オフロードを楽しむ!650bホイールの選び方とおすすめ5選をご紹介

オフロードを楽しむ!650bホイールの選び方とおすすめ5選をご紹介

650bのホイールの魅力を紹介します。ロードバイクで「もう少し荒れた道を走れないかな」と思ったことはありませんか?「少し脇道に入りたい」や「河川敷を走りたい」けどロードバイクでは諦めてしまうシーンも多々あります。650bホイールはら、そんな道でも走れる可能性があります。今話題の650bホイールの選び方や、おすすめ製品もまとめましたので、ぜひ参考にしてください、

目次

アイキャッチ画像出典:flickr/Michael Topp

ロードバイクの幅を広げる「650bホイール」

650b ホイール

出典:Flickr /www.velo-radsport.de

細いタイヤのロードバイクでは走れなかった道も走れる650bのホイール。ロードバイクやグラベルロードの楽しみ方を広げてくれる650bホイールは、近年とても注目のアイテムですよ。

太いタイヤで、オフロードも快適に!

太いタイヤで、オフロードも快適に!

出典:Facebook/WTB

650bのホイールは、700cのホイールでは履けなかった太さのタイヤを履くことができます。

太いタイヤは、乗り心地が良く、地面との接地面が大きくなるので、グリップ力も高くなります。

この乗り心地とグリップ力があることで、オフロードや砂利道でも楽しめるようになるでしょう。また太いタイヤはパンクにも強いので、街乗りの段差なども、気にならなくなりますよ。

ホイールが小さくなって、走りは遅くなってしまう?

ホイールが小さくなって、走りは遅くなってしまう?

650bホイールでロードバイクやグラベルロードに乗る時、45c前後のタイヤを装着するのが一般的です。

650b×47cの外径は700cの30cと、ほぼ変わらず、ロードバイクに乗り慣れた人でも、今までと近い感覚で乗ることができるでしょう。

ただし太くなる分、重量が重くなり、路面抵抗が増えるので、700cほどの軽快さはないでしょう。軽快さは失いますが、快適性と走破性を得ることができます。

650bホイールの選び方はココをチェック!

そんな気になる650bホイールの選び方を確認していきましょう。

リムブレーキかディスクブレーキか

リムブレーキかディスクブレーキか

出典:Flickr/BTR Fabrications

ホイール選びのポイントは、自分のバイクのブレーキ仕様を確認から始めましょう。

ロードバイクのブレーキは、以前はリムブレーキと呼ばれるタイプが主流でしたが、近年は、ディスクブレーキのモデルが多くなっています。それに伴ってホイールの固定方式も、従来のクイックリリースが減り、スルーアクスル方式が主流になってきています。

「リムブレーキかディスクブレーキか」、「クイックリリースかスルーアクスルか」で、ホイールの選択肢が変わるので、まずはブレーキ仕様をチェックしましょう。

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対応するタイヤのタイプも確認

対応するタイヤタイプも確認

出典:Flickr/Portail du Vélo

ホイールによって適応するタイヤも、「中にチューブを入れて使うタイプ」、「チューブが必要のないチューブレスタイプ」など、様々です。

チューブレスタイプは、リム打ちパンクなど、パンクのリスクが減り、チューブを使わないため、軽量になりやすいメリットがあります。タイヤを購入する際はチューブレスに対応しているかも、確認しましょう。

また、ホイールのリム幅も気をつけたいポイント。リムの幅によって、適応するタイヤのサイズが変わりますので、確認しましょう。47cの太さで推奨リム幅は外幅で28mm前後です。

フレームのクリアランスもチェック

フレームのクリアランスや、リムの幅もチェック

出典:Flickr/American Cyclery Official

そして、太いタイヤを履く時に注意したいのが、クリアランス。タイヤが太くなることで、フレームやフォークと干渉する可能性があります。十分なスペース(クリアランス)があるか確認しましょう。外径は大丈夫でも、横幅で入らない場合もあるので、注意が必要です。

定番メーカーで選ぶなら「WTB」

定番メーカーで選ぶなら「WTB」

出典:WTB

WTBは、マウンテンバイクやグラベルバイクのタイヤやホイールを販売する、アメリカのメーカーです。ロードバイクで、650bのホイールを使い、ゆったり楽しむ「ロードプラス」を提唱したのがWTBで、同社の650b×47cのタイヤ「Horizon」は、グラベルバイクなどに、とても人気があります。

チューブレスレディ対応のリムも充実しているのでタイヤとホイールをWTBで合わせるのもいいでしょう。基本的にオフロードやグラベルが得意なメーカーなので、耐久性は信頼ができます。

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650bホイールのおすすめ5選

それでは、おすすめの650bホイール5選を紹介します。

SHIMANO GRX 650B チューブレスホイール

SHIMANOが発売しているグラベル専用650bホイール。激しいコーナーにも対応するワイドなチューブレスのリムです。MTBホイールの技術を継承した泥などが付きにくい非対称リム形状。スルーアクスル対応です。

平均重量920g
固定方法E-スルー
O.L.D. (mm)142mm
リアスピードRoad 11/10-speed
リム幅21.6mm

DT SWISS G1800 Spline

DT SWISSのグラベル用650bホイール「G1800 Spline」。エントリーモデルでコストパフォーマンスが良く、快適性や耐久性が高いモデルです。初めてのグラベルホイールに最適ですよ。

重量971g
フリーホイールShimano HG フリーハブボディ (ASS)、SRAM XDRフリーハブボディ
外側リム幅28mm
アクスル規格12mmスルーアクスル
チューブレスシステムチューブレスレディ
ブレーキシステムディスク、センターロック(IS 6-ボルト)

フルクライム RAPID RED 5 DB 650B

グラベルやアドベンチャーライド、バイクパッキングに最適化されたチューブレス・レディ対応の650bホイール「RAPID RED 5 DB 650B」。ロード用ホイールに対しよりワイドでエアボリュームを稼ぐことが可能なタイヤをアッセンブルすることで、乗り心地と走破性を向上させます。

ブレーキタイプディスクブレーキ
フロントアクスルHH12/15-100
リアアクスルHH12-142
リム幅28mm
適合タイヤ幅32mm~46mm
重量1,650g

MASON X HUNT 650B ADVENTURE SPORT DISC WHEELSET/HUNT

650bホイール

イギリスのハンドビルド・ホイールメーカーのHUNT。各社のフリーハブに対応してい、ディスクローターはセンターロック。リム幅もスーパーワイドなので太いタイヤも、問題なく装着できるでしょう。

 タイプ チューブレスレディ
 重量 ペア1594g
 リム幅 外幅29mm 内幅25mm

製品公式ページはこちら


WTB KOM Light TCS 2.0 i23

お次は完組のホイールで満足できない、手組み派の人におすすめするリム。この650bのリムはWTB製でチューブレスを強化するテクノロジー「TCS」を採用しています。同メーカーのTCSタイヤと互換性もあるので揃えるのもよいでしょう。

内幅23mm
外幅27mm
重量419g
ホール数32H

650bホイールで、もっと楽しもう!

出典:Flickr/Glory Cycles

河川敷のダートやちょっとしたトレイルまでこなしてしまう、懐の深さが魅の650bのホイール。650bのホイールをセットして、路面を気にせずストレスフリーなライドを楽しみしょう!

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