ロードバイク スピードメーター

ロードバイク用スピードメーターの機能と選び方・おすすめモデルを紹介!

サイクリング中、自分がどれくらいの速さで走っているか、気になることはありませんか?そんな時は、スピードメーターがあると便利ですよ。

この記事では、自転車用スピードメーターの機能や選び方、おすすめ製品について、紹介します。

目次

記事内画像撮影:編集部

自転車用スピードメーターって、どんなアイテム?

スピードメーター
自転車用のスピードメーターは、走行中の速度を、ディスプレイで表示するアイテム。

スピード以外にも、走行距離、走行時間、平均速度といったデータを計測できる機能があります。それぞれ、サイクリングのペース配分や、トレーニングの効率アップにも役立つでしょう。

手のひらに収まるサイズで、ハンドルに取り付けて使うタイプが多いです。

「サイクルコンピュータ(サイコン)」と呼ばれることが多い

ロードバイク用スピードメーター(GARMIN/Edge130 Plus)

さらに各種センサーを搭載した製品もあり、次のようなデータも収集することができます。

  • ・ケイデンス(ペダル回転数)やパワー
    ・心拍数
    ・走った道の高低差

 

これら、様々なデータを収集する製品は、「サイクルコンピュータ(サイコン)」と呼ばれることが一般的で、「スピードメーター」と呼ばれる製品は、あまり多くありません。

スピードメーター(サイコン)の選び方

自分に合った製品を見つけるには、必要な機能と使いやすさで選ぶことが大切。ただ、ハイテクで多機能なモデルは、価格も高め。求める機能と予算のバランスを考えてみてくださいね

画面の見やすさ

サイコン 画面
表示される文字のサイズや、配置を確認しましょう。画面はモノクロ表示、カラー表示など様々です。

また通勤通学など、暗い時間も乗るなら、夜間に画面が見やすいバックライト付きモデルがおすすめです。

操作のしやすさ

サイコンの操作
シンプルなデザインが好きな人、細かい操作が苦手な人は、操作ボタンが多すぎないモデルがおすすめ。

操作はボタン式が一般的ですが、上位モデルを中心に、タッチパネル式も増えています。タッチパネル式の場合、手袋(グローブ)をつけていると使えない場合があるので、タッチパネル対応のグローブがあると便利ですよ。

バッテリーは充電式?電池式?

サイコンの充電部分
バッテリーは、電池式と充電式があります。どちらにも一長一短があるので、自分の使い方に合ったタイプを選びましょう。

電池式

電池を入れて使うタイプ。稼働時間が長く、万が一走行中に電池が切れても、コンビニなどで新しい電池を調達できる点が安心です。

比較的、安価なモデルにも多いタイプです。

充電式

USBなどで充電するタイプ。電池式より稼働時間が短めですが、電池の交換が不要で経済的。少し重量があるでしょう。

スピード計測以外の機能も、チェックしよう

計測機能以外の機能がついたモデルもあります。定番の機能について紹介しましょう。

心拍数・ケイデンス・パワーなどの計測機能

ワフーのサイコン

センサーなど、別のアイテムを揃える必要がありますが、次の計測機能があると、より楽しみ方が広がりますよ。

心拍数

ペース配分に役立ちます。これからサイクリングを始める人も、あると便利でしょう。

ケイデンス

1分あたりのペダルの回転数のこと。ペース配分やペダルの回し方、ギアチェンジのタイミングなどを意識できるので、長距離を走りたい人にもおすすめです。

パワー

ペダルを回す力のこと。トレーニングを効率良く行えるので、レースに挑戦したい人は要チェック。

記録に便利な、スマホやPCとの連携機能

スマホ連携
走行データをまとめて、記録を取りたい場合に役立つ機能です。

計測したデータを、BluetoothなどでスマホやPCに取り込むことで、様々な情報を分析することや、SNSなどで気軽にシェアすることができますよ。

連携機能は、比較的安価なモデルにもついていることが多いでしょう。

知らない道を走るなら、GPS・ナビゲーション機能

ナビ

自分が走っている場所を確認できるGPSは、知らない道を走る際や、長距離サイクリングで便利。GPSはスマホの地図アプリなどでも使用できますが、自転車に取り付けるスピードメーターなら、すぐにルート確認ができますよ。

主に高価格帯のモデルにある機能です。ルートの再計算や音声案内など、価格が上がるほどナビの機能も充実する傾向にあるでしょう。

シンプル重視!おすすめのスピードメーター5選

さて、ここからはおすすめのスピードメーター(サイコン)を紹介します。今回は、スピード表示が見やすい、比較的シンプルなモデルを厳選しました。

CATEYE VELO WIRELESS+

バックライト付き!シンプル機能のモデル

速度・距離・消費カロリーと、時間表示に絞ったシンプルなモデルです。


バックライトが搭載されていて、暗い場所でもディスプレイを確認しやすく、通勤通学など夕方や夜間も走るシーンで活躍するでしょう。

本体サイズH‎55.5✕W37✕D16.5mm   
重量26.4g
参考価格(税込)6,380円

CATEYE  QUICK

反転液晶で、日差しが強い日も見やすい

クロモリなど、クラシカルなロードバイクにも馴染むデザインの、スピードメーターです。


「速度・距離・走行時間」の測定機能がギュッとつまっており、街乗りにもおすすめ。


黒地に白文字の反転液晶なので、眩しい日中でも確認しやすいのがポイントです。

本体サイズH93.5✕W54✕D36mm
重量24g
参考価格(税込)6,380円

CATEYE PADRONE SMART

オプションが使える!拡張性の高いモデル

こちらも同じくCATEYEの製品。オプションの各種センサーを使用することで「ケイデンス・心拍・パワー」が測定できるスペックを兼ね備えています。


まずはスピードメーターの使用感を試してみたい方におすすめ。より多くの機能が欲しくなった場合でも、センサーを購入するだけで機能を拡張することができますよ。

本体サイズH‎67.5 ✕W43.0✕D15.6mm
画面サイズ2.1インチ
重量30g

BRYTON RIDER 15 NEO E

GPSに強いメーカーのスピードメーター

BRYTON (ブライトン)は台湾のメーカーで、GPSに関連する製品を開発しています。


RIDER 15 NEOは、GPS対応のモデル。通常の「Eモデル」に加えて、ケイデンスセンサーが付属した「Cモデル」があり、いずれもGPS対応としてはリーズナブルな価格と言えるでしょう。


走行ログは、Bluetooth経由で自動的にアプリへ同期されるため、データの解析やSNS共有も簡単。

本体サイズH‎71✕W46.2✕D21.6mm
画面サイズ2.0インチ
重量51g
参考価格(税込)9,130円(Eモデル)

GARMIN Edge130 Plus

多機能で見やすい!新しい楽しみ方が見つかるサイコン

Edge130 Plusは、GPSを搭載したサイコンの最高峰、GARMIN(ガーミン)のエントリーモデル。多機能ながら、整理された見やすい画面が表示されます。


衝撃を検知する事故検出機能のほか、詳細なナビゲーション機能では残り距離や勾配を表示することや、スマホの通知をスピードメーター上に表示することも可能。


ガーミンが運営するデータ管理サービス「GARMIN CONNECT」に、走行ログをリアルタイムでアップでき、他のユーザーとの仮想レースを楽しむこともできますよ!

本体サイズH63✕W41✕D16mm
画面サイズ1.8インチ
重量33g
参考価格(税込)28,800円

速度を表示して、サイクリングをもっと楽しもう!

スピードメーターは、ペース配分や効率的なトレーニングの参考にできるなど、サイクリングの楽しみ方を広げてくれるアイテム。

対応している機能によって、様々な走行データを取ることができるので、使用シーンや予算に合わせて、自分に合うモデルを選んでみてください。

以下、定番のサイコンメーカーについて、紹介しています。

人気のサイコン、比較してみました!