クロスバイクのホイール交換に、チャレンジ!
シティサイクル(ママチャリ)からクロスバイクに乗り換えると、まったく違う乗り心地に、感動する人も多いでしょう。でも、乗り慣れてくると、「もっと速く走りたい」、「見た目を変えたい」と思い始めるかもしれません。
ですが、クロスバイクを新調するには、金銭的にも大変。。
そんな時は、ホイールを交換してみませんか?
ちょっと難しい?ホイール交換の注意点
ホイール交換というと、難しいイメージもあるかもしれません。実際、交換するホイールを選ぶ時には、気をつけたいことがいくつか、あります。
いざ交換ホイールを購入する前に、確認しておきましょう。
超重要!サイズなどの互換性をチェック
ホイールには、様々なサイズや規格があり、販売している各クロスバイクのホイールも様々です。
まずは、自分の愛車のホイールサイズや規格を確認して、新しいホイール選びの基準にしましょう。
【チェックポイント】
●今のホイールの規格サイズは?
●愛車はディスクブレーキ?リムブレーキ?
●愛車のスプロケットは何速?
●愛車のエンド幅は何mm?
いいなと思って購入したら、「取り付けできなかった!」と、ならないよう、対応している製品を選びましょう。
交換作業は自分で?それとも、ショップに頼む?
ホイール交換には、スプロケットを外す特殊な工具などが必要になってきます。交換作業自体もそれなりに難しいので、初心者にはハードルが高いかもしれません。
そのため、交換が不安な場合は、無理せずショップで頼むのがおすすめ。
ただ、ショップで交換するなら、基本的には工賃がかかります。さらに内容によっては、新車のクロスバイクが1台買える金額になることも。ホイール交換には、それなりの費用がかかることを知っておきましょう。
ホイールの種類は、いろいろあります!
規格やサイズを確認したら、自分に合うホイールの種類を探しましょう。様々なタイプがあるので、選び方のポイントをまとめました。
ホイールによって、適合するタイヤの種類が違います。
ホイールにつけるタイヤは、大きくわけて3種類。パンクのしにくさや、タイヤ交換の難易度も違いがあり、それぞれ紹介します。
●クリンチャータイヤ
内側に別途、タイヤチューブを入れて使うタイプで、もっとも流通しているタイプです。
その分、対応しているホイールも多いですよ。パンクしたときには、チューブ交換をするだけで、修理手順も比較的簡単。初心者にもおすすめです。
ただ、「リム打ちパンク」をしやすいので、空気圧をこまめにチェックする必要があります。
●チューブラータイヤ
タイヤ内にチューブが内蔵されていて、リムに接着剤や両面テープでくっつけて使うタイヤ。
ロードバイクで使われることも多く、軽くて走行性能のいいタイヤがほしい人におすすめです。
リム打ちパンクの心配はありませんが、一度パンクしてしまうと使い捨てになります。クリンチャーと比べると、対応するホイールが少なく、価格も比較的お高め。
●チューブレスタイヤ
チューブを使わず、リムにぴったり密着させるタイヤ。チューブの「パンク」がないので、空気圧は低めに調整できます。乗り心地を重視したい人にも嬉しいですね。
タイヤ自体が硬く、伸縮性が少ないので、万が一穴が空いても、すぐには空気が抜けません。ただ、交換はしにくく、時間がかかるでしょう。
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●チューブレスレディタイヤ
チューブレスのようにチューブを使わないタイプで、チューブレスレディは「シーラント」という液体を入れて使います。
シーラントは、穴をふさぐ役割があるので、パンクしても空気が漏れにくいですよ。中にチューブを入れれば、クリンチャーとしても使えるので、汎用性が高いですね。
ホイールの「素材」も選ぶポイントです。
ホイールの素材は、主に2種類。違いを確認しましょう。
●アルミニウム
クロスバイクや、初心者向けのロードバイクに多い、比較的お手頃価格のアルミ製ホイール。リムブレーキの場合、アルミはブレーキ摩擦による熱に強く、制動性が高いです。
乗り心地は硬めで、地面からの振動を受けやすいですが、グングン前進するようなキレのある走りが楽しめるでしょう。
●カーボン
軽さ重視なら、カーボン素材がおすすめ。振動を吸収しやすく、乗り心地もしなやかです。
価格もアルミよりは高く、最低でも前後輪合わせて数十万円することも。レースに出る上級者向けの素材です。
リムの形(高さ)は、走行性能と見た目が大きく変わります
リムの高さ(リムハイト)にも種類があります。
●ロー
リムハイトが30mm以下のホイールで、クロスバイクでは定番。横風の影響を受けにくく、重さも軽いので、オールラウンドな性能があります。
●ディープ
リムハイト50mm以上のホイールで、カーボン素材の製品がほとんど。見た目がかっこいいですよね。横風の影響を受けやすいなどの点もあるため、初心者は扱いが難しいかもしせません。
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●セミディープ
リムハイトが30~50mmくらいのホイールで、ローとディープの中間にあたります。ローより高速巡行しやすく、ディープより横風の影響を受けにくいので、バランスタイプとも言えますね。
ホイール選びは、ショップでよく相談しよう
ホイールの種類は多く、愛車に合った製品を自力で探すのは、少し難しいかもしれません。そんな時は、ショップに相談してみましょう。
事前に、どんなホイールにしたいのか、ざっくりでも考えておくとスムーズでしょう。軽さ、乗り心地、見た目など、重視したいことをイメージしてみてくださいね。
ネット通販で選ぶなら、取り付けてもらえるか、購入前に調べておくといいですね。
ホイール交換して、より理想のクロスバイクに
ホイール交換は、自転車のカスタマイズのなかで、大きなカスタムの1つでしょう。交換することで、大きな変化を感じられるパーツとも言えます。
愛車を見た目的にも走行性能的にも、大きくカスタムしたくなったら、ぜひホイール交換を検討してみてくださいね。手間がかかる分、愛車との思い出をもっと増やせるかもしれませんよ!
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