ルイガノのロードバイクのラインナップは?
ルイガノが2022年11月現在、取り扱っているロードバイクは1モデルのみ。オンロードのほか、未舗装路も走れる「グラベルロード」と呼ばれるジャンルのモデルです。
オンロードでもオフロードでも、道の状態を選ばず走れるように設計された、負担の少ないフレーム構造や、太めのタイヤが特徴です。
オンロードバイクからは撤退
実は、ルイガノはオンロード向けのロードバイクを、もう製造していません。
2017年、ブランド戦略から、「ルイガノ」で扱っていたロードバイクは、姉妹ブランド「ガノー」に集約されました。“ルイガノのロードバイク”は、2017年モデルまでで終了し、2018年モデル以降、ラインナップすらなくなってしまったのです。
さらに時が進んで2020年、カナダ本国にあるルイガノの経営破綻を受け、ガノーでも、ロードバイク製造が中止されました。
現在では、カナダのルイガノでは自転車用アパレルが、日本国内のルイガノではクロスバイクやミニベロを中心とした自転車が、製造されています。
【おさらい】カナダ生まれのお洒落な自転車メーカー・ルイガノ
ルイガノは、カナダ・ケベック州に拠点を持つ自転車メーカーです。
自転車トラック競技の一流選手だったルイ・ガノーが立ち上げた、自転車用アパレルが前身となっており、現在は街乗りにも馴染むスマートなクロスバイク、ミニベロを中心に、製造を行っています。
グラベルロード「MULTIWAY(マルチウェイ) 700」
さて、ルイガノの「グラベルロード」について詳しくご紹介しましょう。
LOUIS GARNEAU(ルイガノ) MULTI WAY700
街乗りからタフなサイクリングまで、マルチにこなしてくれる一台。
「MULTIWAY 700」は、通勤・通学向けのスポーツライン「MULTIWAY」シリーズの中で唯一、ドロップハンドルを採用した、グラベルタイプのロードバイクです。
35Cの太めのタイヤは、グリップとスピード性を両立させたスモールブロックタイヤ。耐パンク機能がついており、悪天候や荒れた路面でも気兼ねなく乗ることができるでしょう。
ペダルに加え、ベル・フェンダー・オート点灯のハブダイナモライトが標準装備されているのも、嬉しいポイント。オプションとしてスタンドやキャリア、チェーンガードをつけることもできるため、自身のスタイルに合わせてカスタマイズできますよ。
重量 | 12.5kg |
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フレーム素材 | アルミ |
コンポ | SORA |
タイヤ幅 | 700×35C |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
カラー | MATTE LG GRAPHITE、MATTE LG KHAKI |
参考価格(税込) | 145,200円 |
変速数 | 18段 |
フレームサイズ | 490mm(165-175)、510mm(170-180)、530mm(175-185) |
過去モデルのロードバイクと、入手方法
2020年までは「ガノー」からカーボン、アルミ問わず本格的なロードバイクが製造されていました。グラベルやツーリング向けの「EXPLORE」、レース志向の「PERFORME」、シティライド向けの「CONNECT」の3つのラインがあり、デザイン性の高いモデルが多数ラインナップされています。
中古や整備済み車であれば、これらのシリーズも手に入れられる可能性があります。
「サイクルベースあさひ」などのルイガノ取り扱い店で相談か、中古販売店をチェックしてみましょう。
マルチに活躍!ルイガノのロードバイクで出かけよう!
ルイガノで、取り扱っているロードバイクは、悪路・雨天も安心のグラベルロード、「MULTI WAY700」。ペダルやダイナモライト、フェンダーなどが標準搭載され、装備も充実しているので、通勤通学からサイクリングまで、名前の通りマルチに活躍してくれるでしょう。
過去に販売されていたガノーや、ルイガノのオンロード向けモデルも、中古車や在庫の取り扱いショップであれば、手に入れられるかもしれません。
スタイリッシュなデザインのバイクが多いため、気になったモデルがあればぜひショップをチェックしてみてください!
そのほかのルイガノのラインナップについては、こちらの記事も参考にしてみてください。