まだ知られていない関西の穴場ルート。初心者でも走れる「紀の川サイクリングロード」を走ってきた

関西から日帰りで走れる、約60kmのフラットなサイクリングロードがあります。「紀の川サイクリングロード」は、京都・奈良・和歌山を結ぶ京奈和自転車道の和歌山区間。ルート全体で、アップダウンが少なく、初心者でも走りやすいルートです。今回はこのコースを実際に走り、立ち寄りスポットや注意ポイントをまとめました。

目次

アイキャッチ画像出典:筆者

初心者におすすめ、走りやすい「紀の川サイクリングロード」

紀の川サイクリングロードをロードバイクで走る男性

撮影:筆者

紀の川の看板

撮影:筆者

距離 60km
獲得標高 380m
目安時間 5h
レベル
★★☆☆☆

スタートは和歌山市の「和歌山港フェリーターミナル」、ゴールは橋本市の「橋本駅」。初心者の方には少し距離があるかもしれませんが、基本平坦なロードで達成感が得られる距離です。

今回、筆者が実際に走ってきましたので、レビューしていきます。

紀の川サイクリングロードへのアクセスは「電車」で

和歌山駅
撮影:筆者

紀の川サイクリングロードは、電車でアクセスできるのが便利です。今回は「和歌山駅」を利用しました。和歌山駅は関西空港から約40分、大阪市内からも約1時間とアクセスしやすい立地です。

駅からスタート地点までは少し自走が必要ですが、車がなくても気軽に訪れられるのがうれしいポイントです。

それでは、紀の川サイクリングロードを走っていきます!

「和歌山港フェリーターミナル」からスタート

和歌山駅のフェリーターミナル
撮影:筆者 

和歌山駅から紀の川サイクリングロードのスタート地点の「和歌山港フェリーターミナル」までは自走で到着。ここから約60kmのサイクリングのスタートです。

サイクリングロード前半は自販機がないため、フェリーターミナルで飲み物を買っておきましょう。

紀の川サイクリングロードは大きく三つのセクションに分けることができます。

前半の和歌山市のエリアでは海に面した汽水域を眺めながらゆっくりと紀の川を上流に向かって走っていきます。運が良ければ南海フェリーや淡路島がみえるエリアです。

汽水域の道路のロードバイク
撮影:筆者

和歌山市近辺のサイクリングロードでは歩行者や他のサイクリストも多いため、注意が必要です。

岩出・紀の川市・かつらぎ町エリアを通過

ラーメン
撮影:筆者

このエリアは国道との距離も近く、サイクリングロードから少し逸れるとお店もいっぱい。行きたいお店を事前にリサーチしておくことがポイント。

今回は岩出市の豚骨中華そば がんたれさんで特盛の中華そばを注文! 消費したカロリーを一気に回復しました。

九度山町・橋本市エリア

九度山の真田庵
撮影:筆者 

真田氏や高野街道など歴史あるエリア。このエリアをじっくりとサイクリングするだけでも1日かかってしまいそうです。

写真は九度山の真田庵。観光客もまばらでじっくり観光ができそうな雰囲気でした。

サイクリングロードの路面は綺麗!歩行者も少なく走りやすい

紀の川サイクリングロードを走る男性
撮影:筆者

どこまでも続くフラットな地形に加えて、新しく舗装された綺麗な路面が自転車本来のポテンシャルを引き出します。

路面抵抗やタイヤが段差で跳ねることも少ないので、超快適。

紀の川サイクリングロードの路面
撮影:筆者

4月半ばの暖かい休日にも関わらず歩行者や他のサイクリストはかなり少なかったです。まだまだ注目前の穴場サイクリングロードなのかもしれません。

季節ごとに変わる自然や風景

菜の花を見ながらロードバイクに乗る男性
撮影:筆者

季節によって自然楽しめるのが紀の川サイクリングロード。冬場も雪はほとんど積もらないため一年中走ることができます。春は菜の花や桜を眺めながら、穏やかな陽気の中でサイクリングを楽しめます。

トラブルがあっても大丈夫。電車でエスケープ!

線路沿いのロードバイク
撮影:筆者

JR和歌山線がサイクリングロードに並行して通っており、サイクリング中にトラブルがあっても輪行で大阪や和歌山方面に移動することができます。

ちなみにJR和歌山線ときのくに線ではサイクルトレインも実施しています。輪行が苦手な人は、まずはサイクルトレインで移動してみるのも良いかもしれません。サイクルトレインを利用するには事前予約が必要なので、注意が必要です。

おすすめ立ち寄りスポットまとめました

紀の川橋梁

紀の川橋梁
撮影:筆者

20世紀初頭に紀の川に架けられた紀の川橋梁。レンガで作られた橋脚がずらりと並びます。遠くまで連なる姿は圧巻!タイミングが合えば下から電車を覗くことができます。

道の駅「紀の川万葉の里」

道の駅「紀の川万葉の里」
撮影:筆者

和歌山港から約37km地点のサイクリングロード沿いにある道の駅。地域の野菜やフルーツを買うことができます。季節に合わせて旬のフルーツを狙いに行くのもアリかも!

いちご
撮影:筆者

採れたてのイチゴをお土産に購入!家で待つ家族へのお土産にいかが??

柿の葉寿司
撮影:筆者

また併設のレストランまほろばでは柿の葉寿司も食べることができます。ちょっとしたおやつにもぴったりです。ほど良い酸味が疲れた体に染み渡ります。

九度山の町並み

九度山エリアのお寺
撮影:筆者

ちょっと寄り道をすると、高野街道の宿場町として栄えた九度山の町並みも楽しむことができます。

九度山 真田ミュージアム

九度山 真田ミュージアム
撮影:筆者

九度山といえば、避けては通れない真田家の歴史。真田幸村ゆかりの地で、史跡やミュージアムを周ってみるのも面白いかもしれません。

ゴールの「橋本駅」に到着

JR橋本駅
撮影:筆者

約60kmを5時間かけて走り、「JR橋本駅」にゴール。橋本駅からは輪行で帰宅しました。

もちろんJR橋本駅から和歌山市内へ戻ることができるため、車を使う場合は、車を和歌山市内においておくことも可能です。電車をうまく使うことでフレキシブルな旅程を組むことができますよ。

気をつけたいポイント

橋の繋ぎ目(グレーチング)に注意

紀の川サイクリングロードのグレーチング

工事区間に注意

紀の川サイクリングロードの工事区間
撮影:筆者

時々、サイクリングロードの舗装工事をしていることも。迂回が必要な場合もあるので迷わないように注意が必要。慌てずに臨機応変に旅を楽しみましょう。次に来た時には完成しているかも?また走る時の楽しみにしておきましょう。

サイクリングロード上にコンビニや自転車店は少ない

コンビニや自転車店はルート上にはほとんどないため、立ち寄りたい場合はサイクリングロードから一度離れることになります。予めコンビニや自転車店などをリサーチしておくとスムーズに走ることができます。

関西でフラッと走るなら、紀の川サイクリングロードがおすすめ

橋をわたるロードバイクに座る男性
撮影:筆者

関西でフラッと日帰りで走りたいなら紀の川サイクリングロードがおすすめ。ひたすらフラットでゆったり楽しめます。

サイクルラックにかかったロードバイク
撮影:筆者

ソロでトレーニングをしても良し。仲間とグループライドしても良し。都会から離れて静かにロードバイクと向き合ってみるのはいかがでしょうか。

紀の川サイクリングロードを走るライダー
撮影:筆者

紀の川サイクリングロードだけで物足りない人は、京奈和自転車道を通ってさらに奈良・京都へ。自信がある方は高野山や四国へチャレンジできるので週末の旅の起点にオススメです。

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