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ビンディングペダルのメリット・デメリット

出典:Amazon
ビンディングペダルとは、専用のビンディングシューズを固定させるスポーツバイク専用のペダルです。効率的なペダリングにつながる一方、ロードバイク初心者には、ちょっとした「慣れ」が必要などのデメリットも。まずは、そんなビンディングペダルのメリット・デメリットをおさらいしましょう。
メリット
まずは、ビンディングペダルのメリットです。
ビンディングシューズのメリット
・ペダルを踏むパワーが効率よく伝わる
・ペダルと足がずれない
ペダルを踏むパワーが効率よく伝わる

ペダルとシューズが固定されるので、「ペダルを踏む力」が確実にペダルに伝わるのはもちろん、「ペダルを引く力」も推進力になります。そのため「漕ぐ力」しか利用できない通常のペダルよりも、効率よく足のパワーがペダルに伝わります。
ペダルと足がずれない

ペダルの上で足が滑ると、バランスを崩したり落車の原因になります。ビンディングペダルはシューズを固定するので、滑るリスクが大幅に減少します。また、足のポジションがズレないので、ペダリングのパワーロスも防いでくれます。
デメリット
続いて、デメリットも見ていきましょう。
ビンディングペダルのデメリット
・”慣れ”に時間が必要
・初期費用が高め
・ビンディングシューズは歩きづらい
“慣れ”に時間が必要

ビンディングペダルにシューズを固定するとき、またペダルから足を外すときに、ちょっとした慣れが必要です。慣れないうちはうまく外せずに自転車ごと倒れてしまう、いわゆる「立ちゴケ」することも少なくありません。
そのため慣れるまでは、「信号で止まるとき、いつもより早めに減速する」「スピードを出しすぎない」など、無理のない走行を心がけましょう。
初期費用が高め

ビンディングペダルを使用するには、対応するビンディングシューズも一緒に揃える必要があります。そのため、ペダルとシューズを最初に揃える場合、最低でも、1〜3万円はかかってしまうでしょう。
またシューズにつけるクリートも、樹脂製タイプのクリートは、使用とともに摩耗する消耗品です。ランニングコストがかかることも、認識しておきましょう。
ビンディングシューズは歩きづらい

ビンディングシューズのソール(底)には、クリートと呼ばれる留め具がついています。シューズの種類によっては、ソールが平らで硬く、またクリートが大きく外側に出っ張っているため、一般的なシューズよりも歩きづらいです。
また、アスファルトや屋内施設を歩くときに、「カチッカチッ」と大きな音がするので、人によっては不快に感じてしまうかもしれません。
編集部
歩きやすいビンディングシューズも、多数販売されています!
【車種別】ビンディングペダルの種類と選び方
それでは、ビンディングペダルの種類を見ていきましょう。固定力の違いで、大きく分けて2種類ありますよ。
車種別のビンディングペダルの選び方
ロードバイク:固定力が高く、力が良く伝わるペダル

速さを求めるロードバイク乗りは、固定力の強い、クリートを3つの穴でシューズに固定するタイプを選びましょう。この3つ穴タイプではシマノ製の「SPD-SL」が有名です。
ペダルとシューズの接触面積が広いため、脚のパワーがより効率的にペダルに伝わります。ただし、対応するシューズはクリートが大きく出っ張っているため、歩きづらいですよ。そのため、自転車から乗り降りする機会の少ない、本格的なレース志向の方に最適なペダルです。
素材:コスパの良さなら「アルミ製」ハイスペックなら「カーボン製」

出典:Flickr/Glory Cycles
ロードバイク用のペダル素材として一般的に使用されるものには、クリートをキャッチするペダル面にアルミニウムやカーボン、ペダル軸にチタンやスチール(鋼)があります。コスパの良いエントリーモデルは、アルミ製のキャッチにスチール軸のタイプ、軽量なハイスペックモデルなら、カーボン製キャッチにチタン軸のタイプと、自分に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
重量:130g以下なら軽量モデル

ロードバイクは”軽さ”がとても重要ですよね。ペダルも軽ければ軽いほどよいのですが、片側で130g以下なら軽量といえるでしょう。なかでも100g以下のモデルは数が少なく、超軽量ペダルの部類にはいります。
MTB・クロスバイク:着脱しやすく、歩きやすいペダル

オフロードを走るMTBや、街乗りメインのクロスバイクなどでは、すぐに足を外せる、クリートが2つの穴でシューズに固定するタイプが良いでしょう。カジュアルで歩きやすいモデルも多いため、軽めのサイクリングや街乗りの使い勝手が良いです。また「片面ビンディング/片面フラット」や「両面ビンディング」のタイプがあり、用途によって使い分けができますよ。
編集部
代表的なものがシマノのSPD(シマノ・ペダリング・ダイナミクス)ペダル。SPDの知名度があまりにも高いので、このタイプを総称して、SPDと呼ぶこともあります!
MTB(マウンテンバイク):両面ビンディングで、泥抜け機能ありがおすすめ

MTB(マウンテンバイク)の場合は、2穴タイプの中でも、両面ビンディングタイプが使いやすいでしょう。両面にシューズを固定する金具がついているので、踏み面を間違えることがありません。
また、ペダルに泥や砂利が詰まりにくく、詰まったとしても取りやすい、泥抜け機構が搭載されているかもチェックしましょう。オフロードでペダルに泥が詰まっていると、シューズをスムーズに着脱できないので危険ですよ。
クロスバイク(街乗り):「片面フラット」が使いやすい

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片面ビンディング/片面フラットタイプであれば、普段のスニーカーでも、ペダルを交換することなく使うことができて便利です。サイクリングの時にはビンディングシューズ、街乗りや通勤の時にはスニーカーと、用途によって使い分けできます。サイクリングがメインなら、ロードバイク用のビンディングペダルを選択するのもありですね。
ビンディングペダルのおすすめメーカー
ここでは、ビンディングペダルの人気が高いメーカーをご紹介します。以下のメーカーは、長年にわたって高品質なビンディングペダルを作る、信頼あるメーカーといえるでしょう。ビンディングペダルを選ぶ際の、メーカー選びの参考にしてください。
メーカー | ロゴ | 特徴 |
SHIMANO(シマノ) | ![]() | 日本のコンポメーカー、シマノ(SHIMANO)。ロード用のSPD-SL、MTB用のSPDの2種類のクリートシステムで、ビンディングペダルの標準ともいえるほど普及しています。高品質で安定した動作のビンディングペダルは、プロから一般サイクリストまで、幅広い人気があります。 |
crankbrothers(クランクブラザーズ) | ![]() | クランクブラザーズ(CRANKBROTHERS)はカリフォルニアで生まれたブランドです。オフロード用のペダルが多いですが、個性的なルックスから、ファッション感覚でロードバイクのペダルとして使う人も少なくありません。愛車におしゃれなパーツをつけたい人は必見ですよ。 |
LOOK(ルック) | ![]() | ルック(LOOK)は、自転車のビンディングペダルメーカーとして世界的に有名です。ロード用KEOクリートシステムは、効率的なパワー伝達と快適なライディングを提供してくれます。技術革新と洗練されたデザインで、自転車愛好者に高い信頼を勝ち得ているブランドです。 |
TIME(タイム) | ![]() | 「身体を機材に合わせるのではなく、機材を身体に合わせる」を信念とする、フランスの自転車ブランドがタイム(TIME)です。その具現化がペダルの「フローティング機能」であり、足の位置や角度に焦点を当て、自由な動きを実現。これにより関節の故障を減少させ、安定した力の伝達が可能となっています。 |
SPEED PLAY(スピードプレイ) | ![]() | スピードプレイ(SPEEDPLAY)は、世界唯一の両面踏みロード用ビンディングペダルで、キャッチ面を気にすることなく安全で安定したライドをサポートしてくれます。前後・左右・角度の3軸それぞれが独立して最適なフィッティングが出せるのも大きな特徴です。 |
ビンディングペダルのベスト・バイ
ビンディングペダルは多くのメーカー、多くの製品があり、初めてだと、どのペダルを選べば良いか迷いますよね。ここでは、自転車の車種別にベストバイモデルをピックアップしました。ビンディングペダル選びに悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。
ロードバイク向けのビンディング、ベストバイ
SHIMANO(シマノ) PD-ED500
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 221g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 両面 |
カラー | ダークグレー |
脱着が簡単な、ライトアクションSPDペダル
オンロード用両面SPDペダル。

通常よりもステップインとアウトのバネが弱く脱着が簡単なライトアクションSPDペダルなので、初心者の人にもおすすめ。多方向に足をひねることで、ペダルを外せるマルチクリートが付属している所も魅力です。
おすすめポイント
- バネ力が弱めで初めて使う方でも脱着しやすい
- ローメンテナンスシーリング構造のカートリッジ軸でお手入れの手間が少ない
- 両面SPDペダルなので発進時に手間取りにくい
MTB向けのビンディングペダル、ベストバイ
SHIMANO(シマノ) PD-M8120
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 219g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 両面 |
カラー | ブラック |
安定感とコントロール性に優れたトレイル向け
エンデューロやトレイル向けの両面SPDペダル。

ペダルとシューズの接触部をワイド化しているので、安定したペダリングができ、自転車のコントロールがしやすいです。泥抜け機能も搭載なので、ダートや砂利道でも快適なライディングができますよ。
おすすめポイント
- 幅広&細長い形状で効率的なペダリング
- 前モデルよりアスクルの耐久性が向上
- 一体型デザインがステップイン時のガイドとして機能する
クロスバイク向けのビンディングペダル、ベストバイ
シマノ(SHIMANO) PD-EH500
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 191g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面ビンディング/片面フラット |
カラー | ブラック |
オンロード向けの片面フラットペダル
オンロード向けの使いやすい片面ビンディング/片面フラットペダルです。

エントリーモデルながら、広い踏面やクリート固定力の調整など、基本的な機能はしっかり搭載。フラット面はスニーカーでも使えるので、休日のサイクリングと通勤通学で自転車を併用する方におすすめ。
おすすめポイント
- フラット面のグリップ力もしっかり確保し滑りにくい
- ステップイン・アウト両方のテンション調整可能
- メンテナンス性に優れるカートリッジ軸ユニット
ビンディングペダルのおすすめランキング22選
それでは、おすすめビンディングペダルをランキング形式でご紹介!ECサイトでの人気モデルや、有名メーカーを中心にセレクトしました。
SHIMANO(シマノ) PD‐RS500
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 160g |
使用素材 | ステンレス製ボディープレート |
クリートタイプ | SPD-SL |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック |
ベーシックなSPD-SLビンディングペダル
上位グレードの機能を継承する、ベーシックなSPD-SLペダルです。

ステップイン・アウトが簡単で、初心者でも着脱しやすい軽めのテンション設定が可能。耐久性に優れたステンレス製ボディープレートで、ワイドな踏み面がペダリング力を効率的に伝達してくれます。
おすすめポイント
- 軽めのバネ力でクリートを脱着しやすい
- 幅広プラットフォームでペダリングの力を効率よく伝達
- ステンレス製のボディプレートで曲がりや摩耗を軽減
SHIMANO(シマノ) PD-R9100
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 114g |
使用素材 | カーボンコンポジットボディ |
クリートタイプ | SPD-SL |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック |
ロードレース向けの決定版
Dura-Aceシリーズのロードレース向けカーボンボディペダル。

114gと軽量で、剛性のバランスがよく、ワイドなペダル路面でパワー伝達力は抜群です。ロードの他、トライアスロンやタイムトライアルにも適しています。4mm軸仕様のモデルもラインナップ。
おすすめポイント
- カーボンコンポジットボディで軽量
- ステップイン・ステップアウトのテンションを調整できる
- 負荷を分散するワイドベアリング仕様
シマノ(Shimano) PD-R7000
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 133g |
使用素材 | カーボンコンポジットボディ |
クリートタイプ | SPD-SL |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック |
105グレードのロード用ビンディングペダル
105シリーズのカーボンコンポジットボディペダル。

価格を抑えながらも上位モデルと同様の機能を備えています。カーボンで補強された樹脂ボディで、重量や耐久性のバランスも考えられています。
おすすめポイント
- パワーを効率よく伝えるエクストラワイドプラットフォーム
- バネ力を調整できるので使い方に合わせられる
- 密封したカートリッジ車軸でメンテナンス不要
SHIMANO(シマノ) PD-ES600
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 140g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 片面 |
カラー | ダークグレー |
シンプルなデザインで泥抜け機能やメンテナンス性も◎
口コミ・レビュー
SPD-SLシューズは歩きにくいので、ロードバイクですが、このペダルをつけています。クリートはSH56をつけていましたが、今回はSHH51をつけました。SH51は隙間が無く固定されてる感が強いですね。ペダルは今後もこれで行こうと思っています。
出典: 楽天市場
オンロード用SPDペダルの上級グレード。

片面からのみステップインできるデザインで、パワーを効率よく伝達する幅の広いプラットフォームを採用しています。片足140gと軽量で、泥抜け機能がついているので、メンテナンス性も良いです。
おすすめポイント
- 片面からエントリーするロープロファイルなペダル形状
- ステップイン・アウトのテンション調整可能
- 歩きやすいSPDシューズを選べる
SHIMANO(シマノ) PD-R8000
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 124g |
使用素材 | カーボンコンポジットボディ |
クリートタイプ | SPD-SL |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | CFRP |
ULTEGRAシリーズ上級グレードのペダル
ULTEGRAシリーズ上級グレードのペダル。

ワイドなペダル踏み面で、パワー伝達性に優れ、耐久性のあるカーボンとステンレス製のボディで曲がりや摩耗も少ないです。足のポジションを少し離した+4mm軸仕様のモデルもラインナップしていて、ロードレースにも向いています。
おすすめポイント
- 軽量なカーボンコンポジットボディ
- ステンレス製ボディプレートで摩耗を軽減し耐久性を向上
- ペダル脱着のテンション調整可能
SHIMANO(シマノ) PD-ED500
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 221g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 両面 |
カラー | ダークグレー |
脱着が簡単な、ライトアクションSPDペダル
オンロード用両面SPDペダル。

通常よりもステップインとアウトのバネが弱く脱着が簡単なライトアクションSPDペダルなので、初心者の人にもおすすめ。多方向に足をひねることで、ペダルを外せるマルチクリートが付属している所も魅力です。
おすすめポイント
- バネ力が弱めで初めて使う方でも脱着しやすい
- ローメンテナンスシーリング構造のカートリッジ軸でお手入れの手間が少ない
- 両面SPDペダルなので発進時に手間取りにくい
スピードプレイ(SPEEDPLAY) ゼロ(ZERO)
タイプ | 3穴(変換アダプター使用) |
---|---|
重量(片足) | 111g |
使用素材 | グラス/ナイロンレジン |
クリートタイプ | wahoo SPEEDPLAY |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 両面 |
カラー | ブラック |
高剛性なステンレスシャフトでパワーを効率良く伝える
両面エントリー可能な使いやすいビンディングペダルのステンレス軸モデルです。

オリジナルの使いやすいステップインシステムはそのまま、ステンレスシャフトでパワーを効率よく伝えるように工夫されています。クリート位置を3軸で調整可能など、使い勝手にも優れています。
おすすめポイント
- メンテンナスフリーベアリング採用
- ペダル素材の見直しで耐久性や剛性アップ
- 空気力学も考えられたペダル形状
GORIX(ゴリックス) GX-PM811
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 166g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面ビンディング/片面フラット |
カラー | ブラック、ホワイト |
片面フラットで幅広いシーンに対応
SPD、フラットを切り替えて使える両面ペダルで、サイクリングだけでなく通勤通学や街乗りにも使いやすいモデルです。

シマノのSPDシューズと互換性があるので、お手持ちのシューズに合わせて使うこともできます。クリートの固定力調整など、使いやすさもしっかり押さえられています。
おすすめポイント
- 自転車に合わせやすいブラック&ホワイトの2色展開
- 裏面を使えば普通のシューズでも乗れる
- 六角レンチで脱着できペダルレンチ不要
シマノ(SHIMANO) PD-M9120
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 199g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 両面 |
カラー | ブラック |
マウンテンバイク向けのSPDペダル
シマノのマウンテンバイク向けシリーズ、XTRのビンディングペダルです。

ペダルとシューズの接触面を広く取り、安定感やコントロール性を高めています。アスクルユニットがスリムになっていて、泥や小石をはじくように設計されているのも、マウンテンバイク向けなポイント。
おすすめポイント
- 両面ビンディングでキャッチしやすい
- 衝撃からペダルを守る形状
- 重量を増やすことなくシューズとの接触面を増やしている
Rockbros LP-RD2
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 149g |
使用素材 | アルミニウム合金 |
クリートタイプ | SPD-SL |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック、マジョーラ |
SPD-SLのハイコスパペダル
シマノのSPD-SLクリートに対応する、コストパフォーマンスに優れるビンディングペダルです。

中空クロモリシャフトとアルミボディの組み合わせで298gと比較的軽量なため、ロードバイク初心者から上級者までおすすめ。クリートの固定力調整もでき、幅広い走りに応えてくれるペダルです。
おすすめポイント
- 金属素材によるスタイリッシュなデザイン
- クリートの固定力を調整できるので初心者の方も使いやすい
- 取り付けボルトやワッシャーなど付属品も充実
GORIX(ゴリックス) GX-PH105
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 226g |
使用素材 | アルミニウム合金 |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 片面ビンディング/片面フラット |
カラー | ブラック |
大きな踏面でスニーカーでも使える両面ペダル
フラットとビンディングを使い分けでき、初心者の方や自転車を様々なシーンで使う方におすすめのペダルです。

踏面が広く、フラット側には滑り止めのピンも付いているため、スニーカーなどでも使いやすいのが特徴。街中など停車が多い場所ではフラット側を使って、広い場所に出たらビンディングを使うことも可能です。
おすすめポイント
- 長さ100mmの大きな踏面でフラット面も滑りにくい
- シマノSPD対応なので手持ちのビンディングシューズも使える
- 剛性と耐久性が高いクロモリスピンドル採用
TIME(タイム) XPRESSO 4
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 115g |
使用素材 | コンポジット |
クリートタイプ | TIME ICLIC |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック |
ステンレスプレート採用で高耐久
使いやすさに定評があるTIMEのロード向けビンディングペダル。

上位モデルと同じ機能や構造を採用しながら、日常使いも考えられているのが特徴です。ステンレスプレートで踏面の摩耗を軽減しているため、ガンガンペダルを踏みたいライダーさんにおすすめ。
おすすめポイント
- 中空スチールシャフトで軽さと剛性を両立
- フローティング機構で膝に優しい
- ステンレスプレートで耐久性を気にせず使いやすい
SHIMANO(シマノ) PD-M9100
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 155g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 両面 |
カラー | ブラック |
レース対応の上級グレードペダル
レースにも対応する上級グレードの両面SPDペダル。

よりスリムなアクスルユニットを採用し、泥や小石もはじく泥除けを備えています。片側155gと軽量で、ノーマルとショートタイプの軸があります。
おすすめポイント
- 泥除け機能でペダルとシューズの接触性を向上
- スリムなアクスル形状で優れた重量バランスを実現
- 2種類のアクスル長で自転車や身体に合わせられる
SHIMANO(シマノ) PD-M520
タイプ | 2穴 |
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重量(片足) | 190g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 両面 |
カラー | ブラック、シルバー |
コンパクトで脱着しやすいMTB向けペダル
コンパクトなボディが特徴な、シマノのMTB向けビンディングペダルです。

コンパクトなボディはエントリーしやすいデザインで、泥抜けもしっかり考えられています。ローメンテナンスシーリング構造を採用し、ハードなMTBでの使用後にお手入れしやすいのもグッド。
おすすめポイント
- ステップイン・アウトのテンション調整可能
- コンパクトなボディで自転車のデザイン性をそこなわない
- 380gと重量もおさえられている
シマノ(SHIMANO) PD-R550
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 155g |
使用素材 | カーボンコンポジット |
クリートタイプ | SPD-SL |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック、グレー |
テンション調整幅が広く使いやすい
シマノのロードバイク向けシリーズ、tiagraのビンディングペダルです。

スプリングテンションの調整幅が広く設定されていて、使い方に合わせてカスタマイズしやすいのが特徴。幅広のペダル踏面で、ペダリングの力を効率よく伝えてくれます。
おすすめポイント
- テンション調整幅が広く、さまざまなライダーに対応
- たわみや摩耗を軽減するステンレスボディプレート
- シマノならではのスッキリしたデザイン
スピードプレイ(SPEEDPLAY) ナノ(NANO)
タイプ | 3穴(アダプター使用) |
---|---|
重量(片足) | 82g |
使用素材 | カーボンコンポジット |
クリートタイプ | wahoo SPEEDPLAY |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 両面 |
カラー | ブラック |
ロード用超軽量両面エントリービンディングペダル
カーボンコンポジットボディとチタンスピンドルの採用でシリーズ最軽量の82g(ペダル本体・片側)。

丸形のシンプルなデザインで、表裏のない両面キャッチが可能なロード用ペダルシステムです。優れた調整機能、パワー伝達の向上、軽量化、および空気力学の強化を通じてパフォーマンスを最適化しています。
おすすめポイント
- チタンスピンドルとカーボンコンポジットボディによる軽量性
- クリート位置を3軸で調整可能
- 歩きやすいクリートカバー
ファベロ(Favero) Assioma DUO
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | - |
使用素材 | - |
クリートタイプ | favero 赤色クリート、黒色クリート、look keoクリート |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック |
パワーメーター付きのビンディングペダル
パワーメーターが付属している、レースや本格的なトレーニング向けのビンディングペダルです。

左右のペダルはバッテリー内蔵で、パワーやケイデンス、ペダル円滑度などのデータを計測可能。Bluetoothでデータを送信できるので、レースに向けた本格的なトレーニングをする方におすすめです。
おすすめポイント
- ケイデンスセンサー内蔵で複数のデータを計測可能
- 本体にバッテリー内蔵でUSB充電できる
- フル充電で50時間稼働
CXWXC CX-150
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 206g |
使用素材 | アルミ |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 片面ビンディング/片面フラット |
カラー | ブラック |
MTBに使いやすいサイズや構造
片面フラットでシーンに応じて使い分けられる便利なビンディングペダルです。

踏面が広く、滑り止めのピンも付いているので、泥や水で滑りやすいオフロードでの使用にピッタリ。シールドベアリングによるスムーズな回転、泥抜け構造など、MTBでの使いやすさも考えられています。
おすすめポイント
- スムーズな回転と高耐久なトリプルシールドベアリング
- クリートや調整工具、クランクスペーサーなど付属品が充実
- 市販の8mm六角レンチで取り付けできペダルレンチ不要
クランクブラザーズ(CRANK BROTHERS) キャンディ1(CANDY1)
タイプ | 2穴 |
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重量(片足) | 147g |
使用素材 | ワンピースコンポジット樹脂 |
クリートタイプ | クランクブラザーズ |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 4面 |
カラー | ブラック、レッド、ブルー、ピンク、ホワイト |
4面キャッチで使いやすいペダル
デザイン性と使いやすさを両立した、クランクブラザーズのビンディングペダルです。

4面キャッチ構造のペダルで、足元を見なくてもシューズをステップインしやすいのが特徴。リリースアングルは調整できるので、初めてのビンディングペダルでも使いやすそうです。
おすすめポイント
- 4面キャッチでクリートを固定しやすい
- 泥抜け構造でオフロード走行でも使いやすい
- プレミアムベアリング仕様で耐久性と回転力を両立
SHIMANO(シマノ) PD-M8120
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 219g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | ○ |
踏み面 | 両面 |
カラー | ブラック |
安定感とコントロール性に優れたトレイル向け
エンデューロやトレイル向けの両面SPDペダル。

ペダルとシューズの接触部をワイド化しているので、安定したペダリングができ、自転車のコントロールがしやすいです。泥抜け機能も搭載なので、ダートや砂利道でも快適なライディングができますよ。
おすすめポイント
- 幅広&細長い形状で効率的なペダリング
- 前モデルよりアスクルの耐久性が向上
- 一体型デザインがステップイン時のガイドとして機能する
シマノ(SHIMANO) PD-EH500
タイプ | 2穴 |
---|---|
重量(片足) | 191g |
使用素材 | - |
クリートタイプ | SPD |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面ビンディング/片面フラット |
カラー | ブラック |
オンロード向けの片面フラットペダル
オンロード向けの使いやすい片面ビンディング/片面フラットペダルです。

エントリーモデルながら、広い踏面やクリート固定力の調整など、基本的な機能はしっかり搭載。フラット面はスニーカーでも使えるので、休日のサイクリングと通勤通学で自転車を併用する方におすすめ。
おすすめポイント
- フラット面のグリップ力もしっかり確保し滑りにくい
- ステップイン・アウト両方のテンション調整可能
- メンテナンス性に優れるカートリッジ軸ユニット
Time XPRESSO 2
タイプ | 3穴 |
---|---|
重量(片足) | 115g |
使用素材 | コンポジット |
クリートタイプ | TIME ICLIC |
泥抜け機能 | × |
踏み面 | 片面 |
カラー | ブラック |
脱着しやすいタイムのエントリーモデル
使いやすさに定評のあるタイムのエントリーモデルです。

足の角度が変わっても母指球でペダルを踏めるフローティング機構搭載で、膝に優しいのがタイムのビンディングペダルの特徴。脱着しやすさにも定評があり、初めてのビンディングペダルにもピッタリです。
おすすめポイント
- 膝の負担を軽減するフローティング機構
- ステップイン・アウトしやすい構造
- スポーティーなデザインで足元のアクセントに
ペダルとシューズの脱着と調整方法
続いて、ビンディングペダルとシューズの付け方・外し方を予習しておきましょう。
【付け方】つま先のクリートを引っ掛けて、装着

まずは、つま先でペダルとクリートの位置を確かめながら、クリートのつま先側を押しこんで引っかけます。クリートの先端が合わさったら、体重をかけてペダルを踏みこみ、かかと側もはめ込みます。「バチン」という音がすれば、クリートがペダルに固定されます。
体重をかけてはめ込むので、クランクの位置は力をかけやすい2~5時ではめるのがおすすめ。逆の7~11時では、力が逃げてしまいます。
【外し方】足首を外側にひねって、外す

外すときは、つま先を軸にして、かかとを外側に捻るように動かすと外れます。押し付けながら、回すようにするのがコツです。
「ペダルからシューズがうまく外れなかったらどうしよう」と、考える方もいるでしょう。コツさえ掴めばカンタンなので、まずは、車や人通りの少ない場所で、着脱の練習をするといいですよ。
▼ ビンディングペダルとシューズの、詳しい着脱方法についてはこちら!
調整方法:ネジで固定力を調整

ビンディングペダルの固定力は、工具でネジを回すことで調整できるモデルが多いです。初めてのビンディングペダルなら、固定力を弱めておくとシューズが外れやすくなるので安心ですね。調整用のネジがどこにあるかは、ペダルによって異なるので、マニュアルで調べてみましょう。
ビンディングペダルのよくある質問・疑問
最後に、ビンディングペダルに関するよくある質問と、それに対する回答を見ていきましょう。
ビンディングペダルはどこで買える?

ビンディングシューズは、自転車販売店や、メーカーのオンラインストア、Amazonや楽天などのECサイトから購入できます。
ただし、自転車販売店でも、スポーツバイク専門店でないと、ビンディングシューズの品揃えはあまり無いでしょう。また、ホームセンターの自転車コーナーには、基本的には取り扱いがありません。
ビンディングペダルはスニーカーでも漕げる?

片面がフラットタイプのビンディングペダルなら、スニーカーでも快適に漕げますよ。この記事内でも紹介しているので、ぜひ探してみてください。
ビンディングペダルは必要なの?

必須ではありません。フラットペダルでも、快適・安全にサイクリングできます。ただし、「少しでも早く走ってみたい!」「ワンランク上の走りを体験してみたい!」という方には、ビンディングペダルがおすすめです。
▼ フラットペダルについて、詳しい記事はこちら!
ペダルの交換方法は?

出典:flickr/Grorye Cycle
フラットペダルからビンディングペダルに交換するなら、ペダルの交換方法を知る必要があります。ショップにお願いすると工賃が発生するので、自分で交換できるようになると、節約できますよ!
ペダルはクランクにねじ込んで固定されています。ペダルレンチか六角棒レンチを使って回しますが、右足のペダルは「正ネジ」、左脚のペダルは「逆ネジ」になっているので、注意しましょう。
以下の記事で、ペダルの交換方法を詳しく解説しています。ぜひご覧ください!
▼ ペダルの交換方法について、詳しい記事はこちら!
ビンディングペダルで、公道走行はOK?

特にビンディングペダルの使用を禁止するような法律はありませんから、公道をビンディングペダルで走ることは問題ありません。ただ、ふらついたりすると危険ですから、十分練習してからにしましょう。
ビンディングペダルで、ワンランク上の走りを!

ビンディングペダルで自転車に乗ると、今までよりグングン進む感覚を味わえますよ。ビンディングペダルで、愛車との楽しみ方を広げてみてくださいね。
ビンディングペダルの人気売れ筋ランキング
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