地
●防水ナイロントップを採用したオールウェザーサドル
●幅184mmで、アップライトな街乗り向き

VELO(ベロ) Plush VL7075(プラッシュ VL7075)

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 130
座面の長さ(mm) 260
重量(g) 285
レールの素材 -

おすすめポイント

●スッキリしたフォルムのシンプルなコンフォートサドル
●小さめのベースで女性にも最適
●スポーツ車入門者向け

beam(ビーム) ツーリングサドル

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 137
座面の長さ(mm) 273
重量(g) 358
レールの素材 -

おすすめポイント

●インナーフォームが柔らかく、乗り心地が良い
●ペダリングを妨げない形状
●クロスバイクにおすすめ

Selle Italia(セラ イタリア) MILANO TURBO BONNIE(ミラノ ターボ ボニー)

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 146
座面の長さ(mm) 275
重量(g) 367
レールの素材 アルミ

おすすめポイント

●120周年を記念して復刻した皮サドル
●定番サドル・ターボ1980をヴィンテージ調にアレンジ
●丸っこいデザインと厚めのクッション

Fabric(ファブリック) CELL ELITE RADIUS(セル エリート レディウス)

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 -
座面の横幅(mm) 155
座面の長さ(mm) 282
重量(g) 355
レールの素材 クロモリ

おすすめポイント

●ファブリックはお尻の痛さ軽減のために人間工学の研究を重ねるメーカー
●高いサポート力で、街乗りに最適
●防水性と耐久性を併せ持つ

溝あり&穴あきタイプ9選

股間などデリケートゾーンの痛みが気になる場合は、溝や穴があるモデルから選ぶと良いでしょう。

ROCKBROS(ロックブロス) お尻が痛くなりにくい肉厚サドル

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 220
座面の長さ(mm) 260
重量(g) 618
レールの素材 -

口コミ・レビュー

マウンテンバイクはロードタイプのサドルよりかは大きいが、それでも長時間のサイクリングではお尻が痛くなっていたのでクッションのみも検討していたが、想像以上に快適な走行が出来大変満足!しかも、自転車のサドルをマックスに上げていたが、クッションの厚みのお陰で範囲内に収めることが出来たので安全性も増した。レールタイプの自転車も問題なく交換出来るのでご安心!

出典: 楽天市場

おすすめポイント

●肉厚で、高い弾力性を発揮
●サドル表面は滑りにくく、ペダリングしやすい
●日常生活防水・撥水仕様で使いやすい

SERFAS(サーファス) RX アドバンス RX921V

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 170
座面の長さ(mm) 270
重量(g) 510
レールの素材 -

口コミ・レビュー

しなりが調整できるのでお尻の痛い人にはありがたい。ゲルもいい感じでサーファスらしい座り心地。なによりカッコいい。

出典: 楽天市場

おすすめポイント

●大胆な溝で、ペダリングに合わせて左右がしなる設計
●内部素材を複数で使い分け、最高レベルのクッション性を実現
●同シリーズの女性用モデルもあります

VELO(ベロ) Plush VL3147

横から見た時の形状 湾曲
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 180
座面の長さ(mm) 275
重量(g) 415
レールの素材 スチール

おすすめポイント

●フロントからバックまで伸びた溝&センターホールで不快な圧迫を軽減
●ペダリングを妨げない程度の幅広ベース
●同シリーズの女性用モデルもあります

GIZA(ギザ) コンフォートサドル

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 155
座面の長さ(mm) 260
重量(g) 467
レールの素材 スチール

おすすめポイント

●厚手のクッション材を採用、乗り心地の良い快適サドル
●ベーシックな4色展開で、自転車にも服にも合わせやすい
●ワイドな幅で安定感のある座り心地

SELLE SMP(セッレ エスエムピー) TRK MEDIUM(TRK ミディアム)

横から見た時の形状 湾曲
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 160
座面の長さ(mm) 280
重量(g) 405
レールの素材 スチール

口コミ・レビュー

各所での評判どおり良い商品です。お尻の痛みもなくなり自転車をますます楽しめます。とてもオススメなサドルです!

出典: 楽天市場

おすすめポイント

●SMPならではの湾曲スタイルを試せる入門モデル。クロスバイクに最適
●汚れや擦れに強い表皮素材は、日頃のお手入れも簡単
●豊富なクッション量で、長距離も安心して走ることができる

GORIX(ゴリックス) GX-C19

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 150
座面の長さ(mm) 275
重量(g) 330
レールの素材 -

口コミ・レビュー

妻が通勤で使用しているクロスバイクのサドル交換用として購入しました。外観はスポーティーでカッコ良く、乗り心地は柔らかくて大変気に入っております。
交換は自転車好きの私が行いましたが、取り付け説明書も内蔵されていますので、女性でも100円ショップの六角レンチセットさえあれば簡単に交換できるでしょうね。妻も「私でもできそう!」と申しておりました。

出典: 楽天市場

おすすめポイント

●低反発で厚手のクッションで痛みを軽減
●豊富な24カラーから選べる
●フラットな座面で、柔軟にポジションチェンジできる

SELLE ROYAL(セラロイヤル) R.e.med サドル(リメッド サドル)

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 145
座面の長さ(mm) 280
重量(g) 350
レールの素材 スチール

口コミ・レビュー

表皮がベロベロになったVELO COMPETITIONから交換です。とりあえず取り付けましたが軽くてデザインの良いサドルだと思います。まだ実走はしてないため座り心地は解りませんが、気に入ってたVELO COMPETITION同等なら良いなと期待。

出典: 楽天市場

おすすめポイント

●サドル表面に3つのゾーンを設け、サドルにかかる圧力を常時再分配、痛みを防ぐ
●サドルセンターの穴とリカバリーゾーンと呼ばれる溝の両方を採用
●豊富な13カラーから、車体に合ったカラーを選べる

Selle Italia(セラ イタリア) MODEL X COMFORT+ スーパーフロー

横から見た時の形状 湾曲
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 145
座面の長さ(mm) 245
重量(g) 415
レールの素材 アルミ

おすすめポイント

●柔軟性の異なるシェルとゲルパッドにより快適性が向上
●厚めのパッドで、オフロードの振動も吸収
●組み立てに接着剤の使用しないエコモデル

Fizik(フィジーク) TEMPO ALIANTE R5

横から見た時の形状 湾曲
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 145、155
座面の長さ(mm) 277
重量(g) 230(145)
236(155)
レールの素材 アルミ

おすすめポイント

●「ソファ」の愛称を持つ快適サドル
●フラットな表面で圧力を均等に分散させ、長時間のライディングにも対応
●145mm/155mmの2種類のサドル幅から選べる

スプリング付きタイプ3選

レトロな印象のあるスプリング付きのサドルですが、スポーティーなモデルもあります。荒れた路面からの衝撃を吸収してくれるのはもちろんのこと、ペダルを回すことで坐骨がサドルに押しつけられて生じる圧力を軽減してくれるというメリットがあります。

beam(ビーム) スプリングコンフォートサドル

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 フラット
座面の横幅(mm) 180
座面の長さ(mm) 285
重量(g) 565
レールの素材 -

おすすめプラン

●スポーツコミューター向けに設計されたスプリング付きサドル
●スプリングにより、お尻にくる振動を軽減
●オシャレなレザー風ブラックとブラウンの2色展開

BROOKS(ブルックス) FLYER SPECIAL

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 ラウンド
座面の横幅(mm) 175
座面の長さ(mm) 275
重量(g) 890
レールの素材 スチール

おすすめポイント

●伝統のB17に、スプリングを搭載し、ロングツーリングも快適
●最初は固い皮革が自分の体の動きにそって変化、ジャストフィットします
●段差の衝撃も上品に吸収

野口商会 鋲付きスポーツサドル

横から見た時の形状 フラット
後ろから見た時の形状 湾曲
座面の横幅(mm) 170
座面の長さ(mm) 275
重量(g) 560
レールの素材 -

おすすめポイント

●クラシカルな鋲付きモデル
●スマートなフォルムにスプリング装備で快適な乗り心地
●ブラック、ブラウン、ホワイトのシックなカラー

お尻の痛みに悩んだら、こんな方法も

サドル交換以外にも、おしりの痛みの対処方法があります。交換する前に試してみましょう。

初めは痛くなる人が多い

お尻が痛そうにサドルにすわる人

初めてスポーツバイクに乗る人は、前傾姿勢の乗車姿勢に慣れていないので、特に痛みが出やすいかも知れません。体重を分散させる乗り方ができるようになると、痛みが減る場合もあります。 クロスバイクを購入して間もない人は、しばらく様子をみてもよいかもしれません。

サドルの「高さ」をチェック

街中を走るクロスバイク

サドルが低すぎたり、高すぎたりすると、お尻の痛み以外にも、体への負担がかかり、疲れやすくなります。適切な高さに調整しましょう。ペダルが最下部の位置で足を置いた時に、膝が軽く曲がる程度が適切と言われています。

「角度」や「前後」の位置調整もできます

セラロイヤルのR.e.med サドル
撮影:筆者

スポーツバイクのサドルは、前後の位置や角度の調整が比較的簡単にできます。根気よく微調整して、自分にあったポジションを探すのも一つの方法です。

サドル以外で、痛みを解決するアイテム

サドル交換以外で、こんなアイテムでも痛みを軽減させることができます。色々と試してみると良いですよ。

パッドが入った「サイクルパンツ」

お尻にクッションパッドが入ったウエア。スポーツバイクに乗る多くの人が使用するウェアなので、一着持っていても良いかも知れません。アンダーウェアとして使用できるタイプならズレや摩擦を抑え、ペダリングしやすくなります

パールイズミ 3DR メッシュ インナーパンツ 159-3DR

サイズ(cm) S(70~78)、M(74~82)、L(78~86)、XL(82~90)、3L(86~94)
カラー ブラック

おすすめポイント

●メッシュ素材を多用した高い通気性
●汗を吸い、瞬時に乾かす吸水速乾素材
●通勤・街乗りなど、ライトなサイクリングにもおすすめ

厚みがある「サドルカバー」

インナージェルパッド付きのサドルカバーで、クッション性を上げるのも一つの方法。スポーツバイク専用タイプの製品もあります。サイズが合わないとペダリング時に邪魔に感じてしまうかも知れないので、自分の使っているサドルに合うか、サイズ確認は慎重に。

SERFAS(サーファス) サドルパッド ハイブリッド GEL

サイズ(cm) 24.7x14.7
重さ(g) 320
カラー ブラック

おすすめポイント

●一般的なサドルカバーより30%ゲルを増量
●ライクラ素材で伸縮が容易
●局部への圧迫を低減する深い溝

サスペンション付きの「シートポスト」

自転車のフレームとサドルをつなぐシートポスト。シートポストにサスペンションがあるモデルは、走行中の衝撃を吸収してくれます。重量のある商品が多いので、軽さにこだわりたい人は重さをチェックしましょう。

SR SUNTOUR(SR サンツアー) SP12-NCX

サイズ(cm) 27.2×35
重量(g) 776
カラー シルバー、ブラック

口コミ・レビュー

段差を通るときの衝撃が軽減されました。多少重量はありますが、快適に乗れるようになりました。

出典: 楽天市場

おすすめポイント

●サスペンションの硬さが調節可能
●お尻が痛い人に、極上の乗り心地を実現
●汚れを防ぐカバー付き

クロスバイクのサドルに関するよくある質問

クロスバイクのサドルについて、よくある疑問にお答えします。

ロードバイクとクロスバイクのサドルは違う?

自転車店に並んだロードバイク
撮影:筆者

「クロスバイク専用のサドル」としての販売は、ほとんどないと言って良いでしょう。スポーツバイクに向いたサドルは、ロードバイクもクロスバイクも、基本は一緒です。ただ、ロードバイクの競技向けのサドルは、軽量で非常にスマートなので、クロスバイクには合わないかも知れません。

サドルの交換方法は?

自転車サドルのやぐら
撮影:筆者

六角レンチ(アーレンキー)のみで、作業できる場合がほとんど。ショップに依頼もできますが、自分で挑戦しても良いでしょう。取り付け方が分かれば、サドルの位置や角度の微調整が簡単にできるようになります。

▼ サドル交換の詳しい記事はこちら

サドルのメンテナンスはどうしたらよい?

汚れたサドル

雨などに濡れたら、乾拭きをしましょう。特にレール素材が金属製だとサビの原因にもなります。サドルの劣化を防ぎたいなら、自転車カバーやサドルカバーなどで、保管時、太陽や雨からサドルを守りましょう。

▼ サドルカバーの詳しい記事はこちら

快適な乗り心地のクロスバイクのサドルをみつけよう

サドル越しに見る風景

クロスバイクの爽快な走りも、お尻が痛くては台無しです。自分にぴったりなサドルを見つけて、乗り心地良く快適なクロスバイクを楽しみましょう!

クロスバイクのサドルの関連するおすすめ記事はこちら

▼ サドル交換方法を詳しく知りたい方はこちら

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