マウンテンバイクは街乗りにもピッタリ!
マウンテンバイクと聞くと、山のトレイルや岩場を走るイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、実は街乗りに合うポイントがたくさんある自転車です。
太いタイヤのおかげで安定感があり、街中でも快適に走行可能。通勤・通学はもちろん、普段使いにもぴったりです。おしゃれで実用的な自転車を探している方は、ぜひマウンテンバイクを選択肢に入れてみてください。
道路の段差や多少の凸凹道も、太いタイヤで快適に走行

マウンテンバイクの魅力は、太いタイヤによる走破性の高さ。路面の状況を気にせず、思い切り走れるのが特徴です。
太めのタイヤはエアボリュームが多く、衝撃をしっかり吸収するため、凹凸のある道や段差でもハンドルが取られにくく、安定した走行が可能です。一方で、ママチャリやロードバイクの細いタイヤは、大きな段差でパンクのリスクもありますが、マウンテンバイクはその心配が少なく、安心して走れます。
サスペンション付きなら乗り心地も〇

フロントやリヤにサスペンションを搭載したマウンテンバイクは、さらに振動吸収性が向上します。歩道と車道の段差などでも、サスペンションが衝撃を和らげるため快適に走行できます。
街乗りでも快適な自転車を探している方は、サスペンション付きのマウンテンバイクをぜひ検討してみてください。
ロードバイクやクロスバイクよりスピードは出づらい

マウンテンバイクは安定性が高く、乗り心地も快適ですが、一般的な道路ではロードバイクやクロスバイクの方がスピードを出しやすいと言えるでしょう。太いタイヤと車体の重さがあるため、長距離のサイクリングにはあまり向いていません。
舗装路でのスピードや軽快な走りを重視するなら、ロードバイクやクロスバイクも選択肢に入れてみるとよいでしょう。
▼街乗り向けのロードバイクやクロスバイクもチェック!
街乗り用マウンテンバイクの選び方
マウンテンバイクは価格や装備の種類が多く、どのモデルが街乗りに適しているのか迷ってしまいますよね。街乗りメインで使うマウンテンバイクの選ぶポイントをまとめました。
マウンテンバイク選びのポイント
サイズ:「フレームサイズ」と適応身長を確認

マウンテンバイクは、同じモデルでも複数のフレームサイズがラインアップされていることが多いため、購入時には必ずフレームサイズと適応身長を確認しましょう。
身長に合ったフレームサイズを選ぶことで、自然な姿勢で快適に乗ることができます。また、メーカーによってフレームサイズの表記が異なるため、適応身長もあわせてチェックするのが基本です。
タイヤの大きさ:街乗りなら27.5インチがおすすめ

マウンテンバイクのタイヤは様々なサイズがありますが、街乗りメインで使うならバランスの良い27.5インチがおすすめです。27.5インチのマウンテンバイクは乗り心地と扱いやすさのバランスが良く、モデル数が多く選びやすいのもメリットです。
26インチ:背が低い方や小回り重視の方におすすめ

モデル数は少ないものの、扱いやすい26インチのマウンテンバイクは、背が低い方におすすめです。フレームやタイヤがコンパクトで小回りが利くため、住宅街などでスピードを控えつつ、軽快に走りたい場合に適しています。
29インチ:インパクトある見た目と乗り心地重視の方におすすめ

29インチのマウンテンバイクは走破性が高く、乗り心地や見た目のインパクトを重視する方におすすめです。大きなタイヤは段差を乗り越えるときもスムーズ。ダートやトレイルを走るときにも高い走破性を発揮します。ただし、街乗りだと大きさを持て余すこともあるので、背が高い方や本格的なトレイル走行に挑戦してみたい方向けと言えるでしょう。
サスペンション:フルリジッドorハードテイルがおすすめ
マウンテンバイクは、サスペンションの有無や搭載位置によって3つのタイプに分かれます。街乗りで使うなら、サスペンションのない「フルリジッド」か、フロントのみにサスペンションを搭載した「ハードテイル」がおすすめです。
【サスペンションの違いによる一般的な呼び方】
サスペンションなし:「フルリジット」
前のみサスペンション:「ハードテイル」
前後にサスペンション:「フルサス」
軽く扱いやすい「フルリジッド」

前後ともサスペンションがないフルリジッドは車体が軽く、軽快な走りや扱いやすさを求める方におすすめです。サスペンションのメンテナンスなどの必要もなくトラブルも起きにくいため、近くに整備を頼めるショップがない方にも向いています。
価格と性能のバランスが良い「ハードテイル」

フロントだけにサスペンションを装備したハードテイルは、性能と価格のバランスが取れたマウンテンバイクが欲しい方におすすめ。販売されているモデル数も多く、街乗りに合うリーズナブルなモデルから、トレイル走行までこなせる万能モデルまで選びやすいです。モデル選びに迷ったらハードテイルのマウンテンバイクを検討してみましょう。
本格的なトレイルも乗るなら「フルサス」

前後にサスペンションを搭載したフルサス(フルサスペンション)マウンテンバイクは、大きな段差や凸凹道の衝撃をしっかり吸収し、街乗りから本格的なトレイルまで楽しむことができます。
ただし、車体が重くなり、メンテナンスの手間や費用がかかるため、街乗りがメインの方にはあまりおすすめできません。また、低価格のフルサスモデルもありますが、いわゆる「ルック車」と呼ばれる性能や耐久性が低いものもあるため、選ぶ際は注意が必要です。
フレーム素材:「アルミ」がおすすめ

マウンテンバイクのフレーム素材も種類が多くありますが、街乗りに使うならアルミがおすすめです。アルミフレームは軽量でペダルを踏みこんだときの反応が良く、快適に走行できるでしょう。また、性能と価格のバランスが良いのもアルミフレームのメリット。
安価なマウンテンバイクにはスチールフレームのモデルもありますが、中には「ルック車」と呼ばれる品質の低いものもあるため、注意が必要です。できるだけ避けた方がよいでしょう。
細いフレームのシルエットが美しく、乗り心地も良い「クロモリ」

昔のマウンテンバイクによく使われていたクロモリフレームは、アルミにはない独特のデザインと乗り心地が魅力で根強い人気があります。細身のフレームによるスタイリッシュな見た目や、クロモリ特有のしなりによる快適な乗り心地が特長です。
一方、クロモリフレームはモデル数が少なく選択肢が限られたり、フレーム内部がサビやすいといった特徴があります。通勤・通学などで雨の日も乗る方や、屋外での保管を考えている場合は、別の素材のマウンテンバイクを選ぶ方が安心かもしれません。
軽さや性能を求めるなら「カーボン」

軽さと振動吸収性に優れたカーボンフレームのマウンテンバイクは、最もハイスペックなフレームのモデルと言えるでしょう。街乗りはもちろん、ダートやトレイルでも軽さを活かして快適に走行できます。
ただし、価格が高めで、フレームの1点に集中して強い衝撃を受けると破損する可能性があるため、街乗り専用としては扱いにくい面もあります。
ブレーキ:価格と性能のバランスで選ぶ
マウンテンバイクのブレーキは主に3種類あります。街乗りならどのタイプでも問題なく使えますが、それぞれの特徴を知っておくと、購入時の選択に役立ちますよ。
価格も抑えめ。リーズナブルな「Vブレーキ」

エントリーモデルのマウンテンバイクに採用されることが多いVブレーキは、価格重視の方におすすめです。構造がシンプルでメンテナンスしやすく制動力も十分。ただし、水に濡れるとブレーキの効きが弱くなる可能性があり、雨の日もマウンテンバイクに乗ることが多い方は後述のディスクブレーキも検討してみましょう。
雨の日も乗るなら機械式ディスクブレーキ

機械式ディスクブレーキは雨の日などでも制動力が低下しにくいため、通勤通学など毎日マウンテンバイクに乗る方におすすめです。価格帯も比較的リーズナブルで、エントリーモデルに採用されていることも多いです。
オフロードにも挑戦するなら油圧式ディスクブレーキ

機械式のディスクブレーキに比べて、油圧式ディスクブレーキは軽い力でしっかりブレーキが効きます。街乗りだけでなくオフロード走行にも挑戦したい方におすすめです。
街乗りでもブレーキの効き具合を細かく調整しやすく、握力に自信がない方にも向いています。
変速段数:街乗りは少なくてもOK

変速数はマウンテンバイクのモデルによって様々です。街乗りがメインなら変速段数は少なくても問題ありません。
アップダウンの多いオフロードや坂道を多く走る場合は、ギアの選択肢が多い方が便利ですが、街乗りではそこまで必要ないことがほとんど。8~9段の変速でも十分対応できます。
重量:軽快に走るなら15㎏以下

出典:Amazon
街乗りで軽快に走りたいなら、マウンテンバイクの重量は15kg以下を目安にするとよいでしょう。エントリーグレードの街乗り向けモデルでも、15kg以下のものが多くあります。
特に坂道が多い場所を走る方や、自宅での保管時に持ち上げる必要がある場合は、できるだけ軽いモデルを選ぶのがおすすめです。
タイヤ幅:2インチ前後が扱いやすい

街乗りで使うマウンテンバイクなら、タイヤ幅は2インチ前後がおすすめです。
細いタイヤは路面抵抗が少なく軽快に走れますが、地面からの振動が大きくなり、パンクのリスクも高まります。一方で、タイヤ幅が太すぎると車体やペダルが重くなり、走りがもたつく原因に。極端に太いモデルは避けた方が無難でしょう。
街乗りマウンテンバイクの人気メーカー
マウンテンバイクメーカーはたくさんあり、それぞれ得意分野も異なります。街乗り向けのマウンテンバイクをラインナップしている人気メーカーをご紹介しますので、参考にしてみてください。
メーカー名 | ロゴ | 特徴 |
GT(ジーティー) | ![]() | アメリカでBMX製造からスタートしたメーカーで、レースモデルからエントリーモデルまで幅広いマウンテンバイクをラインナップ。街乗りに使いやすいマウンテンバイクの種類が豊富。 |
MARIN(マリン) | ![]() | アメリカカリフォルニア州のメーカーで、街乗り向けのストリートマウンテンバイクをラインナップしている。 |
MERIDA(メリダ) | ![]() | 台湾の総合自転車メーカー。コストパフォーマンスに優れたマウンテンバイクが多く、街乗り向けのエントリーモデルも豊富。 |
FUJI(フジ) | ![]() | 日本をルーツに持つアメリカの自転車メーカー。ストリート向けのモデルに力を入れていて、おしゃれな街乗りマウンテンバイクも人気。 |
BRIDGESTONE(ブリヂストン) | ![]() | シティサイクルからスポーツバイクまで幅広く扱う日本のメーカー。通勤通学に使いやすい装備が充実したマウンテンバイクが魅力。 |
街乗りマウンテンバイクのおすすめ10選
ここからは、編集部がピックアップした街乗りにピッタリなマウンテンバイクを10選ご紹介します。10万円以下の購入しやすい価格帯から、街乗りで小回りが効くモデル、ダート走行もこなせる万能モデルなどをバリエーション豊富にピックアップしています。ご自身の使い方に合わせて選んでみてください。
GT(ジーティー) GT AGGRESSOR PRO 27.5
サイズ/適応身長 | S(152~168cm) M(165~180cm) L(178~188cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 27.5インチ |
サスペンション | ハードテイル |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
変速段数 | 3×8段 |
重量 | - |
タイヤ幅 | 2.1インチ |
コストパフォーマンスに優れる万能モデル
多くのマウンテンバイクをラインナップするGTの中でも、街乗りに使いやすい価格帯のエントリーモデルです。バランスの良い27.5インチタイヤを採用し、複数のフレームサイズで背が低い方にも対応しています。

GT独自のトリプルトライアングルフレームは、乗り心地を良くするだけでなく見た目のインパクトも大。街乗りでさりげなく主張するデザインのマウンテンバイクを探している方にもおすすめです。
おすすめポイント
- 機械式ディスクブレーキで雨の日も安定した制動力
- トリプルトライアングルフレームで路面の振動を吸収
- フラットペダル標準装備でそのまま乗れる
GT(ジーティー) AGGRESSOR SPORT RIGID
サイズ/適応身長 | S(152~168cm) M(165~180cm) L(178~188cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 27.5インチ |
サスペンション | フルリジッド |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
変速段数 | 3×7段 |
重量 | 13.42Kg(M) |
タイヤ幅 | 2.1インチ |
フルリジッドで軽快な走り
フロントサスペンションのないフルリジッドのマウンテンバイク。軽快な走りができる街乗りにピッタリなマウンテンバイクです。

フロントサスペンションがないため13kg台と軽量で、ストップ&ゴーの多い街乗りでも軽快に走れます。また、サスペンションのメンテナンスが不要なのも、普段使いに嬉しいポイントです。
おすすめポイント
- サスペンションなしで13㎏台の軽量な車体
- フレームサイズに合わせたクランク長さで漕ぎやすさに配慮
- 2.1インチの太いタイヤで乗り心地も十分
MERIDA(メリダ) BIG SEVEN 20 MD
サイズ/適応身長 | S(155~170cm) M(160~175cm) L(165~180cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 27.5インチ |
サスペンション | ハードテイル |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
変速段数 | 3×8段 |
重量 | 14.0kg(M) |
タイヤ幅 | 2.2インチ |
コストパフォーマンスが高い台湾メーカー
コストパフォーマンスに優れる台湾メーカーのMERIDAのエントリーモデルで、快適な街乗りに使えるおすすめの1台です。

スタイリッシュな見た目のアルミフレームに、MERIDAの技術が活かされ、軽快な走りを実現しています。また、価格とブレーキ性能のバランスが良い機械式ディスクブレーキを採用しており、雨の日に乗る方にもおすすめです。
おすすめポイント
- オプションの純正キックスタンドを装備可能
- 街乗りで使いやすい100mmトラベルサスペンション採用
- 3つのフレームサイズで155~180cmと幅広い身長をカバー
SCOTT(スコット) ASPECT 760
サイズ/適応身長 | XS(155~163cm) S (160cm-173cm) M (168cm-180cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 27.5インチ |
サスペンション | ハードテイル |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
変速段数 | 2×8段 |
重量 | 14.5kg |
タイヤ幅 | 2.4インチ |
街乗りからトレイルライドまで使えるマルチな一台
スイスのスポーツバイクブランド「SCOTT」が手がける、街乗りからトレイルまで幅広く対応するマウンテンバイクです。
油圧式ディスクブレーキを搭載し、軽い力でもしっかりブレーキが効くため、ストップ&ゴーの多い街乗りはもちろん、トレイル走行にも挑戦しやすい設計。さらに、2×8段のシンプルなギア構成で、街乗りにも向いているでしょう。
おすすめポイント
- 変速機やシフターに信頼性が高いシマノ製を採用
- ボルト2本で取り付けできる純正キックスタンドあり
- 2.4インチと太めのタイヤで乗り心地◎
BRIDGESTONE(ブリヂストン) クロスファイヤー
サイズ/適応身長 | 340(137cm~156cm) 480(156cm~170cm) 480(168cm~182cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 26インチ |
サスペンション | ハードテイル |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | Vブレーキ |
変速段数 | 3×7段 |
重量 | 14.7kg(420mm) |
タイヤ幅 | 1.95インチ |
小回りが効く26インチモデル
小回りが効き、扱いやすい26インチのタイヤと、街乗りに適した装備が充実しているブリヂストンのマウンテンバイクです。

キックスタンド、ライト、ワイヤー錠が標準装備されているので、購入後すぐに街乗りで使えるのが嬉しいポイント。さらに、リアキャリアや泥除けなどオプションも充実しているため、使い方に合わせて街乗り仕様にカスタマイズできます。
おすすめポイント
- 身長137cm~対応で背が低い方も乗りやすい
- フレームサイズに合ったクランク長を採用。違和感のないペダリングを実現
- 転がりが良いスリックタイヤで街乗りも快適
FUJI(フジ) ALTERR
サイズ/適応身長 | 44(158~168cm) 48(165~175cm) 52(172~182cm) 56(179~189cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 26インチ |
サスペンション | フルリジッド |
フレーム素材 | クロモリ |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
変速段数 | 1×8段 |
重量 | 12.3㎏ |
タイヤ幅 | 1.95インチ |
街乗り以外でも活躍するマルチな一台
一回り小さな大きさの26インチホイール、操作しやすいアップライトなハンドルなど、街乗りで扱いやすいマウンテンバイクです。

「ATB(All Terrain Bike)」というコンセプトのもと、街乗りからダートまで幅広いフィールドを楽しめるよう設計されているのが特徴です。前後キャリアやセンタースタンド用の台座も備えており、用途に合わせてカスタムしやすいのも、FUJIの自転車ならではの魅力です。
おすすめポイント
- 貴重な26インチサイズのマウンテンバイク
- 前後キャリアやバスケットなどカスタムの幅が広い
- ネオクラシックタイプのデザインも街乗りに映える
MARIN(マリン) BOLINAS RIDGE1
サイズ/適応身長 | XS(150~160cm) S(157~165cm) M(165~175cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 27.5インチ(XS・S) 29インチ(M) |
サスペンション | ハードテイル |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
変速段数 | 3×7段 |
重量 | - |
タイヤ幅 | 2.25インチ |
街乗りでの扱いやすさを考えたフレーム設計
街乗りでの扱いやすさを考えてフレーム設計されており、街乗りからちょっとしたダート走行までこなせるマウンテンバイクです。

機械式ディスクブレーキを装備し、雨の日でも安定したブレーキ性能が期待できます。また、フレーム内蔵ケーブル方式を採用しているため、駐輪場などで他の自転車と絡まりにくいのも嬉しいポイントです。
おすすめポイント
- 100mmトラベルサスペンションで乗り心地も◎
- Mサイズ(165〜175cm)は走破性の高い29インチタイヤを採用
- お尻の圧力を分散しやすい幅広のオリジナルサドル
LOUIS GARNEAU(ルイガノ) GRIND8.0
サイズ/適応身長 | 320mm(135~150cm) 370mm(140~155cm) 420mm(150~170cm) 470mm(160~180cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 26インチ |
サスペンション | ハードテイル |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | Vブレーキ |
変速段数 | 3×7段 |
重量 | 14.3kg(370mm) |
タイヤ幅 | 1.95インチ |
コンパクト&おしゃれな街乗りモデル
4つのフレームサイズで、135~180cmの身長に対応。街中で扱いやすい26インチのマウンテンバイクです。軽量なアルミフレームとフロントサスペンションの組み合わせで、軽快な走りと振動吸収性を両立しています。価格は抑えながらもメインコンポはシマノ製を採用しているのもうれしいポイントです。
おすすめポイント
- 4つのフレームサイズで幅広いライダーに対応
- 3×7段の変速で上り坂も走りやすい
- 街中で扱いやすい1.95インチのタイヤ幅
ARAYA(アラヤ) Muddy Fox Dirt
サイズ/適応身長 | 380mm(145~165cm) 430mm(155~175cm) 480mm(165~185cm) |
---|---|
タイヤの大きさ | 27.5インチ |
サスペンション | ハードテイル |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | 油圧式ディスクブレーキ |
変速段数 | 3×8段 |
重量 | 13.8kg(380mm) |
タイヤ幅 | 1.95インチ |
シティライドにピッタリなハイコスパモデル
乗り心地と扱いやすさの良い27.5インチタイヤ、軽量なアルミフレーム、油圧式ディスクブレーキなどを採用した、街乗りにピッタリなハイコスパと言えるモデルです。

ハンドルを取り付けるステムの角度に工夫して、複数のポジションをつくれるのが特徴です。身長や手の長さに合わせて、街乗りしやすい乗車姿勢に調整できます。
おすすめポイント
- 細かい角度調整ができるシートポスト&サドル
- シフトケーブルが内蔵され、見た目もスッキリ
- 軽い力でブレーキしやすい油圧式ディスクブレーキ
あさひ LOG ADVENTURE
サイズ/適応身長 | 410mm(155cm〜) 460mm(165cm〜) |
---|---|
タイヤの大きさ | 27.5インチ |
サスペンション | フルリジッド |
フレーム素材 | アルミ |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
変速段数 | 1×8段 |
重量 | 13.9kg(410mm)、14.6kg(460mm) |
タイヤ幅 | 2.1インチ |
リアキャリア&センタースタンド付きで通勤通学にピッタリ
全国に店舗を展開する「サイクルベースあさひ」のオリジナルマウンテンバイク。価格や入手のしやすさを考えると、通勤・通学や街乗りにピッタリの一台です。

街乗りに便利なアルミ製キャリアやセンタースタンドが標準装備され、アクセサリー台座も備えているため、オプション装備も充実しています。
通勤・通学はもちろん、荷物をたくさん運びたい方にもおすすめです。
おすすめポイント
- 安定性が高いダブルレッグセンタースタンド標準装備
- フロントフォークのアクセサリー台座でカスタムしやすい
- キャリアなどに荷物を搭載し、キャンプやアウトドア遊びも可能
街乗りマウンテンバイクでよくある質問
街乗りで使うマウンテンバイクを選ぶとき、乗るときに、よくある質問をまとめました。
街乗りで気を付ける点はある?
マウンテンバイクは一般的なシティサイクルとは車体が違うため、街乗りする際に気を付けるべきポイントもあります。
ハンドル幅が「600mm以上」だと、歩道走行できない

最近のマウンテンバイクは、悪路での操作性を重視し、ハンドル幅が広いモデルが増えています。ただし、ハンドル幅が600mmを超えると、道路交通法の規定により「普通自転車」の規格外となり、自転車の走行が許可されている歩道でも走れなくなるため注意が必要です。
街乗りメインでマウンテンバイクを使うなら、ハンドルをカットして600mm以下の幅にする方法もあります。ハンドルはホームセンターなどで手に入る金属のこぎりやパイプカッターでカットしたり、自転車ショップに依頼して短くすることができます。ただし、グリップを含めた幅で600mm以下にする必要があるため注意しましょう。
タイヤが太いため、ラック式駐輪場に収まらない場合があります

マウンテンバイクはタイヤ幅が太いため、ラック式の駐輪場には駐輪できないケースもあるので要注意。ラック式駐輪場はタイヤを挟んで駐輪するため、幅が太すぎると入らないことがあります。いつも使っている駅や学校、自宅マンションなどの駐輪場がラック式の場合、購入予定のマウンテンバイクのタイヤが入るか確認しましょう。
クロスバイクとの違いは?

街乗り向けのスポーツバイクとして、マウンテンバイクとクロスバイクのどちらを選ぶべきか迷う方も多いようです。どちらも街乗りに使えますが、それぞれ得意なシーンや適した使い方が異なります。
向いている使い方 | |
クロスバイク | ・平坦な路面の街乗り ・中~長距離のサイクリング ・フラットダート走行 |
マウンテンバイク | ・段差や凹凸のある路面の街乗り ・近距離のサイクリング ・凹凸のあるダートやトレイル走行 |
タイヤが細くフレームが軽いクロスバイクは、平坦な路面を効率良く走るのが得意です。街乗りだけでなく、休日のサイクリングでちょっと遠くまで足を伸ばしてみたい方は、クロスバイクの方が向いているでしょう。最近は太めのタイヤを履いて、フラットダート走行をこなせるクロスバイクもあります。
タイヤが太くてフレームが頑丈なマウンテンバイクは、街中の凹凸や段差も走りやすく、パンクのリスクが少ないのも特徴です。サスペンション付きのハードテイルなら、石や段差があるダートやトレイル走行をこなせるモデルも。街乗りでの普段使いにくわえて、オフロード走行も体験してみたい方はマウンテンバイクが向いています。
▼クロスバイクとマウンテンバイクの違いを詳しくチェック!
街乗りのマウンテンバイクには、どんなカスタムがおすすめ?

マウンテンバイクの街乗りカスタムでは、使い勝手・走りやすさ・デザインの視点でカスタムを考えるのがおすすめです。通勤通学でマウンテンバイクを使うなら、荷物を入れるカゴやスタンドがあると便利です。街乗りする距離や時間が長めなら、お尻が痛くならないように柔らかいサドルを選ぶのもおすすめ。目立つ場所にあるハンドルやステム、ペダルなどを、好きなデザインやカラーのパーツに交換するのも良いですね。
マウンテンバイクでおしゃれ&快適な街乗りを!

マウンテンバイクは山を走るだけでなく、おしゃれに街乗りをしたい方にもおすすめです。太いタイヤやサスペンションによる衝撃吸収性で、快適に街乗りできるのもマウンテンバイクならではの魅力。ぜひご自身の使い方や好みに合わせて、おしゃれで乗りやすいマウンテンバイクを見つけてみてください。
関連記事
▼マウンテンバイクの関連記事もチェック!
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCYCLE HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCYCLE HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。 掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。