子供や背が低い方におすすめの24インチロードバイク!
一般的なロードバイクは700cと呼ばれる大きなタイヤが付いているため、お子さんや背が低い大人の方にはサイズが大きすぎることが多いです。身長に合うロードバイクが見つからない場合は、コンパクトなタイヤを装備した24インチモデルを検討してみるのがおすすめです。
身長130〜150cm前後の方が対象

24インチロードバイクの適応身長は130~150cmぐらいに設定されていることが多く、成長期のお子さんでも乗りこなしやすいサイズ感です。基本的には子供の身長に合わせた設計ですが、一般的なロードバイクだと大きすぎるので背が低い大人の方や、女性の方にもおすすめです。
本格的にレースに挑戦したいお子さんにおすすめ

24インチロードバイクの中には、大人用モデルと同じような走行性能で設計されているモデルもあり、レースに挑戦したいお子さんにもおすすめです。いわゆるルック車と呼ばれる、見た目だけロードバイクのようにつくられた自転車は街乗り向けですが、本格的なモデルならしっかりスポーツ走行を楽しむことができます。
24インチロードバイクの選び方
ここからは、本格的なスポーツ走行やレースにも対応できる24インチロードバイクの選び方をご紹介します。
メーカー:大手メーカーが安心
走行性能や安全性に優れた24インチロードバイクを探す際は、まずは実績や信頼性がある大手メーカーから選びましょう。大人用の本格的なロードバイクをラインナップしているメーカーや、ロードレースで実績を上げているメーカーの24インチモデルは、設計やパーツ構成などの安心感が高いです。
本格的なロードバイクをラインナップしていないメーカーのモデルは、ドロップハンドルを装備しただけの「ルック車」が多く、走行性能が低い傾向があります。ルック車だと本格的なスポーツ走行や、レースで上位を狙うのは難しいです。24インチロードバイクを選ぶときは、ほかのラインナップやレースでの実績も確認してみてください。
重量:軽快に走るなら10kg以下

親子でのロングライドやロードレースに挑戦する場合は、重量10kg以下のモデルを選びましょう。重量があるモデルは漕ぎだしが重かったり、上り坂が辛かったりして余計な疲労が溜まってしまうことが多いです。10kg以下の軽量なロードバイクなら、スポーティーな走行を楽しんだり、レースで上位を狙ったりしやすくなります。
コンポーネント:「シマノ製」が安心

コンポーネントと呼ばれるブレーキや変速機(ディレイラー)などのパーツは、なるべくシマノ製のモデルを選ぶのがおすすめです。シマノ製のコンポーネントは信頼性や性能が高く、レースなどスピードを競うシーンでも安定した走りにつながります。また、補修部品を入手しやすく、修理やメンテナンスをしながら長く使えるのもシマノ製コンポのメリットです。
ブレーキ:リムブレーキで問題なし

ロードバイクのブレーキはいくつかの種類がありますが、子供用の24インチモデルはリムブレーキが採用されていることが多いです。大人用のロードバイクはディスクブレーキが主流になりつつありますが、現在でもリムブレーキモデルは販売されていますし、制動力も十分。世界的なロードレースでも数年前まではリムブレーキが使われていたこともあり、制動力やコントロール性が求められるレースシーンでも問題ないでしょう。
24インチのおすすめロードバイク3選
ここからは、編集部が厳選した24インチロードバイクを3つご紹介します。性能と信頼性が高いメーカーの、レースにも使える本格的なモデルをピックアップしました。
khodaabloom(コーダーブルーム) STRAUSS 24
参考価格(税込) | 99,000円 |
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適応身長 | 135~150cm |
コンポ | シマノ |
重量 | 8.9kg |
日本メーカーの本格キッズロードバイク
大人用のレース向けロードバイクも多数ラインナップする、日本のコーダーブルームがつくった本格的な24インチモデルです。レース向けの「ストラウス」シリーズのキッズ版で、シマノ製コンポを採用し8.9kgと軽量な仕上がりです。

手が小さくレバーを握りにくい子供でも扱いやすいサブブレーキレバーが付いていて、これからロードバイクに挑戦する子どもにもピッタリです。
おすすめポイント
- 日本メーカーがつくったレースロードバイクのキッズモデル
- シマノ製コンポ採用で性能や耐久性にこだわっている
- 2種類のステムが付属し成長に合わせてハンドル位置を変更可能
GIOS(ジオス) EASY
参考価格(税込) | 140,800円 |
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適応身長 | 125~150cm |
コンポ | シマノ |
重量 | 9.4Kg |
イタリア老舗メーカーの本格ロードバイク
1948年にイタリアで創業した老舗メーカージオスのキッズ向け本格ロードバイクです。アルミフレームによる9kg台の車体と、操作性や信頼性に優れるシマノ製コンポで、スピードを競うレースシーンにも十分対応できます。
ジオスのイメージカラーである鮮やかなブルーが使われていて、イタリアメーカーならではのおしゃれなデザインに仕上がっているのもうれしいポイントです。
おすすめポイント
- ツールドフランスなどでも実績を持つ老舗メーカーのキッズモデル
- ジオスブルーの親子ペアコーディネートも可能
- ブラックとシルバーパーツの使い分けがスタイリッシュ
Fuji(フジ) ACE24
参考価格(税込) | 77,000円 |
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適応身長 | 135~150cm |
コンポ | シマノ |
重量 | 9.3kg |
子供でも操作しやすいパドルシフト採用
アルミフレーム、シマノコンポ、子供の身長に合わせたフレーム設計など、本格的なレースにも対応する24インチロードバイクです。

本格的な設計ながら、135cmからの適応身長で背が低い子供にもしっかり対応。ブレーキレバーと別にパドルシフトが設けられていて、手が小さな子供でも直感的に操作しやすくなっているのも、細かい部分までこだわるFujiならではの工夫ですね。
おすすめポイント
- サドルも子供用のオリジナルパーツを採用
- 二重構造の丈夫なホイールで初めてのロードバイクでも安心
- 2色展開で好みに合わせたチョイスが可能
24インチ以外の小さめのロードバイクなら
一般的なサイズのロードバイクだと大きすぎるけど、24インチだと小さい場合は、26インチモデルやミニベロロードも検討してみましょう。
26インチモデルも検討しよう

身長によっては、24インチモデルより少し大きめの26インチモデルが合う場合もあります。成長期の子供はどんどん背が伸びるので、24インチ・26インチ両方の適応身長に入っているなら、大きめを選んでおくのも1つの選択肢です。ただし、現時点で大きすぎる場合は操作しにくく転倒などにもつながるので、無理に26インチモデルを選ぶのは避けましょう。
ミニベロロードという選択肢も

タイヤが小さいロードバイクを探している方には、20インチなどの小径ホイールを採用した「ミニベロロード」も選択肢のひとつです。
ただし、ミニベロロードは主に大人向けに設計されていることが多く、体格の小さい子どもに合うモデルは少ないかもしれません。購入を検討する際は、必ず各モデルの適応身長を確認するようにしましょう。
▼ミニベロロードについてはこちら!
よくある質問
24インチロードバイクを選ぶとき、よくある質問をまとめました。
タイヤやホイールサイズを後から変えられる?

子供の成長に合わせて、24インチロードバイクのタイヤサイズを後から変更するのは難しいと言えます。
タイヤサイズを変えるにはホイールを交換する必要がありますが、24インチロードバイクのフレームに一般的な700cのホイールは入らない可能性が高いです。仮にホイールごとサイズを変えられたとしても、24インチに合わせて設計されたフレームでは無理が出て、操作性などが悪くなる可能性があります。基本的にはサドルやハンドルの位置調整で成長にポジションを合わせて、将来は大きなサイズに買い替えるようにしましょう。
24インチは大人でも乗れる?

24インチロードバイクは子供向けモデルがほとんどですが、適応身長の範囲に入っていれば大人が乗っても問題ありません。24インチロードバイクは適応身長130~150cm程度のモデルが多いです。150cm以上の身長の方は、26インチモデルや700cのロードバイクなどを検討してみましょう。
▼女性向けの小さいサイズのロードバイクはこちら!
中古はどう?

最近はフリマアプリや中古車ショップなどで中古のキッズ向けロードバイクも購入できますが、購入には慎重になりましょう。中古品はこれまでの使用状況や保管・メンテナンスの状態が不明なため、購入後にトラブルや破損が発生するリスクもあります。
信頼できる自転車ショップの中古車などを除き、ご自身でロードバイクのメンテナンスができる方以外は、基本的に新車の購入をおすすめします。
24インチロードバイクでレースやロングライドを楽しもう
タイヤサイズが小さい24インチロードバイクなら、身長が低い子供でも本格的なレース活動に挑戦できます。信頼できるメーカーの走行性能が高いモデルを選んで、お子さんのレース活動をサポートしてあげましょう。もちろん、親子でサイクリングやロングライドなど、レース以外の用途にもおすすめです。身長に合うロードバイクを活用して、自転車の楽しみ方を見つけてみてください。
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