自転車のオートライト

自転車用のオートライトのおすすめ8選。自動点灯で楽ちんなライト。

自転車のオートライトは、暗くなると自動で点灯する便利なアイテム。自分でライトをつける手間が省けるだけでなく、つけ忘れも防止してくれます。ここでは、自転車のオートライトのメリットやデメリットから、選び方、そしておすすめまでご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:flickr/Gavin Anderson

【明るさを感知して自動点灯】自転車のオートライトとは

ハブダイナモライトの画像

出典:flickr/Roland Tanglao

ライトをつけ忘れて、暗い道を自転車で走ってしまったことのある人もいるのではないでしょうか?特に、外灯などが多い街中だと、周りが明るくて、忘れてしまいがちです。

オートライトは、受光センサーがついていて、暗くなると自動点灯するライトのこと。夜間、自転車に乗る場合は、道路交通法によってライトの点灯義務があります。そのため、つけ忘れが防げるオートライトは、自転車乗りの人にとって、役立つアイテムですね。

電源がいらない「ハブダイナモ」方式のライト

オートライトは、”ハブダイナモ方式”が主流です。ハブダイナモ方式は、前輪のハブと呼ばれる中心軸に発電機が内蔵されていて、自転車を漕ぐことで発電して、ライトが光る自動発電ライトのこと。

また、別タイプで”ダイナモ方式”もありますが、点灯時は、ジーっという音とともに、ペダルも重くなるのが特徴です。

オートライトのメリット&デメリット

オートライトを購入する前に、どんなメリットや、デメリットがあるのかを知っておくと良いでしょう。

オートライトのメリットとデメリット

<メリット>

①自動点灯なのでつける手間がかからない
②つけ忘れがない
③ダイナモ式のように、ペダルが重くならない

④線でつながっているので盗難されにくい
⑤電池がいらない

 

<デメリット>
①価格が若干高い
②配線など交換や後付けに手間がかかる

 

自転車のライトをつけるのは、面倒という人や、つけ忘れが多いという人には、自動点灯のハブダイナモライトは便利なライトでしょう。また、ライトをつけてもペダルが重くならない点や、電池交換の必要がない所も嬉しいポイント。

デメリットは、普通のライトに比べると、若干値段が高く、交換や後付けするのが手間がかかることがあります。

オートライト選びで大切な3つのポイント

ハブダイナモライト(Panasonic)

出典:楽天市場

オートライトを選ぶポイントを3つご紹介します。

明るさは300ルーメン以上あると安心

自転車を乗る時のライトの明るさの基準は、各都道府県の道路交通法で定められていますが、東京都では「前方10mの距離にある障害物を確認できる明るさで、白色もしくは淡黄色の前照灯でなければいけない」と定められています。

10mの距離を照らすなら、光度は300ルーメン以上あれば問題ないでしょう。ルーメンというのは、光束の単位のこと。ライトにはおおよそ明るさが明記されていることが多いので、購入前に確認すると確実です。また、明るさを表す単位は、「ルーメン」の他に、光度を表す「カンデラ」なども使われています。

以下、自転車の夜間走行に必要な明るさをまとめてみました。

単位街灯のある道真っ暗の道
ルーメン(光束)100ルーメン以上400ルーメン以上
カンデラ(光度)/照射角度25度の場合670カンデラ以上2,685カンデラ以上

毎日自転車に乗るなら、防水機能つきがおすすめ

ハブダイナモのオートライトは、ホイールにつながっている構造なので、基本的に防水機能や防滴機能がついていることが多いです。商品によっては「IPX」といった防滴防水の保護レベルなどが明記されていますが、その中でもIPX4以上のものがおすすめ。

より明るいタイプなら「LED」タイプを

最近は、LEDタイプのオートライトも多くなっています。LEDタイプのオートライトは、従来のタイプに比べて「より明るく、長く使える」のが特徴。値段は、少し高めになりますが、光量、使用期間などを考えるとLEDがおすすめです。

ハブダイナモタイプのオートライトのおすすめ2選

オーソドックスなハブダイナモタイプのオートライトをご紹介します。

丸善電機産業 外装式オートライト アットランプ MG-2

取り付け簡単で、後付もできるライト!

MG-2は、通電不良が少ない2線式ライト。ハブ軸サイズBC5 /16の24〜27インチまでのシティサイクルまで、幅広く適応しています。その秘密は、専用ゲージ!ロックナットの高さを判定することができ、サイズが合わない時は付属の小型のワッシャをハブ軸に取り付けることでサイズ調整ができるから、ほんとうに取付簡単です。

サイズ-
最大の明るさ800カンデラ
重量-
参考価格(税込)4,766円

サギサカ ハブダイナモ用 自転車ライト 45627

明るさ抜群しかもコスパも◎

コロンとした形がキュートなハブダイナモ用のライト。2つのライトにリフレクターがついていて、暗い夜道も明るく照らしてくれます。オートライトの他、スイッチをオンにすると、明るい日中も点灯するので、通行量が多い道など、危険な場所を走行する場合に便利です。

サイズ50x80x65mm
最大の明るさ-
重量120g
参考価格(税込)3,928円

LEDハブダイナモタイプのオートライトのおすすめ6選

ハブダイナモでも、より明るく照射すると言われるLEDを使ったオートライトをご紹介します。

丸善電機産業 マグボーイ MLI-1AL

コンパクトでちょっぴりレトロなデザインが特徴

マグボーイは、カゴ下にも前フォークにも取り付けOK!コンパクトでスリムな形状のハブダイナモ搭載車専用のヘッドライト。JIS規格光度区分グレード5相当の1W-LEDライトを採用、1灯なのに広範囲を明るく照射してくれます。オートライト機能の他、常時点灯切り替えスイッチ付きですから、安全のために昼間も点灯したいという人にもおすすめです。

サイズ48.5x45x73.5mm
最大の明るさ中心光度3,500カンデラ、平均周辺光度1,500カンデラ
重量-
参考価格(税込)1,480円

Panasonic(パナソニック) LEDハブダイナモ専用ライト 足も灯  NSKL135

停車時もピカピカ点滅!足元も照らしてくれる秀逸ライト

中心光度は、3,300カンデラととても明るく、広範囲を照らしてくれるLEDハブダイナモ専用ライト。「足も灯」機能で、走行中に足元付近を照らすだけでなく、停車時には残光機能で足元が点滅するので、周りから存在を認識されやすく、より安全です。自転車ライトとしては珍しくブラックとシルバーの2色展開で、車体に合わせてカラーが選べる所もポイント。それでいて取り付けが単純な1線式であるのもポイント高めです。

サイズ65x76x69mm
最大の明るさ3,300カンデラ
重量90g
参考価格(税込)2,070円

Panasonic(パナソニック) 3LEDハブダイナモ専用ライト SKL093

3つの白色LEDで視認性抜群!漕ぎ出しからもう明るい

SKL093は、スリムなデザインに、3つのLEDを搭載したモデル。中心光度は、550カンデラで、前方に効率よく照射するレンズ加工がされているので、足元も見えやすい!視認性が良いだけでなく、夜道も走りやすいでしょう。もちろん自動点灯と常時点灯の切り替えもOKですよ。

サイズ39x91x48mm
最大の明るさ550カンデラ
重量82g
参考価格(税込)2,500円

シマノ LP-X101H LED オートライト

シンプルな構造ながら明るい!ブラックとシルバーの2色展開

自転車のコンポやパーツでも有名なシマノのオートライト。1W高輝度LEDを採用していて、点灯時にはもちろん、レンズ外周部に反射版がついており、日中も視認性が良いのが特徴。自転車に調和しやすいブラックとシルバーの2色あるので、あなたの車体カラーにフィットしたライトが選べますよ。

サイズ54x54x70mm
最大の明るさ-
重量-
参考価格(税込)3,446円

busch+muller(ブッシュ&ミューラー) ルモテック ドップTセンソプラス

スタイリッシュなデザインでどんな車体にもマッチ

他にはなかったスタイリッシュなデザイン!ドイツの自転車パーツメーカー・busch+mullerのライトのスタンダードモデル。デイタイムランニングライトとオートライトの両機能あり、側面も光るため視認性が◎、昼夜問わず安全に走行ができますね。リフレクターが付属している所も、嬉しい点です。

サイズ-
最大の明るさ35ルクス
重量-
参考価格(税込)7,480円

busch+muller(ブッシュ&ミューラー) トップライト トゥーシー プラス ダイナモリアライト 326ASK-02

視認性抜群で後続車からの距離感がつかみやすいのが特徴

ダイナモ式のテールライト。反射部分の面積も大きくしただけでなく、帯状の高出力LEDを均等に発光させる「ラインテック」というテクノロジーを採用し、両サイドをC型にを発光させることで、夕暮れ時などあらゆる環境で視認性をアップ。後続の車などから見て、距離感がつかみやすいので、衝突防止効果も見込めます


 

サイズ-
最大の明るさ-
重量-
参考価格(税込)2,860円

オートライトを後付けする方法

オートライトを自転車に後付けすることもできます。ここでは、自分で後付けしたいという人に向けて、準備するものや、作業方法について説明していきましょう。

「ライト」と専用の「ホイール」を準備

ハブダイナモホイール

出典:flickr/Gavin Anderson

元々ハブダイナモライトがついていた自転車ならば、新しいライトに取り替えるだけですが、ハブダイナモ用ではない自転車に取り付ける場合、専用のホイールに変える必要があります。必要な物は、下記の2つのアイテムです。

準備するもの    
·フロントハブダイナモ専用ホイール
·ハブダイナモオートライト

 

ハブダイナモライトをつけるには、基本的にはハブダイナモ専用ホイールでないと、取り付けることができません

オートライトは、1線式と、2線式の2タイプがあり、専用ホイールもスルーアクスル式やクイックリリース式のタイプもありますが、それぞれ取り付け方も違ってきますので、購入する時はしっかりとチェックしましょう。

 

作業方法
①レンチ等で固定具をゆるめ、ライト、フロントホイールを外します 
②ハブダイナモ専用のホイールをライトが右側になるように取り付ける 
③ライト用の取付ステーが備わっていれば、そこに固定します 
④取付ステーがない場合は、別売りのブラケット等を利用して、そこに固定します 
⑤電源コードは、カゴがある場合は、カゴステーにくるくると巻き付けて、先端にある電源端子を挿し込みます 

 

ある程度自転車のカスタムをする人ならば、ホイールの交換をはじめ、オートライトの後付けは、難しいわけではありません。

作業が不安な場合は、自転車ショップに相談しよう

自転車ショップ

出典:flickr/Brian Kusler

ハブダイナモライトの取り付けは、通常のライトと比べるとやや難しいです。作業は不安がある方は、自転車ショップに相談しましょう。

夜間走行が多いなら、こんなアイテムも一緒に買うと良いですよ

自転車の反射板

出典:楽天市場

夜に自転車を使うことが多いという人に、一緒に買うと便利なアイテムをご紹介します。

反射板

反射板は、車などの光に反射して、自転車の存在を車や他の自転車に知らせてくれるアイテム。道路交通法でも、尾灯または反射板の装着が義務になっているので、泥よけやペダルなどについているのを見たことがある人も多いでしょう。おにぎり型のものや、丸型、長方形などのタイプがあります。

自転車用反射板についてはこちら。

ボタンライト

自転車のボタンライト

出典:楽天市場

ボタンライトは、超小型のライトで、ヘルメットやかばんに付けたりできるアイテム。ペットボトルのキャップほどの大きさからあり、光量の多いタイプを選べば、よく目立ちます!

反射ベスト

反射ベストを着ている弾性

出典:楽天市場

反射ベストというのは、その名の通り反射する素材を使ったベスト。ベストなので、反射する部分が広く、視認性も高いです。

夜間の自転車には点灯忘れなしのオートライトで快適に!

夜間の自転車走行には、オートライトがとても便利。LEDタイプなら、光量も多く、広範囲を照らしてくれるので、走りやすさもアップするでしょう。点灯忘れもありませんし、つけたり消したりする必要がないので、快適に走れること間違いありませんよ。