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電動ロードバイクってどんな自転車?選び方やおすすめモデルを紹介!

平地を軽快に走れるロードバイクに、バッテリー?!電動アシスト付きのロードバイクなら、坂道や向かい風でも、平坦な道のようにスイスイ進みますよ!

こちらでは、電動ロードバイクの選び方や、おすすめモデルを紹介しています。

自分に合った1台を見つけて、サイクリングの楽しみ方を広げませんか?

目次

アイキャッチ画像出典:Flickr/Glory Cycles

モーターで軽やかに進む!電動ロードバイク

電動_ロードバイク ORBEA

出典:Flickr/Glory Cycles

電動ロードバイクとは、電動アシスト付きのロードバイク(スポーツバイク)のことで、電動のモーターとバッテリーを搭載しています。e-bikeとも呼ばれます。

ロードバイクらしい軽快な走り心地はそのまま、向かい風や坂道など、スピードが落ちやすい場面でも、ぐんぐん進む推進力がありますよ。

体力に自信がない人でも、気軽に楽しめるロードバイク、とも言えるでしょう。

アシストできる速度は、時速24kmまで

電動_ロードバイク_男性

道路交通法で定められたルールで、時速24km以上でアシストする自転車は、公道の走行が禁止されています。

そのため、電動ロードバイクを含む、国内で販売されている電動アシスト付き自転車は、時速24km以上になるとアシストが切れます。

一般の人でも、30km以上のスピードを出せるロードバイクでは、一旦スピードにのると、電動アシストが活躍する場面が少なくなるかもしれません。

【まずは基本】ロードバイクの選び方

自分に合った電動ロードバイクを見つけるには、まず基本的なロードバイクの選び方を知りましょう。

フレームサイズをチェック

タイヤのサイズでサイズを確認するシティサイクルと異なり、ロードバイクはフレームのサイズが重要。

フレームサイズに対して、適応身長が決められているメーカーが多いので、自分の身長に合ったモデルがあるか、確かめましょう。

変速段数は、どれくらい?

電動_ロードバイク_変速

出典:Flickr/Glory Cycles

ギアが多いほど良いわけではなく、使い方に合った段数を選ぶと良いでしょう。

変速段数が多いと、山や坂道でペダルの重さを調整しやすいですが、ギアが多い分、重量が増えてしまうので注意してください。

主に平坦を走るなら、使わないギアが出てくる可能性もあるので、段数の少なめなモデルを選ぶのも、手ですね。

アシストなしモデルと、ちょっと違う選び方

アシストのないロードバイクと、電動ロードバイクでは、選び方に少し違いがあります。詳しく見ていきましょう。

バッテリー性能に注目!

電動_ロードバイク_バッテリー

出典:Flickr/Kārlis Dambrāns

電動ロードバイクを選ぶなら、バッテリー容量も要チェック。大容量ほど良いと言うこともないので、目的に合ったサイズを選びましょう。

例えば街中をちょっと走るくらいなら、小さめのバッテリーで十分かもしれません。小さいバッテリーは軽量で、満充電まで時間がかかりません。

一方休日サイクリングや、長距離を走るなら、大容量が安心ですね。アシスト可能距離を参考に、自分のスタイルに合った容量を見つけてくださいね。

フレーム素材は、選択肢が少ないかも

アシストなしのロードバイクは、フレームの素材が大きく3種類(アルミ、クロモリ、カーボン)に分かれます。

ですが電動ロードバイクは、フレーム素材の選択肢が少なめ。具体的には、アルミフレームのモデルが多くなっています。アルミは軽量でサビにくい素材。キビキビとした乗り心地を体感できますよ。

やっぱり高価?!電動ロードバイクの相場は?

電動ロードバイクの相場は40万円〜。アシストなしのロードバイクに対して、20万円台までのモデルが少なめです。決して安くはないので、補償やアフターサービスの充実したモデルを選びたいですね。

今回の記事でおすすめする電動ロードバイクも、参考にしてみてください!

電動ロードバイクおすすめ5モデルを紹介

電動ロードバイクの、おすすめ5モデルを紹介します。バッテリー容量も幅広いので、自分の目的に合った1台を見つけましょう。

YAMAHA(ヤマハ) WABASH RT

砂利道もへっちゃら!舗装路以外も楽しめるモデル

舗装路はもちろん、ちょっとした凸凹道も走れちゃう、電動グラベルロード。「グラベル」とは砂利を意味し、少し荒れた路面も走れるロードバイクを「グラベルロード」と呼びます。


バッテリー内蔵型のフレーム、走行中に確認しやすいバックライト付きのメーターなど、洗練されたデザインになっています。


1回の充電で、85〜200km程度、アシストしてくれますよ。3年間の盗難保険があり、ほかにもドライブユニットやフレームは3年、バッテリーは2年、サスペンションなどは1年の保証が付いています。

素材アルミ
重量21.1〜21.3kg
タイヤ700×45C
変速11段
サイズS(154cm~)、M(166cm〜)、L(177cm~)
カラーセレスタイトブルー
充電時間約3.5時間
バッテリー容量13.1Ah
走行距離ハイモード:85km〜プラスエコモード:200km
参考価格(税込)438,900円

BESV(ベスビー) JR1

超軽量!すっきりしたフォルムの電動ロードバイク

電動ロードバイクとしては、比較的軽量な、車体重量16kg!タイヤは700x25Cと細めなので、ロードバイクらしいスポーティーな走りを満喫できるでしょう。


バッテリーがチューブのデザインに馴染むように設計されていて、落ち着きのある3つのカラー展開。カジュアルな服にも似合うデザインです。


コンポは、安心のシマノ「105」。油圧ディスクブレーキ式なので、濡れた路面でもしっかりブレーキが利くでしょう。

素材アルミ
重量15.7〜16kg
タイヤ700x25C
変速11段
サイズXS(160〜170cm)、M(170〜180cm)
カラーマットブルー、マットホワイト、マットブラック
充電時間約3.5時間
バッテリー容量7.0Ah
走行距離115km/45km
参考価格(税込)348,000円

ミヤタ(MIYATA) ROADREX i 6180

オフロードもこなせる!ボリュームあるタイヤが安心のグラベルロード

650Bx45Cの、ボリュームのあるタイヤで、砂利道はもちろん、ちょっと荒れた路面も走れるグラベルロード。


制動力の高い油圧ディスクブレーキなので、軽い力でブレーキをかけられます。


メーカーでは初めての、バッテリー内蔵型フレームで、スタイリッシュな印象。シックなカラーがおしゃれですね。


 

素材アルミ
重量18.9〜19.1kg
タイヤ650Bx45C
変速10段
サイズ45サイズ(165~180cm)、53サイズ(175~195cm)
カラーブラック/メタリックグレー、ブラック/ブルーグレー
充電時間不明
バッテリー容量11.6Ah
走行距離70〜105km
参考価格(税込)407,000円

SPECIALIZED(スペシャライズド)/CERO SL E5 COMP

スペシャライズド_CERO SL E5 COMP

出典:SPECIALIZED

業界屈指のメーカー・スペシャライズド。バッテリーのないロードバイクに見間違えそうな、スマートなシルエットですが、最長130kmアシストできるので、長距離サイクリングも安心です。

レンジエクステンダーを追加すれば、アシスト可能距離を最長65km伸ばすことも可能。

アプリと接続すると、モーターを走り方に合わせてチューニングできるので、ペースを崩さず走れるでしょう。

素材アルミ
サイズS、M、L
重量不明
バッテリー容量320Wh
参考価格(税込)737,000円

製品公式ページはこちら


GIANT(ジャイアント)/ROAD E+

ジャイアント_ROAD E

出典:GIANT

世界最大級の自転車メーカー、ジャイアントの電動バイク。軽量なカーボンフォーク、しなりを生むD-Fuseシートポストで、長距離も快適に走れるでしょう。

1回の充電で、およそ82〜205kmほど、アシストしてくれるので、短い時間のサイクリングなら、充電頻度も少なくできそうですね。

バッテリーが大容量なので、車体重量はやや重めの19.3kg。一度に長い距離を走る際には、頼もしいモデルと言えるでしょう。

素材アルミ
サイズS、M
重量19.3kg(M)
バッテリー容量13.8Ah
参考価格(税込)550,000円

製品公式ページはこちら

電動ロードバイクが「苦手」なことも知っておこう

電動_ロードバイク_モデル

出典:Flickr/Hans Dorsch

アシストの力でスイスイ進む電動ロードバイクですが、「苦手」なこともあります。購入する前に知っておきましょう。

・本体価格が高い

・バッテリーが切れると、ただの重いロードバイクになる

・バッテリーの充電が必要になる

・バッテリーは繊細!野ざらしにならない場所で保管が安心

 

高価であること、使い方やメンテナンスに気をつけて、電動ロードバイクデビューしてくださいね。

電動ロードバイクを体感しよう!

電動ロードバイクが一台あれば、通勤・通学から休日サイクリングまで、軽快に走ることができます!ぜひ、チャレンジしてみてください。

はじめてなら、実店舗での購入がおすすめ!

電動_ロードバイク_ピナレロ

出典:Flickr/Glory Cycles

電動ロードバイクは、実店舗でもオンラインストアでも、購入できます。

初めてのロードバイク、電動ロードバイクなら、実物を確かめられる実店舗で買うのがおすすめ。ショップの人に、サイズ選びなどの相談を聞いてもらえるかもしれません。

オンラインショップは、夜間などでも気軽に利用できますね。実店舗で気に入った一台を、オンラインでゆっくり吟味して買う、といった方法もあるでしょう。

ヘルメットやライトも、一緒に揃えよう

電動ロードバイクと一緒に、ヘルメットやライトなど、周辺アイテムの購入も、お忘れなく。

安全な装備で、楽しく電動ロードバイクに乗りましょう!

ヘルメットやライトについて、詳しくはこちら。