幼児向け自転車を選ぶポイント
幼いお子さん向けの自転車、選び方から早速チェックしていきましょう。
サイズ:年齢ではなく「身長」でサイズをチェック

自転車の大きさは「インチ」単位で表されます。インチごとに適した身長があるため、まずは子どもの身長と照らし合わせてみましょう。ただし身長が合っていても、実際に乗るとつま先がつかなかったり、ハンドルが遠かったりすることもあります。以下を参考に、試乗して決めるのがおすすめですよ。
身長とインチの目安
- 85〜105cm:12インチ
- 95〜110cm:14インチ
- 105〜120cm:16インチ
- 110〜125cm:18インチ
安全規格(BAAマーク)つき

BAAマークとは、日本自転車協会の安全基準をクリアした自転車に貼られるマークです。日本では特に知られた安全規格のひとつなので、このマークがある自転車を探すことで、品質が高い自転車を見つけることができるでしょう。
ブレーキ:軽い力で握れる工夫があるか

ブレーキが子どもの手の力で動きやすいかも、確かめましょう。また、小さな子どもの手で握れる大きさかもチェック。子どもの握力や、手のサイズを考えたブレーキもあるため、ブレーキ性能についての表記も見ておくと安心ですね。
アシストバーつきも便利

アシストバーは、自転車の後ろに突き出たバーのこと。握っておくと、子どもの走るスピードを調節しやすくなりますよ。暴走が心配なうちはアシストバーをつけて、大きくなったらバーを取り外せるようなモデルもおすすめです。
補助輪のつけ外しがラクなタイプも
うまくバランスが取れるように、補助輪がついた自転車もありますよね。成長してからのために、補助輪のつけ外しが簡単な自転車を選んでおくのも良いかもしれません。補助なしの練習をするとき、すぐ補助輪に戻れると、子どもも安心してチャレンジしやすくなりますよ。
予算は1万5000円〜3万円がおすすめ

予算は1万5000円から3万円がおすすめです。このくらいの予算があれば、より長く、安全に使うことができるでしょう。BAAなどの安全基準をクリアしていて、子どもの成長をよく考えたデザインの自転車を選びましょう。
【12〜14インチ】男の子におすすめ自転車
3〜4歳くらいの男の子にきっと喜んでもらえる、かっこいいデザインの自転車を選んでみました。
GT(ジーティー) ランジ 12インチ
| サイズ | 12インチ |
|---|---|
| カラー | 3色 |
| 適応身長 | 86-102cm |
| BAA | - |
GTは大人用のマウンテンバイクが人気のアメリカのブランド。スポーティーなカラーリング、ちょっとかっこいい泥よけなど、大人のモデルさながらの見た目で、男の子にも満足してもらえるかもしれませんね。
BRIDGESTONE(ブリヂストン) エコキッズスポーツ
| サイズ | 14〜18インチ |
|---|---|
| カラー | 3色 |
| 適応身長 | 96〜112cm(14インチ)、101〜117cm(16インチ)、106〜122cm(18インチ) |
| BAA | あり |
ママチャリや通学用自転車でも人気のブリヂストン。エコキッズスポーツは、BAAマークつき、14〜18インチ対応の子ども用自転車です。後ろのリアキャリアを持てば補助がしやすく、子どもの手の大きさに合わせてレバーの位置を調整できるアジャスタつきブレーキも安心ですね。
D-Bike(ディーバイク) Master+ 14
| サイズ | 14インチ |
|---|---|
| カラー | 3色 |
| 適応身長 | 90~103cm |
D-Bikeは子どもの成長に合わせた自転車づくりが得意な国産ブランド。ペダルが簡単に取り外せて、地面を足で蹴って進む「キックバイクスタイル」に早変わりしますよ。子どもの握力でしっかり止まるブレーキがついています。
【12〜14インチ】女の子におすすめ自転車
3〜4歳の女の子も気に入ってくれそうな明るいカラーで、スカートでも乗りやすい自転車を選んでみました。
ピープル いきなり自転車
| サイズ | 12〜16インチ |
|---|---|
| カラー | 1色(12インチ)、3色(14インチ)、2色(16インチ) |
| 適応身長 | 82〜115cm(12インチ)、83〜115cm(14インチ)、93〜120cm(16インチ) |
| BAA | - |
知育おもちゃで知られるピープル社の自転車。「2歳でぴったり足がつき、小学校入学まで長く乗れる」というコンセプトでつくられています。大きくなっても快適に乗れるよう、各パーツが調整できるようになっています。アシストバーにちょっとした荷物をかけられるのは、パパママに嬉しいポイントですね。
ヨツバサイクル/Zero 12
レトロなロゴの国産自転車メーカーの「ヨツバサイクル」。Zero 12はバランスがとりやすい太めのタイヤ、子どもでも握りやすい強力ブレーキが安心のモデルです。女の子にもイチオシのラムネブルーのほか、大人のスポーツバイクのようなカラーリングが揃っています。

| サイズ | 12インチ |
| カラー | 3色 |
| BAA | – |
| 適正身長 | 83〜98cm |
| 参考価格(税込み) | 31,900円 |
【16〜18インチ】男の子におすすめ自転車
4〜5歳の男の子は補助輪をはずして乗る機会も増えてきます。こちらでは補助輪つきと、なしの自転車を選んでみました。
tokyobike(トーキョーバイク)/little tokyobike
トーキョーバイクは、日常使いのおしゃれな自転車を扱っています。大人のラインナップのように、やさしいカラーリングのリトルトーキョーバイクは、太めのタイヤで安定感ばつぐん。オプションで泥よけやカゴなどがつけられます。

| サイズ | 16インチ |
| カラー | 8色 |
| BAA | – |
| 適正身長 | 95〜110cm |
| 参考価格(税込み) | 31,900円 |
BIANCHHI(ビアンキ) ピラータ
| サイズ | 16インチ |
|---|---|
| カラー | 5色 |
| 適正身長 | 101〜119cm(16インチ) |
| BAA | あり |
イタリアで古くから自転車をつくるビアンキ。そんなビアンキのブランドカラーとして知られる爽やかな「チェレステ」など、5つのカラーから選べる子ども用クロスバイクです。
【16〜18インチ】女の子におすすめ自転車
小学校に上がる少し前になると、おしゃれな自転車が気になってくるもの。女の子も納得の、かわいいデザインの自転車を集めました。
ルイガノ K16
| サイズ | 16インチ |
|---|---|
| カラー | 6色 |
| 適正身長 | 95〜115cm(16インチ) |
| BAA | - |
カナダ生まれのおしゃれな自転車ブランド「ルイガノ」は、子ども用自転車もスタイリッシュです。K16は乗り降りしやすいスタッガード型(ハンドルから斜め下に向かってのびるフレーム)で、スカートでも乗りやすいですね。効きのいいVブレーキもついているので、安心感も◎。
ROLLING RINGS(ローリングリングス)
| サイズ | 16、18インチ |
|---|---|
| カラー | 5色 |
| 適正身長 | 95cm〜(16インチ)、100cm〜(18インチ) |
| BBA | - |
幼児用自転車
大人の自転車のようなデザインで、女の子にも喜んでもらいやすい、かわいいカラーラインナップの自転車です。キズがつきにくい塗装で、たくさん乗っても使用感が気にならないでしょう。ペダルやハンドルの向きを調整できるため、自転車の練習に集中できますね。
ペダルのない「キックバイク」もおすすめ

キックバイクとも呼ばれるトレーニングバイクは、ペダルがない二輪の乗りもの。足でバランスを取りながら進むため、自転車デビュー前の練習としても人気ですよ。
ストライダー スポーツモデル
| カラー | 7色 |
|---|---|
| 対象年齢 | 1歳半〜5歳 |
| 体重制限 | 27kgまで |
アメリカ生まれのストライダーは、シンプルなキックバイク。突起物がないため、安心して遊ばせることができますね。ブレーキがありませんが、操作しやすく、足ですぐに止まることができます。
GT/ヴァムース
GTのキックバイクは地面をしっかり蹴ることができるように、サドルを低く調整しやすい設計になっています。キックバイクは樹脂製のタイヤを使っていることもありますが、ヴァームスは大人の自転車と同じゴム製のタイヤ。乗り心地がよく、飽きにくいかもしれませんね。

| サイズ | 16インチ |
| 適応身長 | 102〜122cm |
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自転車と一緒にこんなアイテムも用意しよう!
自転車に乗り慣れないうちは、安全のためのグッズも用意しておきたいですね。
ヘルメット

13歳未満の子どもは、自転車に乗るときになるべくヘルメットをかぶるよう、法律で決められています。安全のためにも、自転車の練習段階から、かぶるようにしましょう。
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キッズプロテクター

特にトレーニングバイクや補助輪のない自転車の練習をしていると、転んでしまうこともあるでしょう。手足を守ってくれるプロテクターを着けていると、安心ですね。外れにくいよう、マジックテープなどで固定できるプロテクターがおすすめです。
安全に楽しく自転車デビューしよう
自転車デビューには子どものサイズに合った、安全な自転車を選んであげたいもの。そして子どもが気に入ったデザインなら、長く使ってくれそうですね。安全に楽しみながら自転車の練習をさせてあげましょう。
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