おすすめのBMXのメーカーを教えて!

BMXを初めて購入する際、どのメーカーのモデルを購入するか迷う方は多いでしょう。BMXの完成車を扱うメーカーは海外・国内にたくさんあり、それぞれ特徴や強み、ジャンルなどが異なります。ご自身の好みや目指すライディングスタイルに合うBMXを選ぶには、どのようなメーカーがあるのか知るのが初めの一歩です。
好みのジャンルのラインナップがあるメーカーかチェック!

BMXのメーカーを選ぶ際は、まず自分が始めたいジャンルに対応したモデルがあるかどうかを確認しましょう。BMXのジャンルは大きく分けて、次の3種類に分類されます。
BMXメーカーの中には、複数のジャンル向けのモデルをラインナップしているメーカーもあれば、1つに特化している場合もあります。
BMXのジャンル
- レース
- パーク&ストリート
- フラットランド
スピードとタイムを競う「レース」、ジャンプ台やレースでトリックを繰り出す「パーク&ストリート」、平らな路面でトリックの美しさを競う「フラットランド」では、BMXの設計や必要な装備が異なります。1台のBMXで複数のジャンルを楽しむのも不可能ではありませんが、まずはやりたいジャンルを決めて特化したモデルを選ぶのがおすすめです。
目標にしている好きなBMXライダーがいる場合は、同じメーカーを選ぶのもおすすめです。シグネイチャーモデルがあれば、プロライダーと同じBMXに乗れるかもしれません。また、BMXはカルチャーやファッションとのつながりも深く、気に入ったカラーやデザインがあるかも重要なチェックポイントです。
それでは、編集部がピックアップしたBMXのおすすめメーカー&ブランドを、海外・国内に分けてご紹介していきます。メーカーの特徴や対応しているジャンル、代表的なBMXモデルの順番で分かりやすくまとめました。いろいろなBMXメーカーを知り、ぜひお気に入りの一台を見つけるのに役立ててください!
おすすめ海外メーカー&ブランド10選
まずは、BMX発祥の地であるアメリカを始め、ドイツなど海外の人気メーカー&ブランドをピックアップしました。下記の一覧表から各メーカーの詳しい紹介にジャンプできます。
BMX海外メーカー一覧
- GT(ジーティー):BMX界のパイオニア
- MONGOOSE(マングース):BMXカルチャーをつくり上げた元祖ブランド
- SUBROSA(サブローサ):プロライダーの期待に応えるクオリティ
- KINK(キンク):オリジナリティの高さが魅力
- WeThePeople(ウィーザピープル):ドイツ発の革新的なメーカー
- SUNDAY BIKES(サンデーバイクス):乗り味に定評あり
- HARO BIKES(ハローバイクス):フリースタイルBMXの先駆者
- SE BIKES(エスイーバイクス):新しいBMXカルチャーをつくるメーカー
- CULT(カルト):ストリートシーンの定番
- COLONY(コロニー):オーストラリア発のBMXブランド
GT(ジーティー):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | 〇 |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

GTはアメリカの自転車メーカーで、創業者のゲーリー・ターナーが自分の息子のためにBMXを自作したことがスタートのきっかけです。噂が広まり注文が増えたことでBMXの製作・販売を本格的に始め、世界的な知名度を持つメーカーに成長した歴史を持ちます。
レースやフリースタイル向けのモデルを多数ラインナップし、BMXの歴史をつくってきたパイオニアと呼べる存在です。現在はマウンテンバイクやロードバイクなどもラインナップしていますが、さまざまな技術をフィードバックしたクオリティの高いBMXをつくり続けています。
GT MACH ONE(マッハワン)
フレーム素材 | アルミ |
---|---|
トップチューブサイズ | 18.75インチ |
重量 | - |
軽量なアルミフレームのレースモデル
GTのルーツであるレース向けBMXの定番モデルです。

軽量で反応が良いアルミフレームを採用し、ライダーのパワーをしっかり路面に伝える設計です。レースに最適化されたジオメトリーで、しっかりレースに取り組める1台に仕上がっています。
おすすめポイント
- 軽量で丈夫な6061-T6アルミフレーム
- 激しいレースに耐えられる頑丈なクロモリクランク
- 軽量でメンテナンスしやすいVブレーキ仕様
MONGOOSE(マングース):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | 〇 |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

自転車でバイクの真似を始めた子供たちに注目し、BMXをつくり競技化したアメリカの元祖メーカーです。BMXのプロチームをつくりシーンを引っ張ってきた歴史を持ち、ライダーを育てながら製品開発する姿勢が特徴です。
レース・フリースタイルともに幅広いグレードのBMXをラインナップしており、これから始めるエントリーユーザーから、大会に臨む本格ライダーにも対応。
mongoose LEGION L40
フレーム素材 | HI-TENスチール |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.5インチ |
重量 | - |
フリースタイル&パークの定番モデル
ストリートからパークまで幅広いシーンに対応するフリースタイルBMXです。

さまざまなトリックをしっかり練習できるフレームやパーツ構成はもちろん、インパクトのあるカラーリングも魅力的な一台。
おすすめポイント
- フリースタイルにぴったりな20.5インチのフレームサイズ
- 耐久性と重量のバランスが考えられた中空クロモリクランク
- フレームとシートを統一したトータルコーディネート
SUBROSA(サブローサ):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

ストリートやパーク向けのBMXで、アメリカのシーンを牽引する代表的なメーカーの1つです。世界で活躍し東京・パリオリンピックにも出場した日本人ライダー中村輪夢もライダーとして参加しています。
激しいライディングに耐えられる耐久性や、高度なトリックに挑戦するために設計された上位モデルまで幅広いラインナップが特徴です。
SUBROSA WingsPark
フレーム素材 | HI-TENスチール |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.2インチ |
重量 | - |
ジャイロブレーキ搭載でトリックの幅が広がる
日本人ライダー中村輪夢が乗るBMXのスペックをベースとして、パークライドに最適化されたモデルです。

ハンドルを回転してもワイヤーが絡まないジャイロブレーキを搭載し、360度以上のバースピンやテールウィップなどのトリックに対応しているのも特徴。ブレーキやグリップなど、細かいパーツもしっかりこだわられています。
おすすめポイント
- ジャイロブレーキ搭載でトリックの幅が広がる
- BMXプロライダー中村輪夢のバイクスペックを参考にしている
- シンプルなブラックカラーがおしゃれ
KINK(キンク):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

アメリカのBMXライダーZack Phillipsが10代の頃、ニューヨークで立ち上げたブランドです。パーツ一つひとつを現役ライダーが開発しているのが特徴で、多くのBMXライダーから支持されています。ストリート・パーク向けのハイクオリティな完成車が欲しいならぜひ検討したいメーカーの1つ。
KINK GAP FC
フレーム素材 | クロモリ・HI-TENスチール |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.5インチ |
重量 | - |
フリーコースターハブで楽しみ方が広がる
フリーコースターハブを装備し、ペダルを止めたまま後ろ向きに走るトリックに挑戦しやすいBMXです。一般的なカセットハブとは違う動きができるので、あこがれのライダーのトリックやオリジナルの技を磨きたい方にお勧め。

コストを抑えつつフレームやパーツの主要部にはクロモリを使用し、重量や耐久性のバランスもしっかり考えられています。
おすすめポイント
- フリーコースターハブでさまざまなトリックに挑戦できる
- 現代のBMXライディングに合わせたモダンなフレーム設計
- フレームやフロントフォークなどにクロモリを使用
WeThePeople(ウイーザピープル):ドイツ

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | ○ |

ドイツケルンのBMXメーカーで、堅実な物作りで多くのライダーから人気を集めています。部分的にフレームパイプの太さを変えるなど、革新的な技術を盛り込む姿勢にも定評があります。
BMXのラインナップはストリートやパーク、フラットランドまで幅広くカバー。長く乗れるクオリティの高い一台を探している方におすすめ。
WETHEPEOPLE JUSTICE
フレーム素材 | 4130 TRIMOLY |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.75インチ |
重量 | 11.79kg |
ストリートシーンに特化した設計
BMXライダーFelix Prangenbergのバイクをベースに、ストリートに特化したフレームやパーツ構成で仕上げられた1台です。短めの22mmオフセットフォークやプラスチック製ハブガードなど、そのままストリートやパークでトリックに挑める設計になっています。
おすすめポイント
- 11.79kgの軽量な車体
- フロントフォークやハンドルバーもフルクロモリ仕様
- シートやハブなど細かいパーツもストリート向けの人気パーツを採用
SUNDAY BIKES(サンデーバイクス):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | 〇 |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

2005年にニューヨークで設立されたブランドで、独創的なアイデアをもとにオリジナリティあふれるBMXを生み出しています。ほかのメーカーにはない乗り味や軽さ、耐久性などに定評があり、プロライダーのシグネイチャーモデルも多数ラインナップ。
スペックだけでなくデザイン性にもこだわり、ストリートやパークで乗りたくなるおしゃれなBMXが多いのも魅力的なポイントです。
SUNDAY BIKE PRIMER
フレーム素材 | - |
---|---|
トップチューブサイズ | 20・20.5・20.75・21インチ |
重量 | 11.7kg |
入門モデルながら長く付き合える一台
これからストリートやパークライドに挑戦する方にピッタリな入門モデルです。エントリーモデルですがフレーム設計がしっかり考えられており、細かいパーツ類にもこだわっています。

ステムやハブなどに自社開発のパーツが使われていて、ジャイロブレーキを装着できる穴もあるため、レベルアップに応じてカスタムしてくことも可能です。
おすすめポイント
- 11kg台の軽量な車体でトリックに挑戦しやすい
- ジャイロブレーキの追加カスタムにも対応
- ストリートで定評のあるオデッセイのタイヤを標準装備
HARO BIKES(ハローバイクス):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | 〇 |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

アメリカのBMXライダーBob Haroが、レースのエントリー費用を稼ぐためにナンバープレートの自作からスタートしたブランドです。その後公園などで独自のライディングスタイルを確立し、BMXのフリースタイルというジャンルをつくり上げた歴史を持っています。
現在もレース・ストリート・パーク向けの幅広いBMXをラインナップしています。入門用からプロ向けまでさまざまなグレードがあるので、予算やライディングスタイルに合わせて選びやすいメーカーと言えるでしょう。
HARO BIKES Expert
フレーム素材 | 6061-T6アルミ |
---|---|
トップチューブサイズ | 19インチ |
重量 | - |
レース向け入門モデル
HARO BIKESのレーステクノロジーが詰まった、コストパフォーマンスに優れるBMXです。19インチのトップチューブで、キッズモデルからのステップアップにぴったりなサイズ。メンテナンス性に優れる密閉式リヤハブやディスクブレーキなど、パーツ構成もこだわっています。
おすすめポイント
- 軽さと耐久性を考えた6061-T6 熱処理合金フレーム
- フレーム内蔵ケーブルで見た目がスッキリ
- 汚れに強いシールドベアリングBB採用
SE BIKES(エスイーバイクス):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | 〇 |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

BMXレースからスタートしたアメリカのメーカーで、現在はストリートやパークモデルも幅広く扱っています。一般的な20インチのBMXだけでなく、26インチや29インチのビッグホイールモデルもラインナップし、ダイナミックなトリックやグループライドが注目されています。
現代的なBMXからオールドスタイルのモデルもあり、オリジナリティを求めるならチェックしたいメーカーの1つです。
SE BIKES PK RIPPER SUPER ELITE
フレーム素材 | 6066アルミ |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.5インチ |
重量 | 9.75kg |
軽さと剛性にこだわったレースモデル
速さが求められるレースシーンに特化し、軽さと剛性にこだわったフレーム&パーツ構成のBMXです。

フレームに軽量なアルミ素材を採用し、10kgを切る車体に仕上げています。軽量なだけでなく、ペダリングのパワーを受け止めるフレームやクランクなど、レースを勝つために設計された一台です。
おすすめポイント
- 9.87kgの軽量な車体
- トラブルリスクが少ない内蔵チェーンテンショナー採用
- ペダリングの力を受け止める30mmボトムブラケット
CULT(カルト):アメリカ

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

CULTは、ストリートシーンを中心に人気を集めるアメリカのBMXメーカーです。BMX人気ライダーが複数所属し、ストリートシーンを牽引する存在として注目されています。
ストリートで乗りやすいことはもちろん、遊び心あふれるデザインもCULTのBMXの魅力です。
CULT GATEWAY
フレーム素材 | クロモリ |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.5インチ |
重量 | 11.33kg |
ストリート入門モデルの定番
ストリートでのトリックや乗りやすさを考えて設計された入門モデルです。定番モデルとして長く販売されていて、標準的な20.5インチのフレームサイズで、これからストリートBMXに挑戦するライダーにピッタリな一台。
おすすめポイント
- おしゃれなロゴが各部にさりげなく使われている
- ストリートで人気のCULT×VANSコラボタイヤ
- 汚れやほこりに強い密閉式ハブ採用
COLONY(コロニー):オーストラリア

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | ○ |
フラットランド | ○ |

COLONYは、オーストラリアのプロライダーClint Millarが立ち上げたBMXブランドです。BMXのフレームだけでなく、ハンドルやホイール周りなど、構成するパーツまで幅広く自社で開発しているのも特徴。
完成車はエントリーモデルから上級者向けのハイエンドモデルまでそろっていて、ストリート&パークが中心ですがフラットランド向けのモデルも。
Colony Premise
フレーム素材 | クロモリ |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.75インチ |
重量 | 11.2kg |
ストリートやパークで即戦力のスペック
これからストリートやパークデビューして、トリックを磨いていきたい本格派の方におすすめのBMXです。

フルクロモリ製のフレーム・フロントフォーク、シートポスト一体型で軽量なサドル、耐久性が高いシールドベアリングハブなど、本格的なパーツ構成が特徴です。グラインドを想定したハブガードなども装備し、そのままパークやストリートでトリックを練習できます。
おすすめポイント
- 効きの良いクリアブレーキパッドを標準装備
- グリップやステムなど細かい部分も自社パーツが使われている
- 11kg台と軽量で本格的なトリックも練習しやすい
おすすめ国内メーカー&ブランド7選
日本国内にも複数のBMXメーカーがあり、ライダーを支えてくれています。日本人の体格やシーンに合わせた乗りやすいBMXを探すなら、ぜひ国産メーカーも検討してみてください。
BMX国内メーカー一覧
DURCUS ONE(ダーカスワン)

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

東京のBMXライダーを中心に2004年に立ち上げられたストリート系ブランドです。ストリートやパークでのトリック向けのBMXはもちろん、クルージング用のモデルやピストバイクもラインナップしています。
ストリートで活躍するライダーの意見をフィードバックした製品づくりもDURCUSONEの特徴です。入門モデルからハイエンドモデル、小径ホイールのキッズモデルもあり、幅広いライディングスタイルに対応できるメーカーです。
DURCUSONE MOTO
フレーム素材 | HI-TENスチール |
---|---|
トップチューブサイズ | 19.5・20.5・20.75インチ |
重量 | 11.6kg (19.5インチ) |
日本人のライディングに合わせた入門モデル
これからBMXを始める方に向けたエントリーモデルです。BMXの基本動作をしやすく安定性のバランスも取れたフレーム設計で、基礎を学ぶのにピッタリな1台です。

太さを変えたテーパーパイプを使用したフロントフォークなど、エントリーモデルながら細かな部分にもしっかりこだわっているのもうれしいポイント。
おすすめポイント
- 身長に合わせて選べる3つのフレームサイズ
- クロモリ製クランクとスプロケットが分離できギヤ比をカスタム可能
- トレンドに合わせた2.4インチのタイヤ幅に対応
JYU(ジュウ)

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |
ストリートやパークに必要な最低限の強度とパーツ構成で、価格を抑えたオリジナルBMXをラインナップするメーカーです。これからBMXを始める若いライダーのことを考え、価格というハードルを下げるのがブランドのコンセプト。
まずは気軽にBMXを始めたい方におすすめです。
JYU V3
フレーム素材 | HI-TENスチール |
---|---|
トップチューブサイズ | 20.5インチ |
重量 | - |
最初の1台にピッタリなエントリーモデル
これからBMXを始める方のために開発されたエントリーモデルです。高級なパーツや素材は使わず、BMXとして必要最小限の性能に押さえつつ、手に入れやすい価格を実現。

現代のBMXトレンドを抑えたフレーム設計や太めのタイヤなど、トリックの基礎を練習するには十分なスペックに仕上がっています。
おすすめポイント
- 高級パーツは使用せず購入価格を抑えている
- インパクトがある2.1インチのタイヤで街乗りにも
- 衝撃に強いダブルウォールリム採用
KUWAHARA(クワハラ)

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | 〇 |
フラットランド | × |

映画「E.T」でBMXが使用されて話題になり、日本にBMXを広めるきっかけをつくったと言われているメーカーです。元々BMXレースを中心に活躍したメーカーですが、現在はオールドスクールと呼ばれる昔ながらのデザインのモデルをラインナップしています。
KUWAHARA Survivor 20
フレーム素材 | クロモリ |
---|---|
トップチューブサイズ | 19インチ |
重量 | - |
往年のレースモデルの復刻版
KUWAHARAのレースBMXとして人気が高かったモデルを復刻した1台です。

ブレーキやアルミ製3ピースクランクなど細かいパーツにもこだわっており、昔ながらのBMXに乗りたい方におすすめのモデルです。
おすすめポイント
- 高級パーツは使用せず購入価格を抑えている
- インパクトがある2.1インチのタイヤで街乗りにも
- 衝撃に強いダブルウォールリム採用
ARESBIKES(アーレスバイクス)

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | ○ |
フラットランド | ○ |

フラットランドに特化したメーカーで、国内だけでなく世界中のライダーから人気を集めています。キッズから大人用までサイズ展開も豊富で、フラットランドを始めたい方にとってピッタリな一台が見つかるでしょう。
フラットランド用の装備はもちろん、ストリートも1台でこなせるモデルもあるので、いろいろなスタイルのライディングに挑戦してみたい方にもおすすめ。
ARESBIKES APLUS
フレーム素材 | - |
---|---|
トップチューブサイズ | 18.5インチ |
重量 | 11.2kg |
フラットランド入門モデルの定番
ジャイロブレーキ・フリーコースターハブなど、フラットランドに必要な装備を網羅した入門モデル。トップチューブが短めのフレーム設計で、初めての方でもフラットランドの基礎トリックを練習しやすいようにつくられています。

入門モデルですがグリップやペダルなど細かい部分にも自社パーツを使い、ブレーキの握りを調整できるネジなど乗りやすさにもしっかりこだわっています。
おすすめポイント
- フラットランドに必要な装備をしっかり網羅
- グリップ力が高く体に当たってもダメージが少ないオリジナルペダル
- 自社開発のフリーコースターハブを標準装備
MOTEL WORKS(モーテルワークス)

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | ○ |
フラットランド | ○ |

BMXライダー田中光太郎氏が立ち上げた、フラットランドに特化した国産メーカーです。日本人の体格に合わせたフレームや、キッズ向けの小径ホイールモデルなどもラインナップ。
フラットランドのトリックをどんどん磨いていきたい本格派の方向けのフラッグシップモデルもあります。
MOTELWORKS CHORD
フレーム素材 | 一部クロモリ |
---|---|
トップチューブサイズ | 18.6インチ |
重量 | 10.5kg |
ハイクオリティなフラットランド向けモデル
フラットランドに特化した18.6インチのフレームサイズ、軽量なフリーコースターハブやピボタルシートなどを装備したフラッグシップモデルです。
購入後すぐにフラットランドを始められる装備を網羅しつつ、長く付き合える性能やカスタマイズ性もばっちり。フラットランドのためにつくられたオリジナルタイヤを標準装備しているのも魅力的なポイントです。
おすすめポイント
- 10.5kgの軽量な仕上がり
- スタイリッシュでまたぎやすい4pcハンドルバー採用
- ダブルウォールリムでホイールの耐久性アップ
NOUS(ヌース)

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | ○ |
フラットランド | ○ |

2018年に日本人ライダー3名で立ち上げられたブランドで、ストリート・フラットランド両方を視野に入れたBMXパーツや完成車をラインナップしています。
複数のブランドやメーカーとコラボレーションした完成車をラインナップしていて、乗り心地やデザイン性にこだわっているのが特徴。
NOUS STORY
フレーム素材 | HI-TENスチール |
---|---|
トップチューブサイズ | 19.5インチ |
重量 | 12.3kg |
フラットランド・ストリートをこなせる万能モデル
ダーカスワンのMOTOをベースに、ストリート・フラットランドどちらも楽しめるように仕上げられたモデルです。アルミペグ・ジャイロブレーキ・フリーコースターハブなどフラットランドの必須装備はしっかり網羅し、ストリートのトリックもやりやすい絶妙なトップチューブサイズを採用。

シンプルなブラックをベースにしつつ、インパクトのあるデザインも魅力的。練習のモチベーションも高めてくれそうですね。
おすすめポイント
- フラットランド・ストリート両方に対応する19.5インチのフレームサイズ
- ホコリや砂が入りにくいシールドベアリングハブ
- 太めの2.25インチタイヤでインパクトも○
TNB(ティーエヌビー)

取り扱いジャンル | |
レース | × |
ストリート・パーク | × |
フラットランド | ○ |

フラットランドに特化した日本人ライダーによるBMXメーカーです。日本人ならではの目線で乗りやすさにこだわり、パーツ類から完成車まで幅広くラインナップ。
オリジナルフレームやパーツが充実しているので、完成車で基礎を練習して、レベルアップしながらカスタムしていくことも可能です。
TNB SEEK
フレーム素材 | HI-TENスチール |
---|---|
トップチューブサイズ | 17.9インチ |
重量 | - |
ショートサイズのフラットランドBMX
一般的な20インチホイールを採用しながら、17.9インチと小さめのフレームで、成長過程のお子さんや背が低い方でも乗りやすいフラットランドBMXです。16~18インチだと小さいけど、20インチだと少し大きいと感じる方におすすめ。

フラットランドに必要なペグ・ジャイロブレーキ・フリーコースターハブが標準装備なので、購入後すぐに練習を始められます。
おすすめポイント
- 一般的な20インチBMXよりコンパクトなサイズ感
- 安定感とクイックさのバランスを考えた15mmオフセットフォーク
- コンパクトなフレームに合わせたショートクランク
どこで購入するのが良い??

BMXの購入先としては、近くのショップかオンラインショップの2択がメインになります。
家の近くにBMXを扱うショップがあれば、実物を見てアドバイスを受けながら選べるのがメリット。しかし、大型の自転車ショップでもBMXを扱っているところは少なく、ラインナップも少ない傾向があります。
もし近所にBMXを扱うショップが無い場合は、オンラインショップで購入するのが便利です。インターネット上ならたくさんのメーカーやモデルから選べるので、予算内でお気に入りの1台を見つけられる可能性が高くなります。
オンラインショップでBMXを購入する場合でも、選び方のポイントを押さえておけば問題ないでしょう。こちらでストリート・フラットランドのBMXの選び方やおすすめモデルを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
▼BMXの選び方についてはこちら!
お気に入りのBMXメーカー&ブランドを見つけよう!

初めてのBMX選びでは、ご自身のライディングスタイルや好みに合うメーカーやブランドを見つけることが大切です。好きなメーカーやブランドのBMXを手に入れれば、練習のモチベーションも高まりますよ!ぜひお気に入りのBMXメーカーを見つけて、理想の1台を見つけてください。
BMXの関連記事も参考に!
▼BMXの楽しみ方やパーツなど気になる情報はこちら!
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