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ダイソーで330円のサドルバッグを発見!

最近はダイソーの自転車コーナーが充実していて、びっくりするような商品を見つけることも多くなってきました。
今回、立ち寄ったお店で目に留まったのがサドルバッグ。手に取ってみると思ったよりしっかりしたつくりです。
で、価格はなんと税込330円!
ダイソー サドルバッグ
| 参考価格(税込) | 330円 |
|---|---|
| 重量 | 120g(実測) |
| サイズ | 9cm ✕ 21cm ✕ 7.3cm |
| 素材 | ポリエステル、塩化ビニル樹脂 |
| JANコード | 4550480552545 |
サドルバッグの中では比較的コンパクトなサイズ感で、重量も実測121gと軽量です。
専門メーカーのサドルバッグは、小さなサイズの製品でも1,000円以上、モデルによっては数千円が相場です。330円という価格で本当に使えるのか、自転車乗りの視点でチェックしていきます!
まずは細部チェック! 330円以上の価値はあるか?
本体のつくりは、330円という価格から想像するレベルを超えていました。ただし、ファスナーまわりには気になる点もあります。
想像以上にしっかりしたつくり

店頭でこのサドルバッグを手に取ったときも感じましたが、330円とは思えないほどしっかりしたつくりです。

本体の中に樹脂製の板が入っていて、荷物を詰めても形が崩れない構造になっています。
コストを抑えつつ、サドルバッグとしての機能も両立する工夫だと感じました。

生地は極端にペラペラではなく、2種類のファブリックを使い分けるなど、デザイン面にも工夫が見られます。
また中央に反射テープが使われていて、夜間走行時の視認性も高そうです。
大きく開いてモノの出し入れがラク。ただしファスナーは片開き

開口部のファスナーは斜めに広く開けられるタイプになっていて、荷物の出し入れがしやすいです。
本体から蓋まで、一枚の芯材がつながっているため、ファスナーを開けても蓋の部分がだらりと下がらないのも使いやすいポイントです。
ただし、ファスナーは片開きの仕様です。左右どちらからも開けられる両開きに比べると、片開きの使い勝手はもう一つと言ったところでしょうか。
もう一点、ファスナーの取り付け部分は布がやや薄めです。繰り返し開閉するうちに、ほつれや破れが出そうな印象を受けました。
チューブも工具も鍵も入る、ちょうどいい容量

普段筆者がサイクリングに持っていくアイテムを入れてみると、いつもの小物のアイテムがまるっと入り、ちょうどいい容量でした。
サドルバッグに入れたアイテム
- 予備チューブ1本
- タイヤレバー
- 携帯工具
- ワイヤーロック
- CO2インフレーター+ボンベ
- 家の鍵
- 小銭

これだけのアイテムを入れても、容量には少し余裕がありました。
ファスナーも問題なく閉まります。

内側には、フックとポケット付き。小銭や家の鍵などを、小分けにできるのは便利なポイントです。
実走チェック! 330円のサドルバッグは自転車で使えるのか
実際にロードバイクへ取り付けて使ってみたところ、価格以上に使えるサドルバッグでした。使ってみて感じたポイントをまとめます。
取り付けは工具なしで簡単

取り付けに工具は必要なく、サドルレールにバックル、シートポストに面ファスナーで留めるだけの簡単な構造です。慣れれば取り付けには1分もかかりません。
面ファスナーとバックルはどちらも長さを調整できるので、さまざまなサドルレールの幅やシートポストの太さに対応しやすいです。ロードバイクやクロスバイクはもちろん、サドルレールがある車種なら街乗り自転車にも取り付けできそうです。
サドル下にすっきり収まるサイズ感、ただし足が当たる場合も

サイズはコンパクトで、筆者のロードバイクでは問題なく収まりました。バッグとタイヤの間に十分な隙間があり、見た目のバランスも崩れません。

気になったのは、先端部の横幅です。筆者の場合、着座位置が後ろ寄りだと、ペダリング中に太ももの内側が当たります。
ただし、体格や乗車姿勢によって変わる部分ですし、ほかのメーカーのサドルバッグでも同じことは起こり得ます。ダイソーのサドルバッグ特有の弱点ではありませんが、一般的な注意点として知っておきましょう。
固定力は十分、走行中に気になる動きなし

走行中の揺れは、ほとんど気になりませんでした。面ファスナーとバックルを調整してしっかり固定できるので、ペダリングに合わせて左右に振られる動きは感じません。
路面の段差を越えるときも、取り付け位置はずれませんでした。街乗りからサイクリングまで、固定力の面で不足を感じる場面はないでしょう。
防水性能はなし、雨の日は要注意

そもそも防水性能をうたった製品ではありませんが、雨の日を想定してテストをしてみました。荷物の代わりに紙を入れ、どれくらい濡れるのかチェックしてみます。

雨を想定してシャワーを10秒ほどかけて検証しました。

結果は、紙がびしょびしょに濡れ、底には水がたまった状態。
内側には防水加工らしき素材が使われているものの、縫い目は処理されていません。ファスナーも止水仕様ではないため、開口部から水が入ります。濡れて困る物は入れず、晴れた日を中心に使うのが現実的です。
使ってみて分かった良い点・気になる点
ダイソーのサドルバッグは、実用面では価格を上回る工夫や便利なポイントがある一方、仕上げの質では専用品との差を感じました。実際に使ってみて感じた、良い点と気になる点を整理します。
330円で必携アイテムを持ち歩けるメリットは大きい

330円で、自転車用としてしっかり使えるサドルバッグが手に入ることには、大きな価値を感じました。コンパクトなサイズながら、サイクリングの必携アイテムがひと通り収まります。
自転車を買ったばかりで装備をそろえきれていないときや、セカンドバイクに付けたいときにも選びやすい価格です。
反射テープに小分けポケット、自転車用の工夫が光る

細かい部分に自転車用として考えられた工夫が入っていて、使い勝手にもこだわった製品だと感じました。内側の小分けポケット、反射テープ、形状を保つ芯材。走行中の視認性から荷物の整理まで、自転車で使う場面を想定した装備です。
見た目だけサドルバッグのように仕上げた雑貨ではなく、自転車用品としてきちんとつくられています。330円という価格で、基本的な機能を押さえている点は高く評価できます。
細部の仕上げは価格なりで、専用品とは差がある

細部の仕上げには、価格なりの粗さが残ります。縫製そのものはしっかりしているものの、糸の端が少し飛び出していたり、面ファスナーの縁がほつれていたりと、高級感はありません。

個体差の可能性もありますが、筆者が購入したサドルバッグは本体がわずかに斜めに歪んでいる状態でした。荷物を入れても型崩れせず、実用に支障はないとはいえ、所有する満足感や使う喜びという点ではマイナスです。
例えば、筆者が以前レビューしたオーストリッチのサドルバッグとは、ファスナーの開閉をはじめ、使い勝手には明確な差がありました。330円という価格を考えれば健闘していますが、専用品には及ばない部分です。
▼オーストリッチのサドルバッグレビューはこちら!
ダイソーのサドルバッグはこんな方におすすめ
330円のサドルバッグは、使う場面を選べば十分に活躍します。おすすめできる方と、別の選択肢を考えたい方に分けて整理しました。
はじめてのサドルバッグを探している方

スポーツバイクを購入し、初めてのサドルバッグを探している方にはおすすめできます。ロードバイクやクロスバイクを買ったばかりの時期は、鍵や携帯ポンプなどそろえる装備が多く、数千円のサドルバッグを買う余裕がないときも多いです。
はじめての方にとって、まず330円でサドルバッグの使い勝手を試せるのはかなり魅力的なポイントですね。しばらく使ってみて必要な容量や好みが見えてから、専用品に買い替える流れも現実的です。
通勤・通学や街乗りで、荷物が少ない方

通勤や通学で荷物が少ない方にも、ダイソーのサドルバッグはおすすめです。自転車のワイヤーロックや小銭などの小物なら十分入るので、ポケットの中身を減らして快適に走れます。
雨天も乗る方にはおすすめできない

雨天も含めて毎日通勤通学する方には、ダイソーのサドルバッグはおすすめできません。防水性がないため、長距離で天候が変わる状況や、通り雨の可能性がある日には不向きです。大切な荷物を入れて走る場面では、止水ファスナーなど防水性能が高い専用品を選んだ方が確実です。
ダイソーのサドルバッグ、街乗り・セカンドバイクにおすすめです!

330円ならまあいいか、という軽い気持ちで手に取ったサドルバッグでしたが、実際に使ってみると十分に実用的でした。専門メーカーの製品と比べれば、ファスナーの使い勝手や仕上げの精度で及ばない部分もあります。それでも、自転車の必携アイテムを持ち歩く道具として、不満なく使えるレベルの製品です。
街乗りメインで、安くて使えるサドルバッグを探している方には有力な選択肢です。セカンドバイク用や、はじめての1個としてもおすすめできます。