キャノンデール(Cannondale)とは
1971年創業のキャノンデールは、アメリカの三大スポーツバイクメーカーのひとつ。特に「CAAD」シリーズなど、アルミフレームのバイクで名を馳せています。
キャノンデールのMTBは、ここがすごい!
ロードバイクやクロスバイクなど、いろんなスポーツバイクを開発するキャノンデールですが、MTBは次のようなポイントがあります。
堅牢なのに軽量!アルミフレーム
キャノンデールといえば、やっぱりアルミ!独自の加工技術で開発されたアルミフレームは、レースでも輝かしい成績を残してきました。その集大成とも言えるのが「CAADシリーズ」。
アルミはカーボンより重く、剛性が弱いとされる評判を覆した、「カーボンキラー」とも呼ばれています。
インパクト抜群の片側フォーク「LEFTY」
LEFTY(レフティー)とは、フロントフォークが左側のみの、いわゆる片持ちフォークシステムのこと。キャノンデールのMTBラインナップにもあります。
一見バランスが取りづらそうに見えますが、片側のフォークがない分軽量で、動きもスムーズなんですよ。メンテナンスも片側のみ。見た目のインパクトだけでなく、メリットも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
細かいスペックも安心!
街乗り向けモデルでも、制動力があるディスクブレーキがもちろん装備されています。また山道のでこぼこ道でも快適なサドル、滑りにくいグリップなど、細かいスペックもバッチリ。
MTBのラインナップは、全6シリーズ
2022最新のMTBラインナップは、全6シリーズ16モデル。前後にサスペンションがついたフルサスと、前部のみにサスペンションがついたハードテイルモデルがあります。
中でも「Trail(トレイル)」は、スペック、デザイン、価格などバランスがよく、特に人気の高いモデルと言えるでしょう。
●フルサスペンション
- ・Scalpel(スカルペル)
●ハードテイル
- ・Scalpel-HT(スカルペル-HT)
- ・Dave(デイブ)
- ・Trail(トレイル)
それでは各モデルについて、詳しくご紹介していきましょう。
本格的にクロスカントリーを楽しむなら!
上り下りがあるオフロードコースを駆け抜けるクロスカントリー。キャノンデールには、軽量で走破性抜群な2モデルがあります。
Scalpel:プロも愛用するフルサスバイク
「外科医用メス」というネーミングどおり、切れ味の良い走りを堪能できるフルサスシリーズ。最新モデルはScalpel Carbon 2のみがラインナップされています。
年々、コース難易度が上がっているXCレースにあわせて、強度と剛性の高い「LEFTY Ocho」を搭載。ゼロピボット・シートステーで、余計なパーツを減らしているので、軽量でメンテナンスしやすいところも秀逸です。
モデル名 | Scalpel Carbon 2 |
フレーム | カーボン |
カラー | Slate Gray |
サイズ(対象身長) | ・SM(154-165cm) ・MD(167-175cm) ・LG(172-182cm) |
変速段数 | 12段 |
タイヤサイズ | 29インチ |
参考価格(税込み) | 649,000円 |
Scalpel HT:新世代のXCハードテイルバイク!
人気のF-Siシリーズがフルモデルチェンジし、「Scalpel HT」として登場した、最新LEFTYフォークシリーズ。Scalpel HT Carbon 2は、全2モデルのうち、ミドルグレードです。ヘッドアングルは最大限寝かせられた66.5度。急な下り坂でもスピードに乗って走破できるでしょう。
【シリーズ参考価格帯】693,000〜440,000円(税込み)
モデル名 | Scalpel HT Carbon 2 |
フレーム | カーボン |
カラー | Purple Haze |
サイズ(対象身長) | ・SM(154-165cm) ・MD(162-175cm) ・LG(172-182cm) ・XL(180-195cm) |
変速段数 | 12段 |
タイヤサイズ | 29インチ |
参考価格(税込み) | 440,000円 |
アクロバティックな動きにチャレンジしたいならこれ!
BMXのような、アクロバティックでテクニカルな技に挑戦したいなら、次のシリーズをチェックしましょう!
Dave:キャノンデール唯一のジャンプバイク
ストリートにマッチするスタイルの、ダートジャンプ専用バイク。スケボーパークや公園、専用コースなどで、トリックをこなしてみましょう。街中をカジュアルに走る楽しみ方もできますね。
モデル名 | Dave Dirt Jump |
フレーム | アルミ |
カラー | Stealth Grey |
サイズ(対象身長) | ・OS(139-190cm) |
変速段数 | なし |
タイヤサイズ | 26インチ |
参考価格(税込み) | 126,500円 |
街乗り・初めてのMTBなら!
街中で気軽にMTBに乗りたい人、初めてMTBに乗る人は、次のシリーズがおすすめ。通勤通学にもピッタリでしょう。
Trail:コスパの高いエントリーシリーズ
オフロードバイクのラインナップでも、操作性とパフォーマンスに優れたシリーズ。Trail 6はヘッドアングルが緩やかで、下り坂もこなせるでしょう。すっきりした見た目とメンテナンスしやすさのため、ケーブル類の配置にもこだわっています。
【シリーズ参考価格帯】75,900〜149,600円(税込み)
キャノンデール Trail 6
オフロードバイクのラインナップでも、操作性とパフォーマンスに優れたシリーズ。Trail 6はヘッドアングルが緩やかで、下り坂もこなせるでしょう。すっきりした見た目とメンテナンスしやすさのため、ケーブル類の配置にもこだわっています。
フレーム | アルミ |
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サイズ | XS(137-157cm)、SM(154-162cm)、MD(162-172cm)、LG(170-182cm)、XL(182-190cm) |
変速段数 | 16段 |
タイヤサイズ | 27.5インチ(XS/SM)、29インチ(MD/LG/XL) |
参考価格(税込み) | 80,300円 |
キャノンデールのMTBの選び方
キャノンデールのMTBは種類も多く、「どう選ぼう?」という人もいるのではないでしょうか。ここからは選ぶ方法について紹介します。
ライドスタイルに合わせて選ぼう
まずは、自分のライドスタイルが「クロスカントリー」か「トレイル」のどちらのタイプかを考えてみましょう。
●クロスカントリー
⇢スピードを上げて山を駆け抜けたい人、レースも視野に入れている人向け
●トレイル
⇢山を楽しむがコンセプト、セミファットやオールラウンドなどのスタイルあり
フレーム素材は、高性能アルミ?カーボン?
ロードバイクやMTBのフレーム素材は、レースではカーボンが主流になっています。しかしキャノンデールは、軽量で高性能なアルミ加工技術で、「カーボンキラー」とも称されるアルミフレームのレースモデルを多く展開しています。
「キャノンデールらしい」といえば、アルミ一択かもしれませんね。
キャノンデールのMTB、オーナーの1台をご紹介!
ここではキャノンデールのMTBを愛用されているオーナーの方の、素敵なショットをご紹介します。
正規ディーラーで試乗してみよう
キャノンデールのMTBを探すなら、まずは正規ディーラーで試乗してみましょう。特に初めてのMTBなら、試乗してサイズ感や乗り心地などをしっかりと確認しておくと安心です。
東京なら、キャノンデールブランドストアがおすすめ
日本最大級のスポーツサイクル専門店のY’sRoad渋谷本館には、東京都唯一のキャノンデールのブランドストアがあります。ハイエンドモデルからエントリーモデル、関連商品まで最新のラインナップを確認できますし、なによりも専任スタッフが在籍しているので心強いですね。
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