緑のロードバイク、どんなイメージ?
緑のロードバイクのイメージは、「個性的」「アウトドア系」「クラシカル」などがあるでしょう。
一口に「緑」と言っても、ライムグリーン、モスグリーン、エメラルドグリーンなど、ニュアンスによって印象もガラッと変わります。
それぞれのイメージについて、詳しく見ていきましょう。
【個性的】明るいトーンは、視認性が高い
緑のロードバイクは、街中で見かけると、つい目で追ってしまう「個性」がありますよね。黒・白・青・赤などに比べると、緑は少数派と言えるでしょう。
フレーム全体ではなく、一部に緑が使われていると、いいアクセントに。
原色に近い緑や蛍光色、明るいトーンのロードバイクは、街中に映えて、さらに視認性が高く安全面でも恩恵を受けられます。
【アウトドア】冒険の強い味方、グラベルロードに合う
太いタイヤで砂利道もガンガン走れるロードバイク「グラベルロード」には、緑のモデルも多いです。特にモスグリーン系は、「アウトドア」のイメージがあります。
アウトドア用品でも多く用いられる色なので、「自然」や「アクティブ」などのイメージを感じる方もいるでしょう。
モスグリーンは黒や白などベーシックな色と相性が良いので、カジュアルな服装にも合いますよ。
【クラシカル】落ち着いた雰囲気の、クロモリバイクに!
クロモリと呼ばれるフレーム素材のバイクに使われることもあり、フレームの形と合わせて「クラシカル」なイメージがあります。
クロモリバイクのフレームは、細めで美しい三角形をしており、独特のノスタルジックな雰囲気。ダーク系の緑であれば「クラシカル」、明るめな緑なら「ヨーロピアン」な印象となるでしょう。
ロードバイクって、どんな自転車?
ロードバイクとは「走る」に特化したスポーツバイクで、走行性を考え抜かれたフレーム設計や重量となっています。
前傾姿勢でスピード維持しやすいドロップハンドルや、細めのタイヤも、ロードバイクの特徴と言えるでしょう。
よく比較される自転車がクロスバイクですが、違いを紹介します。
ロードバイク | クロスバイク | |
重量 | 8kg前後 | 10kg前後 |
ハンドル | ドロップハンドル | フラットバー |
タイヤ | 23〜28mm | 30mm程度 |
価格帯 | 10万円〜 | 5万円〜 |
乗り方 | 長距離やレース、山登り(ヒルクライム)など本格的なスポーツ | 通勤・通学など毎日の移動手段 軽い運動やエクササイズ |
それぞれ目的が異なるので、目的に合ったパーツが使われています。通勤通学など、街乗りメインなら、ストップ&ゴーしやすいクロスバイク。街乗りのほか、休日サイクリングも楽しみたいなら、ロードバイクがおすすめですよ。
ロードバイクの基本的な選び方
ロードバイクは、サイズ・フレーム素材・コンポの3つを基準に選びましょう。
フレームサイズ
タイヤサイズで選ぶシティサイクルと異なり、ロードバイクはフレームのサイズから、自分に合ったモデルを選びます。オンラインサイトでは、フレームサイズと適応身長が表でまとめられていることもあるので、自分の身長と参照しましょう。
フレーム素材
フレーム素材は、主に3つ。クロモリとアルミ、そしてカーボンです。見た目以外にも、性能や重さなどに違いがあるので、紹介します。
クロモリ
細身でクラシカルな雰囲気。やや重量がありますが、しなりがあり、乗り心地がいいでしょう。
アルミ
定番の素材。クロモリより軽く、サビにくいでしょう。キビキビとした直感的な操作感が味わえます。
カーボン
もっとも軽量で、地面からの衝撃を和らげてくれる素材。フルカーボンは高価ですが、フォークだけカーボン素材のバイクも多いです。
コンポーネント
変速など、走行性能に直結するパーツ「コンポーネント(コンポ)」もチェックしましょう。高価なモデルほど、変速がスムーズなど、高性能なコンポがついていることが多いです。
変速段数は、価格に比例しません。また段数が多いほど良いというわけでもありません。軽量さで選ぶなら、変速の少ないモデルがおすすめ。坂道を走ることが多いなら、変速が多い方が、ペダルの重さを調整しやすいでしょう。
さらに詳しい解説はこちら。
緑のおすすめロードバイク紹介【6選】
おすすめの緑のロードバイクを、6モデル紹介します。色の雰囲気を見ながら、自分にピッタリの1台を見つけてくださいね。
KhodaaBloom(コーダーブルーム) KESIKI Touring
キャンプにも!砂利道も走れる太いタイヤのロードバイク
「KESIKI Touring」は、27.5×1.75と太めのタイヤのロードバイク。舗装路はもちろん、舗装が荒れた道もガンガン走れます。キャリアも取り付けできるので、ツーリングにも最適。日本人に合わせたサイズ設計で、無理のない姿勢で走れるでしょう。
天候の影響を受けにくいディスクブレーキを搭載しているため、通勤・通学にもおすすめ。
サイズ | 420mm(155〜170cm)、460mm(165〜180cm)、500mm(170〜190cm) |
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重量 | 11.5kg |
フレーム素材 | アルミ |
カラー | ダークグリーン |
コンポ | Shimano CLARIS |
参考価格(税込) | 99,000円 |
Cannondale(キャノンデール)/CAAD Optimo3
アメリカ3大スポーツメーカーのひとつ、キャノンデール。「CAAD Optimo3」は、アルミフレーム技術を極めたメーカーならではの、ハイパフォーマンスな一台です。
イエローに近い、明るいカラーで、エネルギッシュな印象ですね。
サイズ | 44(157〜165cm)、48(160〜170cm)、51(165〜175cm)、54(170〜180cm)、56(177〜185cm)、58(182〜193cm) |
重量 | – |
フレーム素材 | アルミ |
カラー | ハイライター |
コンポ | シマノ SORA |
参考価格(税込) | 165,000円 |
SCOTT(スコット)/SPEEDSTER 20
「SPEEDSTER 20」は、700x32Cと太めのタイヤなので、段差の多い街中や、砂利道もガンガン走れるでしょう。
ケーブルがフレームに内装されているため、すっきりした見た目で、空気抵抗も軽減できます。緑と黒のグラデーションの色合いが、シックでクールな印象ですね。
サイズ | XXS(155〜165cm)、XS(160〜170cm)、S(165〜175cm)、M(170〜180cm)、L(175〜185cm) |
重量 | 10.4kg |
フレーム素材 | アルミ |
カラー | – |
コンポ | Shimano Tiagra |
参考価格(税込) | 192,500円 |
FUJI(フジ) JARI 1.5
アウトドアで大活躍!未舗装路も走れるグラベルロード
「JARI 1.5」は舗装された道路だけではなく、未舗装路も走れるように設計されたロードバイク(グラベルロード)です。ミックスアルミフレームを採用しており、高い振動吸収性と剛性を誇ります。
5つのボトルケージ台座があり、前後にキャリアも取り付けできるので、ロングライドにピッタリ。油圧ディスクブレーキ仕様で制動力も高いため、濡れた路面でも安心。
サイズ | 46(160〜168cm)、48(165〜173cm)、52(170〜178cm)、54(175〜183cm)、55.5(180〜188cm) |
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重量 | 10.4kg |
フレーム素材 | アルミ |
カラー | カーキ |
コンポ | Shimano Tiagra |
参考価格(税込) | 225,500円 |
RALEIGH(ラレー) CRF
女性にもおすすめ!クラシカルなクロモリバイク
「CRF」はRALEIGHを代表するクロモリロードバイクで、ホリゾンタルフレームが美しいモデルです。独特のダーク系のカラーリングも相まって、落ち着いた雰囲気ですね。
車体重量9.5kgの軽さと、身長154cmから乗れるサイズ展開で、小柄な方や女性にもおすすめ。コンポは、レースでも十分なスペックのシマノ「105」です。
サイズ | 480mm(154〜166cm)、510mm(159〜172cm)、540mm(164〜177cm) |
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重量 | 9.5kg |
フレーム素材 | クロモリ |
カラー | クラブグリーン |
コンポ | SHIMANO 105 |
参考価格(税込) | 236,500円 |
MERIDA(メリダ) SCULTURA 5000
カーボンフレームとシマノ「アルテグラ」のレーシングバイク
「SCULTURA 5000」は、新型CF3カーボンフレーム、コンポにシマノ「アルテグラ」を使ったモデル。今回紹介した中でも、高価格帯ですが、レースにチャレンジできるスペックです。
レーシングバイクとしての設計で、車体重量は8.7kgと、超軽量!山を走るときも活躍するでしょう。ケーブルはフレームに内蔵されていて、見た目がスッキリしている点も、ポイント。
サイズ | XXS(160~170cm)、XS(165~175cm)、S( 170~180cm)、M(175~185cm)、L( 180~190cm) |
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重量 | 8.7kg |
フレーム素材 | カーボン |
カラー | FALL GREEN |
コンポ | Shimano Ultegra |
参考価格(税込) | 407,000円 |
緑のロードバイクで爽快に走ろう!
スポーティーに走り抜けるロードバイク。同じグリーンでも、色合いによって全く異なる印象になるので、自分らしい1台を見つけてくださいね。
実店舗?オンライン?購入場所を決めよう
ロードバイクは、実店舗もしくはオンラインで購入しましょう。
初めてのロードバイクなら、サイズ感を確かめられる、実店舗での購入がおすすめです。またショップの人に、乗り方やサイズ選びの相談を聞いてもらえるかもしれません。
オンラインなら、時間を気にせずゆっくり吟味できますね。気になるモデルをいくつか目星しておいて、実店舗で選定するのもありでしょう。
ロードバイクと一緒に揃えたいアイテム
安全にロードバイクを楽しむため、一緒にヘルメットやライトなどを揃えましょう!
さらにサイクリングを充実させるアイテムとして、速度を測ったり記録を残したりできるサイコンを購入するのもおすすめです。
周辺アイテムも、緑色に揃えると、統一感が出るかもしれませんよ。
ヘルメットなど、アイテムの詳しい紹介はこちら。