アイキャッチ画像出典:flickr/Philippe Put
4歳向け子ども自転車の種類

4歳くらいのお子さんに、自転車デビューしてもらいたい親御さんは多いですよね。こちらでは、4歳向けの自転車の種類を紹介します。大きく、補助輪付きと補助輪なしの2種類がありますよ。
補助輪付き自転車

まずは補助輪付き自転車。ペダルを回して進む感覚や、ブレーキを使って止まる動作を身につけられます。思い通りにハンドルを操作できるようになったら、補助輪を外して二輪のバランス感覚習得にチャレンジ!特にキックバイクの経験がないお子さんの自転車デビューにおすすめです。
補助輪なし自転車

補助輪のない自転車は、キックバイクを経験しているお子さんにおすすめ。キックバイクと似た乗車姿勢になるなど、自然に乗り換えやすい設計のモデルもありますよ。乗り始めが心配な場合は、リアキャリアがあるなど、後ろから親御さんが支えやすいデザインで選ぶのも手ですね。
ペダルを後付けできるキックバイクも

キックバイクのなかには、ペダルの取り付けができるタイプもあります。まずはキックバイクでバランス感覚を養って、その後、ペダルを使った自転車にステップアップしたい方に最適ですよ。
4歳向けの自転車の選び方
4歳向けの自転車について、押さえておきたい選び方のポイントをお伝えします。
選び方のポイント
●補助輪ありかなしか決める
●サイズは16〜18インチが目安
●重さは12kg以下が扱いやすい
●リアキャリア付きなら後方からサポートできる
●安全面もチェック
補助輪ありかなしか決める
まず、補助輪がある自転車か、補助輪のない自転車かどちらを選ぶか決めましょう。基本的には、キックバイクの経験の有無を判断軸にすると良いですよ。
キックバイク未経験なら補助輪付き

キックバイクを経験していないお子さんには、補助輪付き自転車がおすすめ。ペダルを回しながら進む感覚を身につけて、慣れてきたら補助輪を外してバランス感覚を養う、という順序で自転車をマスターしてみましょう。
キックバイクを経験していても、慎重なお子さんには補助輪付きもありです。転倒しにくいので、ペダルを回す感覚をじっくり身につけることができます。

補助輪の取り外しは、自転車ショップで対応してくれることもありますが、自分で簡単に脱着できるタイプの自転車もあります。取り外しに必要な工具が付属しているモデルもあるので、チェックしましょう。自分で脱着できると、便利ですよ。
キックバイクからの乗り換えなら補助輪なし

キックバイクでガンガン走れるお子さんなら、補助輪なしの自転車がおすすめ。バランス感覚は既に身についているので、ペダルを回す、ブレーキで止まる、などの動作に慣れたら自転車に乗ることができるでしょう。
ただし、今までの地面を蹴って進む感覚から、ペダルを回して進む感覚にすぐ切り替えるのは難しいかもしれません。フラついていて転倒が心配な時、後ろからサポートしやすい持ち手などがあるモデルを選ぶと安心ですよ。
サイズは16〜18インチが目安

お子さんの体格に合ったサイズを選ぶことは重要です。身体に合った自転車なら、安全に早く自転車をマスターできますよ。
子供用自転車のサイズはタイヤの大きさが基準になっていることが多く、4歳児の平均身長(およそ100cm)なら、サイズは16インチが目安。身長によって選ぶサイズは異なるので、メーカーが出す適正身長の表などを参考にしてみてください。
大きめサイズを選びたいなら

小学生になるまで乗ってほしいなら、16インチや18インチなど大きめのサイズを検討するのも一つですが、試乗はしておいた方が良いでしょう。大きいサイズだと、ハンドルを握って肘が突っ張るなど、安全面で問題がある場合も。せっかく買ってもすぐに乗れない、といったことにならないよう、事前に、乗れるのか確かめられると安心ですね。
重さは12kg以下が扱いやすい

お子さんが、倒れた車体を起こす、駐輪するなどの練習もするなら、なるべく車体重量の軽いモデルが扱いやすいです。また親御さんが公園の行き帰りに持ち運ぶ、なんて時も軽い方が便利。補助輪なしなら10kg以下、 補助輪付きも12kg以下を目安に選びましょう。
リアキャリア付きなら後方からサポートできる

特に補助輪なし自転車の練習は、スピードに乗れず転倒しやすいもの。リアキャリアがあれば、親御さんが後ろからサポートしやすく、練習がスムーズに進みます。リアキャリアがなくても、サドルに持ち手が付いたモデルもありますよ。
ただ、キャリアやサドルを後方から支えるには、親御さんは腰を曲げて動く必要があります。体勢が辛い場合は、立った状態でサポートできる手押し棒を後付けしてみても良いかもしれません。オプションで取り付けできるモデルもあるので、チェックしてみてください。
安全面もチェック
製品の安全性についても確認しましょう。見た目では判断しづらいので、目安となるのは安全規格。特に法律に基づくJIS規格、SG規格と、自転車業界の自主基準であるBAAなどが参考になります。簡単に3つの規格をまとめてみました。
名称 | JIS規格 | SG規格 | BAA |
ロゴ | ![]() | ![]() | ![]() |
法規定 | 産業標準化法 | 消費⽣活⽤製品安全法 | 業界自主基準 |
概要 | ・国内産業において必要な品質や安全性、環境適合性を確保するための基準 | ・一般消費者が使用する製品に対して定めた安全基準 ・製品⽋陥に伴う事故に対し対⼈賠償責任保険(上限1億円)が附帯 | ・JIS規格をベースに、より厳しい基準値 ・事業者に⽣産物賠償責任保険(PL保険)加⼊義務付け |
参照:自転車活用推進官民連携協議会「令和2年度の広報活動について」
それぞれの安全基準をクリアしている自転車には、それを証明するシールが貼られています。
ただし上記3つの規格は国内の安全基準であるため、取得しているのは日本のメーカーが中心。海外メーカーの場合は、欧州規格であるCE、米国規格のCPSCなどを取得しているかをチェックしましょう。
4歳向けおすすめの自転車15選
それでは、4歳向き自転車を、補助輪付き、補助輪なしのモデルに分けてご紹介します。
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【補助輪付き】おすすめ自転車7選
まずは補助輪付きモデルから。軽量でお子さんも駐輪しやすいなど、ECサイトの評価をベースにおすすめ順に紹介します。
ヨツバサイクル YOTSUBA Zero 16(ヨツバ ゼロ 16)
適応身長(cm) | 97~118 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | 4~6歳 |
重量(kg) | 7.5 |
カラー | ラムネブルー、ヒーローレッド、キャプテンネイビー |
補助輪取り外し | ○ |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | 補助輪、ベル |
カラフルでかわいい軽量自転車
おすすめポイント
●重量7.5kgの軽量モデル
●小さな手でも握りやすく、しっかり止まれるブレーキ
MARIN(マリン) DONKY JR16(ドンキー ジュニア 16)
適応身長(cm) | 95〜115 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | ー |
重量(kg) | 8.7 |
カラー | マットブラック、マットモカ、マットオリーブ、マットターコイズ、マットグレー、マットピンク、マットホワイト、マットレッド リミテッドカラー:グロスブラック(GLOW IN THE DARK)、グロスホワイト(POLKA DOT)、マットカモ、マットラスタ |
補助輪取り外し | ○ |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | 補助輪、MARINコットンバック |
おしゃれ自転車メーカーの子ども向けライン
おすすめポイント
●カラフルながらマット調で大人な雰囲気もあるフレーム
●土や草の上でもフラつきにくい太めのタイヤ
コーダブルーム asson K16(アッソン K16)
適応身長(cm) | 90~115 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | 2〜4歳 |
重量(kg) | 9.6 |
カラー | マットアイボリー、マットパステルピンク、マットパステルブルー |
補助輪取り外し | ○ |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | 補助輪、ベル、泥除け、チェーンケース |
パステルカラーがかわいい!手押し棒もつけられる
おすすめポイント
●パステルカラーがかわいらしいデザイン
●泥除け、チェーンカバー標準装備
●オプションで手押し棒が付けられる
ブリヂストン ハッチ 18インチ
適応身長(cm) | 107~123 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 18 |
対象年齢 | ー |
重量(kg) | 13 |
カラー | レッド、ピンク、アイボリー、グリーン |
補助輪取り外し | ○ |
リアキャリア | ○ |
安全規格 | BAA |
付属品 | 補助輪、泥除け、籐風バスケット、チェーンケース |
大きめタイヤで背の高いお子さんも乗りやすい
おすすめポイント
●後ろからサポートしやすいリアキャリア付き
●おしゃれな籐風バスケット付き
●小さな手でも握りやすい”こどもラクラクブレーキ”
●タイヤが18インチで、平均より背の高いお子さんも乗りやすい
tokyobike little tokyobike 16
適応身長(cm) | 95〜115 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | ー |
重量(kg) | 9.5 |
カラー | ブルージェイド、コールグレー、アイボリー、モモ、ミルク、サーフブルー、タンジェリン、トマト、マットコールグレー、マットストーンベージュ、マットブルーグレー、マットベージュレッド |
補助輪取り外し | ○ |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | 補助輪 |
パステルでかわいい雰囲気の自転車
おすすめポイント
●クッション性が高くフラつきにくい太めのタイヤ
●子どもの体格でも無理なく握りやすい設計のハンドルバー
●オプションで、手押し棒を取り付けOK
CROMO(クロモ) CR-16K
適応身長(cm) | 95〜 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | ー |
重量(kg) | 13.2 |
カラー | ブラック、マンゴー、ミントグリーン |
補助輪取り外し | ○(はね上げ可能) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | 補助輪、ベル、前カゴ、泥除け |
補助輪なし自転車にすぐ切り替えできる!
おすすめポイント
●ワンタッチではね上げできる補助輪”ホイラップ”搭載
●前カゴや泥除けつき
●平均より背の高いお子さんも乗りやすい、18インチも展開
GIC(ジック) HUMMER KID'S18-OH(ハマー キッズ18-OH)
適応身長(cm) | ー |
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タイヤの大きさ(インチ) | 18 |
対象年齢 | 4~8歳 |
重量(kg) | 11.5 |
カラー | イエロー、タンクミッドナイトブルー |
補助輪取り外し | ○(折りたたみ式) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | 補助輪、前カゴ、泥除け、ベル、チェーンケース |
後ろからサポートしやすい補助輪付き自転車
おすすめポイント
●ワンタッチで折りたためる補助輪
●太めのタイヤで安定感バツグン
●持ち手付きサドルで、後ろからサポートしやすい
●16、18インチの2サイズ展開
【補助輪なし】おすすめ自転車8選
続いて、補助輪がない自転車を紹介します。オプションで補助輪を取り付けできるモデルもあるので、自転車習熟度にあわせて選んでみてください。こちらではECサイトで評価の高いモデルなどをおすすめ順に紹介しています。
アイデス Dバイク マスタープラス16
適応身長(cm) | 95~111 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | 3.5歳~ |
重量(kg) | 10 |
カラー | C.レッド、M.ブルー、S.イエロー、R.ピンク |
ペダル後付け | ○(工具不要) |
補助輪取り外し | ○(オプション、工具不要) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | ペダルユニット、泥除けチェーンカバー |
工具なしでペダルの付け外しができる
おすすめポイント
●キックバイクにもなり、工具なしでペダルの付け外しが可能
●オプションの補助輪も、工具不要で取り付けられる
●大型ペダルで踏み外しにくい
People(ピープル) ケッターサイクルⅡ
適応身長(cm) | 93~125 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | 3.5歳〜 |
重量(kg) | 7.8 |
カラー | ブルーミンブレッド |
ペダル後付け | ○ |
補助輪取り外し | ー(補助輪なし) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | ペダル・ドライブユニット、ママキャッチハンドル |
後ろからサポートしやすい持ち手付き
おすすめポイント
●キックバイクとしても使える
●駐輪しやすいスタンドが標準装備
●ペダル・ドライブユニットは、工具で簡単に取り付けできる
●サドルの後ろの”ママキャッチハンドル”で、サポート楽々
ビタミンiファクトリー へんしんバイクC 14
適応身長(cm) | ー |
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タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
対象年齢 | 3〜6歳 |
重量(kg) | 5.5(バランスバイクモード)、7.0(スポーツバイクモード) |
カラー | ホワイト、スカイブルー、パープル |
ペダル後付け | ○(簡易工具付属) |
補助輪取り外し | ー(補助輪なし) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | ペダルシステム一式、ペダル、スタンド、ベル |
軽量モデルで持ち運びしやすい
おすすめポイント
●軽量なキックバイクからの乗り換えでも安心の重さ7.0kg
●クッション性に優れたサドルで、お尻が痛くなりにくい
STRIDER (ストライダー) STRIDER 14x(ストライダー 14x)
適応身長(cm) | 95〜125 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
対象年齢 | 3.5〜7歳 |
重量(kg) | 5.9(ランニングバイクモード)、7.4(ペダルバイクモード) |
カラー | スティールブルー、フーシャピンク、サンシャインオレンジ |
ペダル後付け | ○(工具付属) |
補助輪取り外し | ー(補助輪なし) |
リアキャリア | × |
安全規格 | CPSC(米国安全規格)、CE(欧州安全規格) |
付属品 | ペダルユニット、前後ブレーキ、チェーンカバー |
ペダルを後付けできるストライダー
おすすめポイント
●キックバイクの”ストライダー”シリーズで唯一、ペダルを後付けできるモデル
●ペダルユニットは3分で装着可能
●重量5.9kg(ペダルバイクモード7.4kg)でコントロールしやすい
People(ピープル) キックル
適応身長(cm) | 90〜120 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
対象年齢 | 3〜 |
重量(kg) | 8.2(足けりモード)、10.4(自転車モード) |
カラー | フレンチブルー、メタリックレッド |
ペダル後付け | ○ |
補助輪取り外し | ー(補助輪なし) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | ペダルユニット、前後ブレーキ、ママキャッチハンドル、スタンド |
形状を変えて最大5年くらい乗れる
おすすめポイント
●キックバイク、キックボード、自転車の3つの使い方ができる
●5分で簡単にペダルを取り付けできる(工具使用)
●お子さんの成長に合わせて、最大5年間乗れる設計
ライトウェイ ZIT 14(ジット14)
適応身長(cm) | 90~106 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 14 |
対象年齢 | 3〜 |
重量(kg) | 5.8 |
カラー | マットスカイブルー、マットレッド、マットベージュ、マットネイビー、マットブラックグレー |
ペダル後付け | ー |
補助輪取り外し | ○(オプションで取り付け可能) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | キックスタンド、ベル |
キックバイクからの乗り換えもスムーズな設計
おすすめポイント
●5.8kgの超軽量自転車
●キックバイクのようにサドルを低くしても乗れる
●オプションにキックバイクモード用のBBカバーあり
●タイヤの大きさは16、18インチもあり
LOUIS GARNEAU(ルイガノ) K16 lite
適応身長(cm) | 100~115 |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | ー |
重量(kg) | 7.2 |
カラー | LG WHITE、SKY BLUE、SEA GREEN、MATTE DASTY、MATTE HOT PINK |
ペダル後付け | ー |
補助輪取り外し | ー(補助輪なし) |
リアキャリア | × |
安全規格 | BAA |
付属品 | ベル、チェーンカバー、スタンド |
おしゃれスポーツバイクメーカーの自転車
おすすめポイント
●キックバイクからの移行にぴったりな軽量設計
●安心のBAA取得
ムラサキスポーツ CRANKER 16(クランカー16)
適応身長(cm) | 110~ |
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タイヤの大きさ(インチ) | 16 |
対象年齢 | 5〜 |
重量(kg) | 9.9 |
カラー | マットブラック、レッド |
ペダル後付け | ー |
補助輪取り外し | ー(補助輪なし) |
リアキャリア | × |
安全規格 | ー |
付属品 | ベル、チェーンカバー、サイドスタンド |
BMXスタイルがかっこいい!スポーティーな自転車
おすすめポイント
●キックバイクから補助輪なしで自転車にステップアップ
●お子さんも満足の本格BMX仕様
●14インチ、16インチの2サイズ展開
4歳向け自転車を購入できる場所
4歳向けの自転車は、大人の自転車と同様、オンラインや自転車ショップでも購入できます。他にも購入できる場所があるので、それぞれ詳しくご紹介します。
メリット | デメリット | |
オンライン | ・24時間いつでも検討できる ・多くのモデルを比較できる | ・サイズ感を確認できない |
自転車ショップ | ・実際に見る、触ることができる | ・取り扱っているモデル数が限られる |
おもちゃ屋さんなど | ・買い物ついでに見られる | ・モデル数が少ない |
オンライン

オンラインは多くのモデルを比較検討できるので、お子さんに合ったモデルを見つけやすいです。ただ、防犯登録に対応していないショップが多いので、購入後、近くの自転車ショップ等に持ち込んで登録の手続きをする必要があります。一方で、楽天市場など一部ショップでは防犯登録に対応している場合もあるので、確認してみましょう。
自転車ショップ

実物を見て、サイズ感を確認できるのが自転車ショップです。試乗できる場合もあるので、お子さんに合うかどうか、購入前に確かめられて安心。反面、オンラインと比べると取り扱っているモデルが限られます。気になるモデルがある場合は、ショップで扱っているか確認できると良いですね。
おもちゃ屋さんなど

キックバイクを中心に、子ども用自転車は自転車を扱うホームセンター、おもちゃ屋さんやスポーツ用品店でも販売されています。ショッピングモールの一角で扱っていることもあり、買い物ついでに立ち寄りやすいです。ただし、取り扱うモデルは少なめで、お子さんの好みのデザインが見つからない場合もあるかもしれません。
自転車トレーニングの始め方
自転車に乗れるようになるには、バランス感覚やブレーキの使い方などを身につける必要があります。キックバイク経験の有無などで多少練習方法が変わりますが、主なトレーニングのポイントをご紹介します。
自転車トレーニングの手順
●自転車の扱い方を覚える
●バランスの取り方を知る
●ペダルを回す感覚を養う
●ブレーキと曲がり方を練習する
●交通ルールを覚える
自転車の扱い方を覚える

まずは、自転車の扱い方を身につけましょう。乗り降りは、車体の左から行うよう、覚えてもらいます。そしてサドルに座れるようになったら、ハンドルを握り、足で押し進みます。自転車がどのように動くのか、理解してもらいましょう。
補助輪がない自転車は、転倒時など車体が倒れた時に、自分で自転車を起こせるようにするのも、大事な練習ですよ。基本の使い方を覚えたら、次のステップに進んでみてください。
バランスの取り方を身につける

キックバイクの経験があれば、バランス感覚は既に身についています。基本的な使い方を覚えたら、スピードに乗って進めるようになるかもしれません。
初めての自転車で、補助輪なしから始める場合は、まずペダルではなく、足で地面を蹴ってスピードを出す練習をしてみると、バランスを取る感覚をつかみやすいかもしれません。
補助輪付き自転車の場合、構造上、多少無理な動きをしても転倒はしにくいです。補助輪付きでペダルを回す練習ができ、補助輪を外したタイミングから、補助輪なし自転車のようなバランス感覚のトレーニングを行いましょう。
ペダルを回す感覚を養う

キックバイクから乗り換えると、ペダルを回して進む自転車は新しい体験。走り出しがフラついてしまうので、後ろから支えてあげましょう。走り出しさえマスターできれば、ペダルを使って真っ直ぐ進み続けることも、すぐできるようになる場合が多いです。
キックバイク未経験の場合も、スピードに乗りながらペダルを回す感覚を養います。走り出しはもちろん、慣れないうちは、スピードに乗ってバランスが取りやすい状態でも、ペダルを回せない場合があります。後ろから支えて、ペダルを回し続けるよう声をかけてあげてくださいね。
ブレーキと曲がり方を練習する

ある程度ペダルを回せるようになったら、ブレーキを握って減速・停止する方法や、体重移動しながら、右左に曲がる方法を覚えます。ここまでマスターしたら、公道デビューも近いですよ。
交通ルールを覚える

自転車の操作を覚えたら、少しずつ公道に出てみましょう。車や人の通りが少ない道を選んで、まずは一緒に走ってみてください。信号の見方や、歩行者が来た時に無理に通行しないことなども、教えてあげられると良いですね。そのほか、左側通行や一時停止などのルールを一個ずつ覚えて、ステップアップしていきましょう。
4歳向け自転車に関するよくある質問
ここからは4歳向け自転車に関する、よくある質問を紹介します。
自転車の交換タイミングは?

お子さんが成長し、サイズが合わなくなってきたら、交換のタイミングです。サイズが合わなくなっているサインをいくつか紹介しましょう。
サイズが合わなくなっているサイン
●ペダルを回している時に膝が常に曲がっている
●ペダルを回すと膝がハンドルに当たる
●ハンドルが近すぎて、操作しづらそうにしている
また自転車の劣化も、交換が必要かもしれません。チェーンなどのパーツがサビて異音がしたり、ガタガタするパーツが出てきたりしたら、修理や交換を検討しましょう。
サイズの問題や劣化がなくても、お子さんの誕生日や入学祝いなど、思い出に残るタイミングで新しい自転車を買い与える親御さんもいますよ。購入した時期を覚えやすいので、何年使っているか確認もすぐできますね。
子どもも自転車保険は必要?

自治体によっては自転車保険への加入が義務化されています。子どもも、もれなく対象となる可能性があるので、お住まいの自治体の条例を確認しましょう。
義務化されていなくても、人や物にぶつかって損害を与えること、自分が怪我をしてしまうことは十分にあるので、保険には入った方が安心です。
自転車保険と呼ばれる保険は、大きく2種類あります。一つは相手への補償を行う「個人賠償責任補償」、もう一つは子どもの怪我の補償を行う「傷害補償」です。楽天損保やau損保など、複数の会社が自転車保険を扱っているので、検討してみてください。
ちなみに、キックバイクは公道を走れないため、定義上”自転車”とみなされず、自転車保険の対象外になる場合があるので、注意しましょう。
一緒に揃えるべきアイテムはある?

自転車を買うなら、一緒にヘルメットも選んであげましょう。かぶらなくても法律に違反はしませんが、自転車トレーニング中はもちろん、走れるようになっても転倒することは少なくありません。頭を守るため、必ず用意しましょう。
また公道を走るためには、ベルやライトも欠かせません。購入した自転車についているか、確認しておきたいですね。
▼子ども用ヘルメットはこちらでご紹介中!
自転車トレーニング中はプロテクターも

肘や膝にプロテクターをつけていると、転倒しても怪我や痛みから守ってくれます。練習に集中しやすくなるので、ぜひ用意してあげてください。
▼おすすめのプロテクターをご紹介!
キックバイクを購入するのもあり?

もちろん、4歳からキックバイクデビューすることも問題ありません。キックバイクなら、自転車のバランス感覚をつかむ練習がしやすいです。自転車トレーニングにもなるので、検討してみましょう。
ただ、4歳向けの16インチのキックバイクは、種類が少なめ。ペダルを後付けできるキックバイクは複数あるので、長く乗るためにもペダルを取り付ける前提で選んでみると良いかもしれません。
▼キックバイクについて、詳しくはこちら
自転車で新しい世界への扉を開こう!

自転車に乗れるようになると、お子さんの行動範囲も一気に広がります。お子さんが4歳になったら、ぴったりの自転車を選んで、思い出に残る自転車デビューを飾りましょう!
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そのほかのおすすめ記事もあります。ぜひご覧ください。
▼年齢・身長別におすすめの自転車サイズも紹介しています!
▼ストライダーでペダルを後付けできる14Xをご紹介!
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