ビアンキ クロモリ 自転車

ビアンキのクロモリバイクが欲しい!ビアンキのクロモリモデルを解説。

ビアンキといえば最古の自転車メーカーですが、現在も最新のカーボンフレームはプロレースに供給されるなど、一線で活躍しています。

最新技術が駆使されたロードバイクもいいですが、伝統のメーカーなら味わいがあるクロモリフレームも気になりますよね。

しかし、現在はビアンキからクロモリフレームのバイクは販売されていません。

それでもビアンキのクロモリに興味があるという方、筆者がオークションをチェックして見つけたビアンキのクロモリをレストアするまでをご紹介しますので、ご参考になればと思います!

目次

アイキャッチ画像出典:筆者

ビアンキのクロモリのロードバイクが欲しい!

ビアンキ クロモリ ロードバイク

出典:Flickr/Maarten Visser

最古の自転車メーカーといわれているビアンキ、最新モデルもいいですが、やはりヴィンテージ風なクロモリフレームに興味がある方も多いでしょう。

しなやかな乗り味のクロモリにチェレステ、ヴィンテージ風にコーディネートすると、ちょっと目を引くバイクになります。

歴史のあるメーカーだからこそ、クロモリが似合いますよね!

ビアンキに、クロモリのロードバイクはある?

ビアンキ クロモリモデル

出典:Flickr/Julien Maury

現在(2022年)ビアンキからクロモリフレームのNewモデルはラインナップされていません。

ビアンキのクロモリフレームは2020頃を最後にカタログから消えているので、今の段階では新古車または中古でしか入手できませんが、クロモリフレームが見直され再販される可能性もないとは言えません。

過去の代表的なモデルとは

●EROICA

ヴィンテージバイクイベント「エロイカ」の名を冠した、コンポーネントにもこだわった本格的なクラシックフォルムのクロモリバイクです。

●Brava

販売当時で10万円台というお値打ちなクロモリバイク、カーボンフォークにシマノのコンポーネントを採用し、初めてのクロモリにも最適です。

●SELVINO

ラグフレームにクラシックなビアンキカラーを施し、ビジュアルを保ちながらも最新のコンポーネントを採用した、ヴィンテージフォルムながら取扱いやすいクロモリバイクです。

●ORSO

21年まで販売されていたクロモリのグラベルバイク、オフロード性能を持ちながらクロモリフレームで仕上げた車体は、グラベルだけではなく街乗りやサイクリングにも乗りやすいモデルです。

ビアンキのクロモリが欲しい場合は、中古市場も考よう

自転車 タイヤ ショップ

数年前まで販売されていたビアンキのクロモリは、新古車もわずかにありますが、サイズなどが、自分に合うことも少ないかもしれません。その場合は、中古車の購入も視野に入れましょう。

中古販売サイトはどんなところがあるか

中古車を手に入れる場合、中古販売店や中古車・自転車販売の通販、オークション・フリマサイトなどがあります。

中古での購入を考えている方は、販売店のHPやオークション・フリマサイトをこまめにチェックしましょう。

中古のロードバイクの購入の注意点

中古車販売店等で、対面で購入する場合は自転車の状態も確認でき、乗るうえでメンテナンスも行われている可能性は高いでしょう。

一方、通販では自転車の状態は提供された画像のみです。ある程度、自転車のメンテナンスができれば画像で確認し、購入してから自分でメンテナンスも出来ますが、通販や個人売買では確実に希望する状態の車体である保証はありません。

希望する状態の車体を確実に欲しいなら、中古車販売店の店頭に並ぶのを待つのが良いでしょう。通販やオークション・フリマで購入する場合は、どのような状態かはわからず、自分でメンテナンスできる方がいいでしょう。

私のビアンキのクロモリバイク

ビアンキ クロモリバイク

昔から気になっていたビアンキの「ルポ」、廃版になって久しいモデルですが、良い物があったらと思いながらオークションサイトをチェックしていました。

晴れて手に入れる事ができましたので、中古車購入を検討されている方に、一連の流れをご紹介したいと思います。

中古で手に入れたBianchi lupo

Bianchi lupo

以前、たまに見かけていたカンチブレーキのついたビアンキのクロモリバイク、その後に「ルポ」という名である事を知りましたが、シクロクロスというよりはツーリング、またはカジュアルなバイクとして使ってみたいと思っていました。

ルポはシクロクロスというカテゴリーで販売され、フレームはクロモリですが、ホリゾンタルではなく緩いスローピング。カンチブレーキで長めのホイールベースはツーリング車風でもあり、ロングライドでも普段着での街乗りでも合う緩めのクロモリバイクです。

スペックはフロント3×9のティアグラ、街乗りやロングライドでは十分なコンポーネントです。

どういう状態で買って、自分でどんな組み立て、メンテナンス、カスタムをしたか。

リサイクルストアからの出品で、状態はオークションサイトの画像でしか確認していません。

パーツ類は使い込まれた風で汚れていましたが、フレームの傷や歪みは画像からは確認できなかったので、思ったよりも安価で落札することができました。

通勤が通学で使われていたらしくチェーンやブレーキの消耗・汚れが激しかったのですが、コンポ類に損傷はなくフレームも綺麗な状態でした。

ビアンキ クロモリバイク フレーム

持ち帰りチェックをしましたが、チェーン・ワイヤー類の消耗品交換と、使い込まれたバーテープやサドルを交換すれば、コンディションの良い状態になると考え、車体チェックも兼ねて一度、完全にバラすことにします。

自転車 チェーン メンテナンス

チェーンは汚れがひどく、クリーニングはあきらめて交換、ワイヤーとブレーキパッドもどれくらい使われているか不明なので交換します。

クランク 自転車 メンテナンス

クランク・ディレーラーなどのコンポ類は取り外してクリーニングしました。

ビアンキ ワイヤー メンテナンス

ワイヤー・ブレーキパッドの消耗品類も交換、フレームも状態がよかったので全体的に良いコンディションになりました。

ビアンキ クロモリバイク

車体を組立て、愛用のサドルとバーテープを巻きます。通勤通学と街乗り程度で、前オーナーも丁寧に扱っていたらしく新車に近い状態です!

調子よくて、楽しいです!

ビアンキ クロモリバイク 街乗り

その後、フリマで購入したサドルやハンドルに交換してみたり、タイヤも雰囲気で選びヴィンテージ風カスタムを楽しみながら、クロモリフレームらしいゆったりとしたライディングを楽しんでいます!

ビアンキのクロモリを探してみよう!

ビアンキ クロモリバイク

ビアンキのクロモリモデルは、この先ラインナップされないとは限りませんが、現状ではカタログにありません。

今回のように中古で手に入れる方法もありますが、ネットオークションなどでは、は基本的に自己責任となり、中古販売店では地道に店頭に並ぶのを待つ場合もあります。

筆者もずっとオークションをチェックして手に入れましたが、その苦労もあって愛着もあり、今では出かけるときはほぼビアンキに乗り、色々とパーツを揃えたりして楽しんでいます。

現行車と比べて少し手はかかりますが、それも趣味のひとつとして楽しむことができるので、興味がある方はぜひトライしてみてください!