マウンテンバイク

【2022】MTBのサドルのおすすめを紹介!最適なサドルを見つけて快適にMTBを楽しもう。

山道やトレイルを走るMTB(マウンテンバイク)。全国に専用マウンテンバイク施設もあり、楽しむ場所も増えている自転車です。

MTBは、あれた道などを、上りから下り、平坦まで、さまざまなシーンを走りますので、サドル選びも迷ってしまう人も多いでしょう。

この記事では、MTBのおすすめサドルから、選び方などを網羅的にご紹介していきます。

ロードバイクやクロスバイクなどと違う、マウンテンバイクのサドルを探している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

アイキャッチ画像出典:Flickr/Glory Cycles

MTBならではの、サドル選び

サドル マウンテンバイク

撮影:筆者

MTBにはどんなサドルが合うのでしょう?

MTBは、ロードバイクやクロスバイクなどと違い、山道やトレイルなど未舗装路を走ることもある自転車です。山道をしっかりペダルを踏んで登ったり、坂道を下る(ダウンヒル)時も、サドルに座らず、バランスをとって乗ったりと、走り方も多様です。

ですので、MTBのサドルは、

・立って漕ぐ時の、体重移動の邪魔にならないサイズ感

・荒れた地面からの、衝撃を和らげるクッション性

・ペダリングのしやすい形状

など、走行時に目まぐるしく、姿勢が変わるオフロードでは独特の性能が求められます。

MTBのサドル選びのポイント

MTBのサドル選びは、走るフィールドによって違います。使い方に合ったサドルを選び、快適に走りましょう。

走るシーンによって選ぶ

マウンテンバイク

MTBはトレイルライド、サイクリング、街乗り、レースまで幅広い用途で使われる自転車です。以下、シーン別で選ぶポイントをまとめたので、参考にしてください。

●アドベンチャーやトレイルライド

立ち漕ぎに邪魔にならない「コンパクト性」と、座って漕ぐ時の「クッション性」のバランスがポイント。

●サイクリングや、街乗り&通学通勤

ゆっくりと道路などの舗装路を走るなら、柔らかめのコンフォート用サドルがおすすめ。

●レースなどスピード競技

ペダリングや体重移動のために硬く細めがおすすめ。ロード用サドルも使われることが多い。

このように、用途によって最適なサドルを考えましょう。

素材やデザインも、大事なポイント

マウンテンバイク

出典:FaceBook/RitcheyLogic

サドルの素材は、革・合皮・カーボン・樹脂などがあり、一般的にはPVCなどの合皮、レースモデルではカーボンが使われることもあります。

MTBでは、ほどよいクッション性があるモデルが汎用性が高く、中綿の入った合皮が人気があります。

クロモリなどヴィンテージ感があるMTBなら、ヴィンテージ感のあるデザインをチョイスするのもいいですね。

おすすめMTBサドル8選

各メーカーがオフロードを走るために開発した、MTB向けサドルをご紹介します!

sella italia X-LR

SLRやFliteなどロードサドルの名作が多いイメージのセライタリア、オフロードでレーシングからサイクリングまでをカバーするX-LRは、オフロードに最適なパッド配置で、穴あきのスーパーフロー、ショートノーズのブーストまで幅広くラインナップされています。

素材座面/Fibra-Tek・レール/チタン
サイズS/131×266mm・L/145×266mm
重量S/178g・L/185g

SELLE SAN MARCO ALLROAD RACING

セライタリアと肩を並べるレーシングサドルの定番メーカー、グラベルやオフロードを想定した新作オールロードは、同社の代表作アスピデを原型にオフロードのためのパッドを配置したレーシングオフロードサドルです。

素材座面/マイクロファイバー・レール/ステンレス
サイズ146mm
重量175g

Selle SMP TRK

独特のデザインの製品を揃えるセラSMPは、現在のデザインを採用したのは2004年からで、半世紀以上の歴史を持つ伝統的なサドルメーカーです。TRKはセラSMPでは入門モデルに位置し、厚みのあるオフロードにも最適なサドルです。

素材座面/SVT Velvet Touch・レール/スチール
サイズLARGE/272×177mm
重量LARGE/410g

WTB Silverado

マウンテンバイクパーツメーカーの名門WTBの代表的なサドルです。シャープなシルエットはXCレーシングやロードバイクにも使いやすく、オフロードでのハードな使用を想定し、破損しやすいテール部に補強を入れるなどオフロードを得意とするメーカーらしいモデルです。

素材座面/マイクロファイバー・レール/クロモリ
サイズNarrow/135×280mm・Medium/142×280mm
重量Narrow/265g・Medium/270g

TIOGA D Spyder Saddle

タイオガの名作スパイダーシリーズの中で、一番高い耐久性を持つDスパイダーサドル。パッドの無いシンプルなメッシュ構造は軽量で通気性が高く、クロスカントリーにも最適なサドルです。

素材座面/ウェブメッシュ・レール/クロモリ
サイズL250 x W130 x H43mm
重量165g

fi'zi:k TERRA ARGO X5 S-Alloyレール

名作アリオネなどを人気サドルをリリースし、根強いファンの多いフィジーク。テラアルゴはオールテレーンのショートノーズモデルで、着座位置をライダーが調整するのではなく、サドルにピンポイントで着座するというコンセプトで作られています。

素材座面/ナイロンシェル・タイプ2フォーム
サイズ150×270mm・160×270mm
重量150/250g・160/257g

ERGON SM ENDURO COMP MEN

人間工学に基づいて設計されたサイクルパーツをリリースするエルゴン、グリップやバーテープなどライダーに接触するアクセサリーやパーツを多く作っている。SMエンデューロは長距離に最適な設計がされています。

素材座面/ナイロンシェル×エアーセルフォーム・レール/クロモリ
サイズSM/L266xW135mm・ML/L266xW148mm
重量SM/245g・ML/250g

DA BOMB MOTION SADDLE

フレームからパーツまで、20年以上の歴史がある台湾のMTBブランドDA BOMB、MTB向けショートノーズサドルとして開発され、幅も広くシッティング時の圧迫感も緩和される。カラー展開も4色と豊富でMTBとのコーディネートも楽しめます。

素材座面/エアフォーム・レール/クロモリ
サイズ242mmx145mm
重量256g

サドルの高さを変えられる、「ドロッパーシート」ポストもあります

ドロッパーシート ポスト

出典:楽天市場

走行中でも手元でサドル高を変えることができる「ドロッパーシートポスト」。トレイルライドでの登り・下りで最適なサドルポジションを作ることができます。

登りではしっかりとペダルを踏むために、サドルを上げてシッティングしやすく、下りでは体重移動やバランスを取るときの邪魔にならないよう下げてスタンディングしやすくなど、サドル選びと合わせて、ドロッパーシートポスト導入も検討するといいですね。

▼▼関連記事はこちら▼▼

ロードバイク用のサドルはMTBでも使える??

MTB ロード サドル 違い

ロードバイクとMTBのサドルは、それぞれ専用モデルとして発売されていたりしますが、レール間隔が同じなら、ロードバイク用のサドルを使う事ができます。

MTBでも、ロングライドやクロスカントリーでは、ロード向けの細く硬めのサドルを使用している方もいます。

また、ロードバイクのサドルで、トレンドの1つのショートノーズサドルも座面は小さくなりますが、登りや下りでの体重移動で邪魔になりにくいメリットもありますよ。

ロードバイクを既に持っている方などは、お持ちのサドルで一度、試してみてもよいかもしれませんね。

MTBサドルを選んで快適なライディングを!!

サイクリング マウンテンバイク

MTBはオンロードからオフロードまで幅広く楽しめる自転車です。でも、オンロード向けのタイヤや、オフロード・ダート向けのタイヤがあるように、MTBサドルもフィールドや走り方によって最適なものが違います。

走るフィールドに合わせ、ベストなサドルを選びましょう!