コンパクトになるぞ!折りたたみペダルの魅力。
文字通り「折りたたみ」ができる、折りたたみペダル。少し特殊なベダルですが、どんなメリットがあるのか。折りたたみペダルの魅力をご紹介していきましょう。
乗らない時に活躍!自転車をよりスマートに
折りたたみペダルは、折りたたんでコンパクトにすることで、自転車に乗っている時ではなく、乗っていないときに役立つペダルです。
駐輪する時、保管している時
ペダルを折りたためば、駐輪時や保管の時に出っ張りがなくなり、自転車をよりコンパクトにできます。室内や出先で保管する時など、スマートに保管ができますね。
輪行袋に入れる時
輪行で輪行袋を使う時、中の自転車の突起部分が、じゃまになることもありますよね。輪行袋を、かついで歩くと足にあたって、地味に痛かったりしますし、、、。混んでいる電車では、周りとぶつからないかなど、気をつかったりと。
折りたたみペダルなら、ペダル部分がよりコンパクトになるので、そんな悩みも解決するかもしれませんよ。
車載する時
限られた車載スペースに自転車を載せる時も、より自転車をコンパクトにしたいですよね。ミニベロやロードバイクなど、車に載せて旅先で自転車を楽しみたい時は、折りたたみペダルが活躍します。
どうやって折りたたむ?
それでは折りたたみ方法をご紹介していきましょう。折りたたみ方は製品ごとによって様々なので、気になる製品をみつけたら、事前に折りたたみの仕様を確認しましょう。
今回は一例として、三ヶ島ペダルの「FD-7」の、折りたたみ方をご紹介します。
①通常の状態
自転車に乗る時の状態です。ぱっと見は一般的なペダルと大きな違いはありません。知らない人は折りたためるペダルとは気づかないでしょう。
②中央のボタンを押す
中央の丸い部分が押せるようになっており、握るようにして、押していきます。
③ペダルを倒す
中央のボタンを押すと、ロックがはずれるように、踏面を下げることできます。およそ90度の角度まで下げることができます。
④完成!
どうでしたか?折りたたみの手順は、とても簡単。最初は少し戸惑うかもしれませんが、きっとどなたでもスムーズに折りたためるでしょう。どの折りたたみペダルも、基本的には工具なしで、折りたたみできる仕様となっています。
どれくらいコンパクトになる?
どれくらいコンパクトになっているか、真後ろから撮影した画像で比較してみましょう。
【通常時】
【折りたたみ時】
折りたたむと、片側5センチほど狭くなり、左右の幅を合わせると約10センチ、コンパクトになります。たった10センチとも思う人もいるかもしれませんが、されど10センチ。スリムになっているのが、良くわかりますね。
どんな折りたたみペダルを、選べば良い?
折りたたみペダルは、一般的なフラットペダルや、ビンディングペダルなどに比べると、種類はそこまで多くはありませんが、選ぶポイントをおさえておきましょう。
長く使いたいのであれば、金属製の製品が良いでしょう。経年劣化での割れ等もなく、長く愛用できるでしょう。また、ペダル側面にリフレクターがあると、夜間やトンネルを走る時に、光を反射して、安全走行の助けになってくれますね。
折りたたみペダルのおすすめ5選!
それでは、有名ペダルメーカーのモデルを中心に、折りたたみペダルを5つご紹介します。
MKS(三ヶ島製作所) FD-7
今回、折りたたみ方などでも紹介したペダル。国内に生産工場を持つ、日本ブランド「三ヶ島製作所」のモデルです。2ステップで簡単に素早くおりたためるのが魅力。また金属製の折りたたみペダルは、モデル数も少なく人気が高いペダルです。
ボディ | アルミ |
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重量 | 487g |
MKS(三ヶ島製作所) FD-5
三ヶ島製作所の折りたたみペダルの、もう一つのモデル。ナイロン樹脂製のペダルで、FD-7より軽いのも◎。カジュアルなデザインで、最初の折りたたみペダルにもおすすめ。
重量 | 390g |
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素材 | ナイロン樹脂 |
GORIX GX-F55
自転車パーツを多く扱うGORIXの折りたたみペダル。カラーが「ブラック」と「チェレステ」の2色展開あり、ポップな色をお探しなら、ぜひこのモデルを。
素材 | ガラス繊維強化ナイロン、カーボン、スチール |
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重量 | 440g(ペア) |
wellgo(ウェルゴ) F178DU
フラットペダルをはじめ多くのペダルを製造ずるウェルゴ。ベーシックなデザインで、シティサイクルからクロスバイクまでマッチするでしょう。価格もお手頃で◎。
素材 | ポリカーボネート |
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重量 | 328g |
キャプテンスタッグ Y-2647
キャンプギアなどを中心に製品開発を行うアウトドア用品ブランドのキャプテンスタッグ。折りたたみ機構部分はしっかりとしたアルミで作られていて、コスパが高いモデルですよ。
素材 | ポリプロピレン(クラスファイバー含有)、アルミ、鉄、合成ゴム |
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重量 | 500g |
そんなおすすめペダルにデメリットはある?
折りたたみペダルは、レースなどの競技向けのペダルとは言えないので、ペダルに負荷がかかる乗り方はおすすめできません。また、重くなりがちなので、重さが気になる人は重さもチェックしましょう。
脱着が簡単なタイプのペダルも
移動時や保管時にペダル部分をコンパクトにしたいなら、工具なしで脱着できるタイプのペダルもおすすめです。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
コンパクト&スマートな折りたたみペダル
自転車に乗っていない時、手軽にコンパクトにできるのが折りたたみペダル。ペダルを折りたたむことで、よりスマートになるでしょう。折りたたみペダルでより一層、自転車の活躍する幅が広がりそうですね。
撮影協力:三ヶ島製作所
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