こんな時が来たら、子ども用ヘルメットを用意しましょう
お子さんに初めてヘルメットを買ってあげるタイミング。ママやパパも、初めての経験でわからないかもしれません。
こんな時!になったら、用意してあげてくださいね。
ママやパパと自転車に乗る時
自転車に同乗させるようになった時、ヘルメットを用意してあげましょう。大きさが合うヘルメットがないなら、少し早いと考えてもよいかもしれませんね。目安として1~2才から、かぶれる製品がありますよ。
子どもが自転車に乗るようになったら
自転車はもちろん、ペダルなし自転車(キックバイク、バランスバイクなど)を購入する時も、一緒にヘルメットを選びましょう。ペダルなしでも、慣れてくるとスピードが出ますよ。
子ども用ヘルメットの選び方
それでは、選び方のポイントを確認していきましょう。
大切なサイズ
メーカーによって多少サイズが違うので、いくつか試着するのがおすすめ。ヘルメットを水平にかぶり、ぐらついたり、締め付けられたりしないか、確認しましょう。
ネット購入などで試着できないなら、頭囲を測って適切なサイズを選んでください。サイズ表記は、帽子のように頭囲が基準になるので、子どもの頭囲と合っていれば大丈夫です。
後頭部と、おでこの1番出ている所を測って、サイズを確認しましょう。
軽くて丈夫な素材を
子ども用ヘルメットの多くは、内部は発泡スチロール、外側は硬質なプラスチックでできています。小さいうちは、負担の少ない、できるだけ軽いヘルメットを選びましょう。
汗をかいた時のために、空気が通る穴を設けたタイプもありますよ。
安全基準のマークを確認しよう
SGマークなど、安全基準の規格をクリアした製品かどうかもチェック。SG規格は日本製品に対する基準で、海外製品だと「CE」や「CPSC」などの安全基準があります。
SG規格は、約1.5mからの落下テストでヘルメットの衝撃吸収性をテストし、あごひもの引っ張りテストなども行われています。万が一、SGマーク製品の欠陥で事故が起こっても、最大1億円の対人賠償が受けられますよ。
【2〜6歳くらい】おすすめの幼児向けヘルメット4選
それでは、ブランド別におすすめのヘルメットをご紹介します。小学校にいく前、2〜6歳くらいのお子さん向けです。
モンベル/サイクルヘルメット Kid’s
アウトドア用品の製造、販売を行うモンベル。自転車用品も幅広く展開していて、子ども用のアイテムも充実しています。
「サイクルヘルメット Kid’s」は、空気を通す穴で、頭のムレを防いでくれます。
モデル名 | サイクルヘルメット Kid’s 48-52 |
参考価格 | 3,190円(税込み) |
重量 | 225g |
サイズ | 48〜52cm |
安全基準 | ヨーロッパ規格(EN1078)の安全基準に適合。 |
OGK KABUTO PAL
オージーケーカブトのヘルメットは、日本人の頭の形状に合わせて作られています。大人はもちろん、子ども向けの、安全性の高いヘルメットも展開しています。
「PAL」はソフトシェル設計のシンプルなヘルメットですが、SG基準はしっかりクリア。ポップな6つのカラー展開です。
重量 | 235g |
---|---|
カラー | 6色 |
サイズ | 49〜54cm |
安全基準 | SG基準 |
OGK KABUTO FR-KIDS
後頭部にアジャスターがついていて、サイズを調整できるヘルメット。ハードシェル設計で、キックバイク用にもおすすめです。
重量 | 375g |
---|---|
サイズ | 50〜54cm |
安全基準 | SG基準 |
BRIDGESTONE bikke
通勤通学用の自転車でもおなじみのブリヂストン。電動アシスト自転車や、子ども用自転車の「Bikke」シリーズと、お揃いのデザインのヘルメットです。カラーは7種類。パステルカラーのドット柄が、かわいらしいですね。
重量 | 約500g |
---|---|
カラー | 7色 |
サイズ | 46〜52cm、51〜57cm |
安全基準 | SG基準 |
【7〜9歳くらい】おすすめのジュニア向けヘルメット4選
7歳から9歳くらいのお子さんにおすすめの、ジュニア向けヘルメットをご紹介します。
BELL サイドトラック マット
ベルは、1923年創業の老舗。大人用のヘルメットで知られていますが、子ども用もあるんですよ。大人のスポーツバイク用ヘルメットと同じデザインの「サイドトラック」は、後頭部までカバーできるヘルメット。正面にはバイザーがあり、スポーティーでかっこいいですね。
重量 | 284g |
---|---|
カラー | 6色 |
サイズ | 47~54cm、50〜57cm |
安全基準 | SG基準 |
ides キッズヘルメットS 新幹線
「アイデス」は、子ども用自転車や三輪車、ベビーカーを製造するメーカー。子どもに人気のキャラクターや、乗り物をデザインしたヘルメットも豊富に揃っています。新幹線をモチーフにしたヘルメットは、電車好きの子にぴったり。リフレクターがついているので、暗い道でもクルマのライトで反射します。
重量 | 270g |
---|---|
サイズ | 53〜56cm |
安全基準 | SG基準 |
ides ディーバイクキッズヘルメットS
ハードシェルの頑丈なヘルメット。後部のダイヤルアジャスターのほか、内側の3Dパッドも、子どもの成長に合わせて調整できます。
カラー | 4色 |
---|---|
サイズ | 53〜56cm |
安全基準 | SG基準 |
Bern NINO
自転車、スケートボード、スノーボードなどのスポーツ用ヘルメットを製造する、アメリカのメーカー「Bern」。「NINO」は、バイザー付きのインナーを取り外してお洗濯できますよ。汗をかいても、清潔に使えます。スポーティーな柄で、男の子に喜んでもらえるかも。
重量 | 325g |
---|---|
カラー | 9色 |
サイズ | XS/S-48〜51.5cm、S/M-51.5〜54.5cm |
安全基準 | 米国規格(CPSC)、ヨーロッパ規格(EN1078) |
本格的なヘルメットならフルフェイスも!
ストライダーなど、キックバイクに乗るなら「フルフェイス」のヘルメットがおすすめ。
ペダルやブレーキがないキックバイクでも、慣れるとスピードが出ます。転倒時のケガを軽減できるよう、顎まで保護するヘルメットを選びましょう。
TETE フォルティア
子どもの自転車用ヘルメットを展開する「TETE」。柄やカラーの種類が多く、子どもの好きなヘルメットが見つかるはずです。定番のヘルメットのほか、フルフェイスの取り扱いもあります。中でも「フォルティア」は、バイザーや顎のガードを着脱できるので、シーンに合わせて使い分けてみましょう。
重量 | 340g、390g |
---|---|
カラー | 8色 |
サイズ | 46〜51cm、52〜57cm |
安全基準 | ヨーロッパ規格(CE) |
子どもがヘルメットを嫌がったら、どうする?
ヘルメットが嫌いな子どもも、いるでしょう。あまりにも、かぶるのをぐずられたら、困ってしまいますね。
どうしてもかぶってくれないなら、次のことを試してみましょう。
ヘルメットをかぶったら褒めまくる
まずは、たくさん褒めましょう。「すごく似合うよ!」「かっこいいね!」「かわいいよ!」などと、子どもの気分が上がる言葉をかけてみてください。
おじいちゃんやおばあちゃん、お友達のお母さんなどに頼んで、褒めてもらうと、より効果があるかもしれませんね。
ヘルメットをかぶる理由を教える
安全のために、ヘルメットをかぶることを説明してあげましょう。
「自転車に乗ったまま倒れても、ヘルメットがあればケガをしないよ」「ヘルメットは、◯◯くんの命を守ってくれるよ」など、やさしい言葉で説明すれば、わかってもらえるかもしれません。
好きなキャラクター、デザインのヘルメットを選ぶ
購入するヘルメットの候補が決まったら、デザインは子どもの選ばせてあげましょう。好きなキャラクターやカラーなら、ヘルメットが好きになってくれるかもしれませんよ。
ほかにも、ヘルメットをかぶれたら、遊び時間を増やしてあげる、お菓子などご褒美をあげる、好きなシールをヘルメットに貼ってあげる、など、工夫してみてください。
【豆知識】ヘルメットは、義務なの?
そもそもヘルメットをかぶらないと、法律違反になるのでしょうか。
13歳未満の子どもには、努力義務がある
道路交通法では、13歳未満の子どもが自転車に乗るときや、保護者の自転車に同乗させるとき、ヘルメットをかぶらせるように務めなければならない、と定められています。
務める、と言うように、「努力義務」なので、ヘルメットをかぶらなくても、罪にはなりません。
ただ、子どもは思いがけない行動をとることもあります。事故を防ぐため、ヘルメットは必ずかぶらせたいですね。
ヘルメットは、ここで試着できます
ヘルメットを買う前に、デザインや、フィット感を確認するため、試着すると安心ですね。
ヘルメットは、自転車ショップや「トイザらス」などのおもちゃ屋さん、ショッピングセンターやホームセンターなどにあります。気になるヘルメットがあれば、試着できるか、聞いてみてくださいね。
お気に入りのヘルメットを選んであげましょう
自転車に欠かせないヘルメット。より安全で、子どもの頭にフィットすることはもちろん、気に入ってくれるデザインでも選びたいですね。
ぴったりのヘルメットで、自転車の練習をしましょう。
▼▼関連記事はこちら▼▼