FUJIのグラベルロードバイクはJARI
日本生まれのFUJI[フジ]のグラベルロードバイクについて紹介しましょう!
FUJIは、本格ロードバイクから日常的な自転車まで取り扱うブランドです。その中でも”グラベルロードバイク”として打ち出しているモデルが、JARI(ジャリ)です。
JARI 2021モデルは、1.1>1.3>1.5>1.7と4種類のラインナップがあります。JARI1.1がハイエンド、JARI1.7がエントリーモデルという番号順なので覚えやすいですね。
各モデルのスペックをまとめてみました。すべて完成車で販売されています。
JARI 1.1 | JARI 1.3 | JARI 1.5 | JARI 1.7 | |
フレーム素材 | カーボン | アルミ | アルミ | アルミ |
メインコンポ | SHIMANO Ultegra | SRAM APEX | SHIMANO Tiagra | SHIMANO Sora |
ブレーキ | 油圧ディスク | 油圧ディスク | 油圧ディスク | 機械式ディスク |
変速 | 2×11速 | 1×11速 | 2×10速 | 2×9速 |
タイヤ | 700×43C | 700×40C | 700×40C | 700×38C |
参考重量 | 9.2kg | 10.3kg | 10.4kg | 11.9kg |
参考価格 | 429,000円(税込) | 242,000円 (税込) | 187,000円(税込) | 129,800円 (税込) |
この記事では、FUJIが取り扱うグラベルロードバイク「JARI」にフォーカスして、特徴をお伝えしていきましょう!
【おさらい】グラベルロードバイクとは?
グラベルロードバイクは、オフロードでも速く遠くへ走れるバイクです。舗装路はもちろん、砂利道や悪路といった場所も得意とするオールラウンドなスポーツバイクです。
舗装路の速さを求めるロードバイクとは異なり、悪路走破性、パッキング拡張性、長距離巡行性を活かして様々な走りを実現できる自転車と言えるでしょう。
JARIはその名の通り日本語の砂利から取ったものです。JARIはグラベルロードバイクですが、FUJIのカテゴリでは「アドベンチャーロード」と言う名称で分類されています。
各モデルの特徴の紹介
JARI 2021シリーズには、カーボン仕様が1モデル、アルミ仕様が3モデルの全4モデルをラインナップされています。各モデルのスペックを見ていきましょう。
JARI CARBON 1.1 2021
Fuji JARI 1.3
フレーム素材は剛性の高いA6-SLを採用しています。特徴的なのは左右非対称のチェーンステーです。負荷のかかりやすいドライブ側と負荷の少ないノンドライブ側の剛性バランスを取るための設計になっています。メインコンポはSRAM APEXの1×で11速仕様。
サイズ | 46、48、52、54、55.5cm |
---|---|
カラー | Matte Gunmetal |
重量 | 10.3kg |
FUJI JARI 1.5
フレーム素材はJARI1.3と同等のA6-SL Super-Butted アルミニウム、フォークはカーボンモノコックになっています。メインコンポはSHIMANO Tiagra10速の油圧ディスクブレーキ仕様。
サイズ | 46、48、52、54、55.5cm |
---|---|
カラー | Khaki |
重量 | 10.4kg |
JARI 1.7 2021
廉価モデルですが、フレームはJARI1.5と同一です。周辺パーツのグレードを抑えて低価格を実現しています。SHIMANO Soraコンポで9速、Tektro機械式ディスクレーキのエントリーグレード仕様。
FUJI FEATHER CX+
フレーム素材はクロモリなため、パイプ径が細くおしゃれな仕上がりになっています。35Cブロックタイヤが搭載されているので、林道でも走れます。気楽に走ってみたいという方にはこちらもおすすめです。
サイズ | 43、49、52、54、56、58cm |
---|---|
カラー | Matte Khaki、Clay、Slate, Copper |
重量 | 11.4kg |
モデルのまとめ
JARI CARBON 1.1は最上位モデルのカーボンフレームです。11×2速と幅広いギア比の上に油圧ディスク仕様です。それで9.2kgというグラベルロードバイクの中ではかなりの軽量級です。最高スペックのバイクが欲しい方にはこの一台がいいと思います。
JARI1.3だけがSRAMコンポで1×11速が搭載されています。オフロードでは操作のしやすいSRAMをチョイスするあたり面白い仕様となっています。すこしチャレンジングな走りをしたい方にはこちらがおすすめです。
JARI1.5はコスパが高い一台です。「未舗装路を走るためだけ」ならこのスペックで十分です。初期コストを抑えて、各パーツのカスタムも楽しみたい方はこちらがいいでしょう。
JARI1.7は廉価版で参考価格は113,850円(税込)です。こちらだけ機械式ディスクブレーキとなっています。まずは乗ってみたいという方にはこの一台がいいと思います。
FUJIの自転車の取扱店が多い
国内店舗での取り扱いが多いこともFUJIの強みでしょう。「実車を見たい」「ちょっと試乗したい」といった際に、確認できるのが実店舗の強みです。以下のFUJI公式サイトにも各地域での取扱店が記載されています。ぜひチェックしてみてください。
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