【予算別】ディスクブレーキ用ホイールのおすすめ製品と選び方

ディスクブレーキ用ホイールのおすすめモデルを予算別にご紹介します!入門用ロードバイク完成車にも増えてきたディスクブレーキ。ホイールを交換するにはディスクブレーキ用のホイールが必要です。アルミホイールやカーボンホイール、リムハイトや重さもいろいろ。選び方のポイントや注意点もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

アイキャッチ画像出典:Flickr/Glory Cycles

ディスクブレーキ対応のホイール、お探しですか?

ディスクブレーキ対応のホイール、お探しですか?

出典:Flickr/Glory Cycles

最近はディスクブレーキのロードバイクが増えてきてますよね。それとともに、ディスクブレーキ対応のホイールセットも各社から続々とリリースされてきています。

今回はそんなディスクブレーキ用ホイールの選び方や、選ぶ時の注意点、さらにおすすめホイールを予算別にご紹介します!

ディスクブレーキには専用のホイールが必要

ディスクブレーキには専用のホイールが必要

出典:Flickr/Glory Cycles

自分のロードバイクがディスクブレーキだったら、ディスクブレーキ用のホイールを選ぶ必要があります。リムブレーキ用のホイールはハブ(軸の部分)にブレーキディスクが装着できないので、ディスクブレーキのロードバイクには装着ができません。

ディスクブレーキ用ホイールの選び方

ディスクブレーキ用ホイールと言っても、様々なモデルが発売されています。ここではディスクブレーキ用ホイールを選ぶ時のポイントと注意点をご紹介します。

リム素材はカーボンかアルミか

リム素材はカーボンかアルミか

出典:Flickr/Glory Cycles

カーボンリムは、何と言っても軽量なのが特徴。リムブレーキでのカーボンリムの弱点だった、雨の日にブレーキが効きにくいことや、下りでの連続ブレーキによる発熱も、ディスクブレーキなら全く問題ありません。

一方、アルミリムは何といってもお求めやすい価格。ディスクブレーキ対応モデルでは、リムブレーキ用のアルミがむき出しのブレーキ面が不要なので、全面が塗装されていて見た目がアルミリムっぽくないのもうれしいですね。

リムハイト(高さ)もいろいろ

リムハイト(高さ)もいろいろ

見るからに迫力があるのが、リムハイト50mm以上のディープリム。平地での巡行で抜群の空力を誇ります。ただ横風だとハンドルを取られてふらつくこともあるので要注意。

ヒルクライムならローハイトの軽量モデルがおすすめです。1セットでオールラウンドに使いたいなら、リムハイト30mm前後のミドルリムを選ぶといいでしょう。

なんと言っても軽さ!

なんと言っても軽さ!

エントリーモデルの完成車にセットされているホイールは、いわゆる「鉄ゲタ」と呼ばれる、頑丈だけど前後セットで2,000g程度の重たいホイール。回転するホイールが軽くなると、漕ぎだしが軽くなるんです。カーボンホイールならディープリムでも十分軽いですし、今回ご紹介するアルミホイールもかなり軽量。速く、遠くへ、楽に走れるので、ライドがさらに楽しくなりますよ。

アクスルのタイプに注意!

アクスルのタイプに注意!

アクスルとはホイールの軸の部分のことで、「スルーアクスル」と「クイックリリース」があります。スルーアクスル対応のフレームにはスルーアクスルのホイール、クイックリリース対応のフレームにはクイックリリースのホイールのみ対応します。

ホイールによっては、アダプターによって両方に対応できるものもあります。自分のフレームがどちらのタイプかチェックしてから、ホイールを選ぶといいでしょう。

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リム幅の確認も忘れずに

リム幅の確認も忘れずに

気を付けておきたいのがホイールのリム幅です。お手持ちのタイヤに合わせるか、ホイールとともにタイヤもリム幅にあったものに交換しましょう。またフレームによっては取り付けられるリム幅に制限があるものもあるので、注意が必要です。

タイヤの種類に合わせて選ぼう

ホイールにはタイヤの種類に合わせて、クリンチャー用、チューブレス用、チューブレスレディ用、チューブラー用の4種類があります。それぞれ取り付けできるタイヤが決まっているので、タイヤの種類に合わせてホイールを選ぶか、ホイールに合わせてタイヤも交換しましょう。

【予算10万円】初心者におすすめのホイール5選

予算10万円なら、アルミホイールがおすすめ。ワンランク上の走りが楽しい、おすすめのホイールを5つご紹介します。

Bontrager(ボントレガー)/Paradigm Comp 25 TLR Disc Road Wheel

Bontrager Paradigm Comp 25 TLR Disc Road Wheel

出典:TREKBIKES

ボントレガーのParadigm Comp 25 TLRは、太めのロードおよびグラベルタイヤをしっかりと支えられるリム内幅25mmのリムが特徴。スポークベッドがオフセットしていることで、ホイールのオチョコ量を減らし、剛性と安定性が向上しています。

■重量:1780g(前後セット)

■リム内幅:25mm

■スルーアクスル

■クリンチャー/チューブレスレディ

■リムハイト:23mm


FULCRUM(フルクラム) RACING3 DB 2WAY-FIT

オールラウンドな性能と耐久性を誇るアルミホイールが、フルクラムRacing3 DBです。もちろん純粋なロードレースに使用することも可能。やや剛性を落とすことで、快適な乗り心地も実現しています。

重量1660g(前後セット)
リム内幅19mm
リムハイト28mm

CAMPAGNOLO(カンパニョーロ) SCIROCCO DB 2WAY

アルミホイールでちょっと目立ちたいなら、カンパニョーロSCIROCCO DBがおすすめ。G3パターンと呼ばれるスポーク配置で、乗り心地とエアロ効果を兼ね備えています。

重量1739g(前後セット)
リム内幅19mm
リムハイト33mm

MAVIC(マビック) KSYRIUM S DISK

完成車セットのホイールからのレベルアップに最適なのが、マビックKSYRIUM S DISK。リム面に穴の無いFOREテクノロジーで、剛性と強度、軽量性と耐久性を見事にバランスさせています。

重量1670g(前後セット)
リム内幅19mm
リムハイト22mm

EASTON(イーストン) EA70 SL DISC

リーズナブルな価格でありながら、バランスよくまとまっているのがイーストンEA70 SL DISCです。真ん中が細くなっているダブルバテッドスポークで軽量化を図りつつ、リム高27mmで剛性を確保し、回転性能がよくなっています。

重量1770g(前後セット)
リム内幅19mm
リムハイト27mm

【予算20万円】ステップアップに最適なホイール3選

予算20万円までなら、カーボンホイールが狙えます。エアロが、軽量か、それともオールラウンドか、目的に合わせて選ぶといいでしょう。

FULCRUM(フルクラム) WIND 55 DB

実際に走った時、横風の影響を最小限にすることを目的としてデザインされたエアロカーボンホイールがフルクラムWIND 55 DB。風洞実験設備での解析にとどまらず、屋外走行テストを繰り返すことで、より実践的な戦闘力を高めたモデルです。

重量1680g(前後セット)
リム内幅19mm
リムハイト55mm

MAVIC(マビック) COSMIC SL 32 DISK

マビックCOSMIC SL 32 DISCはロープロファイルの軽量カーボンホイール。山岳コースや上り坂でのアドバンテージに加え、ディスクブレーキの制動性で下りも安心です。

重量1499g(前後セット)
リム内幅21mm
リムハイト32mm

CAMPAGNYOLO(カンパニョーロ) SHAMAL CARBON DB 2-WAY FIT

SHAMAL CARBON DBはカンパニョーロがエンデュランス性に特化した初めてのホイール。前35mm、後ろ40mmの異なるリムハイトで、最適なエアロと操作性のバランスを備えています。G3パターンのスポーク組で見た目のインパクトもGOODですね。

重量1585g(前後セット)
リム内幅21mm
リムハイト35mm(F)40mm(R)

【20万円以上】高性能なホイール3選

CAMPAGNOLO(カンパニョーロ) BORA WTO 45 DB 2WAY

ワイドリム、WTO(WIND TON OPTIMIZ)の名にあるようリム・ハブ形状の見直しによる空力アップを図ったカンパニョーロのトップモデルがBORA WTO DB。おすすめはオールラウンドなリムハイト45mmのBORA WTO 45 DBですが、クライミングなら33、エアロなら60というのもアリです。

重量1520g(前後セット)
リム内幅19mm
リムハイト45mm

FULCRUM(フルクラム) RACING ZERO CARBON DB

フルカーボンリムとアルミスポークの組み合わせが特徴的な、フルクラムのレーシングホイールがRacing ZERO CARBON DB。アタックやスプリントにおける十分な空力と剛性を備えた、戦うためのディスクホイールです。

重量1450g(前後セット)
リム内幅19mm
リムハイト30mm

Bontrager(ボントレガー)/Aeolus RSL 37 TLR Disc

Bontrager(ボントレガー)/Aeolus RSL 37 TLR Disc

出典:TREKBIKES

ボントレガー史上最軽量のカーボンエアロロードホイールがAeolus RSL 37です。37mmと絶妙なリムハイトでエアロと軽量化を両立、しかも横風の影響を受けにくいといったメリットも。ヒルクライム、クリテリウム、ワンデイレースなどオールラウンドに使えるホイールです。

■重量:1325g(前後セット)

■リム内幅:21mm

■スルーアクスル

■クリンチャー/チューブレスレディ

■リムハイト:37mm

ホイールを交換して、ワンランク上の走りを!

ディスクブレーキ用のホイールを、予算別にご紹介してきましたが、いかがでしたか?リーズナブルな価格のアルミホイールや、エアロ・軽量・オールラウンドと種類が選べるカーボンホイールなど、自分の走りに合わせたホイールで、ワンランク上の走りを楽しもう!

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