千葉・内房を走る!愛車と乗り込める専用列車「B.B.BASE」のサイクリングイベントが楽しすぎた

千葉・内房を走る!愛車と乗り込める専用列車「B.B.BASE」のサイクリングイベントが楽しすぎた

JR東日本が運行するサイクリストのための電車「B.B.BASE」、今回はその「B.B.BASE」と、ビンテージサイクルの祭典「FERRO Mari e Monti」のコラボ企画「B.B.BASE Station Ride」に参加してきました!

気候の良い5月の房総を満喫するライドイベントのレビューをお送りします!

目次

B.B.BASEで千葉・内房サイクリングイベント参加してきました

撮影:筆者

JR東日本と、ビンテージサイクルのイベント「FERRO Mari e Monti」のコラボ企画の「B.B.BASE Station Ride」。

JR館山駅から、JR内房線の駅を巡りFERRO Mari e Monti会場のゴール地点・浜金谷に向かうライドイベンドです。

ロードバイクやMTBの経験は長い筆者ですが、今回初めてサイクリスト専用列車「B.B.BASE」を利用。電車旅と約35kmのサイクリング、イベントと満喫してきました。今回は、館山出発の内房サイクリングの様子をご紹介していきます!

B.B.BASEってなに?

撮影:筆者

B.B.BASEはJR東日本が運行する「BOSO BICYCLE BASE(房総バイシクルベース)」の略称輪行バッグを使わずに自転車と一緒に乗車できる、サイクリストに便利な電車です。

今回は内房線に乗りましたが、鴨川方面に行く外房線、他にも銚子や九十九里、手賀沼などサイクリングコースの豊富な地域に運行されています。座席は4人掛け、2人掛けで大型のテーブルと電源、サイクルラックも専用で装備、電車の旅が楽しくなりますね。

注意しなければならないのは、サイクルラックはロードバイク・クロスバイクを想定したもので、タイヤの太いマウンテンバイク、立てかけるのが困難なシティサイクルなどは事前に確認しましょう。

また、運行は週末を中心に実施されており、基本的に平日の運行はありません。運行日の詳細は公式サイトを確認してください。

B.B.BASEとの連携イベント、FERRO Mari e Monti(フェッロ マリ エ モンティ)

出典:X/JR東日本千葉支社 駅長犬【公式】

参加した「B.B.BASE Station Ride」は、FERRO Mari e Montiの10周年を記念したJR東日本とのコラボで生まれた、ガイド付きライド企画です。

内房線沿線の駅を巡りながら駅や地域の歴史に触れ、地元のスイーツやドリンクを楽しむ、初心者からベテランまで楽しむことの出来るライドイベントです。

1日目にJR館山駅からJR浜金谷駅まで、ガイド付きで走る約35km「B.B.Base Station Ride」。二日目に各種ライドイベントが開催されました。

FERRO Mari e Monti(フェッロ マリ エ モンティ)とは

撮影:筆者

「B.B.BASE Station Ride」を企画した「FERRO Mari e Monti」は、今年で10周年を迎えたクラシック自転車の祭典。例年は秋の開催でしたが、10年目の今年は春の祭典として開催されました。

1日目の目玉である「B.B.BASE Station Ride」の他にも、愛好家による自転車自慢、自転車の歴史を知る上映会、夜は生バンドの演奏もある前夜祭などたくさんのイベントが企画されていました。

2日目はライドイベントが中心

撮影:筆者

2日目のライドイベントは、ビンテージサイクルから最新のモデルまで、それぞれ愛車を持ち寄り、ロング120Km・ミドル100Km・ショート65Km・ファミリー20Kmのコースを、思い思いのペースでサイクリングするイベントです。

撮影:筆者

ロング・ミドルは房総半島を横断し外房の海岸線も走る、房総半島を満喫できるライド。ショートも約65Kmとはいえ獲得標高は1000mと走り甲斐のあるコースです。

各コースともスタンプラリーがあり地元の特産品などがふるまわれるエイドステーションをまわり、スタンプを集めていきます。

撮影:筆者

9:00にロングから順にスタート、最後は車体トラブルを抱えながらも100年前の自転車で走り切った参加者がゴールしたのは19:00近くでした。

撮影:筆者

ビンテージサイクルと千葉県の魅力をふんだんに詰め込んだ「FERRO Mari e Monti」、来年の第11回もぜひ参加したいと思います。

それでは、B.B.BASE Station Rideに参加してきました!

撮影:筆者

初乗車のB.B.BASE、そして初の試みである「B.B.BASE Station Ride」をレポートしていきます!

B.B.BASE初体験!

撮影:筆者

B.B.BASE内房は東京の両国駅が始発ですが、イベント参加に都合の良い浜金谷駅から、B.B.BASEで館山駅に向かいます。

ゴール地点の浜金谷からB.B.BASEで出発地・館山へ移動し、自転車で戻る行程です。

撮影:筆者

私が持ち込んだ愛車はBianchiのlupo、車内に乗り込んだあと、迷いながらもサイクルラックに納めます。

lupoは2016年までラインナップされていたクロモリフレームのシクロクロス風な車体で、32Cのタイヤをセットしていましたが、ラックにも余裕で収まりました。クロスバイクやグラベルバイクも問題はなさそうですが、タイヤの太い車体や重量のある車体は注意が必要そうです。

私の愛車の記事もありますので、よかったらこちらも読んでください!

館山駅に到着!

撮影:筆者

スタートの館山駅では「FERRO Mari e Monti」スタッフやJR東日本の方が準備していて、迷うことなく専用ゲートから外に出ることができました。

撮影:筆者

このイベントのために作られた缶バッジやスタンプラリーカードが配られ、それぞれに準備をしながらスタートを待ちます。

撮影:筆者

B.B.BASE Station Rideスタート!

撮影:筆者

B.B.BASE Station Ride参加者は6名、ガイドとサポートライダーを合わせ9名と、サポートカー1台でのサイクリングです。

撮影:筆者

館山駅から内房線を上がっていき、各駅に寄りながらゴールのある浜金谷を目指します。

館山駅~那古船形駅

撮影:筆者

館山を出発し数百メートルほど走ると水平線が広がり、堤防の上を北上、一面の海岸線に気分もあがります。

撮影:筆者

堤防は自転車走行禁止なため、押して歩く区間もありますが、左手に館山湾を望みながらのライディングはとても気分が良く、幸先の良いスタートとなりました。

那古船形駅~富浦駅

撮影:筆者
撮影:筆者

最初のチェックポイントである那古船形駅は木造・瓦屋根のとても雰囲気のある駅。

すでにサポートカーが待機していて、スタンプラリーの他に補給食や給水の用意もされていました。

撮影:筆者

那古船形駅から漁港をかすめながら進むと、切り立った崖の中腹に「大福寺 崖観音堂」があります。駐車場に自転車を置いて崖観音堂の参拝もできますが、今回は残念ながら参拝は見送られました。

崖観音堂からの景色は最高という話なので、ぜひリベンジに来たいですね。

撮影:筆者

崖観音堂から国道を進み、また海に出ると全国でも数少ない木製の桟橋「岡本桟橋」があります。テレビCMやロケの舞台としても知られる名所で、富浦に来たらぜひ立ち寄りたいと思っていました。

富浦駅~岩井駅

撮影:筆者

続いて、富浦駅に到着。その後、海に向かい、絶景ウォーキングコースとして名高い「法華崎遊歩道」に入ります。

撮影:筆者

「法華崎遊歩道」は、自転車通行禁止で押して歩くことになりますが、それでも素晴らしい景色のために行く価値はありますよ。

撮影:筆者

法華崎遊歩道の先の南無谷海岸を左手に見ながら進むと、素掘りで作られた「漁師信仰の祠」や「南無谷隧道」など、歴史を感じるポイントが点在しています。

撮影:筆者

内房ならではの、スポットに心が踊ります。

岩井駅~安房勝山駅

撮影:筆者

4つめのポイントは民宿のまち岩井駅、海にでると岩井海岸沿いの道路を走りますが、砂地が多く注意が必要でした。

撮影:筆者

ルート上には素掘りのトンネルも多く、その先の「岩井袋隧道」も、よく見ると先人たちが手で掘り進んだことがわかります。

安房勝山駅~保田駅

撮影:筆者

さらに自転車を走らせて、安房勝山駅に到着。その先には、平家に敗れた源頼朝が小舟でたどり着いたとされる「源頼朝上陸地の碑」、展望デッキや東屋もありました。竜ケ崎堤防を望む景色の中で小休止も、とても気持ちが良いものです。

撮影:筆者
撮影:筆者

そこから国道沿いに「第六海岸」「道の駅きょなん」を渡り歩き、見返り美人で有名な「菱川師宣記念館」があります。

今回のイベントでは、記念館に併設されたカフェでドリンクとスイーツをいただくことができ、疲れた身体に染み渡る美味しさでした。

撮影:筆者
撮影:筆者

保田駅~浜金谷駅

撮影:筆者

ゴール前、最後の駅となったのは保田駅。駅前のギャラリー&カフェ「パクチー銀行」さん前がスタンプ・補給スポットでした。

お店の方の声援を受けつつ最後の区間を走ります。

撮影:筆者

保田駅からは国道を走り、最終の浜金谷駅に到着。

撮影:筆者

小休止をしてからゴールゲートのある「FERRO Mari e Monti」会場へ、暖かい拍手に迎えられながらゴールゲートをくぐり、ライドイベントを締めくくりました。

撮影:筆者

今回参加した「B.B.BASE Station Ride」は、内房の景色を楽しみ、歴史に触れながらゆったりと楽しむイベントでした。

房総半島の道もサイクリングには最適で、次回はもちろんソロでもB.B.BASEを使って遊びに来たいと思います!

B.B.BASEとFERRO Mari e Monti

撮影:筆者

今回はB.B.BASEの初乗車から内房ライド、FERRO Mari e Montiへの参加と、2日間余すところなく走ってきました。

普段は走らない海岸線、JR東日本とFERRO Mari e Montiの手厚いサポートもあり、2日間のイベントは運営と参加者の一体感を感じた素晴らしい経験でした。

今回、コラボしたB.B.BASEは、イベントのための臨時運行で浜金谷駅にB.B.BASEが停車するのは、実に5年ぶりというレアものだったそうです。

自転車で遠方に行くのは輪行や車だったりと、何かと準備も多いですが、気軽に参加できるアットホームなイベントと、B.B.BASEを使いストレスフリーで参加できる、このような形のイベントに参加したのは初めてでしたが、今後もB.B.BASEを使ったサイクリング、そして来年もFERRO Mari e Montiに参加したいと思います。

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