【2025年】アルミロードバイクおすすめ10選!選び方のポイントもまとめました

【最初の1台にピッタリ】アルミのロードバイクおすすめ10選!選び方のポイントもまとめました|2025年版

この記事では、初めての1台にピッタリなアルミフレームのロードバイク10選を紹介します。

ロードバイクのフレーム素材としてはアルミは、バリエーションも豊富なため目的に合わせて選びやすいのが特徴です。しかし、たくさんのモデルがあるので、どうやって選んだら良いか迷ってしまう方も少なくありません。

そこで今回は、アルミフレームのロードバイクの選び方と、編集部が厳選したおすすめモデル10選の特徴やおすすめポイントを詳しく解説。ぜひ理想のロードバイクを見つけるのにお役立てください。

 

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目次

top画像出典:Cannondale

性能と価格のバランスが良い、アルミロードバイクの魅力

スペシャライズドのアルミロードバイク
出典:SPECIALIZED

これからロードバイクを始めるなら、コストパフォーマンスが高く扱いやすいアルミフレームがおすすめです。

ロードバイクのフレームに使われる素材は、主にアルミ・クロモリ・カーボンの3種類が主流です。最近はエントリー~ミドルグレードのロードバイクでもカーボンフレームが増えていますが、アルミフレームもまだまだ現役。

アルミフレームにはさまざまなメリットがあり、あえてアルミロードバイクを選ぶベテランライダーもいるほどです。アルミフレームのロードバイクのメリットや魅力を3つの視点でご紹介します。

購入しやすい価格のモデルが多い

自転車ショップのアルミロードバイク

アルミフレームはエントリーグレードのロードバイクに採用されることが多く、購入しやすい価格のモデルが多いのが大きなメリットです。

近年は材料費の高騰や円安の影響でロードバイクの価格が上がっていますが、アルミフレームは10~20万円前後のモデルが充実しています。カーボンフレームだと30万円台以上のモデルが多いためちょっとハードルが高いですが、アルミロードバイクの価格帯なら最初の1台としても選びやすいですね。

10万円前後のリーズナブルなロードバイクなら、駐輪場に停めることが多い通勤通学などにも使いやすいです。10万円台後半で性能にもこだわったモデルなら、週末のサイクリングなどにも十分応えてくれる性能がありますよ。

ロードバイクならではの軽快な乗り味

アルミロードバイクでサイクリングする男性

アルミフレームのロードバイクは、リーズナブルな価格ながらスポーティーかつ軽快な乗り味を楽しめるのも魅力です。

アルミフレームはペダルの踏み込みに対して反応が良い傾向があり、スポーティーな乗り味のモデルが多いです。シティサイクルなどから乗り換えたときに違いがはっきりと分かりやすく、ロードバイクならではの走行性能を感じることができるでしょう。

扱いやすさも大きなメリット

アルミロードバイクでサイクリング

アルミフレームのロードバイクはカーボンやクロモリと比べて扱いやすいのも、初心者の方の最初の1台におすすめなポイントです。

カーボンフレームは衝撃で割れてしまうことがあり慎重な扱いが求められますが、アルミフレームはそこまで繊細ではありません。また、クロモリフレームはサビやすく雨天走行や屋外駐車にはリスクがありますが、アルミはサビに強いのも大きなメリットです。

アルミロードバイクの選び方のポイント

一口にアルミロードバイクと言っても、スペックや乗り心地などはモデルによって大きく変わります。実際にアルミロードバイクを選ぶときは、次のポイントをチェックしましょう。

重量:性能重視なら10kgが目安

重量10kg以下のアルミロードバイク

アップダウンが多いロングライドや、スピードが求められるレース挑戦を視野に入れるなら、重量が10kg以下のアルミロードバイクを選びましょう。重量が軽い方が上り坂をスピーディーに走りやすくなりレースでも有利です。

平坦の街乗りメインならそれほど重量は影響しませんが、漕ぎだしが軽くなるためスポーティーに走りたい方はなるべく軽いモデルを選ぶのがおすすめです。

変速段数:目的に合わせて選ぶ

アルミロードバイクはモデルによって変速段数が違うため、走る場所や目的に合わせて選びましょう。

近場のサイクリングなら変速段数は気にしなくてOK

アルミロードバイクでサイクリングする男性

普段の街乗りや休日に近所のサイクリングをする程度なら、ロードバイクの変速段数はそれほど気にしなくてもOKです。それほどアップダウンが多くないサイクリング程度なら、フロント2段、リア8~9段程度のエントリーモデルでも十分です。

ロングライドは段数が多いモデルがおすすめ

アルミロードバイクでのロングライド

50~100km程度のロングライドに挑戦するなら、変速段数が多いアルミロードバイクを選ぶのがおすすめです。変速段数が多いほどシーンに合わせた最適なギアを使うことができ、効率的に走ることができます。ロングライドではアップダウンの多い場所を走ることも多いため、変速段数が多いほど疲れを軽減して長距離に挑戦しやすくなります。

ブレーキ:走る場所や用途に合わせて

アルミロードバイクのブレーキは「リムブレーキ」「ディスクブレーキ」の2種類あり、それぞれ制動力やコントロール性が異なります。走る場所や用途に合わせて選びましょう。

サイクリングや通勤通学ならリムブレーキでも十分

アルミロードバイクのリムブレーキ

休日のサイクリングや通勤通学にアルミロードバイクを使うなら、リムブレーキモデルでも十分です。リムブレーキのロードバイクは価格が安く、メンテナンスしやすいため普段使いにピッタリです。制動力の点では後述するディスクブレーキに一歩劣りますが、それほどスピードを出す機会がないサイクリングや街乗りなら不足を感じることはないでしょう。

ロングライドならディスクブレーキ

アルミロードバイクのディスクブレーキ
出典:楽天市場

峠の下り坂などスピードが出る場面が多いロングライドに挑戦するなら、ディスクブレーキを採用したアルミロードバイクを選ぶのがおすすめです。特に油圧式ディスクブレーキは、軽いタッチでしっかりと制動できます。また、突然の雨でも制動力が落ちにくいのがディスクブレーキの特徴です。

コンポ:レースorサイクリングの目的で選ぶ

アルミロードバイクのリアディレイラー

ロードバイクの変速やブレーキ性能などを左右するコンポーネントは、シマノの場合レースに挑戦するなら105以上、サイクリングやロングライドならそれほど気にしなくてもOKです。

グレード読み方変速段数
 DURA-ACEデュラエース2×12
 ULTEGRAアルテグラ2×12
 105イチマルゴ2×12
Tiagraティアグラ2×10(3×10)
SORAソラ2×9(3×9)
Clarisクラリス2×8(3×8)
CUESキューズ2×9~11(1×9~11)

シマノのロードバイク用コンポーネントは上記のような種類があり、リアの変速段数が異なります。スピードや効率的な走りが求められるレースでは変速段数が多い方が有利なため、リア12速の105以上のコンポーネントを選ぶのがおすすめと言われています。また、12速のコンポーネントは互換性があるため、レベルアップに応じて上位グレードのパーツにカスタムしていくことも可能です。

▼105のロードバイクについてはこちら!

一般的なサイクリングではそれほど変速段数は影響しないため、Tiagra以下のコンポでも問題ありません。予算に余裕があれば上位グレードのコンポを選ぶのもアリですが、コンポはあまり気にせずほかのポイントをチェックしましょう。

▼シマノのコンポについて詳しくはこちら!

サイズ:各モデルの適正身長をチェック

ロードバイクはモデルごとに複数のフレームサイズがあるため、適正身長に合うものがあるか必ずチェックしましょう。

フレームサイズと適正身長の例

  • XS(157~169cm)
  • S(165~175cm)
  • M(171~181cm)
  • L(177~187cm)

例えば上記のようなフレームサイズがあるモデルの場合、身長170cmの方はSサイズが適正サイズになります。メーカーによってはS・M・Lのような表記ではなく、500mmなどフレームサイズで表記されていることもありますが、必ず適正身長をチェックしてください。

ご自身の身長が2つのフレームサイズにまたがっている場合は、ロードバイクに詳しい方やショップに相談するのがおすすめです。

アルミロードバイクおすすめ10選

ここからは、編集部が厳選したアルミロードバイク10選をご紹介します。10万円前後のリーズナブルなモデルから、10万円台後半でロングライドなどに使いやすいハイコスパモデルまで幅広くピックアップしました。予算や目的に合わせて、ご自身にピッタリなアルミロードバイクを見つけてみてください。

Art Cycle Studio(アートサイクルスタジオ) ART PRO

参考価格(税込) 87,780円
重量 約9.75kg
変速段数 18段(2×9)
ブレーキ リムブレーキ
コンポ シマノ SORA
サイズ/適正身長 480mm/155-165cm
500mm/160-175cm
530mm/168-180cm
560mm/175-185cm

10万円以下のハイコスパアルミロード

10万円以下の価格帯ながら、シマノSORAコンポを標準装備したコストパフォーマンスに優れるアルミロードバイクです。大手メーカーでも採用されることが多い6061アルミフレームを採用し、重量も約9.75kgと十分軽く仕上げられています。フレームサイズも4種類で適正身長155~185cmと広く、さまざまなライダーにおすすめ。

おすすめポイント

  • 10万円以下の価格ながらシマノSORAコンポで統一
  • オプションでカラーオーダーにも対応
  • 部分的にアルミの厚みを変えるバテッドフレーム設計

NESTO(ネスト) FALAD

参考価格(税込) 99,000円
重量 9.7kg (500mm)
変速段数 14段(2×7)
ブレーキ リムブレーキ
コンポ シマノ TOURNEY
サイズ/適正身長 430mm/150-165cm
465mm/160-175cm
500mm/170-185cm

国産メーカーの入門アルミロード

日本メーカーNESTOの、価格を抑えた入門用アルミロードバイクです。

NESTOのアルミロードバイク
出典:Amazon

上位モデルと同じフレームを採用し、振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」などの技術が盛り込まれているのが特徴。キックスタンドが付属するため、通勤通学や街乗りにも使いやすくなっています。

おすすめポイント

  • 溶接部の肉厚の変化を除去し応力集中によるフレームの破損を予防
  • エントリーモデルながら上位モデルと同じフレームを採用
  • ペダルやリフレクターなど必要な装備も付属

KhodaaBloom(コーダーブルーム) FARNA CLARIS

参考価格(税込) 126,500円
重量 9.5kg(500mm)
変速段数 16段(2×8)
ブレーキ リムブレーキ
コンポ シマノ CLARIS
サイズ/適正身長 430mm/155-170cm
465mm/165-175cm
500mm/170-190cm

日本人の体形に合わせたフレーム設計が魅力

日本人の体形に合わせた設計に定評がある、コーダ―ブルームのアルミエントリーロードバイクです。価格を抑えつつ10kg以下の重量に抑えるなど、コストパフォーマンスが光る1台です。

コーダ―ブルームのアルミロードバイク
出典:KhodaaBloom

日本人の手でも握りやすいコンパクトなハンドルや、ドロップハンドルの扱いに不安を覚える初心者向けの補助ブレーキを装備しているのが特徴。コンポやホイールも信頼性に優れるシマノ製を採用し、長く使えるロードバイクに仕上がっています。

おすすめポイント

  • アルミパイプの厚みを変えるトリプルバテッド加工で軽さと強度を両立
  • ジャパンフィットフレームデザインを採用し、小柄な方向けの設計を追求
  • グリップ力の高いタイヤや握りやすいハンドルなど初心者向けのパーツ構成

あさひ PRECISION R DISC

参考価格(税込) 118,800円
重量 11.7kg(460mm)
変速段数 16段(2×8)
ブレーキ 機械式ディスクブレーキ
コンポ シマノ CLARIS
サイズ/適正身長 460mm/163cm~
490mm/172cm~
520mm/178cm~

制動力に優れるディスクブレーキ採用モデル

全国に店舗を構えるサイクルベースあさひのオリジナルアルミロードバイクです。

サイクルベースあさひのアルミロードバイク
出典:サイクルベースあさひ

リーズナブルな価格ながら、安定した制動力を得られるディスクブレーキを採用しているのが特徴。雨の日の通勤通学やサイクリングなど、リムブレーキだと停まりにくい日も安心して走りやすいです。

おすすめポイント

  • 少ない力で止まれるデュアルピストン式ディスクブレーキを採用
  • 前傾姿勢を緩めにして初心者でも快適に走りやすい設計
  • お尻が痛くなりにくい振動吸収ゲル内蔵サドル装備

Bianchi(ビアンキ) VIA NIRONE 7

参考価格(税込) 132,000円
重量 -
変速段数 18段(2×9)
ブレーキ リムブレーキ
コンポ シマノ SORA
サイズ/適正身長 44/46/50/53/55/57
※適応身長記載なし

人気のチェレステカラーがおしゃれ

チェレステカラーが人気のビアンキ。VIA NIRONE 7は、価格も抑えられたエントリーモデルです。コストパフォーマンスに優れるアルミフレームやリムブレーキで価格を抑え、コンポはシマノSORAを採用するなど性能とのバランスも良好。おしゃれな街乗りから、休日のサイクリングまで幅広く使えるロードバイクです。

おすすめポイント

  • 人気の高いチェレステカラーを選べる
  • アルミフレーム×カーボンフォークの組み合わせで性能にもこだわり
  • 18段変速でロングライドにも使いやすい

GIOS(ジオス) SIERA

参考価格(税込) 151,800円
重量 9.6kg
変速段数 16段(2×8)
ブレーキ リムブレーキ
コンポ シマノ CLARIS
サイズ/適正身長 460/160-170cm
490/165-175cm
520/170-185cm

イタリアブランドのデザインとコスパが魅力

老舗イタリアメーカージオスのコストパフォーマンスに優れるアルミフレームロードバイクです。10万円台と手に入れやすい価格帯ながら、シマノCLARISコンポ、9kg台の重量などバランスの良いパーツ構成とスペックです。リムブレーキモデルですがカーボンフォークを採用しており、パーツ交換でレベルアップしていきたい方にもおすすめ。

おすすめポイント

  • フレームサイズごとにステム長さを変えてポジションを調整している
  • 25cの細めのタイヤで軽快な走りを体感しやすい
  • あざやかなジオスブルーを選べるのも魅力

MERIDA(メリダ) SCULTURA DISC 200

参考価格(税込) 176,000円
重量 9.7kg(S)
変速段数 18段(2×9)
ブレーキ 機械式ディスクブレーキ
コンポ シマノ SORA
サイズ/適正身長 44cm(XXS)/155~165cm
47cm(XS)/160~170cm
50cm(S)/165~175cm
52cm(SM)/170~180cm
54cm(ML)/175~185cm

レースやロングライドにもおすすめのハイコスパモデル

コストパフォーマンスに定評があるメリダの、ディスクブレーキを採用したエントリーアルミロードバイクです。リア9速のSORAコンポ、軽量で振動吸収性に優れるフルカーボンフォークを採用しており、ロングライドにも使いやすい1台。サイズ展開が豊富で、身長に合わせたポジションを選びやすいのも大きなメリットです。

おすすめポイント

  • 5つのフレームサイズで幅広い身長に対応
  • 平地からヒルクライムまで幅広く対応できるオールラウンドモデル
  • ケーブル内装によるすっきりとしたデザイン

FUJI(フジ) NAOMI Disc

参考価格(税込) 170,500円
重量 10.3kg
変速段数 18段(2×9)
ブレーキ 機械式ディスクブレーキ
コンポ シマノ SORA
サイズ/適正身長 420/154-162cm
460/160-168cm
490/165-172cm
520/168-176cm
540/172-180cm
560/178-186cm

スタイリッシュなデザインも魅力

おしゃれなデザイン性に定評のあるフジがラインナップする、コストパフォーマンスに優れるアルミロードバイクです。

FUJIのアルミロードバイク
出典:SHIFTA

クラシカルな印象がある水平トップチューブのフレーム設計に、シマノSORAコンポやディスクブレーキを組み合わせて現代の機能性を持たせたバランスの良い1台です。おしゃれなデザインと走行性能両方にこだわりたい方におすすめ。

おすすめポイント

  • FUJIらしいフレームやカラーリングが街乗りからサイクリングまでマッチ 
  • 空力性能と剛性が考えられたエアロストレートカーボンフォーク 
  • 各パーツをブラックでまとめて引き締められたデザイン

GIANT(ジャイアント) Contend AR 4

参考価格(税込) 159,500円
重量 10.3kg (M)
変速段数 16段(2×8)
ブレーキ 機械式ディスクブレーキ
コンポ シマノ CLARIS
サイズ/適正身長 XS/157-169cm
S/165-175cm
M/171-181cm
ML/177-187cm
L/183-193cm

コスパに定評のある台湾ブランド

コストパフォーマンスに定評がある台湾のジャイアントがラインナップする、価格と性能のバランスに優れたエントリーモデルです。オールラウンダーバイクとして設計されていて、スムーズな乗り心地やスピーディーなコーナリングを楽しめるのが特徴。最大38mm幅までのタイヤに対応するため、乗り心地を良くしたりグラベルロード的なカスタムも可能です。

おすすめポイント

  • D-Fuseシートポストによる高い振動吸収性
  • 12mmスルーアクスル、ディスクブレーキ採用でカスタマイズしやすい
  • 標準ホイールがチューブレスタイヤに対応

BRIDGESTONE(ブリヂストン) ANCHOR RL6D

参考価格(税込) 176,000円
重量 10.3kg(480mm)
変速段数 18段(2×9)
ブレーキ 機械式ディスクブレーキ
コンポ シマノ SORA
サイズ/適正身長 420/149-160cm
450/156-169cm
480/162-176cm
510/169-182cm
540/176-187cm

ディスクブレーキ採用のオールラウンダー

ブリヂストンのロードバイクブランドANCHORのアルミフレームエントリーモデルです。独自の研究開発技術PROFORMATにより、ペダルを踏む力を無駄なく推進力に変えるフレーム設計が考えられています。同じフレームを採用したリア12速油圧ディスクブレーキの105コンポモデルもラインナップされており、SORAコンポで手軽にロードバイクを手に入れて、レベルアップに応じてパーツ交換でグレードアップすることも可能です。

おすすめポイント

  • 軽量なアルミフレーム&カーボンフォーク採用
  • ディレイラー・クランク・ブレーキなどに信頼性が高いシマノ製を採用
  • 5サイズ展開で身長に合わせたフレームを選びやすい

よくある質問

実際にアルミフレームのロードバイクを選ぶとき、よくある質問をまとめました。

カーボンやクロモリとは、どう違う?

クロモリロードバイク

ロードバイクのフレーム素材はアルミ以外にカーボン・クロモリなどが主流で、それぞれ価格帯や特徴が異なります。

カーボンアルミクロモリ
価格高い(30万円~が相場)安め(10~20万円台が多い)モデルによって大きく変わる
重量軽量比較的軽量重め
サビへの耐性サビが発生しないサビにくいサビやすい
振動吸収性高い低い比較的高い
向いている人レースやロングライドで性能を重視する人コストパフォーマンスを重視する人クラシカルなデザインや耐久性を重視する人

最近主流のカーボンフレームは、軽量で走行性能や振動吸収性が高い反面、アルミロードバイクより高価格帯のモデルが多い傾向があります。レースなどをメインにより高い走行性能を求める方は、カーボンロードバイクが向いているでしょう。

一方、クロモリフレームはアルミより重量が重めでサビに弱いなどのデメリットがありますが、細身のパイプによるクラシカルなデザインが特徴です。独特のしなりや乗り心地の良さもあるため、性能を重視せずおしゃれなロードバイクが欲しい方におすすめ。

アルミフレームのロードバイクはカーボン・クロモリより乗り心地が悪いと言われることが多いですが、最近は技術の進歩で振動吸収性を高めたモデルもあります。また、昔よりロードバイク自体のタイヤ幅が太くなっているため、固さや振動もそれほど気にならないと言われることも多いです。アルミフレームの乗り心地が気になる方は、太めのタイヤを履けるロードバイクを選ぶのがおすすめです。

▼クロモリ・カーボンフレームのロードバイクもチェック!

アルミフレームの寿命は何年?

10年以上乗ったアルミロードバイク
撮影:筆者

アルミフレームの寿命は5~10年と言われることが多いです。ただし、これはあくまで競技レベルでの考えで、適切なメンテナンスをすればもっと長く使えるケースがほとんどです。経年劣化により性能は若干落ちる可能性はありますが、街乗りやサイクリングなら気にならないでしょう。実際、筆者もアルミフレームのロードバイクに10年以上乗った経験がありますが、ロングライドでも十分楽しめました。

ただし、アルミは金属疲労によるクラックや破断などが発生しやすい素材です。日常の目視点検で凹みやクラックなどを早期発見し、トラブルを防ぎましょう。

レースにも挑戦できる?

アルミロードバイクのレース

ツールドフランスなど世界レベルのロードレースではカーボンフレームが主流ですが、一般的なレースならアルミロードバイクでも十分挑戦可能です。シティサイクルの見た目だけロードバイク風にした「ルック車」だと厳しいですが、きちんとしたメーカーのレース向けアルミロードバイクなら問題はありません。

レース出場を視野に入れるなら、レース向けのフレーム設計やパーツ構成のアルミロードバイクを選ぶのがおすすめです。前傾姿勢を取りやすいレース向けのアルミフレームなら、コンポやホイール交換でアップグレードして、レベルアップしていくことも可能です。

中古購入はあり?

中古のアルミロードバイク
出典:楽天市場

アルミフレームのロードバイクは中古市場でも豊富に取引されていますが、基本的に中古購入はおすすめできません。中古のロードバイクはどのように整備されていたのか分からず、購入後にパーツの故障やフレームの破損といったトラブルが発生するリスクがあるためです。

ご自身でロードバイクの状態をチェックし、整備できる人なら問題ありませんが、初心者の方が最初の1台に中古車を選ぶのはリスクが高いです。中古でしか購入できないアルミロードバイクが欲しい場合などは、信頼できる自転車ショップの整備済み中古車などを検討してみましょう。

アルミロードバイクで快適なサイクルライフを始めよう!

アルミロードバイク

コストパフォーマンスに優れ、スポーツバイクならではの軽快な走りを楽しめるアルミロードバイクは、最初の1台におすすめの選択肢です。普段使いやレース・ロングライドなど、さまざまな用途に対応できるバリエーションの豊富さも魅力。ぜひご自身にピッタリなアルミロードバイクを見つけて、快適なサイクルライフを始めてみてください。

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