GIANT E-bike

【2023最新】GIANTのE-bike、全5車種をまとめてご紹介!

スポーツバイクに電動アシストがついた、ハイテク自転車「E-bike(イーバイク)」。世界的に有名なスポーツバイクメーカー「GIANT(ジャイアント)」には、初心者から中・上級者まで楽しめる、バラエティに富んだE-bikeが揃っています。E-bikeが欲しいけど、どのメーカーがいいか決めかねている。そんな時は、まずGIANTをチェックしてみるのがおすすめですよ!

この記事では、GIANTの2023年最新E-bikeのラインナップと、その特徴を知ることができます。E-bikeに乗ってみたいけど、どんな自転車なのか気になる。GIANTには、どういうE-bikeがあるのか知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

アイキャッチ画像出典:GIANT

スタイリッシュでパワフル!GIANTのE-bike

GIANTのE-bike

出典:GIANT

スポーツ自転車の生産台数が世界最大のメーカー「GIANT(ジャイアント)」では、バッテリー搭載のスポーツバイク「E-bike」の製造もおこなっています。

E-bikeとは、スポーツモデルの自転車に電動アシストが付いている自転車のこと。スタイリッシュな見た目と、パワフルなアシスト力が特徴です。

具体的には、バッテリーを積んでいても、通常のスポーツバイクと同様の性能が発揮できるような設計で、登り坂などでは、強力な電動アシストでサポートしてくれます。また、一度の充電で100km前後走れるため、長距離サイクリングも可能です。

より詳しく、電動アシスト自転車について知りたい人はこちら

 

GIANTのE-bikeは、街乗りにぴったりなクロスバイクから、本格仕様のロードバイク、マウンテンバイクまで揃っているんですよ。今回はその特徴と、最新モデルをご紹介します!

GIANTのE-bikeの特徴

まずは、GIANTのE-bikeがどんな自転車なのか、4つのポイントでご説明しましょう。

フレーム一体型のバッテリー

GIANTのバッテリー

出典:GIANT

シティサイクルタイプの電動アシスト自転車は、フレームとは別の位置にバッテリーが付いてることが多いですが、GIANTのE-bikeは、フレーム一体型。そのため、アシストなしのスポーツバイクのような、スタイリッシュなデザインが特徴です。

また、いわゆるママチャリでは、サドル下にバッテリーが付くため、フレーム(ホイールベース)が長くなり、安定感のあるものの、機敏性は乏しく、軽快に走るのは苦手です。その点、フレーム一体型バッテリーなら、バッテリーの影響で走行性能が大きく変わることは少なく、スポーツバイクならではの走りが楽しめます。

フレーム内蔵モーター

GIANTのフレーム内蔵モーター

撮影:筆者

フレーム下部(BB近く)にモーターが搭載されているため、ペダリングをした瞬間にアシストが発揮。タイムロスが少なく、ダイレクトな反応性で、乗りやすいのが特徴です。ホイールにモーターがある電動アシスト自転車とは違い、ホイールを自由に交換できるため、カスタムの幅も広がります。

SyncDrive(シンクドライブ)

LivのE-bike

出典:GIANT

走行中のペダリングにあわせて適切なパワーを供給する、YAMAHAと共同開発した独自のモーターシステム「SyncDrive」。

道の傾斜や加速度を検知し、ライダーに負担をかけない走りができるようアシストする機能で、モーターの動作にあわせて漕ぐペースを調整する必要なく、自身のペダリングにあった、自然で滑らかな走行感を味わえます。

アシストなしでも走れる車体設計

「電動アシスト自転車は、バッテリーが切れたら走りにくい」というイメージの人もいるでしょう。しかし、GIANTのE-bikeは、アシストOFF時でもしっかり走れるよう開発した、専用設計のフレームを採用。

軽量クロスバイクや、ロードバイクと比べたら重量は重くなりますが、それがマイナスにならないくらい、スポーティーで安定感のある走りを実現しています。

 

操作ボタンとディスプレイ

E-bikeの操作ボタンとディスプレイ

出典:GIANT

ディスプレイと操作ボタン一体型の「RideControl Dash」は、グリップ部分に装着することで、手元の操作が簡単に。速度や距離も表示されるので、サイクルコンピューターの役割もしてくれます。

画面では、選択したアシストモードの種類、バッテリー残量だけでなく、あとどのくらい走れるか、具体的な距離も見ることもできます。

また、ステム一体型の「RideDash Evo」は、フルカラー液晶で見やすく、専用APPと接続すれば、ナビゲーションにも対応しています。※一部地域のみ対応

2023年モデルは、全5種類

今季のE-bikeラインナップは、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなど、全5車種。それぞれの特徴やスペックをみていきましょう。

ROAD E+

GIANTのE-bikeのロードバイク

出典:GIANT

ロードバイクに電動アシストが付いたモデル。バッテリーはフレーム内蔵式で、よりクリーンでスマートな見た目。バッテリーは専用の鍵で取り外しができます。ステムには、サイクルコンピューターの役割を担ってくれる「RideDash Evo」を搭載。

その他、乗り心地を快適にしてくれるカーボンフォークに、アルファベットの”D”の形をしたシートポスト「D-FUSE」、ちょっとしたオフロードも走れる32Cの太いタイヤも装備。これなら、ヒルクライムや長距離ライドも、疲れ知らずで楽しめるでしょう。

 カラー コズモネイビー
 サイズ 425(S)、450(M)mm
 フレーム アルミ
 変速パーツ SHIMANO GRX RX812/RX600
 変速段数 11段
 タイヤ 700x32C
 重量 19.3kg(M)
 バッテリー充電時間 7時間20分
 SPORTモード(一充電当たり) 82km
 ACTIVEモード(一充電当たり) 100km
 TOURモード(一充電当たり) 137km
 ECOモード(一充電当たり) 205km
 参考車体価格(税込み) 550,000円

 

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FASTROAD E+

GIANTのE-bike、スポーツクロスタイプ

出典:GIANT

ロードバイクに近い性能をもつ、GIANTのクロスバイク「FASTROAD」に、電動アシスト機能を搭載。ステムには、フルカラー液晶のRideDash Evoが搭載されています。

一回の充電あたりの走行距離は、ECOモードで205km。これなら、片道100kmの道のりも余裕でこなせます。クロスバイクで長距離サイクリングを楽しみたい人、ESCAPE E+よりスポーティーな走りがしたい人におすすめです。

 カラー ブルー、マットブラック
 サイズ 425(XS)、475(S)、525(M)mm
 フレーム アルミ
 変速パーツ SHIMANO DEORE
 変速段数 10段
 タイヤ 700x32C
 重量 19.4kg(S)
 バッテリー充電時間7時間20分
 SPORTモード(一充電当たり) 82km
 ACTIVEモード(一充電当たり) 100km
 TOURモード(一充電当たり) 137km
 ECOモード(一充電当たり) 205km
 参考車体価格(税込み) 462,000円

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ESCAPE R E+

GIANTのE-bike、クロスバイクタイプ

出典:GIANT

GIANTの定番クロスバイク「ESCAPE」シリーズの、E-bikeモデル。ディスプレイと操作ボタンが一体になった「RideControl Dash」搭載で、手元で簡単に操作ができます。キツ過ぎない乗車姿勢に、太目のタイヤとクッション性のあるサドルで、快適な乗り心地。スポーツバイク初心者でも扱いやすいのが特徴です。

日常の移動手段としてはもちろん、健康のためのフィットネスバイクとして乗りたい人、これからスポーツバイクを始めたいけど、体力に自信がない人にぴったりの一台です。

 カラー サファイア、マットダークシルバー、ホワイト
 サイズ 445(XS)、485(S)、525(M)mm
 フレーム アルミ
 変速パーツ SHIMANO ALIVIO/ALTUS
 変速段数 9段
 タイヤ 700x38C
 重量 19.7kg(XS)
 バッテリー充電時間 6時間
 SPORTモード(一充電当たり) 80km
 ACTIVEモード(一充電当たり) 95km
 TOURモード(一充電当たり) 132km
 ECOモード(一充電当たり) 200km
 参考車体価格(税込み) 330,000円

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TRANCE E+ PRO

GIANTのE-bike、MTBタイプ

出典:GIANT

前後にサスペンションが付いた、フルサスモデルのE-MTB。GIANTのトレイルバイク「TRANCE」がベースになっています。バッテリーはダウンチューブ内蔵式で、E-bikeに見えない、すっきりとしたフォルム。手元には、クロスバイクのような液晶ディスプレイはなく、直感的に操作できるボタン式コントローラーを搭載。

アシストなしのMTBでは難しい登り道も、強力なアシストのおかげでスルスル登っていけるのが、E-MTBの特徴。山で自転車を思いっきり楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。

 カラー カメレオンブルー
 サイズ 405(S)、432(M)mm
 フレーム アルミ
 変速パーツ SHIMANO SLX
 変速段数 11段
 タイヤ 27.5インチ
 重量 24.3kg(S)
 バッテリー充電時間7時間20分
 SPORTモード(一充電当たり) 75km
 ACTIVEモード(一充電当たり) 78km
 TOURモード(一充電当たり) 84km
 ECOモード(一充電当たり) 125km
 参考車体価格(税込み) 704,000円

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FATHOM E+ PRO

GIANTのE-bike、入門MTBタイプ

出典:GIANT

もう少しカジュアルに乗れるE-MTBが、ハードテイルタイプの「FATHOM E+ PRO」。里山トレイルなど、未舗装路をアクティブに走りたい人におすすめです。バッテリー内蔵式で、グリップには、シンプルデザインの操作ボタンが付いています。

起伏の激しい山道や悪路を楽しむ場合は、TRANCE E+ PRO。ちょっとした山道を軽快に走るなら、FATHOM E+PROがぴったりでしょう。

 カラー ブラック
 サイズ 405(S)、465(M)mm
 フレーム アルミ
 変速パーツ SHIMANO DEORE
 変速段数 10段
 タイヤ 27.5インチ
 重量 23.6kg(S)
 バッテリー充電時間7時間20分
 SPORTモード(一充電当たり) 75km
 ACTIVEモード(一充電当たり) 78km
 TOURモード(一充電当たり) 84km
 ECOモード(一充電当たり) 125km
 参考車体価格(税込み) 462,000円

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女性向けモデル「Liv」のE-bike

LivのE-bike、クロスバイクタイプ

出典:Liv

GIANTの「ESCAPE E+」の女性専用モデルが、Livの「ESCAPE R W E+」。フレームや使用しているパーツはすべて、女性が乗りやすいよう、女性の体型・脚力に合わせた設計になっています。

対象身長145cm~170cmまでと、小柄な人でも乗れるサイズ感が特徴。これなら、なかなか体に合うサイズがなかった人も、自然な乗車姿勢で、無理なく快適に走れますよ。

 カラー サテンブルーアッシュ、 パールホワイト
 サイズ 375(XXS)、445(XS)mm
 フレーム アルミ
 変速パーツ SHIMANO ALIVIO/ALTUS
 変速段数 9段
 タイヤ 700x38C
 重量 19.6kg(XXS)
 バッテリー充電時間 6時間
 SPORTモード(一充電当たり) 80km
 ACTIVEモード(一充電当たり) 95km
 TOURモード(一充電当たり) 132km
 ECOモード(一充電当たり) 200km
 参考車体価格(税込み) 330,000円

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実際に乗ってみた感想

GIANTの旧型E-bike

 撮影:筆者

私自身、数年前に旧モデルの「ESCAPE R E+」に試乗した経験があるので、そのときの感想を少し。

初めて乗った感想は、「すごくラク!」でした。軽く踏み込むだけで加速し、一生懸命ペダルをこがなくても、楽にスピード維持ができる。これなら、誰でもスポーツバイクが楽しめる!と感じました。

ロードバイクで走った時は、もう上りたくないと感じた坂道も、アシストのおかげで難なくクリア。どちらが速く登れるか、実際にロードバイクと競争しましたが、立ち漕ぎする必要なく、E-bikeが勝利。

ESCAPE R E+は、「どんな道でも、頑張らずに、気軽に乗れるクロスバイク」だと思います。

E-bikeはこんな人におすすめ

LivのE-bikeに乗る女性

出典:GIANT

E-bikeか、アシストなしのスポーツバイクか、迷う人もいるでしょう。どちらが良い悪いはなく、使用するシーンや、自身の身体能力、購入予算にあわせて選ぶといいでしょう。

【E-bikeをおすすめしたい人】
・体力、脚力に自信がない人
・自転車移動をもっと楽にしたい人
・フィットネスとして自転車に乗りたい人
・長距離サイクリングにチャレンジしたい人
・バイクパッキングでツーリングを楽しみたい人
・山で登りも楽しみたい人

GIANTのE-bikeに乗って、スポーツバイクを楽しもう!

GIANTのE-bikeは、初心者はもちろん、中~上級者も楽しめるスペックで、見た目・機能性は申し分なし。

体力、脚力に自信はないけど、これからスポーツバイクを始めたい人。スポーツバイクの幅をもっと広げたい人におすすめですよ。GIANTのE-bikeで、よりラクに、快適に自転車を楽しみましょう!

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