車載サイクルキャリアのおすすめ10選【取り付け簡単!自転車を安全に運ぼう】

車載サイクルキャリアのおすすめ10選【取り付け簡単!自転車を安全に運ぼう】

クルマで自転車を運べると便利ですよね。ロードバイクやMTBなどを安全に運ぶ、おすすめの車載サイクルキャリアを紹介します。キャリアがつけられるのは、クルマの屋根、後ろ、車内。工具なしで取り付け簡単、使わないときは折りたためる製品もありますよ。自分のクルマに合うキャリアをつけて、色々な場所でサイクリングを楽しもう!

目次

アイキャッチ画像出典:flickr/Chris W

クルマに自転車を載せて、出かけよう!

クルマに自転車を載せて、出かけよう!

車で自転車を運べると、自転車の楽しみ方の幅が広がりますよね。ですが、大きなクルマでないと、自転車の車載は大変だったりします。

そんな時、おすすめなのが「サイクルキャリア」。今回は、自転車の楽しみ方が広がる、おすすめのサイクルキャリアをまとめました!

どこにつける?キャリアは、3カ所の設置箇所があります

サイクルキャリアは、クルマの「屋根」、「後方」、「車内」に取り付けるキャリアがあります。それぞれ詳しく見てみましょう。

クルマの屋根

クルマの屋根

出典:flickr/NAParish

クルマの屋根に取り付ける「ルーフマウント」。タイヤやフレームのダウンチューブを固定するタイプと、前輪のフォークを固定する「フォークダウンタイプ」の2種類があります。

どちらも定番で、対応するクルマも多いですよ。スキー板やスノーボード用のベースキャリアと交換して使うこともできます。

筆者も使っていますが、屋内駐車場やトンネルなど、高さ制限があるところだけ気をつければ、重宝すること間違いなし!

 メリット●複数の自転車を載せられる

●対応するクルマが多い

 デメリット●高さ制限がある場所に注意

●車高によっては載せづらい

●風で自転車があおられる

クルマの後方

クルマの後ろにキャリアを取り付けるタイプ。トウバー(けん引器具)を使う「トウバーマウント」と、トウバーなしで、リアゲートやバックドアに直接キャリアを取り付ける「リアドアマウント」の2種類があります。

トウバーマウント

トウバー

出典:flickr/jalexartis Photography

自転車の取り付けがもっともラクなタイプ。2台以上載せられるタイプなら、家族や仲間と一緒に楽しめますね。

 メリット●自転車を載せやすい
 デメリット●後方の視界が悪い

●価格が高め

●クルマの後部が長くなる

●トランクの開閉ができない

リアドアマウント

リアドアマウント

出典:flickr/Gavin Anderson

取り付けが簡単なタイプ。使わないときにはコンパクトに収納できます。ただし、事前にリアドアの強度などを、確かめる必要があるでしょう。

 メリット●トウバー不要

●キャリアを取り外しやすい

 デメリット●後方の視界が悪い

●対応するクルマが少ない

●トランクの開閉ができないことも

●複数台積めるが、隙間がないのでキズつけやすい

車内

どこにつける?設置できる場所は3カ所

出典:楽天市場

車内にキャリアを取り付けるタイプは、「カーゴ」とも呼ばれます。大きなクルマに限られますが、天候を気にせず自転車を積めることができますね。

 メリット●駐車時も盗難されにくい

●天候の影響を受けない

 デメリット●大きなクルマが必要

その他のチェックしたいポイント

取り付け場所のほかにも確認したい点をまとめました。

安心の純正品のキャリア

安心の純正品のキャリア

出典:Amazon

様々な車種に対応したキャリアもありますが、自分のクルマ専用に設計されたメーカー純正品だと、より安心ですね。自分のクルマに合うか不安なら、純正品がないか確認してみましょう。

ナンバープレートやブレーキランプが隠れないかなど、チェック!

ナンバープレートやブレーキランプが隠れないかなど、チェック!

出典:flickr/jalexartis Photography

実際に、クルマに積んだ時のシミュレーションもしましょう。後方なら、ブレーキランプ、ナンバープレートが隠れないかチェックする必要があります。車内なら、サイドドアやトランクから自転車を積み込めるかも確認したいところ。

実際に取り付ける自転車で試してみてくださいね。

【ルーフマウント】おすすめのキャリア3選

ここからはおすすめのキャリアを、取り付ける場所別に紹介します。まずは定番ルーフマウント。信頼性のあるブランドから3つの製品を選びました。

スーリー プロライド TH598

カーキャリアで世界最大規模のメーカー。スキー、カヤック、サーフボードなどのキャリアもつくっています。


こちらは工具なしで固定できるルーフマウント。フレームホルダーに、車輪をまっすぐ装着しやすい仕様です。「ソフトパッド」が圧力を分散しているので、フレームがキズつきにくいでしょう。

最大積載量20kg
マウント方式フレーム/ホイール
適応フレームサイズ22〜80mm

INNO IN385

日本のカーキャリア専門メーカー。「IN385」は、ロードバイクやMTBなど、タイヤサイズ26インチまでの様々なバイクに対応しています。フレームと車輪の両方を固定するので、風でグラグラする心配もないでしょう。

最大積載量17kg
マウント方式フレーム/ホイール
取り付け可能バーサイズ23〜32mm *ベーシックキャリアは別売り

YAKIMA High Speed

アメリカの代表的なアウトドアメーカーです。こちらは、前輪を外して積む「フォークダウンタイプ」のキャリア。クイックリリースはもちろん、スルーアクスルにも対応しています。丸、四角、楕円の、どの形のバーにも対応しているので、ベースキャリアを選ばないのもポイント。

最大積載量18kg
マウント方式フォーク
クロスバー前後幅46〜94mm *ベースキャリアは別売り

【トウバーマウント】おすすめのキャリア2選

相場はほかに比べて高いですが、積みやすさはNo.1!複数積むのにもおすすめです。

THULE エクスプレス TH970

工具なしで簡単に取り外しできる、折りたたみ式トウバーマウント。やわらかくて耐久性のあるフレームホルダーで固定するので、フレームをキズつけにくいでしょう。BMXやダウンヒル用MTBなども、「THULE Bike Frameアダプター982」で取り付けできますよ。

最大積載量30kg
サイクル最大積載台数2台
フレームサイズ22〜80mm *トウバーけん引装置は含まれません

アレンスポーツ ヒッチ

アメリカの老舗サイクルキャリアメーカー。こちらは3台の自転車を積めるトウバーマウントです。キャリアがついた状態でもリアドアを開けられ、使わないときはアームをコンパクトに折りたためます。

最大積載量45kg(3台用)
サイクル最大積載台数3台用

【リアドアマウント】おすすめのキャリア3選

トウバーなしでも簡単に取り付けできて、コンパクトなリアドアマウントを紹介します。

BN’B Rack リアキャリア

台湾のカーキャリアメーカー。軽自動車、SUV、バンなどに使えるキャリアです。キャリアを固定するストラップは1000kgまで耐えられる強化ポリエステル。アーム先端にリフレクターがあり、夜道も後ろから来るクルマに認知されやすいでしょう。

最大積載量45kg
サイクル最大積載台数3台

Terzo サイクルキャリア

日本のカーキャリアメーカー。2台の自転車を積める「サイクルキャリア EC16BK」は、セダンやワゴン、ミニバンなどに対応するキャリア。フレーム3箇所に固定することで、前後に揺れにくい仕様となっています。使わないときは折りたたんで保管できます。

最大積載量30kg
サイクル最大積載台数2台

アレンスポーツ DN-10 Deluxe 2

多くのクルマに取り付けできるキャリア。フックを5箇所に取り付けて、最大2台の自転車を積めます。工具もいらないので、女性にもおすすめですよ。

最大積載量30kg
サイクル最大積載台数2台

【カーゴタイプ】おすすめのキャリア2選

取り付けが簡単なカーゴタイプのキャリアをまとめました。

Gorix 車内用サイクルキャリア

自転車パーツメーカーの「ゴリックス」。こちらは、2台まで積めるカーゴキャリアです。前輪を外して、フロントフォークを留めるだけで、素早く積めますよ。幅があるので、MTBなどハンドル幅の広い自転車を2台積んでも干渉しにくいでしょう。

車内取り付け幅1080〜1450mm
サイクル最大積載台数2台
荷重能力最大30kg
対応ハンドル幅560mm以下

MINOURA VERGO-TF2+VERGO-TFサポートつき

自転車パーツやディスプレイスタンドで知られる「ミノウラ」。比較的お手頃価格のキャリアもつくっています。


こちらも2台に対応する、前輪を外して取り付けるキャリア。軽自動車にも積めますよ。レバーだけでフレームの着脱ができ、中央のホルダーで前輪を固定すれば、幅を取らずコンパクトに収納できるでしょう。

ベースレール長さ990mm
サイクル最大積載台数2台
前フォーク受け9mm用クイックレリーズと15mmスルーアクスル対応

サイクルキャリアをつけて、自転車遊びの幅を広げよう

クルマに自転車を積めば、行き先での行動範囲も広がります。自分のクルマに合ったキャリアを、正しく安全に取り付けて、自転車でのお出かけをもっと増やしてみませんか。