STRAVA

【ライドの記録を取ろう】STRAVAの登録方法から基本的な使い方までご紹介

STRAVA(ストラバ)はSNS機能を組み込んだアクティビティ記録アプリで、サイクリストにも便利な機能を無料で使うことができます。今回はStravaでどんなことができるのか?登録方法から基本的な使い方まで詳しくご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:Flickr/Richard Masoner / Cyclelicious

走行データを記録する、代表的なアプリ「STRAVA」

STRAVA ロゴ

出典:STRAVA

STRAVA(ストラバ)は、サイクリング、ランニング、ウォーキングなど、移動するアクティビティに使えるフィットネスネットワークサービス。基本機能は無料で使うことができ、サイクリストにとって便利な機能がたくさんあります。

スマートフォンのアプリ、もしくはPCから利用することができます。

Stravaの基本的な機能

出典:筆者

Stravaの最も基本的な使い方は、自分の走行データ(アクティビティ)を記録することです。例えばサイクリングでは

・走ったルート
・距離
・獲得標高
・平均速度

などが記録に残せます。

スマホのStravaアプリを使えばアプリだけで記録することができますし、自転車にサイコン(サイクルコンピュータ)を付けているなら、サイコンで連携している心拍計やケイデンスセンサー、パワーメーターのログもStravaに取り込むことができます。

また、写真やコメントも一緒に残すことができるので、記録を振り返りやすいですね。

登録方法はどうするの?

では早速、Stravaのアカウントを登録してみましょう。

デバイスが必要

Stravaを使うには、スマホ、タブレット、PCといったデバイスが必要です。今回はスマホでの登録方法をご紹介します。

アプリのダウンロード

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まずは「STRAVA」でアプリを検索、ダウンロードしましょう。アプリを開いてアカウントを新規登録するには、Facebook、Google、Appleのアカウントで連携するか、メールアドレスで登録します。

ダウンロードは、STRAVA公式Webサイトから

設定方法は簡単

最初の設定で最低限必要なのは、氏名、生年月日、性別の3つ。メインのアクティビティ(サイクリング、ランニング、スイミング、etc.)やその他の項目は一旦、スキップしても大丈夫。後からでも設定できますよ。

基本的なStravaの使い方!

設定できたら、さっそくStravaを使ってみましょう。

①ログを取る

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ログを取る機能は、スマホアプリ版だけの機能です。画面の下にある『記録』をタップすると、現在地の地図といくつかのアイコン、『スタート』ボタンの画面になるので、アイコンからスポーツを選択します。サイクリングなら自転車マークのライドを選んでおきましょう。

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あとはスタートするだけ。走行中は安全のため、タイムと平均速度、距離だけの表示になりますが、信号などで止まるとマップが出てタイムも止まります。終わったら完了するだけ。名前を付けて保存しておきましょう。

ただし、ネット上にアクティビティを公開設定している場合(デフォルト)には、スタート地点が家の位置だと、自宅の場所を公開しているようなもの。家から離れた場所で「スタート/完了」をするのが、おすすめです。

②サイクルコンピュータと連携

すでにサイクルコンピュータ(サイコン)を持っていて、サイコン専用ソフトにログを取ってある場合は、専用ソフトとStravaを連携させて、ログをStravaへアップロードすることができます。

多くのサイコン用ソフト/アプリがStravaと連携でき、ほとんどの場合、他サービス連携、Web連携などの設定から、操作できるでしょう。

STRAVA

出典:筆者

筆者の使っている「SHIMANO CONNENT Lab」の場合は、設定タブの一番下に『Connenct to STRAVA』ボタンがあるので、これをクリックするだけです。これで距離やスピード以外にも、サイコンで記録しているケイデンスや心拍、パワーをStravaでチェックすることができます。

スグ使える!便利な機能を紹介

ここからはStravaの便利な機能をご紹介していきましょう。

SNSとして交流ができる

出典:筆者

Stravaの最大の特徴が、SNSとして他のStravaユーザーとつながりを持てる、ということ。自分のアクティビティログに、走った場所の写真をアップができます。また友達をフォローすれば、ホーム画面から友達のアクティビティも見ることができます。

プライバシー機能

基本的な使い方で、家から離れた場所で「スタート/完了」の操作をしよう、と書きました。

しかしプライバシー機能の中のマップの公開範囲で設定すれば、特定されたくない場所の近所を「アクティビティログの中で非公開」にすることができます。自宅や職場の住所を入れて、半径を指定すれば、その範囲内のルートは他の人から見えなくなるので安心ですね。

セグメント機能

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セグメントとは、設定された区間で他の人とタイムを競える機能のこと。

ライドで通過したセグメントのタイムやスピードをアクティビティに表示して、ランキングや自己ベストを見ることもできます。セグメントはマップから探すこともできますし、自分のアクティビティから、新しくセグメントを作成することもできます。ただしセグメント作成ができるのはPCからのみです。

クラブを探す/参加する

Stravaにはバーチャルのクラブがあり、お気に入りを見つけてクラブに参加も可能です。

クラブに参加することで、自分の走った記録がクラブに保存されたり、クラブが主催するイベントに参加することも。逆にリアルな仲間と、Strava内のクラブを作ることも可能です(クラブの作成はPCからのみ)。自分のクラブを作って仲間を招待しよう!

走行距離の管理

出典:筆者

アクティビティごとの走行距離が記録されるのはもちろん、1週間の平均距離や、1年間の累計走行距離なども見ることができます。

複数の自転車を持っている方は、登録しておけば各自転車で走った累計の距離がわかるようになっています。お気に入りのバイクで○○km走った!なんて、ちょっとした達成感を得られますよ。

有料版との違い

無料版でもこれだけの機能が使えるStravaですが、有料版ならさらに機能アップ。主な有料版の追加機能を以下に示します。

・ルート作成機能
・カテゴリー別セグメントリーダーボード(無料版はTop10まで)
・目標設定機能
・トレーニング分析機能

なお、年間プランの場合は月額525円、月単位契約の場合は月額800円のサブスクとなっています。30日の無料トライアルがついているので、興味がある人は、試してみましょう。

アクティビティを記録に取りたいならStrava

サイクリングだけでなく、ランニングやウォーキングにも使えるStrava。

アクティビティを記録に残すして管理できるのはもちろん、セグメントで競ったり、SNSとして友達とつながったりと、サイクリングで便利な機能が満載です。無料版でも十分な機能があるので、ぜひStravaを試してみよう!

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