海岸 親子 ストライダー

ストライダーに乗ろう!何歳から乗れる?どう選ぶ?など、疑問をスッキリ解決!

子供が2歳以降などになり、“歩き”も達者になってくると、気になるのがストライダー。お友達が乗り始めたりすると、余計に気になりますよね。

今回は、ストライダーについて詳しく解説します。人気あるストライダーですが、初めてだとわからないことも多いですよね。何歳ぐらいから乗れるかや各モデルの選び方まで、子供が楽しめるストライダーが選ぶことができるよう、解説していきます。

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目次

アイキャッチ画像出典:Facebook/STRIDER JAPAN

ストライダーとは?

ストライダーは、「キックバイク」や「ランニングバイク」等と呼ばれる、幼児向けペダルなし自転車を代表するブランドです。補助輪なし自転車の練習用という印象が強いですが、それ以外にも優れた点がたくさんあります。

幼児が初めて乗る、本格的な乗り物!

幼児 笑顔 ストライダー 
歩きも上達する2歳の頃に出会うストライダーは、初めて体験する本格的な乗り物。その魅力は、

● 乗り物を思い通りに操作できる楽しさを知る。
● 自分だけの愛車を持てる所有感。パパ、ママ、兄弟の仲間入り!
● ストライダー&遊具、公園遊びの幅が広がる。

今までの遊び方とは行動範囲やスピード感が違うので、新しい世界が広がるでしょう!

ストライダーとともに成長できる

幼児 野山 ストライダー
ストライダーは、幼児の身体能力の形成にも大いに役立ちます。体幹が鍛えられ、バランス感覚が良くなるなど、運動能力を向上させてくれるでしょう。ストライダーに乗るときの前傾姿勢は、速く走る姿勢に共通しており、かけっこが早くなる傾向もあるようです。

また自転車に対する抵抗感がなくなり、心身ともに自転車に乗る準備が整います。スムーズに自転車に移行できるだけでなく、楽しく遊びながら自然に身体が鍛えられ、ストライダーとともに成長できますよ。

最適な年齢は?

ストライダー ハンドル 少年
ストライダーの12インチモデルは、1歳半から5歳までが対象年齢となっています。2歳位から乗り始めることが多いようです。 5歳以降から始めるなら、タイヤ径がすこし大きい14インチモデルがおすすめ。後付けでペダルも付けられるので、ランニングバイクだけでなく、自転車として乗ることができます。

ストライダーってどんなブランド?

strider バナー
出典:Facebook/STRIDER JAPAN

2007年から幼児向け自転車を製造するアメリカのブランドStrider Bikes(ストライダー バイクス)が作る幼児向けのペダルなし自転車をストライダーとよびます。世界25ヶ国、300万人以上の子どもたちに愛されています。

アメリカの競技用自転車開発スキルを持った専門チームによって設計・開発され、シンプルで高い堅牢性を持っています。転倒時のケガを防ぐ細かな気配りも十分。他にも同じようなペダルなし自転車はたくさんありますが、選ぶならストライダーが安心です。

ストライダーならではの強み

パイオニアであるストライダーならではのこだわりを、具体的に見て行きましょう。

操作しやすい軽い車体

ストライダー 持ち上げる少年
出典:Amazon

ストライダーの重量はわずか2.5~3.0kg。軽めの車体で操作しやすく、転んでもすぐに立ち上がることができます。腕の力がまだ弱い幼児にとって、軽さは大きなメリットになり、上達しやすさにもつながるでしょう。目安として子どもの体重の30%以下の自転車を選ぶと扱いやすいですよ。

コケにくい低重心なつくり

strider ウッドデッキ 芝生
出典:Facebook/STRIDER JAPAN

サドルが低く、重心が安定しやすいので、車体のコントロールがより簡単になります。その他にも、頭の位置が高くなりにくいので、転んだ時にも衝撃を受けにくい 、サドルをまたぎやすいというメリットもあります。

安心のパンクしないタイヤ

strider タイヤ
出典:Facebook/STRIDER JAPAN

一般的な自転車や車のタイヤは空気が入っていますが、ストライダーのタイヤは樹脂製で空気を入れる必要がありません。パンクすることがないのは大きなメリットです。樹脂性ですが弾力性もあり、ちょっとしたでこぼこ道なら走ることができます。

ただし空気入りタイヤとは違い、大きな段差では衝撃を受けやすかったり、ゴム製のタイヤに比べると、地面をグリップする力が弱く滑りやすいので、走る場所には注意が必要です。

足を置けるフットレスト

ストライダー フットレストに立つ少年
出典:Facebook/STRIDER JAPAN

スピードに乗って走るときや、ゆるい下り坂を降りるときには、足を地面から上げて乗ることもあるキックバイク。 ストライダーには後輪側のサドル下に、足を乗せておくフットレストがあります。バイクコントロールする感覚がより養われるでしょう。

フットレストの場所や形状によっては、サドルの下からはみ出しすぎて、蹴り出した足がぶつかってしまうことも。ストライダーでは後輪の近くにスマートにフットレストが付く設計となっており、その点も抜かりありません。

ストライダー、モデルの選び方

ストライダーのモデルを選ぶにあたって、まずは、子どもの年齢や体型にあったモデルを選びましょう。

2〜5歳なら、12インチのモデル

幼児 ストライダー 2台
ストライダー公式HPによると、タイヤサイズ 12インチ(30.5cm)の対象年齢は1歳半〜5歳。実際は2歳位から乗り始めるケースが多いです。

12インチには、「クラシック」、「スポーツ」、「プロ」の 3 つのモデルがあります。フレームとタイヤはすべて共通です。主な違いは下表をご覧ください。

  クラシック スポーツ プロ
重量 2.9kg(スチール) 3.0kg(スチール) 2.5kg(アルミ)
グリップ径 2.7cm 2.2cm 2.2cm
フットステップ なし あり あり
シートポスト XLサイズ付属なし XL付属あり XL付属あり
サドル クッション性なし クッション性あり クッション性あり
価格(税込) 13,750円 16,940円 24,750円

クラシックはとにかくシンプル。スポーツとプロはグリップ、サドル、フットステップなど、身体にあたる部分にも配慮されています。特にプロは軽さが際立つので、ストライダーのレース出場にも良いでしょう。

5〜7歳なら、14インチ

strider 14x 女の子
出典:Facebook/STRIDER JAPAN

ストライダー公式HPによると、タイヤサイズ 14インチ(35.5cm)の対象年齢は3歳〜7歳。4歳過ぎてからストライダーを始める場合は14インチモデル、14xを選びましょう。14インチは1モデルのみです。

少し大きめのタイヤ、高めのサドル、幅広のハンドルバーで、背の高い子供でも安定して乗ることができます。後付けでペダルユニットを取り付ければ自転車として使えるのが最大の特徴。最初からブレーキが付いているので、自転車への移行もスムーズです。

ストライダー、おすすめモデル紹介

12インチの3モデルと、14インチ1モデルがストライダーの基本モデルになります。12インチを選ぶポイントを含めて、詳しくご紹介します。

STRIDER(ストライダー) Classic Model

対象年齢 1歳半〜5歳
適応身長 70〜115cm
ホイールサイズ 12インチ
重量 2.9kg
カラー 全4色(グリーン、レッド、ブルー、ピンク)
価格(税込) 13,750円

ストライダーの基本すべてが詰まったモデル

ストライダーが誕生してからずっと続いているモデルです。シンプルで軽くて頑丈。ストライダーで走り出すために必要なものはすべて入っています。シリーズ中、一番のお買い得モデルです。

STRIDER(ストライダー) Sport Model

対象年齢 1歳半〜5歳
適応身長 70〜115cm
ホイールサイズ 12インチ
重量 3.0kg
カラー 全7色(グリーン、レッド、ブルー、ピンク、オレンジ、イエロー、ブラック)
価格(税込) 16,940円

迷ったらこれ!人気No.1のストライダー

フレーム、タイヤなど、基本設計はクラシックと共通ですが、細身のグリップ、クッション性のあるサドル、フットステップやハンドルバークッションなど、細部まで子どもの乗りやすさにこだわったモデルです。また、長めのシートポストも付属しています。

STRIDER(ストライダー) STRIDER Pro

対象年齢 1歳半〜5歳
適応身長 70〜115cm
ホイールサイズ 12インチ
重量 2.5kg
カラー 全5色(シルバー、メタリックアクア、メタリックマルーン、ウルトラブルー、メタリックパープル)
価格(税込) 24,750円

アルミ軽量ボディで、ストライダーレースを楽しもう!

フレーム、ハンドル、フロントフォークなどの主要パーツにアルミを採用。さびにも強く、重量も2.5kgとさらに軽量化されました。剛性も高く、ナンバープレートも装備、価格は高いですが、ストライダーのレースに興味があるなら、ぜひProを選んでください。

STRIDER(ストライダー) STRIDER 14x(ストライダー フォーティーンエックス)

対象年齢 3歳半〜7歳
適応身長 95〜125cm
ホイールサイズ 14インチ
重量 5.9kg(ペダルユニット無し)7.4kg(ペダルユニット有り)
カラー 全4色(スティールブルー、ライムイエロー、フューシャピンク、サンシャインオレンジ)
価格(税込) 29,700円

ストライダーデビューが遅れたら14インチを!

4歳、5歳でストライダデビューするならこちらを!体重移動を覚えたらペダルユニットを取り付けて自転車として乗りましょう。最初からブレーキが付いているので、自転車への移行は12インチよりもスムーズです。

一緒に揃えたいもの

公道は走れないとは言え、スピードが出る乗り物です。安全対策は万全にしましょう。ヘルメットは必須ですが、プロテクターや手袋を使うと、子どもの恐怖心を取り除くことにもつながるので、上達への早道となるでしょう。

ブリヂストン コロン

カラー 5色
サイズ 46〜52cm
参考価格(税込) 4,719円
重量 370g
規格 SG規格

安心のハードシェルタイプ、デザインも可愛い!

丈夫なハードシェルで、頭をしっかり守ってくれます。アジャスタダイヤルでサイズ調節もしやすく、成長に合わせてピッタリ被ることができます。北欧風から元気な乗り物の図柄まで、カラフルな5色展開。ムレにくいよう、ベンチレーションもついています。

OGK Kabuto(オージーケー カブト) PINE(パイン)

カラー 8色
サイズ 47〜51cm(1〜3歳位)
参考価格(税込) オープン価格
重量 230g
規格 SG基準

カジュアルにもシックにも似合うマットカラーのソフトシェルタイプ

軽量コンパクトなソフトシェルインモールドで、首への負担を軽減。サイズ調整も、後頭部に取り付けられたフィットバンドを引っ張るだけで、簡単です。フルーツみたいな形で子どもも気に入ってくれそうです。


キッズヘルメットについて、詳しくはこちら。

STRIDER(ストライダー) ストライダー オフィシャル /エルボー&ニーパッド プロテクター

サイズ ワンサイズ
対象年齢 2〜5歳
カラー ブラック&ホワイト(ワンカラー)
規格 CPSC(米国)、CE(欧州)
価格(税込) 2,860 円

ストライダー純正プロテクターで、気分もアップ!

ストライダーオフィシャルのエルボー&ニーパッドです。肘と膝にプロテクターを装着すると安心感が生まれ、練習にも集中できるでしょう。黒白のクールなデザインなので、何色の車体にもマッチします。

Simply Kids(シンプリーキッズ) 軟式プロテクター

サイズ(対象年齢) S(2〜4歳)、M(4〜8歳)、L(8〜11歳)
カラー 全11色(内、二代目4色)
材質 ネオプレン
規格 なし
価格(税込) 2,980円〜(サイズ、カラーによって異なる)

ネオプレーンで動きやすい!小さな子にもジャストフィット!

肘、膝のプロテクターとグローブがセットになったとてもコスパが高いプロテクターです。ネオプレーン地は固すぎないので動きやすく、洗濯も可能。サイズ調節のマジックテープが長めに装着されているので、ピッタリにフィットさせることができます。なお、商品名に「二代目」と表記があるものは、膝のプロテクターが、スネ全体をカバーするロングタイプになっています。ストライダーには使いにくいので、注意してくださいね。

ストライダー以外のキックバイクはどう?

D-BIKE KIX AL
出典:楽天市場

他の人気ブランドのキックバイクもご紹介しておきます。それぞれに特徴があるので、比較検討して見てくださいね。紹介するのは、以下の3モデル。

● スポーツバイクブランド代表してTREK、Kickster
● 多くの自転車店で取り扱われているD-Bike、KIXx-AL
● 子どもの使いやすさにこだわって作られた日本製のSPARKY

ストライダーの一番人気、スポーツモデルも加えて、スペックを下記にまとめてみました。

  TREK/Kickster D-Bike/KIX-AL サーチライト/SPARKY STRIDER/SportModel
対象年齢 記載なし 2歳〜 2〜6歳 1歳半〜5歳
適応身長 86〜102cm 85cm〜 80cm〜 70〜115cm
重量 3.97kg 3.6kg 4.5kg 3.0kg
ブレーキ なし あり(後輪) あり(後輪) なし
スタンド なし あり あり なし
タイヤ エアーチューブ プラスチック エアチューブ プラスチック
価格(税込) 20,900円 15,180円 11,000円 16,940 円

● TREK/Kickster:重量はあるが、フットレストやサドルの調整範囲が広い。

● D-BIKE/KIX AL:後輪ブレーキとスタンド付き。フットデッキがサドルの真下にあり、ペダルを漕ぐ姿勢が意識されている。後輪近くにあるストライダーと設計意図の違いが感じられる。

● SPARKY:後輪ブレーキは、ゴム製のタイヤとの相乗効果でしっかり止まれる。タイヤとホイールで重量が重いが、低重心になり、走行安定性は高い。

キックバイクについて、詳しくはこちら。

ストライダーの乗り方と注意点

せっかく親子で盛り上がって購入したストライダーですが、すぐにスイスイ乗りこなせるようになるとは限りません。上手な練習の仕方と注意点をお伝えしますね!

練習の手順

親子 ストライダー 公園 練習
先ずはヨチヨチ歩きから
先ずはストライダにまたがって、ヨチヨチ歩きからスタート。パパ、ママの歩くあとをついて行くと良いでしょう。慣れてくるとスピードが出せるようになるので、あせりは禁物、最初はゆっくり歩いてあげて。何度も繰り返しましょう。この段階で、ハンドルの切り方の感覚が身につくように、曲がる練習もしておくと良いでしょう。

足を上げて走行してみよう
当たり前のように歩けるようになると、自然とスピードが出てきます。そうなったら次のステップ、足をあげての走行練習です。まず、片足をステップに乗せ、反対の足で地面を蹴って進んで見ましょう。キックボードと似たイメージですね。

曲がり方を練習しよう
両足を地面から離して、まっすぐ安定して走れるようになったら、次は曲がり方。重要なのは体重移動ですが、アドバイスするのは難しいですよね。そこで、「曲がりたい方向を見る」ことを教えてあげましょう。自然と体重移動ができ、スムーズに曲がることができます。

ストライダーに乗る際の注意点

親子 ストライダー  交差点 押しボタン信号
ストライダーはブレーキがなく、法律上、自転車には含まれません。そのため、公道を走ることは出来ません。公道とは公共で管理・利用されている道路で、歩道も含まれています。公園など、クローズドな場所で乗るようにしましょう。

慣れてくると、スピードも出て、危険も増します。思いがけないトラブルでケガをしたり、誰かを傷つけてしまうことも十分、起こり得ます。子どもがストライダーに乗っているときは、目を離さないようにしましょう。

そして、ヘルメットは必ずかぶりましょう。ヘルメットとストライダーはセット、というように習慣づけましょう。

初めての乗り物にはストライダーを!

ストライダー 草原
子どもにとって、ストライダーとの出会いは画期的。今まで遊んできたオモチャとは一味違います。スポーツの楽しさを知ったり、乗り物の素晴らしさを知ったり。心にも身体にも、大きな成長をもたらしてくれるでしょう。ストライダーで、ワクワクする新しい世界へ漕ぎ出しましょう!

幼児用自転車の選び方はこちら。