キャニオンロードバイク

【実力派メーカー】キャニオンのロードバイク、2022&2023モデルと選び方をご紹介

ドイツのスポーツバイクブランド「CANYON(キャニオン)」。名前は知ってるけど、店舗で実車を見たことがない人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、キャニオンのバイクは、公式オンラインストアからしか購入できない代物なんです!他の人とはちょっと違う、レアなロードバイクに乗りたいなら、キャニオンは要チェックですよ。この記事では、「キャニオンのロードバイクの特徴と選び方、2022、2023年最新モデルを知ることができます。」数あるラインナップの中から、初心者さんにもおすすめのモデルをピックアップしてご紹介します!

目次

アイキャッチ画像出典:CANYON

ドイツのブランド「CANYON(キャニオン)」

並ぶキャニオンのロードバイク

出典:Flickr/Ray Rogers

「CANYON(キャニオン)」は、ドイツに本拠地を構えるスポーツバイクのブランド。ロードバイクはもちろん、マウンテンバイク、シティバイクでも、高性能なフレームと先進的な設計で、高い評価を受けています。

一方で、「キャニオンってお店で見たことないけど…。」と思う方もいるでしょう。その理由も含めて、ご紹介してきます!

コストパフォーマンスに優れたロードバイク

キャニオンといえば、優れたコストパフォーマンス。プロチームも使用する高性能、高品質なロードバイクを、良心的な価格で手にすることができるのは、キャニオンだからこそ!なんです。

販売は「公式通販」のみ!

キャニオン本社出典:Canyon

キャニオンのロードバイクは、公式通販サイトでのみ買うことができます。日本はもちろん、世界中どこのお店でも売っていません。

これは、キャニオンのポリシーで、メーカーからユーザーにダイレクト販売することで、仲介業者や小売店を挟まず、中間マージンを省くことで、納得の価格を実現しているのです。

高性能なグレードも、魅力的な価格で

高性能なキャニオンのロードバイク

出典:Flickr/Glory Cycles

削減できた中間マージン分は、より高いグレードのコンポやホイールとなって、ユーザーに還元されています。多くのモデルで、チューブレスレディのホイールや電動コンポが選択できるは、そのおかげでしょう。

キャニオンユーザーの間でよく言われているのは、「完成車からコンポとホイールの価格を引くと、フレームはタダで手に入れたようなもの」。さすがに少し大袈裟ですが、人気の秘密でもあります。

プロレースの実績も豊富

キャニオンに乗ったプロレーサー

出典:Flickr/Steve.

キャニオンは、UCIグランツールを走る「Movistar」と「Alpecin Deceuninck」のバイクをサポート。ナイロ・キンタナらの超一流プロライダーによって、数々のメジャーレースを制し、その走行性能は折り紙つきです。

他にも、UCI女子ワールドツアーを戦う「Canyon//SRAMチーム」もサポートしています。

キャニオンのロードバイクの選び方

キャニオンのロードバイクは、ラインナップが豊富!各シリーズの特徴をおさえておけば、自分に合ったバイクを選ぶことができますよ。

タイプ別の4つのシリーズ

まずは、目的に合わせて、シリーズ別ラインナップをおさえておきましょう。

スピードを出して走りたい、ヒルクライムにチャレンジしたい、ロングライドに行きたい、未舗装路も楽しみたいなど、使用するシーンや目的に合ったシリーズから選ぶのがおすすめです。

キャニオンのロードバイク4シリーズ
・エアロロードの、「Aeroad」シリーズ
・軽量オールラウンドロードの、「Ultimate」シリーズ
・エンデュランスロードの、「Endurace」シリーズ
・舗装路も走れるグラベルロードの、「Grail」シリーズ

 

フレームは3種類

キャニオンのフレームは、カーボン素材の「ハイエンドカーボン」、「ミドルグレードカーボン」、アルミ素材の「アルミフレーム」の3種類に分かれます。

●ハイエンドカーボン

キャニオン ロードバイク

出典:Canyon

ハイエンドカーボンを使用したバイクは、「CFR」モデルと、「CF SLX」モデルの2種類。CFRがトップグレードですが、かなり先鋭的なエッジモデルとなっています。プロチームに供給されるのは、主にCF SLXです。

●ミドルグレードカーボン

Endurace CF 7

出典:Canyon

ハイエンドカーボンより手が届きやすい価格帯。「CF SL」モデルと、「CF」モデルの2種類があります。上位グレードと同じ形状など、価格に対して性能がいいモデルが揃います。

●アルミフレーム

Endurace 7

出典:Canyon
アルミフレームは、「AL」モデル1種類のみ。主に、エントリーグレードの車体に使用されています。カーボンバイクのような美しい仕上がりが特徴です。

ロングライドや通勤で活躍する「ENDURACE(エンデュレース)」

それでは、各シリーズのご紹介をしていきましょう。まずは、長距離ライドでの快適性と、パフォーマンスを両立した「ENDURACE」。

リラックスポジションでロングライドを走るのもよし、通勤通学で使い倒すのもよし。また幅広タイヤにも対応しており、タイヤを交換すれば、グラベルロードとしても楽しめますよ。

Endurace 6

キャニオンのエントリーモデル

出典:Canyon

手頃な価格から始めたいなら、エントリーモデルの「Endurace 6」がおすすめです。

軽量アルミフレームに、シマノ製の変速パーツ、雨の日でも効きが良いディスクブレーキを装備。タイヤ幅は35mmまで対応しているので、乗る用途にあわせてカスタムするのもあり。サイクリングから、通勤通学、街乗りでも使い勝手が良いモデルです。

 カラー
  • Stealth

Cold Cactus

 サイズ 3XS、2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
 フレーム アルミ(AL)
 メインコンポ Shimano Tiagra
 変速段数 20段
 タイヤサイズ フロント/30mm、リア/32mm
 タイヤクリアランス 35mm対応
 車体重量 9.44kg
 参考価格(税込み) 169,000円

Endurace 6の公式ページはこちら

Endurace 7 RB

キャニオンのリムブレーキのロード

出典:Canyon

変速パーツにシマノ「105」搭載のアルミロードバイク。ブレーキは、定番のリムブレーキ仕様になっています。エントリーグレードでありながら、フレーム設計や構成パーツは本格的。車体重量も8.46kgと軽く、スピードを出して走りたいライダーにおすすめです。この価格でこのスペックは、お買い得でしょう!

 カラー
  • Stealth

Cold Cactus

・True Blue

 サイズ 2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
 フレーム アルミ(AL)
 フォーク カーボン
 メインコンポ Shimano 105
 変速段数 22段
 タイヤサイズ 25mm
 車体重量 8.46kg
 参考価格(税込み) 159,000円

Endurace 7 RBの公式ページはこちら

Endurace 7

キャニオンのアルミロード

出典:Canyon

アルミフレームにディスクブレーキ、シマノ105付きのEndurace 7は、休日の長距離サイクリングを楽しむのにぴったり。先ほどご紹介したリムブレーキモデルより、太めで安定感のあるタイヤ幅。軽さ・スピードより、快適性を重視したい人におすすめです。

 カラー
  • Stealth

Cold Cactus

・True Blue

 サイズ 3XS、2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
 フレーム アルミ(AL)
 メインコンポ Shimano 105
 変速段数 22段
 タイヤサイズ フロント/30mm、リア/32mm
 タイヤクリアランス 35mm対応
 車体重量 9.20kg
 参考価格(税込み) 199,000円

Endurace 7の公式ページはこちら

Endurace CF 7

キャニオンのカーボンロード

出典:Canyon

カーボンフレームの軽さと乗り心地の良さに、高性能パーツをプラスしたはEndurace 7は、ロングライドに最適。エントリーモデルよりワンランク上のスペックは、疲れ知らずの快適な走りを体感させてくれるでしょう。カーボンバイクで本格的に始めたい人は、ぜひチェック!

 カラー
  • Stealth

・Light Blue

・True Red

 サイズ 3XS、2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
 フレーム カーボン(CF)
 メインコンポ Shimano 105
 変速段数 22段
 タイヤサイズ フロント/30mm、リア/32mm
 タイヤクリアランス 35mm対応
 車体重量 8.62kg
 参考価格(税込み) 239,000円

Endurace CF 7の公式ページはこちら

ヒルクライムを楽しむなら「ULTIMATE(アルティメット)」

キャニオンの軽量クライミングロードといえば、「ULTIMATE」シリーズ。すべてカーボンフレームで、ULTIMATE CFR、CF SLX、CF SLの3グレードがあります。

最軽量のCFRは、フレームはもちろん、コックピット(ハンドル+ステム)、シートポストも極限まで軽量化されたエッジ(尖った)モデル。そして、CF SLX、CF SLは、同時平行で開発されたバイクで、機能性においては同等と言われています。どれも「極限(Ultimate)」のネーミング通りの、高性能クライミングマシンです。

Ultimate CF SL 8

キャニオンの軽量ロード

出典:Canyon

ULTIMATEシリーズのベースグレードでありながら、ディスクブレーキ仕様で重さ8.0kgの、超軽量クライミングバイク。変速パーツには、シマノ105よりワンランク上の、ULTEGRAを搭載。即ヒルクライムレースに参戦可能な軽さとスペックで、ライバルに圧倒的な差をつけよう!

 カラー
  • ・Black Snow

・Deep Polar

 サイズ 3XS、2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
 フレーム カーボン(CF SL)
 フォーク カーボン
 メインコンポ Shimano Ultegra
 変速段数 22段
 タイヤサイズ 28mm
 車体重量 8.0kg
 参考価格(税込み) 379,000円

Ultimate CF SL 8の公式ページはこちら

エアロロードなら「AEROAD(エアロード)」

「AEROAD」は、キャニオン史上最大の研究開発費の空力開発を投入したエアロロードバイク。AEROAD CFR、CF SLX、CF SLの3グレードの展開です。

なかでもCFRは、他ブランドのロードバイクでもまだ採用の少ない、高圧縮強度・高弾性率の東レM40Xカーボンファイバーを使用。またCFR、SLXのステム一体型ハンドルは、すべてのケーブルを内装できるのはもちろん、ハンドル幅と高さを調整可能で、よりフィットするポジションを実現できます。

AEROAD CF SL 8 Disc

キャニオンのエアロロード

出典:Canyon

100万円~80万円前後のモデルが多いAEROADシリーズの中でも、手が届きやすい価格。ハイエンドモデル「CFR」より、重量は少し増加しますが、CFRと同じフレームデザインは、本格的で高級感があります。平坦メインのシチュエーションなら、CF SLの性能を存分に楽しめるでしょう。

 カラー
  • ・Grey in Grey

・Team Replica Alpecin-Fenix

 サイズ 3XS、2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
 フレーム カーボン(CF SL)
 フォーク カーボン
 メインコンポ Shimano Ultegra
 変速段数 22段
 タイヤサイズフロント/25mm、リア/28mm
 車体重量 7.82kg
 参考価格(税込み) 479,000円

Aeroad CF SL 8 Discの公式ページはこちら

オフロードやツーリング「GRAIL(グレイル)」

グラベルロードの「GRAIL」には、カーボンフレームのGRAIL CF SLX、CF SLと、アルミフレームのGRAIL ALがあります。

ロードバイクのスピードと、路面を問わないグリップとコントロール性能、さらに安定性と瞬発性を併せもつハンドリング。舗装路と未舗装路も、どちらも楽しみたい人にぴったりなシリーズです。

Grail 6

キャニオンのグラベルロード

出典:Canyon

グラベルロードを手頃な価格で楽しめるモデル。軽量アルミフレームに、フルカーボンフォークの組み合わせは、キレのある走りと快適性を両立。ペダルを漕ぐペースにあわせて調整できる20段変速に、40mmの極太タイヤ装備。街中だけでなく、ちょっとしたアドベンチャーライドにもおすすめです。

 カラー
  • ・Dark Olive

・Sand

・Forest

 サイズ 2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
 フレーム アルミ(AL)
 フォーク カーボン
 メインコンポ Shimano GRX
 変速段数 20段
 タイヤサイズ 40mm
 車体重量 9.9kg
 参考価格(税込み) 179,000円

Grail 6の公式ページはこちら

購入は、公式オンラインストアで

キャニオンの公式オンラインストア

出典:Canyon

キャニオンのロードバイクは、公式オンラインストアでのみ購入できます。オンラインストアは、日本語、日本円にも対応。また、シリーズ名やフレーム素材などで検索すれば、お目当てのロードバイクもすぐ見つかりますよ。

また、海外通販で心配な、配送方法や送料、関税の説明や問い合わせにも対応する、「ヘルプセンター」や「ライブチャット」などの機能も充実しています。

旧年度モデルのバイクやギア、製造上ほんのわずかな傷がついてしまったバイクなどを、定価より安く購入できる「アウトレット」もあるので、チェックしてみましょう!

キャニオン公式オンラインストアはこちら

キャニオンのロードバイク、オーナーの1台をご紹介!

ここでは、キャニオンのロードバイクを愛用されているオーナーの方の、素敵なショットをご紹介します。

赤いキャニオンのロードバイク

出典:instagram/kredcanyon

公園とキャニオンのロードバイク

出典:instagram/unicorn.canyon

水色のキャニオンのロードバイク

出典:instagram/turikichi_y

落ち葉とキャニオンのロードバイク

出典:instagram/zeee_plus

海とキャニオンのロードバイク

出典:instagram/sidonie_kyoto

雨の日とキャニオンのロードバイク

出典:instagram/daijii3

全国で、展示会や試乗会もあります

並ぶキャニオンのロードバイク

出典:Flickr/lombardie

お店では売っていないキャニオンのロードバイク。購入前に、実車に触れてみたいですよね。

キャニオンは、全国で展示会や試乗会を開催しています。公式オンラインストアの「ニュース」ページやTwitter、Facebookページで告知されるので、要チェックです!

キャニオン公式ニュース情報はこちら

キャニオンのロードバイクで、まわりと差をつけよう

公式オンラインストアからしか購入できない、キャニオンのロードバイク。店舗で見かける機会のないバイクで街中を走れば、注目されること間違いなしですね!

自分だけの特別な1台をお探しなら、キャニオンをぜひチェックしてみてください。

キャニオンの公式サイトはこちら