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ダイソーの足ふみポンプが自転車に良さそう

ダイソーの自転車コーナーは、以前と比べてラインナップが充実しています。筆者は100円ショップを見つけると自転車コーナーを物色するのが習慣なのですが、たまたま目に留まったのが、税込550円の足ふみポンプでした。

足ふみポンプといえば浮き輪やビーチボールを膨らませる道具というイメージが強いのですが、パッケージには「自転車に注入可能」と書かれています。
さらに細かくスペックを見てみると、英式と米式の2種類のバルブに対応しているとのこと。
| バルブの種類 | 採用されることが多い車種 |
|---|---|
| 英式 | シティサイクル(ママチャリ) |
| 米式 | MTB・BMXなど |
| 仏式 | ロードバイク・クロスバイクなど |
ロードバイクやクロスバイクに多い仏式バルブには、そのままでは使えませんが、後述するアダプターを使うことも可能です。

筆者は普段スポーツバイク向けの上記画像のフロアポンプを使っており、購入時の価格は5,000円ほどでした。550円で自転車にしっかり空気が入るのなら、かなりコストパフォーマンスが高い選択肢になります。そこで実際に購入して、使い勝手を試してみることにしました。
自転車で実際に使ってみた
さっそく、購入したダイソーの足ふみポンプを実際に使ってレビューしていきます!
作りは、案外しっかりとしている

足ふみポンプを開封してまず感じたのは、しっかりとした作りです。想像していたより、チープさが感じられませんでした。
全体的に樹脂パーツが多いものの、シリンダーには金属パーツが使われており、手に持った質感はちゃんとした空気入れです。
ただし、スポーツバイク向けの空気入れについていることが多い空気圧ゲージはありません。

収納時に本体を留めている金具を倒すとステップになり、ポンピング中に本体を足で押さえておくことができます。

ポンプヘッドは2種類が1つになっていて、写真の上側が米式バルブ、下側が英式バルブに対応しています。バルブごとにポンプヘッドを組み替える作業がなく、そのまま使えるのは便利だと感じました。

本体の裏側には、ボール用ノズルとビーチボール・うきわ用ノズルが格納できるようになっており、使わないノズルの収納方法もよく考えられていますね。
コンパクトで収納場所を選ばないサイズ感

ダイソーの足ふみポンプの本体サイズは8.8×17.5×7cm。フロアポンプと比べると大きさの差は歴然。収納場所に困ることはなさそうです。
使い方の手順は簡単

ダイソーの足ふみポンプの使い方はシンプルです。
まずは本体を留めている金具をはずし、足で地面に固定できる状態にします。なるべく平らな場所に設置すると、安定して使いやすいです。

次に、英式・米式のうち使うバルブに合わせて口金を差し込み、レバーを倒して固定します。
奥までしっかり口金を差し込んでからレバーを倒さないと、空気が漏れてしまうので注意しましょう。

空気を入れるときは、ステップを片足で押さえ、もう一方の足でペダルを踏み込みます。ペダルは自動で上がってくるので、足で真っすぐ踏み込むだけでOKです。

空気が入ったらレバーを起こして、バルブから口金を引き抜きます。

使い終わったら、ペダルを手で押し下げながらステップを立てて固定します。
街乗り自転車なら十分使えるクオリティ

実際に使ってみた感想としては、普段使いのシティサイクルや街乗り用の自転車なら、ダイソーの足ふみポンプは十分実用できると感じました。

筆者が普段街乗りで使っているMTBで、空気が完全に抜けた状態から適正な硬さである2.5Bbarになるまで踏み込んだ回数は150回でした。フロアポンプで同じ空気圧までにかかった回数は60回でしたが、回数が多くても疲れはさほどありません。
今回はエアボリュームが大きいMTB用の太いタイヤでしたが、細めのシティサイクルのタイヤならもう少し少ない回数で空気が入るでしょう。
街乗り自転車に必要な空気圧レベルなら、多少ポンプが固くなる程度で、軽く体重をかけて踏み込めばしっかり空気が入っていきます。腕でハンドルを押し下げるフロアポンプと比べると、脚の力を使えるため疲労感は少ない印象です。
しっかり空気を入れることができ、550円という価格を考えると、街乗り自転車の空気入れとしてはコストパフォーマンスの高さを感じます。
【お試し】仏式バルブのクロスバイク・ロードバイクでも使えるか

次に、タイヤの空気圧が高いロードバイクやクロスバイクでも、ダイソーの空気入れが使えるのかテストしてみます。

ロードバイクやクロスバイクで主流の仏式のバルブには、ダイソーの足ふみポンプはそのまま使えません。そこで、今回は仏⇒米のバルブ変換アダプターを使いました。

アダプターの上からポンプヘッドを取り付けて、ペダルを踏むと無事に空気が入っていきます。先ほど試した街乗りMTBに比べるとペダルが重い印象ですが、とりあえず問題なく使えそうです。

筆者が所有している空気圧ゲージで計測すると、100回のポンピングで5.19barまで空気が入りました。ただし、高圧になるとかなりペダルが固くなり、約74kgの筆者の体重をかけてもほとんど空気が入っていかなくなってしまいました。
タイヤの種類や太さ、ライダーの体重にもよりますが、ロードバイクで5.19barの空気圧は実用域よりやや低めです。ロードバイクやクロスバイクでも空気を入れること自体は可能ですが、常用するのは難しい印象です。
使ってみて分かった良い点・気になる点
ダイソーの足ふみポンプを実際に使ってみて感じた、良い点・気になる点両方を正直にまとめます。
フロアポンプよりラクに空気が入る

今回初めて自転車で足ふみポンプを使いましたが、フロアポンプと比べてラクに空気を入れられるのが好印象でした。
腕の力を使うフロアポンプと比べると、体重をかけてペダルを踏めるので、体の負担を抑えて空気を入れられます。特に、背が低い方や腕の力が弱い方は、足ふみポンプのメリットが大きいと思います。
フロアポンプよりコンパクトで場所を取らない

一般的なフロアポンプと比べて、足ふみポンプはコンパクトで収納場所に困らないのも良かったポイントです。高さが低いので、棚やシューズボックスの中などにしまえるのはかなり便利だと感じました。
スポーツバイクには、あまりおすすめできない

実際に試してみると、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクに常用するのは難しい印象でした。スポーツバイクの高圧タイヤはペダルが固くなり、適正値まで空気を入れられない可能性が高いです。

また、仏式バルブの自転車だと、バルブ変換アダプターが必要な点も面倒です。空気圧管理をするためには、専用のゲージも必要になります。追加で購入するアイテムの価格と手間を考えると、素直に高圧対応で空気圧ゲージが付いているフロアポンプを買った方が良いでしょう。
ダイソーの足ふみポンプ、街乗り自転車におすすめです!

今回使用したダイソーの足ふみポンプは、税込550円という価格ながら、普段使いの自転車で使いやすくコストパフォーマンスが高いアイテムです。
ロードバイクなど高圧のタイヤを使う自転車には不向きですが、シティサイクルや街乗り自転車なら十分なクオリティでした。足に体重をかけてラクに空気を入れられるので、フロアポンプが使いづらいと感じている方にもおすすめです。
ぜひお近くのダイソーで足ふみポンプを手に入れて、自転車の空気を入れる作業をラクにしてみてください。