折りたたみ自転車とは?
折りたたみ自転車とは、簡単な手順で折りたたんで、コンパクトに持ち運べる自転車。ほとんどの車種は、工具を使わずに折りたたむことができます。
コンパクトで小径車(タイヤが小さい自転車)が多い
折りたたみ自転車を折りたたむと、フレームが折りたためたり、前後の車輪が内側に入り込んだり。ハンドルやサドルも小さく収納できる仕様なので、とてもコンパクトになります。
その「コンパクトさ」が重要なので、折りたたみ自転車は、ミニベロであることが多いです。車輪の大きさは、折りたたんだときの収納サイズに大きな影響を与えるのです。
折りたたみ自転車とミニベロの違い
ミニベロと折りたたみ自転車の違いを確認しておきましょう。
「ミニベロ」はタイヤが小さい自転車を指します。タイヤが小さい折りたたみ自転車も、ミニベロに含まれます。ただし、折りたたみ自転車でも26インチタイヤのモデルもあります。これは当然ながらミニベロとは呼べませんね。
整理すると、
⚫️ミニベロ:小径(小さいタイヤ)であること。折りたためるかどうかは条件ではない。
⚫️折りたたみ自転車:折りたためること。小径かどうかは条件ではない。
ミニベロについて詳しくはこちら
折りたたみ自転車の魅力
折りたたみ自転車の魅力、いろいろあります。順に見て行きましょう。
コンパクトに収納できる
駐輪スペースが確保できない人も、折りたたみならコンパクトに収納できるので、玄関や室内で保管することもできます。エレベーターにも乗せやすいので、マンションに住んでいる人には便利ですね。
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漕ぎ出しが軽い
タイヤが小さいと、軽い力で走り出せるので、ストップ&ゴーの多い市街地にはピッタリです。
家族で共有しやすい
サドルの高さやハンドルの高さを調節することができるタイプなら、小学校高学年の子どもから大人まで乗ることができます。家族共有の自転車が玄関に一台ある。合理的でとてもスマートな使い方ですね。
かわいいデザインが多い
カラーやフォルムが豊富でかわいいデザインが多いのも魅力です。折りたたまないけれど、デザインが好きで折りたたみ自転車を買う人もいるほど。気に入った自転車で街を走ると、楽しさが倍増しますよ!
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輪行しやすい
電車に自転車を乗せることを輪行と言います。普通の自転車の場合、輪行するには車体から前後輪を外してコンパクトにまとめ、輪行バッグに入れなければなりません。折りたたみ自転車なら折りたたんで輪行バッグに入れるだけ。簡単に輪行することができます。
旅先で自転車があれば、フットワーク軽く街や景勝地を楽しむことができます。目的地までの移動も、思い出に残る旅の一ページになるでしょう。
折りたたみ自転車の輪行についてはこちら
また、電車だけでなく、車にも積みやすいので、ドライブ&ライドで行動半径が広がります。
意外なデメリット
折りたたみ自転車のデメリットを知っておくことも、間違いのない機種選びには必要です。
コンパクトな割りに、そこまで軽量ではない
コンパクトな折りたたみ自転車ですが、実はそこまで軽くないものが多いです。10~15kgが一般的な重量でしょうか。その理由は、折りたたみ機構がありパーツ数が多いこと、折りたたむために、フレームに剛性(頑丈さ)を持たせなければならないことなどが挙げられます。他の種類の自転車と重さを比較すると、
ロードバイク、クロスバイクなどのスポーツバイク < 折りたたみ自転車 < ママチャリ
という順番になります。ただ、折りたたみ自転車の中にも、10kgを切る軽量なモデルもあります。輪行を考えている方は、ぜひ、軽量モデルを選んでくださいね!
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スピードが維持しづらい
ここから小径車ゆえのデメリットを3つ挙げてみます。一つ目は、スピードの維持が大変なこと。タイヤが小さくてもギア設定によって、一漕ぎで26インチ並みの距離を進むことは可能です。けれども、漕ぐのをやめるとあっと言う間にスピードが減衰してしまうのはどうしようもありません。
ロードバイクやクロスバイクは、ある程度スピードに乗ったら足を休めてもそれほど減速しません。それに対して折りたたみ自転車のような小径車は、ずっとペダルを回していないと、スピードが維持できないのです。もし、ロードバイクと一緒に長距離を走った場合、小径車に乗っている人は休むことなくペダルを回し続けることでしょう。小径車、ミニベロが長距離に向いていないと言われる大きな理由は、ここにあります。
走行の安定感が低い
2番目は、走行中の安定感が低い、ということ。まずハンドル操作の問題ですが、ハンドルを少し切っただけでタイヤが大きく動いてしまう感覚があります。ふらつきやすいので、慣れが必要でしょう。また路面からの振動を拾いやすいので、乗り心地も固くなる傾向があります。
段差を越えにくい
小径車ゆえのデメリット、3番目は段差に弱いこと。タイヤが大きいほど、段差をマイルドに乗り越えることができます。逆に小さければ小さいほど段差を乗り越えられず、最悪の場合には転倒してしまうことも。車道と歩道の段差には注意が必要です。
折りたたみ自転車の選び方
折りたたみ自転車を選ぶ際に、チェックするポイントがいくつかあります。何を重視するかは使い方によって異なるので、確認していきましょう。
収納サイズ
折りたたんだときのサイズを確認しましょう。輪行する、車のラゲッジスペースに乗せる、玄関先に収納する。それぞれの目的に合った収納サイズかどうか、予めチェックしておくことが重要です。
ホイールサイズ
車輪の大きさは、とても重要です。折りたたみ自転車に多いホイールサイズは、20、18、16、14インチなど、小径が多いですが、小径の中でも大き目の20インチは走行性能が高く、小さい14インチの方が収納性が高い。収納性と走行性のどちらを重視するか。良く考えてホイールサイズを決めましょう。もちろん、走行性能にグンと振り切った26インチと言う選択肢もあります。
軽量性
折りたたみ自転車を折りたたんで運ぼうとすると、とても重たく感じます。例えば、12kgの折りたたみ自転車と、2ℓ6本入りのミネラルウォーターのダンボールはだいたい同じ重さのはず。ところが実際に折りたたんだ状態で折りたたみ自転車を持ってみると、形がいびつで持ちにくく、12kgの水のダンボールより強烈に重たく感じます!
そのため、輪行を考えている人、部屋まで運ぶときの距離が長かったり、階段を使う人は10kgを切る軽量モデルを選ぶことをおすすめします。
変速段数
サイクリングを楽しみたい、あるいは坂が多いところで乗る場合は変速があった方が良いですね。チョイ乗り中心で、それほど坂を気にする必要もないなら、シングルギアの方がシンプルで使いやすいでしょう。
おすすめメーカー6選
折りたたみ自転車を選ぶ際、実績のあるメーカーを選ぶことも重要。折りたたみ自転車で人気のある6つのメーカーを紹介します。
キャプテンスタッグ
キャンプグッズメーカーとして知られるキャプテンスタッグですが、自転車もフルラインナップを展開するほど力を入れています。キャンプとの親和性が高い折りたたみ自転車は、その中でも主力と言っても良いでしょう。
キャプテンスタッグについて詳しくはこちら
ルノー
軽量な折りたたみ自転車はとても高額。そんな常識をくつがえしたのがルノーです。10kgを切るどころか、7kgを切る14インチモデルなど、14インチから20インチまで、個性的な軽量モデルがそろっています。
ルノーについて詳しくはこちら
ダホン
ダホンと言えば折りたたみ自転車の老舗。その定評ある折りたたみ技術は、折りたたみ自転車のスタンダードになっています。街乗りしやすい入門モデルから、本格ツーリングもこなす高スペックモデルまで豊富な品揃え。折りたたみ自転車が気になったら、まずチェックしたいブランドです。
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パシフィックサイクル
自転車生産の世界的拠点である台湾のメーカーです。ドイツr&m社の折りたたみ自転車Birdyは、同社で製造されています。また独自ブランドのCarryMeは、タイヤサイズ 8インチながら名前の通り、どこでも連れて行ける、そしてどこへでも連れて行ってくれる頼もしい走行性能を備えています。誰も作れないものを作り出す、そんな情熱とパワーに溢れた会社です。
ブロンプトン
イギリスの高級折りたたみ自転車のブランド。社名=車名で、ブロンプトンしか作っていません。すべてロンドンの工場で手作りされています。折りたたんだ姿は芸術的に美しくコンパクトで、他の追随を許しません。その上、走行性能も兼ね備えている、最高の旅の自転車です。
ブロンプトンについて詳しくはこちら
タイレル
香川県さぬき市に本拠を置くジャパンブランド。ミニベロでありながら圧倒的な走行性能、洗練されたデザイン、妥協のない生産クオリティ。日本を代表するミニベロブランドです。折りたたみでありながら、走る一台を希望するならタイレル、イチ押しです。
街乗りにぴったりのモデル5選
それではいよいよ、オススメの折りたたみ自転車を紹介して参ります。まずは、街乗りにぴったりのモデルから。初めての折りたたみ自転車で街乗り中心なら、安定感のある20インチがオススメです。
REAULT(ルノー) LIGHT10(ライト10)
初めてでも使いやすい20インチ軽量折りたたみ自転車
折りたたみ自転車に初めて乗る人にオススメのベーシックモデルです。小径車の中では安定感がある20インチ、10kg台の軽量モデル。変速も7段あるので、坂道も安心です。
カラー | マットブラック、ホワイト |
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タイヤサイズ | 20×1.75(406) |
変速数 | 1×7(52T、14-28T) |
重量 | 10.8kg |
折りたたみサイズ | H63×W83×D43cm |
参考価格(税込) | 53,130円 |
DAHON(ダホン ) Route(ルート)
細部まで使いやすいさにこだわったDAHONのエントリーモデル
高さが約10cm調節できるアジャスタブルハンドル、手のひらにフィットし、振動を和らげるエルゴタイプグリップなど、エントリーモデルとは思えない装備です。泥除けも標準装備、ヘッドチューブにはバスケット、ラック取付用の台座があり、荷物を積むためのカスタムも容易。デイリーに使いやすいモデルです。
カラー | マットブラック、クラウドホワイト、ルビーレッド、コバルトブルー、ピュアシルバー、フォレストグリーン |
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タイヤサイズ | 20×1.50(406) |
変速数 | 1×7(52T、14-28T) |
重量 | 12.2kg |
折りたたみサイズ | H64×W89×D34cm |
参考価格(税込) | 59,400円 |
DAHON(ダホン ) Boardwalk D7(ボードウォーク D7)
クロモリフレームにシルバーパーツが映えるクラシカルな魅力
ダホンのロングセラーモデル。重くなりがちなクロモリ素材ながら、重量は12.5kgに抑えられています。クロモリの魅力は細身でデザイン性が高いことだけでなく、振動を吸収してくれること。路面からの振動を拾いやすい小径車にはうれしい素材です。
カラー | ヴィンテージブラック、シルキーベージュ、マットブルーグレー、ブリテッシュグリーン、ブリックブラウン |
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タイヤサイズ | 20×1.50(406) |
変速数 | 1×7(52T、12-28T) |
重量 | 12.5kg |
折りたたみサイズ | H65×W78×D34 |
参考価格(税込) | 71,500円 |
キャプテンスタッグ クエントFDB201
街乗り、チョイ乗りにぴったりなシングルギア
坂を気にする必要がない場合はシングルギアがおすすめです。故障のリスクも減り、チェーン落ちの心配もなく、気軽に乗ることができます。オープン価格となっていますが、ネットショップでは2万〜2万5千円程度で販売されているようです。
カラー | ホワイト、グリーン、ブルー、レッド、ブラック、シルバー |
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タイヤサイズ | 20インチ |
変速数 | シングルスピード |
重量 | 13.8kg |
折りたたみサイズ | H61×W79×D41cm |
参考価格(税込) | オープン価格 |
JEEP(ジープ) JE-206G
無骨でスタイリッシュなデザインが街で目をひく
日本の厳しい安全基準「BAA」マークを取得している頑丈な折りたたみ自転車です。ジープブランドを冠するだけあって、ミニタリーなカラーリング、ワイルドなデザインが魅力。程良く太めのタイヤが振動を吸収してくれ、街中で快適に走れます。重量があるので、折りたたんで持ち運ぶのは大変です。自転車を保管するために折りたたみ機能が必要な方におすすめです。
カラー | オリーブ、サンド、ブラック、ネイビー |
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タイヤサイズ | 20×1.75(406) |
変速数 | 1×6 |
重量 | 17.0kg |
折りたたみサイズ | H65×W84×D47cm |
参考価格(税込) | 42,000円 |
走りにこだわったモデル5選
折りたたみでも走りにこだわるなら、価格が少し高くなりますが、高スペックなモデルから選びましょう。
TYRELL IVE(タイレル イブ)
タイレルは、四国は香川県で、開発から製造・販売までを一貫して行っている、スポーツ自転車専門メーカーです。特に「走り」にこだわったミニベロには定評があります。そんなタイレルが作った折りたたみ自転車は、「走る」「曲がる」「止まる」と言う基本性能をしっかりとおさえた設計で、初心者でも安心して乗ることができます。
カラー | ヘイジーブルー&グロスブラック、マルーンメタリック&グレイメタリック、黒鉄スパーク&グロスブラック |
タイヤサイズ | 18-1.5 |
変速 | 1×8(53T、11-30T) |
重量 | 11.5kg |
折りたたみサイズ | H59×W71×D33cm |
参考価格(税込) | 168,000円 |
DAHON Visc EVO
フロントダブルの20段変速、高いフレーム剛性でハイレベルな走り
シマノのロード系コンポーネントTiagraを装備。フロントダブル、20段のギアで、アップダウンにもきめ細かく対応できます。タイヤは20インチでも少し大きめな451規格で、高い走行性能が楽しめます。フレームが二股に分かれることによって、接触面積が増し、ねじれを抑えて剛性がアップする「Re-Barテクノロジー」を搭載。折りたたみフレームの弱点をカバーしています。
カラー | マットブラック、マンゴーオレンジ、スカイグレー |
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タイヤサイズ | 20×1-1/8(451) |
変速数 | 2×10(53/39T、11-25T) |
重量 | 10.9kg |
折りたたみサイズ | H65×W82×D39 |
参考価格(税込) | 167,200円 |
BROMPTON(ブロンプトン)/P Line Ueban
チタン素材を使用、新しい外装4段と共に軽量化と走りの軽さを実現
2022年、ブロンプトンの製品ラインが刷新され誕生したP Lineは、フロントフォークとリアフレームがチタン製、外装4速化されたことにより10kgを切る軽量モデルとなりました。輪行が楽になり、より軽快な走りを楽しむことができます。
カラー | ストームグレー、ミッドナイトブラック |
タイヤサイズ | 16インチ |
変速 | 1×4(50T、11-13-15-18T) |
重量 | 9.99kg |
折りたたみサイズ | H64.5×W58.5×D27.0cm |
参考価格(税込) | 396,000円 |
KHS/F-20RC
走れる折りたたみといえばKHS、フラッグシップモデルでロングライドも快適に!
フロントダブル、大きめの451規格タイヤ、多様なポジションが取れるブルホーンバー、カーボン製フロントフォークと、折りたたみ自転車らしからぬ装備で、ロードバイクに匹敵する滑らかな走行感覚を味わうことができます。クロモリでシンプルなデザインも魅力。
カラー | マットチタン、ブラック/シルバー |
タイヤサイズ | 20×1.1(451) |
変速 | 2×10(52/36T、11-25T ) |
重量 | 11.1kg |
折りたたみサイズ | H70×W78×D36cm |
参考価格(税込) | 220,000円 |
Tern VERGE N8
日本人の体格に合わせて生まれたVERGEシリーズの人気モデル
アルミフレーム、リア8速のシンプルモデル。細身のタイヤで軽快に走れます。街乗りはもちろん、輪行や中長距離のツーリングもこなすオールマイティーな一台。折りたたみ方法も簡単なので、初心者にも扱いやすいでしょう。
カラー | マットレッド/マットシルバー、マットブラック/ブラック、ブルー/シルバー、ペールゴールド/シルバー、グリーン/ホワイト、ガンメタル/ダークシルバー |
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タイヤサイズ | 20×1.35(406) |
変速数 | 1×8(52T、11-32T) |
重量 | 11 kg |
折りたたみサイズ | H72×W79 × D38 |
参考価格(税込) | 126,500円 |
とにかく軽量なモデル4選
軽量さを重視するなら、何と言ってもタイヤサイズ 14インチがおすすめです。
DAHON(ダホン ) K3
14インチ、7kg台、で3段変速装備の大人気モデル
折りたたみ自転車として驚異の軽量を達成しながらも3段変速を装備し、携帯性と走行性能を両立した人気モデルです。軽くてコンパクト、輪行もはかどります。非力な女性にも嬉しい一台、行動半径がぐっと広がるでしょう。
カラー | ガンメタル/ブラック、シャンパン/ブラック、レッド/マッドブラック、シルバー/ブラック |
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タイヤサイズ | 16×1.35 |
変速数 | 1×3(53T、9-13-17T) |
重量 | 7.8kg |
折りたたみサイズ | H59×W65×D28 |
参考価格(税込) | 105,600円 |
RENAULT(ルノー) PLATINUM LIGHT6
軽さを追求した6.8kgの超軽量モデル
軽量なだけでなく、ペダルが簡単に着脱できるので、折りたたむと本当にコンパクト。輪行時にはとてもうれしい仕様です。シングルスピードなので、長距離を走るのには向いていませんが、輪行や車載で持ち運び、旅先を巡るにはピッタリです。
カラー | メタリックレッド、スノーホワイト、メタリックシルバー |
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タイヤサイズ | 14×1.35 |
変速数 | シングル |
重量 | 6.8kg |
折りたたみサイズ | H56×W65×D38 |
参考価格(税込) | 75,130円 |
RENAULT(ルノー) LIGHT8(ライト8)
ヨーロピアンカラーでおしゃれな軽量折りたたみが、お手頃価格で手に入る!
ビビットなカラーリングと可愛いデザインで、街での用事もサクサクこなします。8kg台なら、部屋まで運ぶのもそれほど苦にはならないでしょう。シングルギアなので長距離には向いていませんが、パッと使って、パッとしまう、そんな軽いフットワークがお似合い。お手頃価格で、そんな便利な生活が実現します。
カラー | ルノーオレンジ、ラグーンブルー、スノーホワイト |
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タイヤサイズ | 14×1.75 |
変速数 | シングルギア(46T、11T) |
重量 | 8.3kg |
折りたたみサイズ | H56×W66.5×D41 |
参考価格(税込) | 46,200円 |
CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ ) リライト
超軽い!超小さい!小さいけどしっかり走ります!
キャンプ用品ブランドらしく、キャンプに持って行きたいコンパクトな自転車を用意してくれています。ルノーのLIGHT8とほぼ同スペックですが、タイヤが少し細い分、重量、折りたたみサイズ とも少しだけリライトの方がコンパクトです。デザインテイストが異なるので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。オープン価格となっていますが、ネット上では3万円台後半から4万円台前半で販売されているようです。
カラー | シルバー、ピンク、グリーン、 |
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タイヤサイズ | 14×1.5 |
変速数 | シングルギア |
重量 | 8.2kg |
折りたたみサイズ | H57×W63×D35 |
参考価格(税込) | オープン価格 |
小さく収納できるモデル3選
それぞれのコンセプトで折りたたみサイズにこだわったモデル、とにかく個性的です。
Pacific Cycles Japan(パシフィック サイクルズ ジャパン) CarryMe(キャリーミー)
8インチのタイヤでも小気味よく走る。収納場所はA4サイズ 一枚分!
小さいタイヤに可愛いデザイン。元気が出るカラーリングが揃っています。直径わずか20cmのタイヤですが、ちゃんと走ります。折りたたみも慣れれば30秒。縦長に折りたため、重さも8.6kgと軽量で輪行しやすく、コロコロ転がして運ぶこともできます。また、駅の縦長ロッカーにもすっぽり収まります。段差や急な坂道には弱いですが、通勤や街巡り、ポタリングを楽しむ良き相棒になってくれるでしょう。エアータイヤ仕様とソリッドタイヤ仕様(チューブの代わりにウレタンを挿入)があります。
カラー | マットオリーブグリーン、オレンジ、ルナグレイ ソリッド、ブルー、イエロー、レッド、グリーン、ホワイト |
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タイヤサイズ | 8×1-1/4 |
変速数 | シングルギア |
重量 | 約8.6kg(エアタイヤ仕様)、約9.1kg(ソリッドタイヤ仕様) |
折りたたみサイズ | H100×W32×D25cm |
参考価格(税込) | 126,500円(エアータイヤ仕様)、137,500円(ソリッドタイヤ仕様) |
STRIDA(ストライダ) STRIDA LT(ストライダ LT)
独創的なトライアングルフレームは、ハイデザインで高機能!
ストライダはユニークな三角フレームで折りたたむとコンパクトになるだけでなく、車輪を転がして移動できます。30年以上の歴史がある、ロングセラーの折りたたみ自転車です。独特な乗り心地は、好みがはっきり分かれるようなので、まずは試乗してみることをおすすめします。16インチでシングルギアのLTは、ストライダの中でもっとも軽量。輪行もしやすく、一緒に旅すると注目を集めることでしょう。
カラー | ブラッシュシルバー、クリーム、マットブラック、ターコイズ、レッド、茄子色 |
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タイヤサイズ | 16×1.5 |
変速数 | シングルギア |
重量 | 10.6kg |
折りたたみサイズ | H72×W113×D36cm |
参考価格(税込) | 103,400円 |
Tern(ターン) BYB S11
今までの20インチモデルより、30%折りたたみサイズを削減
20インチでありながら、全く新しい折りたたみシステムで、コインロッカーや、クローゼット、デスクの下に見事に収納することができます。折りたたむと縦にも横にも自立。立てた状態なら、そのまま車輪を転がして運ぶことができます。S11はBYBのフラッグシップモデルで、リアにはシマノのアルテグラ11速を装備。走行性能にもこだわっています。また専用のスーツケースもあるので、飛行機に乗せて海外の街を楽しむこともできるでしょう。
カラー | マットシルバー |
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タイヤサイズ | 20×1.5(406) |
変速数 | 1×11(54T、11-32T) |
重量 | 12.7kg |
折りたたみサイズ | H81×W51×D33cm |
参考価格(税込) | 327,800円 |
電動アシストモデル3選
重さに目をつぶることができるなら、走りの非力さを電動で補ってくれるので、折りたたみと電動、意外と相性が良いです。
HUMMER FDB20EB
シンプルなワンモード、スイッチオンですぐ乗れる!
5.0Ahとコンパクトなバッテリーで、電動アシスト自転車の中では手が出しやすいモデルです。一回の充電で、40km走行可能なので、近くのお買い物なら十分対応できるでしょう。ハマーらしいイエローで、気分も上がります。
カラー | イエロー |
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タイヤサイズ | 20×1.75 |
変速数 | シングルギア |
重量 | 約20kg |
折りたたみサイズ | H71×W84×D49 |
参考価格(税込) | 110,000円 |
パナソニック オフタイム
国内3大メーカー唯一の折りたたみ電動アシスト自転車
折りたたみ、電動と、重量が重くなる要素が2つ揃いましたが、オフタイムの重量は約20kg。ママチャリ程度に抑えられています。外装7段変速と電動アシストを連動させて、スポーティーな乗り味を楽しむことができるでしょう。輪行はさすがに大変ですが、車載してサイクリングを楽しむこともできます。また通勤に使って、オフィス内に折りたたんで保管するというのも、ニューヨーカーみたいで素敵です。
カラー | マットジェットブラック、マットオリーブ/デザート・イエロー、メタリックオレンジ、スパークルメタリックシルバー |
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航続距離 | パワーモード:30km、オートマチックモード:38km、ロングモード:50kg |
タイヤサイズ | 前18×1.75、後20×1.75 |
変速数 | 1×7 |
重量 | 20.6kg |
折りたたみサイズ | H67×W88cmD49cm |
バッテリー容量 | 8.0Ah |
参考価格(税込) | 150,000円 |
BESV PSF1
高いデザイン性のフォールディングe-バイク
折りたたむとき、フレーム自体は折りたたまないので、剛性を保ち、高い走行性能を実現しています。折りたたみ手順もシンプル。誰でも、気軽に折りたたみ電動自転車を使いこなすことができます。リアサスペンションで、身体への負担を軽減し、快適なライドを楽しめるでしょう。
カラー | ゴールド、グレーブルー |
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航続距離 | 95km/70km/55km |
タイヤサイズ | 20×1.5 |
変速数 | 1×7(48T、12-28T) |
重量 | 18.3kg |
折りたたみサイズ | H77×W84×D34cm |
バッテリー容量 | 10.5Ah |
参考価格(税込) | 298,000円(新カラー) |
折りたたみサイズの目安は?
同じ折りたたみ自転車といっても、折りたたみのサイズはさまざまです。使い方、収納の仕方に合った機種を選ぶためにも、収納場所のサイズ感を把握しておきましょう。
家の中に置くなら
お店で見るとコンパクトでも、家の中に入れると、思ったより場所を取るものなので、必ず自転車を置きたい場所のスペースを計っておきましょう。玄関先に置く、クローゼットにしまう、机の下のスペースに入れるなど、さまざまな収納場所が考えられますね。
車載するなら
車に載せる場所はいろいろあります。トランク、ワンボックならラゲッジスペース、助手席や後部座席の足元にもシート位置を調整すれば十分載せられます。一緒に乗る人数や荷物の量にもよりますが、自転車を載せたい場所のスペースを把握しておきましょう。
特に、ペダルが意外と幅を取り、うまく載せられないことがあります。自転車の折りたたみサイズを計るときは、ペダルも忘れずに!ちなみに、ペダルがワンタッチで折りたためたり、工具無しで取り外せるモデルもありますよ。
コインロッカーも使える?
駅のコインロッカーに預けることができたら、折りたたみ自転車の使い方も広がりますよね!ロッカーのサイズは一律ではないですが、例えば、渋谷の東急線構内で一番大きなコインロッカーのサイズと、ブロンプトン、キャリーミー、tern のBYBの折りたたみサイズを比較してみましょう。3台のサイズは、それぞれの公式HPを参照しています。
高さ(mm) | 幅(mm) | 奥行き(mm) | |
特大ロッカー | 1,135 | 355 | 645 |
ブロンプトン | 565 | 270 | 585 |
キャリーミー | 1,000 | 320 | 250 |
BYB | 810 | 330 | 510 |
数字上では3台ともコインロッカーが利用できそうですね。折りたたみサイズをチェックする際には、コインロッカーに入るか?と言う視点もポイントの一つにしてはいかがでしょう。
3ステップの折りたたみ方
もっとも一般的な、フレームを二つに折るダホン方式の折りたたみ方は3ステップ。慣れれば1分かからず折りたたむことができます。
ハンドルポストを下げる
ハンドル ポストの根元にあるレバーを解除し、ハンドルポストを下に下げます。
シートポストを下げる
シートポストを下まで下げます。
フレームを2つに折る
フレーム についているレバーを解除し、フレームを折りたたむ。
完成!
折りたたみ完成です!機種によって、レバーの形状や解除の操作方法が多少異なりますが、手順はほぼ共通です。
初めてなら、実際に乗って違いを確かめよう
折りたたみ自転車は、それぞれ特徴のある形をしています。乗ったときのフィーリングもそれぞれ、乗り心地もさまざま。デザインだけで決めてしまうと、あとで後悔してしまうことも。自転車ショップによっては試乗車が用意されています。また、試乗はできないまでも、またがってみましょう。実際に体験してみることが、通常の自転車よりも大切なのが折りたたみ自転車です。
折りたたみ自転車で、新たな体験を!

折りたたみ自転車に興味を持ったあなた、今まで知らなかった自転車の可能性を体験するゴールデンゲートを見つけてしまったのかもしれませんよ!折りたたみ自転車を購入したら、きっと当初の目的が達成できるだけでなく、新しい自転車の楽しみ方が広がってワクワクが止まらない、そんな未来が待っています!